29 / 127
29 町と家と
しおりを挟む
久しぶりの町は相変わらず雑多で賑やかで埃っぽかった。3人の占い師たちに会いに行くと、晶鈴の元気な様子にみんな安堵し、また仲間として歓迎させる。しばらく赤ん坊の様子やら雑談をしてから、晶鈴は自分の商売の場所へと向かった。
ロバの明々は晶鈴のとなりで大人しく草を食んでいる。椅子に腰かけ、ぼんやりと行きかう人たちを眺める。目の前を様々な人種、色、香りがうつろっていく感じが好ましかった。久しぶりに一人になったと気が緩みかけた時「おや。久しぶりだな。ちょっと観てもらおうか」とふっくっらした中年の男が腰掛けた。
「お久しぶりね。今日は何を?」
「あんたの言う通り、麦の収穫が良かったもんだから貯えが増えたよ。そうだなあ。今特にこれってのはないが……」
「無いならいいじゃない」
「そうだが。ついついなあ」
男は愛想よく照れ笑いをする。気取らず、率直で媚のない晶鈴は商売っ気のなさが逆に好感度を上げているようで、こうして悩みがなくても何か占ってもらおうとする者がいる。座っただけで、料金が発生する占い師もいるなかで、このように占わない晶鈴は珍しい存在だった。
「せっかくだし、健康でもみておくれ」
「わかったわ」
こうして、3人ほど鑑定して、昼になったので町の食堂で食べて帰ることにした。
食堂に訪れるのも久しぶりで、子供のことを気にせず食事をするのはどれくらいぶりだろうと人心地着く。この店の名物の平たく長い辛味噌味の麺を啜る。ふと気づくと器は白い陶器で青い小花模様が描かれている。
「あら、彰浩の器なのね」
食堂なのに、家にいるような不思議な感覚もあった。改めてこの町に来てから、色々な出会いがあったなあと感慨深いものがある。占い師仲間に、生活を共にする仲間。
「いつまでもこのまま過ごせるといいわねえ」
そうだと思いつき、みんなへのお土産にふかし饅頭を持って帰ることにした。
ロバの明々が引っ張る荷台に横たわっていたが、揺れが止まったので晶鈴は身体を起こした。
「ありがとう。もう着いたのね」
道を覚えている明々は「ホヒィ」と誇らしげに啼いた。形ばかりの木の柵のような門を開き、庭を通って馬小屋に明々をつなぐ。草をたらふく食べたようで、水を少し飲むと足を折って座りくつろぎ始めた。
「ごめんね。遅くなって」
家の扉を開けると、ちょうど子供たちが寝付くところだったようで、京湖が「しっ」と人差し指を唇に当ててみせた。息をのんでそっと中に入り、2つの籠を交互に覗く。赤い頬の丸々とした子供たちが穏やかに寝息を立てている。
晶鈴は隣の部屋に行こうと、京湖に指で指示した。食卓に饅頭を置くと、京湖が水を持ってくる。
「お土産。食べて」
「おいしそうね。疲れた?」
「お客はいたけどこっちは全然疲れてないわ。京湖こそ二人も面倒を見て疲れたでしょう」
「二人とも大人しいから平気。星羅にも私の乳を飲ませてやれるようになったから良かったわ」
「じゃあいっぱい食べて」
ふっくらしてきた京湖は嬉しそうに饅頭を頬張った。水を飲みながらふっと思わず晶鈴がため息をつくと「やっぱり疲れたんじゃないの?」と京湖は心配そうな顔をした。
「そうじゃないの。なんだか暑いのよねえ」
「ああ、そうなのね」
この地方で迎える初めての夏は、晶鈴にとって初めての暑さだった。都も、出身の北西の村も雪こそ降らないが、夏でも涼しい日が多く乾いていた。この町の初夏は蒸して暑い。
「私の着物を貸すわ。その着物は確かに暑苦しいでしょう」
「ああ、そういわれてみればそうねえ」
