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357話 私の記憶でございます。 5
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「これで全員?」
「ええ、そのようです」
今度の場面はいつごろだろう。私も勝負くんも髪・目・肌の色以外は今とだいぶ近くなっているから、高校生活も終盤に入った頃と考えて良さそうだ。
そして地面には六人ほどの拳銃をもった暴漢が転がっている。全員、私と彼にのされた後のようだ。
「二人ともどこか傷はない?」
「おかげさまで」
「今日もありがとう、勝負さん」
「いえいえ、なんのなんの」
これが何回目かの襲撃かはわからない。おそらく二桁を超えた頃だろうとは思う。だがらだろう、相手が拳銃を持っていたにもかかわらず私達全員の表情に慌てたような素振りがない。慣れ切っている。
……勝負君もとい、ガーベラさんがこの場にいる理由は簡単だ。私に前で宣言した『できる限り助けに行く』というのを実行しているんだ、この人は。
「でも勝負さんが助けたいのって私じゃなくて、ばぁやでしょ? ばぁやのために今回含めて5回も……うーん、妬けるなー!」
「……! あ、いや……その……俺の正義感がこういった暴挙を許さないだけですから……!」
「だってさ、ばぁや。どう思う?」
「さぁ、私には何とも」
お嬢様は少なくとも勝負くんの気持ちの方には気がついてるみたいだ。この頃の私は彼に対して何て思ってたか、なんとなく思い出しつつある。
たしか、『こんなたびたび都合よく助けに現れるとは、まさか私のストーカーか?』『でもまあ彼ならいいか』……って感じだったような。
「……っと、こんな時間だ! 俺、掃除当番だった! それじゃ!」
少し赤い顔をした勝負くんは走り去っていった。おそらく私が走っても追いつけない速さで。身体能力だけならこの頃から彼の方が上だった。
まあ、この昔の私が彼を追いかけるなんてことしないでしょうけれど。
「あ、行っちゃった。本当にお世話になってるし、今度菓子折りでも送ろうか」
「そうですね」
「それともばぁやを送ろうか……」
「私を送ってなにかなるんですかね?」
「あ、やっぱり気が付いてない?」
「……?」
「まあまあ、気にしなくていいよ。いつものように警察に連絡して授業に戻ろ、ばぁや」
「ええ、そうですね」
ああ、そうだそうだ。お嬢様の命を狙ってる一味は結構前から普通に学校まで侵入してきて襲ってきてるんだった。たぶん、この時はお昼休みが何かだ。
……昔の私の日常だったとはいえ物騒すぎる。まだ、魔物と自分から戦っていた方が安全かもしれない。
◆◆◆
「入れ」
「失礼します」
今度はお父様に呼び出された。
お父様は昔の私を神妙な面持ちで眺めている。……正直、私とお父様の仲はあまり良くなかった。お嬢様が私の前で、私の両親の話をあまりしようとしないくらいには。
いや、仲良くないというよりお互い興味がなかったと言った方がいいのかもしれない。仕事が忙しすぎてもう何年もろくに話していないから。
今こうしてみても、お父様の私に対する扱いは自分の子供というよりは仕事の後輩、親しくない他人だ。
「お久しぶりでございます、お父様」
「話は聞いています。お嬢様をきちんとお守りできているようだですね」
「当然の役目ですので」
「ですが、噂だと最近、道場のあの息子さんと親しげにしているらしいではないですか。……あなたに色恋沙汰などしている暇はないことは、理解していますね?」
「え? ええ」
「そもそも、我々は決められた相手としか結婚してはなりません。それをゆめゆめ忘れぬよう」
「承知しております」
無難な返事。しかしお父様は納得した様子は見せていない。というより今の返答のせいで怒っているようだった。
この時の私自身は、なぜお父様がより不機嫌そうになったのか、よくわかっていなかった記憶がある。
だが、父様と同じ位置について同じ目線から私自身を見て、その謎が今解けた。……昔の私の目が赤くなり、見る人から見れば泣きそうだと判断できる表情をしているのだ。
「……はぁ。まあいいでしょう。要件はそれだけじゃありまけん。愛理、あなた、高校で教員にに将来の夢は『イケメンのお金持ちと結婚して玉の輿になる』と言ったそうですね。授業の一環で」
