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159話 蟹戦の後日でございます!
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「いや。おんも出たくないです……いやです」
「まあ仕方ないよ」
あの強姦魔を氷漬けにしてやった次の日、私は布団の中にくるまっていた。
はっきり言ってトラウマになりつつある。
「アイリスちゃん大変な目にあったんだもん」
「そうそう」
大変ねぇ…。確かにもう2度と体験したくないわね、あんなこと。今度から付き合う男性も限定しようかしら、なんて思ったりしちゃう。
ん、そういえばロモンちゃんって。
「あの…ロモンちゃんも同じような目にあいかけましたよね? 平気なんですか?」
「うん、怖かったけど服を破かれただけで済んだし…それにアイリスちゃんと出会ったっていう衝撃の方が強いからね」
「なるほど」
強いなぁ……あんな弱々しそうな女の子だったのに、一体どこの誰がこんなにたくましくしたのやら。
そんなこと言ったらリンネちゃんも……。
「リンネちゃんも、あんな苦痛を味わってよくトラウマになりませんでしたね」
「いや…毒は未だにすごく怖いよ。でもほら、冒険者なら猛毒をくらくことの1回や2回はあるかなーなんて」
「なるほど…」
過去の文献を見る限りでは死んだ方がマシなくらいな痛みだったはずなんだけど。やっぱりこの二人、屈強ね。
となると、ケルくんも…。
【ケル君も、よく刃物を怖がらずにもっと強くなろうって頑張ってますね】
【ゾ? アレクライ ダイジョブ ナンダゾ! キズアト ハ オトコ ノ クンショウ ダッテ、オシエテモラッタンダゾ!】
ケル君はまだ私たちの回復魔法が完全ではない時に回復したから、刺された傷跡が残ってる。
なのにそれを男の勲章だなんて言い張るなんて、生後一年かそこらの子だとは思えないわ。
……このくらいでクヨクヨしてたらいけないということなのかしらね。わかった。
「あれ、アイリスちゃん布団の中から出てくるの?」
「お団子アイリスちゃん可愛かったのに」
「はい、皆さんそれぞれ何か背負っているのに、私だけ落ち込んでる暇ないですから」
それでもしばらくは男の人と距離をとろう、うん。
布団から出て寝巻きから服に着替えてる最中、コンコンとドアがノックされた。
「ひっ!?」
「あ、アイリスちゃん、私が出るから早く着替えて」
「は、はひ」
あー、びっくりした。心臓に悪いわ。
「あ、お母さん! ……それと」
「前の魔王軍幹部が現れた時にもお会いしたと思うわ。オーニキス宰相よ」
「ふむ、数ヶ月ぶりかな」
「あ、はい。ご、ごきげんよう」
なるほど、お母さんとオーニキスってあの理解のある偉い人が来てくれたわけだ。着替え終わった私と、念のためにそれに付き添ってくれていたリンネちゃんはドアまで顔をのぞかせたの。
「お久しぶりです」
「お、お久しぶりです」
オーニキスさんは私を見て目を丸めた。
そしてお母さんに問うの。
「ノア団長、ターコイズ家は双子の姉妹では? あの娘は……いや、久しいと言われているので何処かで合っているのだろうが…」
「ええ、お会いになられてますよ。ね、アイリスちゃん」
「はい」
私はちょっと素早く頷いた。
オーニキスさんは『はて…?』と呟くと、顰めっ面をするの。何かが喉まで出かかってるって感じの顔ね。
「アイリス……とは、そうだ、アイリスはあの極至級のゴーレムの名前では?」
「その通りですよ。ね、アイリスちゃん」
「はい。戻った方がいいですよね」
お母さんが頷いたから、私はゴーレムの姿になったの。するとオーニキスさんは感心と同時に感服、そしてスッキリとしたような表情を浮かべ始めた。
「ああああ、おお、ほうほうほう、なるほど、つまり半魔半人になったわけか。うん、たしかに極至級という時点でこんなに早く半魔半人となってもおかしくはない。えらく美人さんになったものだな」
【あ、ありがとうございますっ】
素直に褒められると照れちゃう。うーん、今回の一件、この性格が仇になったのも一因だと思うし、直した方がいいのかな。でも嬉しいものは嬉しいのよね。
【それで、今回の要件は、昨日のことでしょうか?】
「ああ、そうだ。もう人間になってもらっても構わないよ」
「すいません」
私はいつもの人の姿にもどる。とりあえずリンネちゃん達と同い年の姿ね。いきなり大人になっても戸惑われるだろうし。
「ノア団長から一番詳しく知っている…いや、関係しているのはアイリス、君だと聞いてね。直接聞きに来たんだよ」
「呼び出してくれたならお伺いしましたのに」
「今城は新しい幹部が現れたことでてんやわんやしてるからな。そういうわけにもいかんのだよ」
ふむむ、そりゃそうか。
一匹だけなら偶然という可能性があっただろうけれど、二匹目が出て来たとなると、魔王復活が現実のものとなりそうだものね。のんびりしてる暇なんてないでしょう。
「わかりました……とりあえず、上がってください」
「うむ、すまないな。お邪魔しよう」
お客さん用の椅子なんてなかったけれど、とりあえず食事用の机と椅子で応接することにした。
私とオーニキスさんは向きあうの。
「では、事の顛末をお話しします」
「頼む」
「あれは、私たちが________」
◆◆◆
「なるほどな、アイリスを着け狙ってこの街までついて来てしまったと」
「そうなりますね。申し訳ございません…私のせいで」
「いやいやいや、街はどこも破壊されてないし、おそらく君一人に絞っていたのだろう、女性からのそういった被害もない。兵や冒険者達は君の回復魔法によって全員無事。アイリス、君が悔いることは何もない」
「そ、そうですかね? ありがとうございます」
「むしろ君は一番の被害者のはず。辛かったね」
「……はい」
さすがは国の重鎮。
スラスラと話しやすかったし、問答もなにも不快に感じなかった。こういう実力者がいるのも、被害が最小限にすんだ一因なのかもしれない。
「……大体のことは理解した。君のいうとおりならば、幹部同士はコンタクトが取れてないとみて良さそうだ。と、なるとまだ魔王も復活してないな。……これでひとまず落ち着ける」
「やっぱり、魔王が復活したら色々必要ですか?」
「うむ、まず勇者を見つけなければならない」
勇者かぁ…。
なんかそう聞くと、これは現実の話なのになんだか夢物語にでもあってるみたい。
「どうやって見つけるんです?」
「ステータスになにかあるらしいんだがね、他人のステータスなんて見ることできないからな…どうやるんだろうな。占いかなにかではないだろうか」
「う、占いですか」
随分と非科学的ね。いや、そもそも魔法も何もかも非科学的なんだけれども。……となるとこの世界の占いは、私や前世の記憶とは違って精度がとても高いのかもしれない。
「当たるときは当たるが当たらない時は当たらない。困ったものだ」
「ははは、そうなんですね…」
なんだ、結局それは変わらないのか。
「……とまあ、訊きたいことは聞けた。有難う」
オーニキスさんは微笑しながらそう言った。もうお話は終わりなのかしら。
「いえ、こちらこそお力になれて光栄です」
「……なあ、アイリス。いや、君たち全員に頼みたいことがあるんだが、良いか?」
急にまた真面目な顔になり、そう繰り出して来たの。顔を見る限りではどうやらそっちが本題とでも言いたいような、そんな感じ。
「内容によりますが」
「……非常に危険なことだとはわかっている。しかし、今、すぐに動けて魔王の幹部と闘えるのは君たち三人なんだ。……何処かで魔王の幹部が発見されたなら、是非ともその捕縛に協力していただきたい。これはもちろん、国から冒険者への直接の依頼だと思ってくれて構わない」
なーるほど、てんやわんやしてるんだっけ?
それで今までの二匹とも、よくよく考えれば私達の貢献が大きい。つまり、そういうことね。
私はロモンちゃんに目配せした。
ロモンちゃんはとてもやりがいがあるのだと感じているみたい。いや、一目でそうわかる。というかそもそも頷いてる。
リンネちゃん……も同じね。さすがは両親が国に仕えてるだけあるわ。
そして私は________
「わかりました。引き受けましょう」
二人が行くなら、どこにでもついてくから。
この話は受けなきゃいけないわ。
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あの強姦魔を氷漬けにしてやった次の日、私は布団の中にくるまっていた。
はっきり言ってトラウマになりつつある。
「アイリスちゃん大変な目にあったんだもん」
「そうそう」
大変ねぇ…。確かにもう2度と体験したくないわね、あんなこと。今度から付き合う男性も限定しようかしら、なんて思ったりしちゃう。
ん、そういえばロモンちゃんって。
「あの…ロモンちゃんも同じような目にあいかけましたよね? 平気なんですか?」
「うん、怖かったけど服を破かれただけで済んだし…それにアイリスちゃんと出会ったっていう衝撃の方が強いからね」
「なるほど」
強いなぁ……あんな弱々しそうな女の子だったのに、一体どこの誰がこんなにたくましくしたのやら。
そんなこと言ったらリンネちゃんも……。
「リンネちゃんも、あんな苦痛を味わってよくトラウマになりませんでしたね」
「いや…毒は未だにすごく怖いよ。でもほら、冒険者なら猛毒をくらくことの1回や2回はあるかなーなんて」
「なるほど…」
過去の文献を見る限りでは死んだ方がマシなくらいな痛みだったはずなんだけど。やっぱりこの二人、屈強ね。
となると、ケルくんも…。
【ケル君も、よく刃物を怖がらずにもっと強くなろうって頑張ってますね】
【ゾ? アレクライ ダイジョブ ナンダゾ! キズアト ハ オトコ ノ クンショウ ダッテ、オシエテモラッタンダゾ!】
ケル君はまだ私たちの回復魔法が完全ではない時に回復したから、刺された傷跡が残ってる。
なのにそれを男の勲章だなんて言い張るなんて、生後一年かそこらの子だとは思えないわ。
……このくらいでクヨクヨしてたらいけないということなのかしらね。わかった。
「あれ、アイリスちゃん布団の中から出てくるの?」
「お団子アイリスちゃん可愛かったのに」
「はい、皆さんそれぞれ何か背負っているのに、私だけ落ち込んでる暇ないですから」
それでもしばらくは男の人と距離をとろう、うん。
布団から出て寝巻きから服に着替えてる最中、コンコンとドアがノックされた。
「ひっ!?」
「あ、アイリスちゃん、私が出るから早く着替えて」
「は、はひ」
あー、びっくりした。心臓に悪いわ。
「あ、お母さん! ……それと」
「前の魔王軍幹部が現れた時にもお会いしたと思うわ。オーニキス宰相よ」
「ふむ、数ヶ月ぶりかな」
「あ、はい。ご、ごきげんよう」
なるほど、お母さんとオーニキスってあの理解のある偉い人が来てくれたわけだ。着替え終わった私と、念のためにそれに付き添ってくれていたリンネちゃんはドアまで顔をのぞかせたの。
「お久しぶりです」
「お、お久しぶりです」
オーニキスさんは私を見て目を丸めた。
そしてお母さんに問うの。
「ノア団長、ターコイズ家は双子の姉妹では? あの娘は……いや、久しいと言われているので何処かで合っているのだろうが…」
「ええ、お会いになられてますよ。ね、アイリスちゃん」
「はい」
私はちょっと素早く頷いた。
オーニキスさんは『はて…?』と呟くと、顰めっ面をするの。何かが喉まで出かかってるって感じの顔ね。
「アイリス……とは、そうだ、アイリスはあの極至級のゴーレムの名前では?」
「その通りですよ。ね、アイリスちゃん」
「はい。戻った方がいいですよね」
お母さんが頷いたから、私はゴーレムの姿になったの。するとオーニキスさんは感心と同時に感服、そしてスッキリとしたような表情を浮かべ始めた。
「ああああ、おお、ほうほうほう、なるほど、つまり半魔半人になったわけか。うん、たしかに極至級という時点でこんなに早く半魔半人となってもおかしくはない。えらく美人さんになったものだな」
【あ、ありがとうございますっ】
素直に褒められると照れちゃう。うーん、今回の一件、この性格が仇になったのも一因だと思うし、直した方がいいのかな。でも嬉しいものは嬉しいのよね。
【それで、今回の要件は、昨日のことでしょうか?】
「ああ、そうだ。もう人間になってもらっても構わないよ」
「すいません」
私はいつもの人の姿にもどる。とりあえずリンネちゃん達と同い年の姿ね。いきなり大人になっても戸惑われるだろうし。
「ノア団長から一番詳しく知っている…いや、関係しているのはアイリス、君だと聞いてね。直接聞きに来たんだよ」
「呼び出してくれたならお伺いしましたのに」
「今城は新しい幹部が現れたことでてんやわんやしてるからな。そういうわけにもいかんのだよ」
ふむむ、そりゃそうか。
一匹だけなら偶然という可能性があっただろうけれど、二匹目が出て来たとなると、魔王復活が現実のものとなりそうだものね。のんびりしてる暇なんてないでしょう。
「わかりました……とりあえず、上がってください」
「うむ、すまないな。お邪魔しよう」
お客さん用の椅子なんてなかったけれど、とりあえず食事用の机と椅子で応接することにした。
私とオーニキスさんは向きあうの。
「では、事の顛末をお話しします」
「頼む」
「あれは、私たちが________」
◆◆◆
「なるほどな、アイリスを着け狙ってこの街までついて来てしまったと」
「そうなりますね。申し訳ございません…私のせいで」
「いやいやいや、街はどこも破壊されてないし、おそらく君一人に絞っていたのだろう、女性からのそういった被害もない。兵や冒険者達は君の回復魔法によって全員無事。アイリス、君が悔いることは何もない」
「そ、そうですかね? ありがとうございます」
「むしろ君は一番の被害者のはず。辛かったね」
「……はい」
さすがは国の重鎮。
スラスラと話しやすかったし、問答もなにも不快に感じなかった。こういう実力者がいるのも、被害が最小限にすんだ一因なのかもしれない。
「……大体のことは理解した。君のいうとおりならば、幹部同士はコンタクトが取れてないとみて良さそうだ。と、なるとまだ魔王も復活してないな。……これでひとまず落ち着ける」
「やっぱり、魔王が復活したら色々必要ですか?」
「うむ、まず勇者を見つけなければならない」
勇者かぁ…。
なんかそう聞くと、これは現実の話なのになんだか夢物語にでもあってるみたい。
「どうやって見つけるんです?」
「ステータスになにかあるらしいんだがね、他人のステータスなんて見ることできないからな…どうやるんだろうな。占いかなにかではないだろうか」
「う、占いですか」
随分と非科学的ね。いや、そもそも魔法も何もかも非科学的なんだけれども。……となるとこの世界の占いは、私や前世の記憶とは違って精度がとても高いのかもしれない。
「当たるときは当たるが当たらない時は当たらない。困ったものだ」
「ははは、そうなんですね…」
なんだ、結局それは変わらないのか。
「……とまあ、訊きたいことは聞けた。有難う」
オーニキスさんは微笑しながらそう言った。もうお話は終わりなのかしら。
「いえ、こちらこそお力になれて光栄です」
「……なあ、アイリス。いや、君たち全員に頼みたいことがあるんだが、良いか?」
急にまた真面目な顔になり、そう繰り出して来たの。顔を見る限りではどうやらそっちが本題とでも言いたいような、そんな感じ。
「内容によりますが」
「……非常に危険なことだとはわかっている。しかし、今、すぐに動けて魔王の幹部と闘えるのは君たち三人なんだ。……何処かで魔王の幹部が発見されたなら、是非ともその捕縛に協力していただきたい。これはもちろん、国から冒険者への直接の依頼だと思ってくれて構わない」
なーるほど、てんやわんやしてるんだっけ?
それで今までの二匹とも、よくよく考えれば私達の貢献が大きい。つまり、そういうことね。
私はロモンちゃんに目配せした。
ロモンちゃんはとてもやりがいがあるのだと感じているみたい。いや、一目でそうわかる。というかそもそも頷いてる。
リンネちゃん……も同じね。さすがは両親が国に仕えてるだけあるわ。
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