127 / 378
126話 まだまだ働くのでございます! 2
しおりを挟む
「アイリスちゃん、あの人が私達の貼り付けたやつ受付に出したみたい。もう探さなくて大丈夫だよ」
ロモンちゃんがわざわざ私のところに言いに来てくれた。優しいなぁ。
私達との共同クエストメンバー募集の張り紙を手に取りカウンターへと持っていった金髪の青年は、その受付のお姉さんに私達を指されこちらを振り返る。
それと一緒に私達は受付のお姉さんから手招きされたの。
呼ばれたなら仕方ないから受付の前へと戻る。
「この方がリンネ様達のメンバー募集を受けて下さるそうですよ? どうします、許可しますか?」
メンバー募集を向こうから受けたいって言ってきたとしても、断るかどうかは私達が選べる。
ふむ…本当は女の人の方が良かったんだけどなぁ。
「アイリスちゃんはどうする?」
「ぼく達は全然構わないんだけど」
この二人が構わないと言っているのなら、私もそれで構わないかな。でもとりあえず、名前とランクと役職だけでも訊いておかないと。
「あの、自己紹介をお願いできませんか? 名前と、ランクと役職を」
「わかった。俺はガーベラ、ランクはこの間Cに上がったばかりで、役職は戦士だよ」
「得物は?」
「槍だな」
ふーむ、話してる感じさわやかでいい感じだし、悪い人という気がしない。
私と同じ花の名前ってのも悪くないかな。
ふふん、寝込みを襲われたりしないだろう。
私が了承のつもりでコクリと頷くとロモンちゃんとリンネちゃんは正しく受け取ってくれたのか、受付のお姉さんに許可することを伝えたの。
「では、これにて依頼の登録は完了しました!」
受付のお姉さんは依頼登録完了のことを告げると、私達に詳細が書かれた紙を渡し、カウンターの奥へと消えていった。
「今度は君達の名前や役職を教えてくれないか?」
お姉さんが去ったのを確認し、ガーベラとかいうイケメンはそう話しかけてきた。
「ぼくはリンネ・ターコイズです! 役職は剣士で、得物は双剣です!」
「私はロモン・ターコイズです! 役職は魔物使いです!」
可愛い双子は簡潔に自己紹介を。
「ああ、君達が最近話題の、大会で双子で優勝したっていう……」
「そうそう、そうです!」
「へぇ…ところで君は魔物を連れてないの? ふうしょ…とかいう本で持ち運んだりしてるんだっけ」
ロモンちゃんにそうたずねてきた。
魔物って言いかたをするに、大会自体は見ておらず話を小耳に挟んだだけなのかも。
「いえ、違いますよ。ちゃんといます」
「ん……?」
あ、この反応は久しぶりだ!
こういう反応を見ると楽しみたくなる。だからロモンちゃんも少し遠回りな答えたかをしてるんだ。
「どこにいるのかな?」
キョロキョロと、ガーベラさんは私達周辺を探しだした。よしここは一発驚かせますか!
「その前に、私の自己紹介してもよろしいですか?」
「あっ…ああ、そうだな」
短めな前髪を揺らし、私の方をみつめなおすガーベラさん。その瞳はなんだか吸い込まれそうで、なおかつ、どこかで見た気がする…まあ気のせいよね。
とりあえず自己紹介しなきゃね、ふふ。
「私はアイリスと申します。役職は魔物…ゴーレムです。得物はとりあえず剣ですかね。魔法と徒手を中心に戦いますが」
「ん?」
イケメンなひたいにシワがよる。
「もう一回…役職あたりからいい?」
なるほど、何かの幻聴だと思ったのか知らん。
もう一度言ってあげようね。
「わかりました。役職はゴーレムです。得物は剣ですが、魔法と徒手を中心に戦います」
「……え、役職がゴーレムっていうのは……」
「私が正式な人間ではなく、魔物から人間になった半魔半人ということです」
ガーベラさんはカッと目を見開いた。
ふふふ、どうやら本気で驚いてくれたみたい。
こういう反応はたまに見ると楽しい。
「えええええっ!? は、本当!?」
「本当ですよ。ゴーレムに一旦戻りますね」
私はその場でゴーレムに戻ってみせてみた。
ガーベラさんは呆けた顔で、信じられないようなものを見るように私の顔を見つめ続けてる。
しばらくして正気を取り戻したのか、やっとこさ口を開いた。
「……魔物って、人間になれるのか」
あ、そこ!?
