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228話 進化の準備は如何でしょうか?
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「私とガーベラさんの惚気た話もここまでにしましょう。次は私から質問よろしいですか?」
「ああ、ケルの進捗でしょ?」
「ええ、確か……一昨日の時点で、魔法ならあと風属性だけを上級魔法にあげれば良かったんでしたよね?」
やはりとんでもないスピードで魔法を成長させて行くケル君は宣言通り貪欲に技術を磨いており、たった数日で目標到達の目の前まで来てしまった。
そもそもダンジョンに入った時点で上級魔法まで成長しきってないのが土属性と風属性だけだったのもあるけど。
【ゾッゾッゾ……聞いて驚くんだゾ。全魔法上級にまで上げられたんだゾ!】
「私の能力がなくても、やはりあっという間に覚えてしまうんですね! 流石はケル君です!」
【えっへんなんだゾ!】
ケル君がいつもの自慢げな顔をする。これで進化したら全魔法が最上級になるかもしれないわけで……全魔法が使えるなんて人間でも普通できないらしいから、やっぱり世間からも天才と呼ばれることでしょうね。
となると私とケル君を育てたロモンちゃんがすごいと確実に評判になる。
「楽しみですねぇ」
【そうだゾ、進化が楽しみなんだゾ! でも魔法ばっかり練習して体術の方を疎かにしていたから、のこりだいたい10日間、みっちり体術を練習するんだゾ!】
「今までの訓練も魔法中心でしたしね。この短期間でみっちり体を動かすのも良いことです」
もし私とガーベラさんの仲がこのままトントン拍子に進んで行き、さっき話していたように本当に2年足らずで結婚とかって話になったら私の代わりにケル君がロモンちゃんのパートナー。
そっか、そう考えてみるとケル君の育成は私の後釜を育てるって意味もあるのか。
「……頑張りましょうね!」
【ゾ!】
「おー、アイリスちゃん気合入ってるね! でもぼくがメインで教えるんだよ?」
「むむ、私も教えますよ!」
「ふふ、一緒に教えようね」
◆◆◆
私たちは宿から移動し、いつも練習している森の中へきた。最近ここら辺には魔物が一切寄り付かないらしい。ゴブリンとかムカデとか、見つけ次第的にしてたのが悪いのかしら?
ケル君が幼体化を解いて大きくなり、尻尾を振りながら私に話しかけてきた。
【とりあえず最初は魔法の確認するんだゾ。魔法が一番上手なのアイリスだから、なにか悪いところがあったら教えて欲しいゾ】
「わかりました。ではステータスにあるものの上から順番に属性魔法を放ってください。あ、いつも通り森林破壊はしない程度に」
【わかってるゾ! やるゾ!】
ケル君は口をあんぐりと弱めに開け、空に標準を合わせた。
【リファイム! スファイラ! リバシャム! スバシャラ! リビュウム! リビュウラ! リドゴドム! スドゴドラ! リヒョウム! スヒョウラ! リゴロゴム! スゴロゴラ! リシャイム! スシャイラ! リシャドム! スシャドム!】
全上級魔法を覚えたばかりのものがあるというのに綺麗に連射させた。いつものように命中精度は高く、側から見ると全弾軸がぶれていないように見える。
【ゾー! しっかりできたんだゾ。さあリンネ、アイリス、お願いするんだゾ!】
「よぉうし! 頑張ろうね!」
「ラストスパートですからね!」
体術も基本技は全て叩き込んでいるケル君。私が気の扱いを教えつつ、リンネちゃんがケル君の体術を受け流し続ける。体術も進化したら一段階上がることがあるから、魔法と同じように、体術と気を使った技も目標は今よりとにかく技の段階を上げること。
だからケル君は凄い勢いで(むろん、紳士的なところもあるから私たちを怪我させないように)技をふるいにふるってきた。確実にMPのボーナスは凄いことになってるでしょうね。
ケル君による連続攻撃をリンネちゃんは超スピードで全部回避し、それが終わり一段落したところで首を傾げた。
「うーん」
「どうかしましたか?」
【ゾ?】
「いや、ケルの体術の戦い方ってさ、爪とか牙とかをつかう一般的な魔物とは違って技よりそこまでの繋ぎが巧いっていうか……」
「アイリスちゃんみたいな戦い方ってこと?」
「そうそう、アイリスちゃんがやってたり僕達に教えてくれた武術、あの感じににてる気がするんだよ」
言われてみればそうかもしれない。体術に関しては技を連発して攻撃してくるんじゃなく、すっかり習得しかけている空歩も織り交ぜながら巧みに折り合わせてくる。
当のケル君はきょとんとした顔をしながらこう言った。
【ゾ……オイラ、普通の魔物とは違うのかゾ?】
「うん」
【でもアイリスみたいな戦い方になってるのはこの環境だったら当たり前なんだゾ。それにオイラ、体術だけで戦う強敵に出会ったことないし……ママだって魔法メインなんだゾ。野生のような戦い方知らないんだゾ】
「それもそうだね!」
【ところでその野生の戦い方と、武術に重きを置いた戦い方、どっちが強いのかゾ?】
今まで出会ってきた魔物の中でも、たしかに力任せに突入してきて強かった魔物なんていなかった。巨体で暴れ回れば良いだけのはずのグラブアですら魔法を織り交ぜて戦ってたし。やっぱりそこは武術の方よね。
「おそらく、今の練習のままで大丈夫ですよ」
【やっぱり? そりゃ野生的にがむしゃらに戦って強いんだったらみんなそっちつかうに決まってるゾ。さー、練習を続けるんだゾ!】
「わーお、ケルあったまいい……そうだね、続けよう!」
なかなか説得力のあることを言う。私も今までは特に意識してなかったけど、これからはそこらへんを意識して教えていってあげよう。
◆◆◆
【お、ふ、ろ、お、ふ、ろ! さっぱりとお風呂! 入るんだゾー! ワンワン!】
「ノリノリだね!」
【ゾ!】
練習が終わり、夕飯の前にまずお風呂に入ることにした。
修行をすること以外のケル君の毎日の楽しみは、私たちと遊ぶことと食べることとお風呂はいることと寝ること。……あれ、実はなんでもたのしみなんじゃないかしら。
にしても裸のロモンちゃんに抱き上げられているケル君がヒジョーに羨ましい。まあまあまあまあ、谷間の間に頭置いちゃって……ケル君私がお風呂はいってる最中に抱き上げた時もしてくるんだけどね。
そんでもって犬の魔物だから私たちの裸体自体には興味なし。でも羨ましい。ゴーレムに戻ったら人肌の感触無くなるし、かといって人間の姿のまま堂々と胸に顔とか近づけられない。
「アイリスちゃん、ケル君の方じっとみてどうしたの?」
「いえ……あっ」
「ん?」
私もねだれば合法的に肌に触れられるんじゃないかしら。ロモンちゃんとリンネちゃんは人間態で一番ちっちゃい姿の私をとても可愛がってくれる。
膝に座らせてとねだり、髪を洗ってくれと頼めば答えてくれる可能性は高い。
「おわ、アイリスちゃんどうしたの! いきなりちっちゃくなって……えへへ、いつみても可愛いね……! もちろんいつものアイリスちゃんもとっても可愛いけど、このアイリスちゃんは特別妹的な可愛さが……」
「私をお膝に乗せて、頭を洗ってくれませんか? 甘えたい気分なんです」
「ケルの相手はロモンがしてるから、ボクがやるんだね。いいよ!」
よっしゃあああああああ!
その後私はとても幸せな時間を過ごしました。リンネちゃんに「お尻も柔らかいね」とか言われながら。
#####
次の投稿は4/29です!
「ああ、ケルの進捗でしょ?」
「ええ、確か……一昨日の時点で、魔法ならあと風属性だけを上級魔法にあげれば良かったんでしたよね?」
やはりとんでもないスピードで魔法を成長させて行くケル君は宣言通り貪欲に技術を磨いており、たった数日で目標到達の目の前まで来てしまった。
そもそもダンジョンに入った時点で上級魔法まで成長しきってないのが土属性と風属性だけだったのもあるけど。
【ゾッゾッゾ……聞いて驚くんだゾ。全魔法上級にまで上げられたんだゾ!】
「私の能力がなくても、やはりあっという間に覚えてしまうんですね! 流石はケル君です!」
【えっへんなんだゾ!】
ケル君がいつもの自慢げな顔をする。これで進化したら全魔法が最上級になるかもしれないわけで……全魔法が使えるなんて人間でも普通できないらしいから、やっぱり世間からも天才と呼ばれることでしょうね。
となると私とケル君を育てたロモンちゃんがすごいと確実に評判になる。
「楽しみですねぇ」
【そうだゾ、進化が楽しみなんだゾ! でも魔法ばっかり練習して体術の方を疎かにしていたから、のこりだいたい10日間、みっちり体術を練習するんだゾ!】
「今までの訓練も魔法中心でしたしね。この短期間でみっちり体を動かすのも良いことです」
もし私とガーベラさんの仲がこのままトントン拍子に進んで行き、さっき話していたように本当に2年足らずで結婚とかって話になったら私の代わりにケル君がロモンちゃんのパートナー。
そっか、そう考えてみるとケル君の育成は私の後釜を育てるって意味もあるのか。
「……頑張りましょうね!」
【ゾ!】
「おー、アイリスちゃん気合入ってるね! でもぼくがメインで教えるんだよ?」
「むむ、私も教えますよ!」
「ふふ、一緒に教えようね」
◆◆◆
私たちは宿から移動し、いつも練習している森の中へきた。最近ここら辺には魔物が一切寄り付かないらしい。ゴブリンとかムカデとか、見つけ次第的にしてたのが悪いのかしら?
ケル君が幼体化を解いて大きくなり、尻尾を振りながら私に話しかけてきた。
【とりあえず最初は魔法の確認するんだゾ。魔法が一番上手なのアイリスだから、なにか悪いところがあったら教えて欲しいゾ】
「わかりました。ではステータスにあるものの上から順番に属性魔法を放ってください。あ、いつも通り森林破壊はしない程度に」
【わかってるゾ! やるゾ!】
ケル君は口をあんぐりと弱めに開け、空に標準を合わせた。
【リファイム! スファイラ! リバシャム! スバシャラ! リビュウム! リビュウラ! リドゴドム! スドゴドラ! リヒョウム! スヒョウラ! リゴロゴム! スゴロゴラ! リシャイム! スシャイラ! リシャドム! スシャドム!】
全上級魔法を覚えたばかりのものがあるというのに綺麗に連射させた。いつものように命中精度は高く、側から見ると全弾軸がぶれていないように見える。
【ゾー! しっかりできたんだゾ。さあリンネ、アイリス、お願いするんだゾ!】
「よぉうし! 頑張ろうね!」
「ラストスパートですからね!」
体術も基本技は全て叩き込んでいるケル君。私が気の扱いを教えつつ、リンネちゃんがケル君の体術を受け流し続ける。体術も進化したら一段階上がることがあるから、魔法と同じように、体術と気を使った技も目標は今よりとにかく技の段階を上げること。
だからケル君は凄い勢いで(むろん、紳士的なところもあるから私たちを怪我させないように)技をふるいにふるってきた。確実にMPのボーナスは凄いことになってるでしょうね。
ケル君による連続攻撃をリンネちゃんは超スピードで全部回避し、それが終わり一段落したところで首を傾げた。
「うーん」
「どうかしましたか?」
【ゾ?】
「いや、ケルの体術の戦い方ってさ、爪とか牙とかをつかう一般的な魔物とは違って技よりそこまでの繋ぎが巧いっていうか……」
「アイリスちゃんみたいな戦い方ってこと?」
「そうそう、アイリスちゃんがやってたり僕達に教えてくれた武術、あの感じににてる気がするんだよ」
言われてみればそうかもしれない。体術に関しては技を連発して攻撃してくるんじゃなく、すっかり習得しかけている空歩も織り交ぜながら巧みに折り合わせてくる。
当のケル君はきょとんとした顔をしながらこう言った。
【ゾ……オイラ、普通の魔物とは違うのかゾ?】
「うん」
【でもアイリスみたいな戦い方になってるのはこの環境だったら当たり前なんだゾ。それにオイラ、体術だけで戦う強敵に出会ったことないし……ママだって魔法メインなんだゾ。野生のような戦い方知らないんだゾ】
「それもそうだね!」
【ところでその野生の戦い方と、武術に重きを置いた戦い方、どっちが強いのかゾ?】
今まで出会ってきた魔物の中でも、たしかに力任せに突入してきて強かった魔物なんていなかった。巨体で暴れ回れば良いだけのはずのグラブアですら魔法を織り交ぜて戦ってたし。やっぱりそこは武術の方よね。
「おそらく、今の練習のままで大丈夫ですよ」
【やっぱり? そりゃ野生的にがむしゃらに戦って強いんだったらみんなそっちつかうに決まってるゾ。さー、練習を続けるんだゾ!】
「わーお、ケルあったまいい……そうだね、続けよう!」
なかなか説得力のあることを言う。私も今までは特に意識してなかったけど、これからはそこらへんを意識して教えていってあげよう。
◆◆◆
【お、ふ、ろ、お、ふ、ろ! さっぱりとお風呂! 入るんだゾー! ワンワン!】
「ノリノリだね!」
【ゾ!】
練習が終わり、夕飯の前にまずお風呂に入ることにした。
修行をすること以外のケル君の毎日の楽しみは、私たちと遊ぶことと食べることとお風呂はいることと寝ること。……あれ、実はなんでもたのしみなんじゃないかしら。
にしても裸のロモンちゃんに抱き上げられているケル君がヒジョーに羨ましい。まあまあまあまあ、谷間の間に頭置いちゃって……ケル君私がお風呂はいってる最中に抱き上げた時もしてくるんだけどね。
そんでもって犬の魔物だから私たちの裸体自体には興味なし。でも羨ましい。ゴーレムに戻ったら人肌の感触無くなるし、かといって人間の姿のまま堂々と胸に顔とか近づけられない。
「アイリスちゃん、ケル君の方じっとみてどうしたの?」
「いえ……あっ」
「ん?」
私もねだれば合法的に肌に触れられるんじゃないかしら。ロモンちゃんとリンネちゃんは人間態で一番ちっちゃい姿の私をとても可愛がってくれる。
膝に座らせてとねだり、髪を洗ってくれと頼めば答えてくれる可能性は高い。
「おわ、アイリスちゃんどうしたの! いきなりちっちゃくなって……えへへ、いつみても可愛いね……! もちろんいつものアイリスちゃんもとっても可愛いけど、このアイリスちゃんは特別妹的な可愛さが……」
「私をお膝に乗せて、頭を洗ってくれませんか? 甘えたい気分なんです」
「ケルの相手はロモンがしてるから、ボクがやるんだね。いいよ!」
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