冬の間には大して気にならなかった服装の違いに改めて気づく。晶鈴は、都の太極府で支給された、厚手の濃紺の絹織物の着物を着こんでいる。保温保湿には優れているが、風通しは悪く汗をかくとじっとり不快な気がした。
京湖は織り目が粗く、風通しが良い着物を着ている。寒いときは枚数を重ねてきているようだが、風通しの良さと軽くざっくりとした生地は蒸し暑い夏に適しているようだ。
「服装は民族の個性というか、地方の気候にあっているものなのね」
「そのようね。都にいくとそんな着物が合うのね」
ファッションではなく便利性なのだと二人で再認識しながら頷いて笑いあった。京湖は寝室の衣装籠から、数点着物を持ってきた。
「遠慮しないで着たらいいわ」
「ええ、でも」
「着物を今から仕立てるのも時間がかかるから」
「そう、じゃあ、借りようかな」
「ちょっと着てみたら?」
勧められ、晶鈴は寝室で着替えて戻ってきた。ふわっとした生地の着物は薄い青色で、重厚な印象から軽やかな印象に変える。袖は晶鈴のものよりも長くひらひらと風に舞う軽さを持っている。丈もひざ下あたりまでしかないので、やはり薄手のひらひらしたズボンをはく。歩くと足の運びがするするといい。
「どうかしら? ちょっと透けてない?」
「透けてないわ。よく似合ってる」
「そう?」
「そうだ。これもよかったら」
京湖はまた奥から持ってきた玉の腕輪を、晶鈴にはめる。
「まあ、素敵な玉ねえ」
真っ白い玉は、濁ったところも、傷もない完璧な円形だった。
「これはちょっと高価すぎないかしら? 壊したら大変」
「いいのいいの。よく採れる玉なの。あなたに持っていてもらいたいの」
どうやら感謝のしるしとして、玉を贈りたいようだった。元々、素直に受け取る晶鈴は彼女の厚意と一緒に受け取ることにした。
「ありがとう。これで過ごしやすくなるわ」
しばらく自分の着物は着ることがないだろうと、綺麗に洗濯をして仕舞うことにした。新しい民族に生まれ変わったような気持ちで晶鈴は占いの仕事に取り掛かるのだった。
ロバの明々は晶鈴のとなりで大人しく草を食んでいる。椅子に腰かけ、ぼんやりと行きかう人たちを眺める。目の前を様々な人種、色、香りがうつろっていく感じが好ましかった。久しぶりに一人になったと気が緩みかけた時「おや。久しぶりだな。ちょっと観てもらおうか」とふっくっらした中年の男が腰掛けた。
「お久しぶりね。今日は何を?」
「あんたの言う通り、麦の収穫が良かったもんだから貯えが増えたよ。そうだなあ。今特にこれってのはないが……」
「無いならいいじゃない」
「そうだが。ついついなあ」
男は愛想よく照れ笑いをする。気取らず、率直で媚のない晶鈴は商売っ気のなさが逆に好感度を上げているようで、こうして悩みがなくても何か占ってもらおうとする者がいる。座っただけで、料金が発生する占い師もいるなかで、このように占わない晶鈴は珍しい存在だった。
「せっかくだし、健康でもみておくれ」
「わかったわ」
こうして、3人ほど鑑定して、昼になったので町の食堂で食べて帰ることにした。
食堂に訪れるのも久しぶりで、子供のことを気にせず食事をするのはどれくらいぶりだろうと人心地着く。この店の名物の平たく長い辛味噌味の麺を啜る。ふと気づくと器は白い陶器で青い小花模様が描かれている。
「あら、彰浩の器なのね」
食堂なのに、家にいるような不思議な感覚もあった。改めてこの町に来てから、色々な出会いがあったなあと感慨深いものがある。占い師仲間に、生活を共にする仲間。
「いつまでもこのまま過ごせるといいわねえ」
そうだと思いつき、みんなへのお土産にふかし饅頭を持って帰ることにした。
ロバの明々が引っ張る荷台に横たわっていたが、揺れが止まったので晶鈴は身体を起こした。
「ありがとう。もう着いたのね」
道を覚えている明々は「ホヒィ」と誇らしげに啼いた。形ばかりの木の柵のような門を開き、庭を通って馬小屋に明々をつなぐ。草をたらふく食べたようで、水を少し飲むと足を折って座りくつろぎ始めた。
「ごめんね。遅くなって」
家の扉を開けると、ちょうど子供たちが寝付くところだったようで、京湖が「しっ」と人差し指を唇に当ててみせた。息をのんでそっと中に入り、2つの籠を交互に覗く。赤い頬の丸々とした子供たちが穏やかに寝息を立てている。
晶鈴は隣の部屋に行こうと、京湖に指で指示した。食卓に饅頭を置くと、京湖が水を持ってくる。
「お土産。食べて」
「おいしそうね。疲れた?」
「お客はいたけどこっちは全然疲れてないわ。京湖こそ二人も面倒を見て疲れたでしょう」
「二人とも大人しいから平気。星羅にも私の乳を飲ませてやれるようになったから良かったわ」
「じゃあいっぱい食べて」
ふっくらしてきた京湖は嬉しそうに饅頭を頬張った。水を飲みながらふっと思わず晶鈴がため息をつくと「やっぱり疲れたんじゃないの?」と京湖は心配そうな顔をした。
「そうじゃないの。なんだか暑いのよねえ」
「ああ、そうなのね」
この地方で迎える初めての夏は、晶鈴にとって初めての暑さだった。都も、出身の北西の村も雪こそ降らないが、夏でも涼しい日が多く乾いていた。この町の初夏は蒸して暑い。
「私の着物を貸すわ。その着物は確かに暑苦しいでしょう」
「ああ、そういわれてみればそうねえ」
冬の間には大して気にならなかった服装の違いに改めて気づく。晶鈴は、都の太極府で支給された、厚手の濃紺の絹織物の着物を着こんでいる。保温保湿には優れているが、風通しは悪く汗をかくとじっとり不快な気がした。
京湖は織り目が粗く、風通しが良い着物を着ている。寒いときは枚数を重ねてきているようだが、風通しの良さと軽くざっくりとした生地は蒸し暑い夏に適しているようだ。
「服装は民族の個性というか、地方の気候にあっているものなのね」
「そのようね。都にいくとそんな着物が合うのね」
ファッションではなく便利性なのだと二人で再認識しながら頷いて笑いあった。京湖は寝室の衣装籠から、数点着物を持ってきた。
「遠慮しないで着たらいいわ」
「ええ、でも」
「着物を今から仕立てるのも時間がかかるから」
「そう、じゃあ、借りようかな」
「ちょっと着てみたら?」
勧められ、晶鈴は寝室で着替えて戻ってきた。ふわっとした生地の着物は薄い青色で、重厚な印象から軽やかな印象に変える。袖は晶鈴のものよりも長くひらひらと風に舞う軽さを持っている。丈もひざ下あたりまでしかないので、やはり薄手のひらひらしたズボンをはく。歩くと足の運びがするするといい。
「どうかしら? ちょっと透けてない?」
「透けてないわ。よく似合ってる」
「そう?」
「そうだ。これもよかったら」
京湖はまた奥から持ってきた玉の腕輪を、晶鈴にはめる。
「まあ、素敵な玉ねえ」
真っ白い玉は、濁ったところも、傷もない完璧な円形だった。
「これはちょっと高価すぎないかしら? 壊したら大変」
「いいのいいの。よく採れる玉なの。あなたに持っていてもらいたいの」
どうやら感謝のしるしとして、玉を贈りたいようだった。元々、素直に受け取る晶鈴は彼女の厚意と一緒に受け取ることにした。
「ありがとう。これで過ごしやすくなるわ」
しばらく自分の着物は着ることがないだろうと、綺麗に洗濯をして仕舞うことにした。新しい民族に生まれ変わったような気持ちで晶鈴は占いの仕事に取り掛かるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる