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閑話 二回目のデート (ガーベラ目線)
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また俺は早く来すぎてしまったようだ。
彼女の性格上、約束時刻の三十分前にくることはわかっているのだが居ても立っても居られなくなる。
あい……アイリスにとってこれは少し負担になるかもしれないと理解しているのに。
あいつのことだから俺が早く来すぎているのを繰り返すと、それに合わせて待ち合わせ場所にやってくるようになるだろう。
………しかし、約束の時間までまだ1時間もある。どうやって時間を潰そうか。
ん、誰か近づいてきてみたいだ……いや、確実にあれは……。
「あっ……!」
「もうきたの!?」
「もう居るんですか!?」
予想外だった。前より来るのが早い。
もう俺の時間に合わせるようにしたのだろうか。
それにしても……今日の服装も非常に可愛らしい。夜に出会う時は大体ローブを羽織って居るけれど、デートの時はあの双子達と選んだろう服をとても可愛く着飾って来る。
病的なまでに白い肌と髪に、赤に重きを置いたデザインの服とロングスカート。緑や水色を好むアイリスには珍しい攻めた色だけど清楚さを隠しきれていない。
普段は下着ですら白……いけない、下着の上下どちらもすでに偶然とはいえ目の中に入ってしまっているのは非常に良くないし、それを思い出してもいけない。
俺自身、アイリスは心底大切にしたいと思っている。男性が苦手なアイリスに実はまだつけていたブラジャーと胸の谷間の光景がすぐに浮かんで来るだなんて言ってみろ、嫌われるに決まっている。
「あの、念のためにお聞きしますが、いつからここに?」
「1時間前かな」
服に見惚れていたが、その言葉になんとか正気を保ち、質問には正直に答えた。アイリスに嘘をつくのはいい方法だとはいえない。
なにせ勘が鋭いうえに非常に頭もいい。嘘をいえばすぐにバレ、嘘を言ったと言う事実が彼女を不信にさせる。
「そ、そんなに早く来なくてもいいじゃないですか!」
「だってアイリスのことだからやっぱり今回も早く来ると思ってたし……あと、楽しみだからってのもあるかな。居ても立っても居られなくなって」
これも本当のこと。あー、本音を言うのってなんでこんなに恥ずかしいんだろう。でもアイリスに嘘をつくのは悪手だし。
……俺だけじゃなくてアイリスも白い頬が赤くなっているじゃないか!
かわいい! 誰の彼氏だ! 俺だった!
ともかく重いだとか思われなくてよかった。
「ま…まあ、デートの時間が伸びるのは良いことです。さっそく行きましょうか」
「うん」
歩み出し、前よりアイリスにぎこちなさはない。
暇だった1時間の間に今日のデートはどこにするかを必死に考えており、もう目的地は決まっている。
そこまで行こうと歩き出したら、アイリスは黙って俺の隣に並んび同じ速さで歩き始めたんだ。
手を軽く動かせば触れてしまえそうな距離。
こんな距離感だと、本当にアイリスとそう言う関係になれたんだと実感できる。こんなことになっているのも奇跡か何かに違いない。
自分より身長が高い俺の歩幅に合わせて歩数を調整して歩くアイリスの可憐さと言ったら、もう。
「今日は何をしますか?」
「前は武器屋だなんて、思いっきり男の趣味の場所に連れてっちゃったから、今日は服でも……と思ったんだけど、どうかな?」
「私、武器見るの好きですから大丈夫ですよ。……服を見に行くのですね、わかりました」
実は武器屋が好きなのは把握している。
そう、清楚な見た目に反して本当は武器や格闘技のようなものが好きなことは随分前から知っているんだ。でも今日は服屋に行くと決めている。
プレゼントを買うんだ。……世間的に考えて、武器がプレゼントだなんてわけにはいかないだろうし。
似合う服を買い与えれば普通の女の子とは趣味がずれているアイリスでも喜ばないことはない。
……お金をかけて喜んでくれるだろうか?
喜んでくれるなら本当に嬉しい。
やがて服屋が多く立ち並ぶ通りにたどり着いた。
アイリスの表情から読み取るに、どうやらここには良く双子と来ているようだ。今日の服を買ったのもここかもしれない。
よし、じゃあ早速……。
「なにかプレゼントでもしようか?」
食いついて来てくれるといい、そう思っていた。
嬉しがって欲しいと思っていた。
でも、ちょっとアイリスは顔を曇らせこう言ってきた。
「私はお金をかけなくても大丈夫な彼女でいたいので、お気持ちだけで十分です」
……どうやら俺は選択ミスをしたようだ。どうして落ち合う時刻の予測の時はアイリスの気持ちを考えていたのに、デート内容に関しては上手いこと考察できなかったんだろうか!
アイリスは人の世話を焼くのが好きだけど、人から施しを受けるのは嫌いなんだ。なんでそこが頭からすっぽりと抜け落ちてしまうのだろう。
つまり前の昼食の奢り……男らしさを見せつけたくて、いい店に入り全額負担したけど……それも大失敗だったのかもしれない。
でも彼氏らしいことなんじゃないのか、これが。
「そうか。なんだかアイリスらしいね。もしかして前回の昼食の時も別の意味で無理させちゃったかな?」
「いえ、そんなことは。なんだか新鮮でしたし、嬉しかったですよ」
そう言って天使のように微笑んでくれるアイリス。
表情から察するに大失敗ってほどではなかったようだ。
「良かった。……あー、でもどうするかな。お金をかける以外に、彼氏っぽいことって一体なにをすれば……」
あっ、つい言うつもりもなかった本音が口から。頼りない彼氏だとか思われないだろうか、この程度で愛想をつかすアイリスではないけれど。でもこれから俺が色々とやりにくくなるんじゃ……!
「ふふっ……」
「ん? どうしたの、アイリス」
なぜかアイリスが笑った。なにか重荷が取れたかのような安心しきった笑いだ。
「失礼、ふふ。実は私も日頃、彼女らしい行動とは何かとよく考え、それをデートで実行しようと考えたりするのですが……まさかガーベラさんも同じこと考えているとは思いませんでしたので」
「アイリスも俺と同じように俺にどう対応しようか悩んでるってこと?」
「そうです」
そうか、アイリスはそう言う性格だった。人に尽くすのが大好きなんだ。さっき確認したばかりじゃないか。
俺も尽くされるより尽くす方が好きだけど。
だいぶ無理をさせてしまっていたようだ。
今までのちょっと突拍子も無い顔を真っ赤にしながら行っていた、アイリスにしては大胆な行動もそのためか。
甘えてきているのかと思ってた。
いや、甘えてきていると言うのはあながち間違いじゃないのかもしれないが。
「ははは! なんだそりゃ……お互いに無理してたってことか。俺が今のなら……大方、昨日のアイリスはいきなり甘えてきたりするアレかな?」
「ええ、実は」
お互いに笑みがこぼれる。こんなの絶対おかしいって。俺の記憶違いや読み間違えもあるのかもしれないけどさ、二人ともで気を遣い合って、二人して慣れないことをしていたんだな。
「もうそんな気を遣わないでいいよ。どちらかというと、俺はありのままのアイリスの方が好きだ」
すんなりと好きと言う言葉が出てきた。告白したその時から、好きだと言う言葉をはっきりと言える。
無理するアイリスより、ありのままのアイリスが俺は大好きだ。
「私もです。普段通りのガーベラさんが…す……すす…好きですっ……」
顔を真っ赤にしてアイリスはそう言った。聞き間違えじゃ無いだろうか。心臓が破裂してしまいそうだ。その表情も、優しい声も合わさって俺を萌えさせてくる。
どれだけ恋人して好きだと言われたかっただろうか。
どれだけ待ち続けただろうか。
何度言われても、アイリスから好きだと言われるのは天にも登るような気持ちになる。
だって、本当に好きだから。
このやりとりこそが彼女と彼氏だと、胸を張って言えるだろう。
「もしかして今のが一番恋人同士っぽかったりするかな?」
「かもしれません」
かなり早い段階で二人でそういうことに気がつけて良かった。でも……アイリスを狙っている男が多いのも確か。照れ臭くはあるけれど、どうにかして周りにアイリスが俺の彼女だと示す方法はないだろうか。
もう、お金をかけるのは良くないとわかったし……。
そうだ。
#####
次の投稿は5/3です!
彼女の性格上、約束時刻の三十分前にくることはわかっているのだが居ても立っても居られなくなる。
あい……アイリスにとってこれは少し負担になるかもしれないと理解しているのに。
あいつのことだから俺が早く来すぎているのを繰り返すと、それに合わせて待ち合わせ場所にやってくるようになるだろう。
………しかし、約束の時間までまだ1時間もある。どうやって時間を潰そうか。
ん、誰か近づいてきてみたいだ……いや、確実にあれは……。
「あっ……!」
「もうきたの!?」
「もう居るんですか!?」
予想外だった。前より来るのが早い。
もう俺の時間に合わせるようにしたのだろうか。
それにしても……今日の服装も非常に可愛らしい。夜に出会う時は大体ローブを羽織って居るけれど、デートの時はあの双子達と選んだろう服をとても可愛く着飾って来る。
病的なまでに白い肌と髪に、赤に重きを置いたデザインの服とロングスカート。緑や水色を好むアイリスには珍しい攻めた色だけど清楚さを隠しきれていない。
普段は下着ですら白……いけない、下着の上下どちらもすでに偶然とはいえ目の中に入ってしまっているのは非常に良くないし、それを思い出してもいけない。
俺自身、アイリスは心底大切にしたいと思っている。男性が苦手なアイリスに実はまだつけていたブラジャーと胸の谷間の光景がすぐに浮かんで来るだなんて言ってみろ、嫌われるに決まっている。
「あの、念のためにお聞きしますが、いつからここに?」
「1時間前かな」
服に見惚れていたが、その言葉になんとか正気を保ち、質問には正直に答えた。アイリスに嘘をつくのはいい方法だとはいえない。
なにせ勘が鋭いうえに非常に頭もいい。嘘をいえばすぐにバレ、嘘を言ったと言う事実が彼女を不信にさせる。
「そ、そんなに早く来なくてもいいじゃないですか!」
「だってアイリスのことだからやっぱり今回も早く来ると思ってたし……あと、楽しみだからってのもあるかな。居ても立っても居られなくなって」
これも本当のこと。あー、本音を言うのってなんでこんなに恥ずかしいんだろう。でもアイリスに嘘をつくのは悪手だし。
……俺だけじゃなくてアイリスも白い頬が赤くなっているじゃないか!
かわいい! 誰の彼氏だ! 俺だった!
ともかく重いだとか思われなくてよかった。
「ま…まあ、デートの時間が伸びるのは良いことです。さっそく行きましょうか」
「うん」
歩み出し、前よりアイリスにぎこちなさはない。
暇だった1時間の間に今日のデートはどこにするかを必死に考えており、もう目的地は決まっている。
そこまで行こうと歩き出したら、アイリスは黙って俺の隣に並んび同じ速さで歩き始めたんだ。
手を軽く動かせば触れてしまえそうな距離。
こんな距離感だと、本当にアイリスとそう言う関係になれたんだと実感できる。こんなことになっているのも奇跡か何かに違いない。
自分より身長が高い俺の歩幅に合わせて歩数を調整して歩くアイリスの可憐さと言ったら、もう。
「今日は何をしますか?」
「前は武器屋だなんて、思いっきり男の趣味の場所に連れてっちゃったから、今日は服でも……と思ったんだけど、どうかな?」
「私、武器見るの好きですから大丈夫ですよ。……服を見に行くのですね、わかりました」
実は武器屋が好きなのは把握している。
そう、清楚な見た目に反して本当は武器や格闘技のようなものが好きなことは随分前から知っているんだ。でも今日は服屋に行くと決めている。
プレゼントを買うんだ。……世間的に考えて、武器がプレゼントだなんてわけにはいかないだろうし。
似合う服を買い与えれば普通の女の子とは趣味がずれているアイリスでも喜ばないことはない。
……お金をかけて喜んでくれるだろうか?
喜んでくれるなら本当に嬉しい。
やがて服屋が多く立ち並ぶ通りにたどり着いた。
アイリスの表情から読み取るに、どうやらここには良く双子と来ているようだ。今日の服を買ったのもここかもしれない。
よし、じゃあ早速……。
「なにかプレゼントでもしようか?」
食いついて来てくれるといい、そう思っていた。
嬉しがって欲しいと思っていた。
でも、ちょっとアイリスは顔を曇らせこう言ってきた。
「私はお金をかけなくても大丈夫な彼女でいたいので、お気持ちだけで十分です」
……どうやら俺は選択ミスをしたようだ。どうして落ち合う時刻の予測の時はアイリスの気持ちを考えていたのに、デート内容に関しては上手いこと考察できなかったんだろうか!
アイリスは人の世話を焼くのが好きだけど、人から施しを受けるのは嫌いなんだ。なんでそこが頭からすっぽりと抜け落ちてしまうのだろう。
つまり前の昼食の奢り……男らしさを見せつけたくて、いい店に入り全額負担したけど……それも大失敗だったのかもしれない。
でも彼氏らしいことなんじゃないのか、これが。
「そうか。なんだかアイリスらしいね。もしかして前回の昼食の時も別の意味で無理させちゃったかな?」
「いえ、そんなことは。なんだか新鮮でしたし、嬉しかったですよ」
そう言って天使のように微笑んでくれるアイリス。
表情から察するに大失敗ってほどではなかったようだ。
「良かった。……あー、でもどうするかな。お金をかける以外に、彼氏っぽいことって一体なにをすれば……」
あっ、つい言うつもりもなかった本音が口から。頼りない彼氏だとか思われないだろうか、この程度で愛想をつかすアイリスではないけれど。でもこれから俺が色々とやりにくくなるんじゃ……!
「ふふっ……」
「ん? どうしたの、アイリス」
なぜかアイリスが笑った。なにか重荷が取れたかのような安心しきった笑いだ。
「失礼、ふふ。実は私も日頃、彼女らしい行動とは何かとよく考え、それをデートで実行しようと考えたりするのですが……まさかガーベラさんも同じこと考えているとは思いませんでしたので」
「アイリスも俺と同じように俺にどう対応しようか悩んでるってこと?」
「そうです」
そうか、アイリスはそう言う性格だった。人に尽くすのが大好きなんだ。さっき確認したばかりじゃないか。
俺も尽くされるより尽くす方が好きだけど。
だいぶ無理をさせてしまっていたようだ。
今までのちょっと突拍子も無い顔を真っ赤にしながら行っていた、アイリスにしては大胆な行動もそのためか。
甘えてきているのかと思ってた。
いや、甘えてきていると言うのはあながち間違いじゃないのかもしれないが。
「ははは! なんだそりゃ……お互いに無理してたってことか。俺が今のなら……大方、昨日のアイリスはいきなり甘えてきたりするアレかな?」
「ええ、実は」
お互いに笑みがこぼれる。こんなの絶対おかしいって。俺の記憶違いや読み間違えもあるのかもしれないけどさ、二人ともで気を遣い合って、二人して慣れないことをしていたんだな。
「もうそんな気を遣わないでいいよ。どちらかというと、俺はありのままのアイリスの方が好きだ」
すんなりと好きと言う言葉が出てきた。告白したその時から、好きだと言う言葉をはっきりと言える。
無理するアイリスより、ありのままのアイリスが俺は大好きだ。
「私もです。普段通りのガーベラさんが…す……すす…好きですっ……」
顔を真っ赤にしてアイリスはそう言った。聞き間違えじゃ無いだろうか。心臓が破裂してしまいそうだ。その表情も、優しい声も合わさって俺を萌えさせてくる。
どれだけ恋人して好きだと言われたかっただろうか。
どれだけ待ち続けただろうか。
何度言われても、アイリスから好きだと言われるのは天にも登るような気持ちになる。
だって、本当に好きだから。
このやりとりこそが彼女と彼氏だと、胸を張って言えるだろう。
「もしかして今のが一番恋人同士っぽかったりするかな?」
「かもしれません」
かなり早い段階で二人でそういうことに気がつけて良かった。でも……アイリスを狙っている男が多いのも確か。照れ臭くはあるけれど、どうにかして周りにアイリスが俺の彼女だと示す方法はないだろうか。
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