「ええ、その頃ちょうどお嬢様と生まれ変わったらどうしたい、というお話をして、そのような結論がでましたので。夢は夢ですから、言うだけ良いかと」
「石上家の人間がそんなんじゃダメなのです。あなたはお嬢様の側近、右腕! 成績は優秀とはいえ、考えがそのようではいけません。最近ではお嬢様はこんな古臭い従事制度を無くし、我々を自由にしたいと仰っていると聞きます。あなたがなにか吹き込んだのではないですか?」
「いえ、そんなことは……」
「だいたい……」
お説教が始まった。ようするに、軟弱な考えをし始めている昔の私を叱りたかったらしい。お嬢様に影響が出始めていることも疑っているようだ。これだから不仲だなんて言われる。
でも、お父様はお父様でこの従事する伝統を守り続けたきだけなんだ。これが私達石上家にとって最高の人生だと、名誉あることだと、そう本気で考えているから。
昔の私は何も言わずただ怒られているが、今の私でもお父様のことを考えたら同じ状況で反論なんてできないでしょう。
そもそも彼の観点から見たら今の私なんてまるで別人みたいだろうし。……一回記憶を無くしてから形成された人格だから、それもあながち間違いではないけれど。
もし、もし地球に戻ったら今の私のずいぶん軟化した性格を見て、お父様は何ていうのかしら。
◆◆◆
「旧校舎に……ですか?」
「そうなんだ」
高校も卒業間近となった頃の場面。
昔の私は、教員の一人から学校の旧校舎の様子を見てきてくれないかと頼まれた。なんでも、不審者が入り浸っている気配があるらしい。
そこで、数々の死戦をお嬢様を守りながらくぐり抜けてきた猛者である私に様子を見てきて欲しいのだという。
「確かに私は強いです。しかしそれは、いち女子生徒に頼む内容ではないかと思います。それこそ、警察へ行くべきでしょう」
昔の私のその言葉は正論でしかない。仮に私がガーベラさんのように強い男性だったとしても、普通、教師は生徒にそんなことを頼まない。
その教員は昔の私の返答を聞くなり、やけに口角を上げ、責め立てるように言葉を続けた。
「それじゃあダメなんだよ、石上さん。まあ、流石に校内成績1位がこんな子供騙しじゃ動かないか。では本当のことを伝えよう。蛇神の娘は預かった。旧校舎にいる。一人で来い」
「なっ……!?」
途端に寒気がした。昔の私でなく、今の私が。なぜなら私は、この日より先の記憶が……思い出そうとしても思い出せないから。そのことに今、気がついたから。
そう、そうだ。強烈に記憶が残っているのはこの直後まで。ここから先の記憶は……記憶は……!
「くっ……」
昔の私は走り出した。お嬢様が居るであろう旧校舎まで向かって。
昔の自分を掴んで冷静になれと声をかけたい。しかし、それは不可能なことだった。そもそも今までずっと、記憶の中では地面や壁以外にどこにも触れることはできなかったのだから。
「お嬢様……!」
昔の私は旧校舎へたどり着き、出入り口を蹴破って中に入った。
お嬢様のことを呼びながら、中を散策する。そして3階の教室の一室にて、返答があった。
「え!? ばぁや!?」
「お嬢様!!」
そこにはお嬢様が居た。しかし、特に拘束されているわけでもなく、ただ、普通にそこに佇んでいるだけだった。
「な、何でここにいるの? ばぁや」
「あ、あれ……私、お嬢様が緊急事態と……」
「私は別に何ともないよ」
「では何故ここへ?」
「それは、先生から用事があるからって呼ばれて……」
嫌な予感しかしなかった。……今の私だから言える、その予感は当たっていた。
「しまった! お嬢様、これは罠です! 早く逃げなければ!」
「う、うん!」
お嬢様の手を乱暴に引き、この教室から出ようとしたその時だった。巨大な爆発音があたりに響き、旧校舎全体が揺れる。
この旧校舎の一階のからだった。窓には黒い煙が登っている様子が見える。
「きゃっ!」
「だ、大丈夫です。お嬢様、私が必ず御守りしますから……!」
私は、それが無理なことを知っている。
#####
次の投稿は2/2の予定です。
変更がある場合はこの欄に事前に連絡いたします。
追記
予定変更します。卒業論文の発表会があり疲労したため、次の投稿は2/9にします。申し訳ありません。
さらに追記
すいません、今回も書ききれませんでした。明日か明後日に投稿します。
「ええ、そのようです」
今度の場面はいつごろだろう。私も勝負くんも髪・目・肌の色以外は今とだいぶ近くなっているから、高校生活も終盤に入った頃と考えて良さそうだ。
そして地面には六人ほどの拳銃をもった暴漢が転がっている。全員、私と彼にのされた後のようだ。
「二人ともどこか傷はない?」
「おかげさまで」
「今日もありがとう、勝負さん」
「いえいえ、なんのなんの」
これが何回目かの襲撃かはわからない。おそらく二桁を超えた頃だろうとは思う。だがらだろう、相手が拳銃を持っていたにもかかわらず私達全員の表情に慌てたような素振りがない。慣れ切っている。
……勝負君もとい、ガーベラさんがこの場にいる理由は簡単だ。私に前で宣言した『できる限り助けに行く』というのを実行しているんだ、この人は。
「でも勝負さんが助けたいのって私じゃなくて、ばぁやでしょ? ばぁやのために今回含めて5回も……うーん、妬けるなー!」
「……! あ、いや……その……俺の正義感がこういった暴挙を許さないだけですから……!」
「だってさ、ばぁや。どう思う?」
「さぁ、私には何とも」
お嬢様は少なくとも勝負くんの気持ちの方には気がついてるみたいだ。この頃の私は彼に対して何て思ってたか、なんとなく思い出しつつある。
たしか、『こんなたびたび都合よく助けに現れるとは、まさか私のストーカーか?』『でもまあ彼ならいいか』……って感じだったような。
「……っと、こんな時間だ! 俺、掃除当番だった! それじゃ!」
少し赤い顔をした勝負くんは走り去っていった。おそらく私が走っても追いつけない速さで。身体能力だけならこの頃から彼の方が上だった。
まあ、この昔の私が彼を追いかけるなんてことしないでしょうけれど。
「あ、行っちゃった。本当にお世話になってるし、今度菓子折りでも送ろうか」
「そうですね」
「それともばぁやを送ろうか……」
「私を送ってなにかなるんですかね?」
「あ、やっぱり気が付いてない?」
「……?」
「まあまあ、気にしなくていいよ。いつものように警察に連絡して授業に戻ろ、ばぁや」
「ええ、そうですね」
ああ、そうだそうだ。お嬢様の命を狙ってる一味は結構前から普通に学校まで侵入してきて襲ってきてるんだった。たぶん、この時はお昼休みが何かだ。
……昔の私の日常だったとはいえ物騒すぎる。まだ、魔物と自分から戦っていた方が安全かもしれない。
◆◆◆
「入れ」
「失礼します」
今度はお父様に呼び出された。
お父様は昔の私を神妙な面持ちで眺めている。……正直、私とお父様の仲はあまり良くなかった。お嬢様が私の前で、私の両親の話をあまりしようとしないくらいには。
いや、仲良くないというよりお互い興味がなかったと言った方がいいのかもしれない。仕事が忙しすぎてもう何年もろくに話していないから。
今こうしてみても、お父様の私に対する扱いは自分の子供というよりは仕事の後輩、親しくない他人だ。
「お久しぶりでございます、お父様」
「話は聞いています。お嬢様をきちんとお守りできているようだですね」
「当然の役目ですので」
「ですが、噂だと最近、道場のあの息子さんと親しげにしているらしいではないですか。……あなたに色恋沙汰などしている暇はないことは、理解していますね?」
「え? ええ」
「そもそも、我々は決められた相手としか結婚してはなりません。それをゆめゆめ忘れぬよう」
「承知しております」
無難な返事。しかしお父様は納得した様子は見せていない。というより今の返答のせいで怒っているようだった。
この時の私自身は、なぜお父様がより不機嫌そうになったのか、よくわかっていなかった記憶がある。
だが、父様と同じ位置について同じ目線から私自身を見て、その謎が今解けた。……昔の私の目が赤くなり、見る人から見れば泣きそうだと判断できる表情をしているのだ。
「……はぁ。まあいいでしょう。要件はそれだけじゃありまけん。愛理、あなた、高校で教員にに将来の夢は『イケメンのお金持ちと結婚して玉の輿になる』と言ったそうですね。授業の一環で」
「ええ、その頃ちょうどお嬢様と生まれ変わったらどうしたい、というお話をして、そのような結論がでましたので。夢は夢ですから、言うだけ良いかと」
「石上家の人間がそんなんじゃダメなのです。あなたはお嬢様の側近、右腕! 成績は優秀とはいえ、考えがそのようではいけません。最近ではお嬢様はこんな古臭い従事制度を無くし、我々を自由にしたいと仰っていると聞きます。あなたがなにか吹き込んだのではないですか?」
「いえ、そんなことは……」
「だいたい……」
お説教が始まった。ようするに、軟弱な考えをし始めている昔の私を叱りたかったらしい。お嬢様に影響が出始めていることも疑っているようだ。これだから不仲だなんて言われる。
でも、お父様はお父様でこの従事する伝統を守り続けたきだけなんだ。これが私達石上家にとって最高の人生だと、名誉あることだと、そう本気で考えているから。
昔の私は何も言わずただ怒られているが、今の私でもお父様のことを考えたら同じ状況で反論なんてできないでしょう。
そもそも彼の観点から見たら今の私なんてまるで別人みたいだろうし。……一回記憶を無くしてから形成された人格だから、それもあながち間違いではないけれど。
もし、もし地球に戻ったら今の私のずいぶん軟化した性格を見て、お父様は何ていうのかしら。
◆◆◆
「旧校舎に……ですか?」
「そうなんだ」
高校も卒業間近となった頃の場面。
昔の私は、教員の一人から学校の旧校舎の様子を見てきてくれないかと頼まれた。なんでも、不審者が入り浸っている気配があるらしい。
そこで、数々の死戦をお嬢様を守りながらくぐり抜けてきた猛者である私に様子を見てきて欲しいのだという。
「確かに私は強いです。しかしそれは、いち女子生徒に頼む内容ではないかと思います。それこそ、警察へ行くべきでしょう」
昔の私のその言葉は正論でしかない。仮に私がガーベラさんのように強い男性だったとしても、普通、教師は生徒にそんなことを頼まない。
その教員は昔の私の返答を聞くなり、やけに口角を上げ、責め立てるように言葉を続けた。
「それじゃあダメなんだよ、石上さん。まあ、流石に校内成績1位がこんな子供騙しじゃ動かないか。では本当のことを伝えよう。蛇神の娘は預かった。旧校舎にいる。一人で来い」
「なっ……!?」
途端に寒気がした。昔の私でなく、今の私が。なぜなら私は、この日より先の記憶が……思い出そうとしても思い出せないから。そのことに今、気がついたから。
そう、そうだ。強烈に記憶が残っているのはこの直後まで。ここから先の記憶は……記憶は……!
「くっ……」
昔の私は走り出した。お嬢様が居るであろう旧校舎まで向かって。
昔の自分を掴んで冷静になれと声をかけたい。しかし、それは不可能なことだった。そもそも今までずっと、記憶の中では地面や壁以外にどこにも触れることはできなかったのだから。
「お嬢様……!」
昔の私は旧校舎へたどり着き、出入り口を蹴破って中に入った。
お嬢様のことを呼びながら、中を散策する。そして3階の教室の一室にて、返答があった。
「え!? ばぁや!?」
「お嬢様!!」
そこにはお嬢様が居た。しかし、特に拘束されているわけでもなく、ただ、普通にそこに佇んでいるだけだった。
「な、何でここにいるの? ばぁや」
「あ、あれ……私、お嬢様が緊急事態と……」
「私は別に何ともないよ」
「では何故ここへ?」
「それは、先生から用事があるからって呼ばれて……」
嫌な予感しかしなかった。……今の私だから言える、その予感は当たっていた。
「しまった! お嬢様、これは罠です! 早く逃げなければ!」
「う、うん!」
お嬢様の手を乱暴に引き、この教室から出ようとしたその時だった。巨大な爆発音があたりに響き、旧校舎全体が揺れる。
この旧校舎の一階のからだった。窓には黒い煙が登っている様子が見える。
「きゃっ!」
「だ、大丈夫です。お嬢様、私が必ず御守りしますから……!」
私は、それが無理なことを知っている。
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次の投稿は2/2の予定です。
変更がある場合はこの欄に事前に連絡いたします。
追記
予定変更します。卒業論文の発表会があり疲労したため、次の投稿は2/9にします。申し訳ありません。
さらに追記
すいません、今回も書ききれませんでした。明日か明後日に投稿します。
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