そこを知らない人も居るんだね、この世界に。
冒険者やそれに対して仕事をする人たちはほとんどみんな半魔半人がどういうものか知っていたりしたもの。
とりあえず私はゴーレムから人間の、18歳の姿に戻る。
「どうです? 仲魔はおろか、自律した魔物なんかと仕事できないというならば、今から断っていただいても間に合うかと思いますが」
「いや、大丈夫だよ。俺はそんな偏見もってはいない」
ガーベラさんは首を振る。
おおっ、この人は本当に良さそうな人だ。安心して仕事ができそう。ま、この人に仕事を与える隙なんてないとは思うんだけどね。
「えーっと、ガーベラさんとロモンさんとリンネさん?」
カウンターの奥から戻ってきた受付のお姉さんが、声をかけてくる。
「以来の受理をしましたので、早速現地へと向かって頂きたいと思います。あと30分ほど、ギルド内でお待ちください」
Cランク2組でちゃんと受理されるのか心配だったけれど、よく考えたらこういう魔物駆除・討伐系のものはギルドから出されてることが多いんだった。
そして、ギルドは私達の事情を知っている。
だからこんなにすんなり受理されたのね。
「ガーベラさん、せっかくですし、親睦を深めるために打ち合わせみたいなのしましょうよ」
このパーティのリーダーらしく、ロモンちゃんはそう言い出した。
「うん、リンネちゃん…でいいかな。そうさせてもらおう」
む、初っ端からリンネちゃんとは馴れ馴れしい。
まあでも私達のこと『ちゃん』付けで呼ぶ人ってかなり多いし別にいいか。
…でも念のためな素性を調べてみるのも悪くない。
「ではあそこのテーブルで」
「「はいっ」」
二人がガーベラさんについていってテーブルのひとつに囲んで座る。その様子を見届けてから、私はギルドマスターの元へ。
…無論、ガーベラさんの素性や経歴を聞くため。
少しの間しか一緒にお仕事しないといっても、やっぱり気になるの。
「ギルドマスター、あのガーベラさんとはどういった方なんです?」
「んー…そうだな」
ギルドマスターによると、ガーベラという冒険者は特に目立った問題点とかはないらしい。
強いて言えば冒険者になってから私達と同等のスピードでこのランクまで来たってことかしら。
なんでも、冒険者になるなり自分より高めのランクの依頼をどんどんと受けていったのだとか。
ギルドマスターはここまでをなんでもないようなことのように言ったけど、よくよく考えたら単身で、大会で優勝してやっとこのランクの私達とタメを張るってことだから…ガーベラさん、相当強いわね。
「わかりました、ありがとうございます」
「まあ、夜には来ないし顔なじみないと思うけど、とにかく悪いやつではねぇな」
去り際にギルドマスターがそう言ってくれる。
うん、少しだけ話してみてそんな気がするんだ。
私は、ロモンちゃんとリンネちゃん、そしてガーベラさんが座っている席まで行き、話し合いに混じることにした。
ま、最悪でも変なことは起こさないでしょう。
########
#次の投稿は3/13です!
ロモンちゃんがわざわざ私のところに言いに来てくれた。優しいなぁ。
私達との共同クエストメンバー募集の張り紙を手に取りカウンターへと持っていった金髪の青年は、その受付のお姉さんに私達を指されこちらを振り返る。
それと一緒に私達は受付のお姉さんから手招きされたの。
呼ばれたなら仕方ないから受付の前へと戻る。
「この方がリンネ様達のメンバー募集を受けて下さるそうですよ? どうします、許可しますか?」
メンバー募集を向こうから受けたいって言ってきたとしても、断るかどうかは私達が選べる。
ふむ…本当は女の人の方が良かったんだけどなぁ。
「アイリスちゃんはどうする?」
「ぼく達は全然構わないんだけど」
この二人が構わないと言っているのなら、私もそれで構わないかな。でもとりあえず、名前とランクと役職だけでも訊いておかないと。
「あの、自己紹介をお願いできませんか? 名前と、ランクと役職を」
「わかった。俺はガーベラ、ランクはこの間Cに上がったばかりで、役職は戦士だよ」
「得物は?」
「槍だな」
ふーむ、話してる感じさわやかでいい感じだし、悪い人という気がしない。
私と同じ花の名前ってのも悪くないかな。
ふふん、寝込みを襲われたりしないだろう。
私が了承のつもりでコクリと頷くとロモンちゃんとリンネちゃんは正しく受け取ってくれたのか、受付のお姉さんに許可することを伝えたの。
「では、これにて依頼の登録は完了しました!」
受付のお姉さんは依頼登録完了のことを告げると、私達に詳細が書かれた紙を渡し、カウンターの奥へと消えていった。
「今度は君達の名前や役職を教えてくれないか?」
お姉さんが去ったのを確認し、ガーベラとかいうイケメンはそう話しかけてきた。
「ぼくはリンネ・ターコイズです! 役職は剣士で、得物は双剣です!」
「私はロモン・ターコイズです! 役職は魔物使いです!」
可愛い双子は簡潔に自己紹介を。
「ああ、君達が最近話題の、大会で双子で優勝したっていう……」
「そうそう、そうです!」
「へぇ…ところで君は魔物を連れてないの? ふうしょ…とかいう本で持ち運んだりしてるんだっけ」
ロモンちゃんにそうたずねてきた。
魔物って言いかたをするに、大会自体は見ておらず話を小耳に挟んだだけなのかも。
「いえ、違いますよ。ちゃんといます」
「ん……?」
あ、この反応は久しぶりだ!
こういう反応を見ると楽しみたくなる。だからロモンちゃんも少し遠回りな答えたかをしてるんだ。
「どこにいるのかな?」
キョロキョロと、ガーベラさんは私達周辺を探しだした。よしここは一発驚かせますか!
「その前に、私の自己紹介してもよろしいですか?」
「あっ…ああ、そうだな」
短めな前髪を揺らし、私の方をみつめなおすガーベラさん。その瞳はなんだか吸い込まれそうで、なおかつ、どこかで見た気がする…まあ気のせいよね。
とりあえず自己紹介しなきゃね、ふふ。
「私はアイリスと申します。役職は魔物…ゴーレムです。得物はとりあえず剣ですかね。魔法と徒手を中心に戦いますが」
「ん?」
イケメンなひたいにシワがよる。
「もう一回…役職あたりからいい?」
なるほど、何かの幻聴だと思ったのか知らん。
もう一度言ってあげようね。
「わかりました。役職はゴーレムです。得物は剣ですが、魔法と徒手を中心に戦います」
「……え、役職がゴーレムっていうのは……」
「私が正式な人間ではなく、魔物から人間になった半魔半人ということです」
ガーベラさんはカッと目を見開いた。
ふふふ、どうやら本気で驚いてくれたみたい。
こういう反応はたまに見ると楽しい。
「えええええっ!? は、本当!?」
「本当ですよ。ゴーレムに一旦戻りますね」
私はその場でゴーレムに戻ってみせてみた。
ガーベラさんは呆けた顔で、信じられないようなものを見るように私の顔を見つめ続けてる。
しばらくして正気を取り戻したのか、やっとこさ口を開いた。
「……魔物って、人間になれるのか」
あ、そこ!?
そこを知らない人も居るんだね、この世界に。
冒険者やそれに対して仕事をする人たちはほとんどみんな半魔半人がどういうものか知っていたりしたもの。
とりあえず私はゴーレムから人間の、18歳の姿に戻る。
「どうです? 仲魔はおろか、自律した魔物なんかと仕事できないというならば、今から断っていただいても間に合うかと思いますが」
「いや、大丈夫だよ。俺はそんな偏見もってはいない」
ガーベラさんは首を振る。
おおっ、この人は本当に良さそうな人だ。安心して仕事ができそう。ま、この人に仕事を与える隙なんてないとは思うんだけどね。
「えーっと、ガーベラさんとロモンさんとリンネさん?」
カウンターの奥から戻ってきた受付のお姉さんが、声をかけてくる。
「以来の受理をしましたので、早速現地へと向かって頂きたいと思います。あと30分ほど、ギルド内でお待ちください」
Cランク2組でちゃんと受理されるのか心配だったけれど、よく考えたらこういう魔物駆除・討伐系のものはギルドから出されてることが多いんだった。
そして、ギルドは私達の事情を知っている。
だからこんなにすんなり受理されたのね。
「ガーベラさん、せっかくですし、親睦を深めるために打ち合わせみたいなのしましょうよ」
このパーティのリーダーらしく、ロモンちゃんはそう言い出した。
「うん、リンネちゃん…でいいかな。そうさせてもらおう」
む、初っ端からリンネちゃんとは馴れ馴れしい。
まあでも私達のこと『ちゃん』付けで呼ぶ人ってかなり多いし別にいいか。
…でも念のためな素性を調べてみるのも悪くない。
「ではあそこのテーブルで」
「「はいっ」」
二人がガーベラさんについていってテーブルのひとつに囲んで座る。その様子を見届けてから、私はギルドマスターの元へ。
…無論、ガーベラさんの素性や経歴を聞くため。
少しの間しか一緒にお仕事しないといっても、やっぱり気になるの。
「ギルドマスター、あのガーベラさんとはどういった方なんです?」
「んー…そうだな」
ギルドマスターによると、ガーベラという冒険者は特に目立った問題点とかはないらしい。
強いて言えば冒険者になってから私達と同等のスピードでこのランクまで来たってことかしら。
なんでも、冒険者になるなり自分より高めのランクの依頼をどんどんと受けていったのだとか。
ギルドマスターはここまでをなんでもないようなことのように言ったけど、よくよく考えたら単身で、大会で優勝してやっとこのランクの私達とタメを張るってことだから…ガーベラさん、相当強いわね。
「わかりました、ありがとうございます」
「まあ、夜には来ないし顔なじみないと思うけど、とにかく悪いやつではねぇな」
去り際にギルドマスターがそう言ってくれる。
うん、少しだけ話してみてそんな気がするんだ。
私は、ロモンちゃんとリンネちゃん、そしてガーベラさんが座っている席まで行き、話し合いに混じることにした。
ま、最悪でも変なことは起こさないでしょう。
########
#次の投稿は3/13です!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる