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164話 練習と揉め事でございます!
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【よぉし、今日も特訓だよ!】
【ガンバルゾ!】
ケル君が魔流の気を覚えてから朝が開け、私達は特訓のために今度は弱い蜘蛛の魔物を討伐する依頼を受けたの。
昨日の夜に魔力切れになるまでコントロールを練習してたけど、練度の方はどうなってるのかしら。
【今日も魔流の気の練習にしようね】
【ドコマデ デキルヨウニナッタカ ミテホシインダゾ!】
森の中に入り込み、私達はターゲットのトゥーンスパイダーを探すの。トゥーンのくせにかなり大きい蜘蛛。
正直気持ち悪い。小ちゃかったら普通なんだけどね、個人的には。
でもまあ、作物を狙う、弱い虫の魔物を捕食する益魔物にもなりうるし、糸はなにかも素材になるから、飼ってる人は結構多いらしいけど。
【ミツケタゾ!】
【お、はやいねー】
【コノチョウシ デ タンチ ノ トクギモ テニイレルンダゾ!】
今は鼻と耳で察知してる状態だもんね。それでもかなり早く見つけられるけど。さすがは私を磯の匂いをたどって助けてくれただけはあるわね。
【ゾ……ゾオォォ!】
ケル君が魔流の気を発動させた。前足2本だけね。
毛が少し逆立ってる。私やロモンちゃんたちは発動させてもそんなことないんだけれど……人間よりも毛が多いからかな。
【アッ……マホウ ツカウノニ、ダストコマチガエタゾ。オクチ ニ ハツドウスルンダゾ!】
そう言うと一旦引っ込めてから今度は口周りに魔流の気を出した。口から青い煙のような靄が漏れ出してる。目に使うリンネちゃんといい、特定の部位に使うとなんかかっこいいことがあるわね。
今度私もかっこいい感じに使ってみようかしら。
【ゴロゴ!】
ケル君の唱えた初級魔法の雷球はトゥーンスパイダーに被弾する。木の上にいたトゥーンスパイダーはひっくり返って落ちてくるの。
【ゾ? マダ イキテルノカゾ?】
【うん、トドメを刺して】
【ゾ!】
再び唱えられた雷球によって魔物は倒された。
魔流の気を使って二発で倒せるようになったのね。昨日からすごい進化。
「うん、魔法の威力が上がってる」
「ねー! すごいね!」
短期間でこうなるのは本当にすごい。
……あ、いや私は中身はほら、人間だからすごいことにはならないけども。
【ゾッ! モウイッピキ ミツケタゾ! ゴロゴ!】
見つけたらすぐにゴロゴを放つケル君。
先ほどと同じように、今度は気時の間に蜘蛛の巣を貼っていたトゥーンスパイダーがコロリと落ちてくる。
そしてもう一発撃ってトドメを刺す。
【ゾー! チョウシ イインダゾ!】
【偉いねー】
【エヘヘ、ゾ!】
ケル君、撫でられて嬉しそう。
私たちはまた森の中を歩いて行き、みたびトゥーンスパイダーを見つけたの。
【カナリ、キ ヲイジデキテルンダゾ! マダ ヤルンダゾ!】
【無理しないでね? 時間は全然あるからね】
【リョーカイナンダゾ! ゴロゴ!】
魔流の気を込めたケル君のゴロゴ、五発目。
それはさっきの通りきちんとトゥーンスパイダーを捉え、木の上から落とす。
【モウ、サンビキメ ナンダゾ! エッヘン! トドメ ヲ サスンダゾ! ゴロゴォ……ォオォ?】
六発目のゴロゴを唱え、トゥーンスパイダーを確実に倒したらなんだかフラフラし出した。まあ、明らかな魔力切れよね。
【ゾー…キツインダゾ、ネムインダゾ】
【ほら、無理しないでって言ったのに! おいで】
【ゾォォ】
ケル君はロモンちゃんに抱かれ、その腕の中でウトウトし始めたの。寝顔が可愛い。
「寝ちゃったね。……じゃああと依頼通りに4匹狩って帰ろっか」
「あ、そう思ってもう終わらせてるよ。はい、残り4匹」
「さすがお姉ちゃん!」
リンネちゃんがいつの間にか4匹探し出して狩ってたみたいだ。もうさすがと言うべきか。なんか忍者っぽくなってきたような気がするのは気のせいかしらね?
取り敢えず私たちは依頼終了の報告をするためにギルドに戻るの。
◆◆◆
「今日のお夕飯はなににしましょうか?」
「ケルはお魚もたべれるし、お魚にしようよ」
「ぼくも焼き魚がいいかな。三尾…いや、四尾で!」
「あ、私も!」
「なんの魚かによりますが…まあ、わかりました」
だいたいこの二人が複数匹食べる魚とは、私が1匹で十分な魚だ。ま、いつも通りのことよね。
本当にスペーカウと転移魔法陣のおかげで森に囲まれた都会に居ても、獲れたてピチピチの魚を食べられるのは便利よねぇ。
「ん……?」
「どうかしましたか?」
リンネちゃんがギルドに入ろうとした時に突然立ち止まった。
「何かギルドの中が騒がしいんだよ」
「いつものことではないですか? そもそもギルドマスターが四六時中お酒飲んでますからね」
「いや、そういう愉快な騒がしさじゃないね。なんか喧嘩中みたいな」
「取り敢えず中に入ってみましょうか」
ゆっくりと門のようなドアを開き、私たちは顔をのぞかせるようにゆっくりと中へ入る。
そこではリンネちゃんのいう通り、喧嘩が繰り広げられていた。
「おい、貴様ッ!」
「だ・か・ら! 魔物を建物…いや、街の中に入れんなつってんだよっ!!」
おっとこれはどう言った喧嘩なんでしょうか。
魔物という単語がなんだか気になるんだけど。
「なんの喧嘩だろ? 一人の男の人がみんなに取り囲まれてるみたいだけど」
「どうやらその男の人が問題みたいですね。……もう少しだけ様子を見てみましょう」
私たちは通行人の邪魔になるといけないので取り敢えず中に入り、息を潜めてその様子を見守ることに。
「仲魔なんだから当たり前だろ!?」
「はっ……。仲魔ねぇ。いつ裏切るかわかったもんじゃねーなぁ! 所詮、魔物は魔物なんだよ!」
これはこれは。どうやら私達にとってだいぶ関わりそうな喧嘩ね。いつ首を突っ込めばいいかな?
もう少し様子見よう。
「あなたにとってはそうだったとしても、こっちにとっては大事な仲間なのよ! いきなり斬りつけるなんて…っ」
「うっせぇなぁ! 俺からしてみればただのゴブリンなんだよそいつはよ! そいつが道の邪魔だったんだ、斬ってなにが悪い!」
「ま、魔物使いを知らないのかお前は?」
「知ってるさ、知ってるさ! 魔物どもを下僕にして自分では戦わないクソ野郎共だろぉ?」
まってこれ、ロモンちゃんの前じゃ禁句なんじゃないかしら? えっと…今どんな顔をして……。
「………許せない。ちょっとわからせに行ってくる。お姉ちゃん、ケル預かってて」
「えっ、あ、ちょっとまってよ!?」
案の定ロモンちゃんがブチギレてしまってるわ。
んー、私とお勉強した時に口喧嘩もだいぶ強くなったと思うから大丈夫だとは思うけど……。
とりあえず斬られたっていうゴブリンは大丈夫なのかしら。
私は小石視点で見て見た。
その被害魔物は、私達の知り合いの冒険者パーティ、紅のヘリオトロープの魔物使い、シェリーさんのゴブザレスだ。てことはさっき叫んでたのはシェリーさんで、対峙してる男の人は……やっぱりアパタさんか。
むむむ、魔物使いと半魔半人はすでにこの世界全体から認められてるもの。社会に溶け込み人のルールを守るならば何の問題はないの。
そうね、だから理不尽な理由や言いがかりで知り合いの仲魔が斬られたなら、ちょっと私も黙っていられないかしら。
そもそもロモンちゃんが腹をたてるないような時点でわたしもハラワタが煮えたぎってるわけだけど。
「半魔半人の私がしゃしゃり出ても逆効果とは思いますが、我慢ならないので私も参加してきます。止めないでください」
「いや、ぼくも行くつもりだったからいいよ。いこ」
「……ええ」
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ケル君が魔流の気を覚えてから朝が開け、私達は特訓のために今度は弱い蜘蛛の魔物を討伐する依頼を受けたの。
昨日の夜に魔力切れになるまでコントロールを練習してたけど、練度の方はどうなってるのかしら。
【今日も魔流の気の練習にしようね】
【ドコマデ デキルヨウニナッタカ ミテホシインダゾ!】
森の中に入り込み、私達はターゲットのトゥーンスパイダーを探すの。トゥーンのくせにかなり大きい蜘蛛。
正直気持ち悪い。小ちゃかったら普通なんだけどね、個人的には。
でもまあ、作物を狙う、弱い虫の魔物を捕食する益魔物にもなりうるし、糸はなにかも素材になるから、飼ってる人は結構多いらしいけど。
【ミツケタゾ!】
【お、はやいねー】
【コノチョウシ デ タンチ ノ トクギモ テニイレルンダゾ!】
今は鼻と耳で察知してる状態だもんね。それでもかなり早く見つけられるけど。さすがは私を磯の匂いをたどって助けてくれただけはあるわね。
【ゾ……ゾオォォ!】
ケル君が魔流の気を発動させた。前足2本だけね。
毛が少し逆立ってる。私やロモンちゃんたちは発動させてもそんなことないんだけれど……人間よりも毛が多いからかな。
【アッ……マホウ ツカウノニ、ダストコマチガエタゾ。オクチ ニ ハツドウスルンダゾ!】
そう言うと一旦引っ込めてから今度は口周りに魔流の気を出した。口から青い煙のような靄が漏れ出してる。目に使うリンネちゃんといい、特定の部位に使うとなんかかっこいいことがあるわね。
今度私もかっこいい感じに使ってみようかしら。
【ゴロゴ!】
ケル君の唱えた初級魔法の雷球はトゥーンスパイダーに被弾する。木の上にいたトゥーンスパイダーはひっくり返って落ちてくるの。
【ゾ? マダ イキテルノカゾ?】
【うん、トドメを刺して】
【ゾ!】
再び唱えられた雷球によって魔物は倒された。
魔流の気を使って二発で倒せるようになったのね。昨日からすごい進化。
「うん、魔法の威力が上がってる」
「ねー! すごいね!」
短期間でこうなるのは本当にすごい。
……あ、いや私は中身はほら、人間だからすごいことにはならないけども。
【ゾッ! モウイッピキ ミツケタゾ! ゴロゴ!】
見つけたらすぐにゴロゴを放つケル君。
先ほどと同じように、今度は気時の間に蜘蛛の巣を貼っていたトゥーンスパイダーがコロリと落ちてくる。
そしてもう一発撃ってトドメを刺す。
【ゾー! チョウシ イインダゾ!】
【偉いねー】
【エヘヘ、ゾ!】
ケル君、撫でられて嬉しそう。
私たちはまた森の中を歩いて行き、みたびトゥーンスパイダーを見つけたの。
【カナリ、キ ヲイジデキテルンダゾ! マダ ヤルンダゾ!】
【無理しないでね? 時間は全然あるからね】
【リョーカイナンダゾ! ゴロゴ!】
魔流の気を込めたケル君のゴロゴ、五発目。
それはさっきの通りきちんとトゥーンスパイダーを捉え、木の上から落とす。
【モウ、サンビキメ ナンダゾ! エッヘン! トドメ ヲ サスンダゾ! ゴロゴォ……ォオォ?】
六発目のゴロゴを唱え、トゥーンスパイダーを確実に倒したらなんだかフラフラし出した。まあ、明らかな魔力切れよね。
【ゾー…キツインダゾ、ネムインダゾ】
【ほら、無理しないでって言ったのに! おいで】
【ゾォォ】
ケル君はロモンちゃんに抱かれ、その腕の中でウトウトし始めたの。寝顔が可愛い。
「寝ちゃったね。……じゃああと依頼通りに4匹狩って帰ろっか」
「あ、そう思ってもう終わらせてるよ。はい、残り4匹」
「さすがお姉ちゃん!」
リンネちゃんがいつの間にか4匹探し出して狩ってたみたいだ。もうさすがと言うべきか。なんか忍者っぽくなってきたような気がするのは気のせいかしらね?
取り敢えず私たちは依頼終了の報告をするためにギルドに戻るの。
◆◆◆
「今日のお夕飯はなににしましょうか?」
「ケルはお魚もたべれるし、お魚にしようよ」
「ぼくも焼き魚がいいかな。三尾…いや、四尾で!」
「あ、私も!」
「なんの魚かによりますが…まあ、わかりました」
だいたいこの二人が複数匹食べる魚とは、私が1匹で十分な魚だ。ま、いつも通りのことよね。
本当にスペーカウと転移魔法陣のおかげで森に囲まれた都会に居ても、獲れたてピチピチの魚を食べられるのは便利よねぇ。
「ん……?」
「どうかしましたか?」
リンネちゃんがギルドに入ろうとした時に突然立ち止まった。
「何かギルドの中が騒がしいんだよ」
「いつものことではないですか? そもそもギルドマスターが四六時中お酒飲んでますからね」
「いや、そういう愉快な騒がしさじゃないね。なんか喧嘩中みたいな」
「取り敢えず中に入ってみましょうか」
ゆっくりと門のようなドアを開き、私たちは顔をのぞかせるようにゆっくりと中へ入る。
そこではリンネちゃんのいう通り、喧嘩が繰り広げられていた。
「おい、貴様ッ!」
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おっとこれはどう言った喧嘩なんでしょうか。
魔物という単語がなんだか気になるんだけど。
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「仲魔なんだから当たり前だろ!?」
「はっ……。仲魔ねぇ。いつ裏切るかわかったもんじゃねーなぁ! 所詮、魔物は魔物なんだよ!」
これはこれは。どうやら私達にとってだいぶ関わりそうな喧嘩ね。いつ首を突っ込めばいいかな?
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「うっせぇなぁ! 俺からしてみればただのゴブリンなんだよそいつはよ! そいつが道の邪魔だったんだ、斬ってなにが悪い!」
「ま、魔物使いを知らないのかお前は?」
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まってこれ、ロモンちゃんの前じゃ禁句なんじゃないかしら? えっと…今どんな顔をして……。
「………許せない。ちょっとわからせに行ってくる。お姉ちゃん、ケル預かってて」
「えっ、あ、ちょっとまってよ!?」
案の定ロモンちゃんがブチギレてしまってるわ。
んー、私とお勉強した時に口喧嘩もだいぶ強くなったと思うから大丈夫だとは思うけど……。
とりあえず斬られたっていうゴブリンは大丈夫なのかしら。
私は小石視点で見て見た。
その被害魔物は、私達の知り合いの冒険者パーティ、紅のヘリオトロープの魔物使い、シェリーさんのゴブザレスだ。てことはさっき叫んでたのはシェリーさんで、対峙してる男の人は……やっぱりアパタさんか。
むむむ、魔物使いと半魔半人はすでにこの世界全体から認められてるもの。社会に溶け込み人のルールを守るならば何の問題はないの。
そうね、だから理不尽な理由や言いがかりで知り合いの仲魔が斬られたなら、ちょっと私も黙っていられないかしら。
そもそもロモンちゃんが腹をたてるないような時点でわたしもハラワタが煮えたぎってるわけだけど。
「半魔半人の私がしゃしゃり出ても逆効果とは思いますが、我慢ならないので私も参加してきます。止めないでください」
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