密室プレイ

ソラ

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続編

2★

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「判っただろ? 俺は断じてお前なんかに発情する訳はないけど、なんか知らんが俺のチンポは、お前を思い出すとギンギンに勃っちまうんだよ」
『……へー』
「だから、原因を作ったお前が責任取れ」
『……あのさあ、淫乱ちゃん』
「俺は淫乱でもなんでもないただの健全な男のコだけど、なんだ?」
『その言い訳、言ってて虚しくならない?』
「…………ベ、ベツニ?」

出すもんが無くなるまでムスコを扱いてから――最初は女のコに手コキされてるシチュエーションだったけど、途中からオカズがあいつの手にすり替わっていたなんて事は万にひとつも有り得ない――、仕方なく、本当に本当に仕方なく、あいつの電話番号を携帯電話に打ち込んだ。
これはただの不可抗力に過ぎない。
……電話越しの俺の声、掠れてんのバレてるかもな。
いや、勿論これは仕事疲れだ。
アンアン鳴き過ぎたなんて事は、……うん。
俺の言い訳、いや違った正当な異議申し立てに朋久はひと頻り笑った後、

『ま、淫乱ちゃんがその気になったならなんでもいいよ。この俺がもっともっと開発してあげる』
「か、開発?」
『うん、開発。えーとね、まずはアナル拡張だね。あ、勿論無理矢理はしないよ。少しずつ大きなバイブに替えていって、最終的には極太バイブも美味しく食べられるように――』
「要らん。そんな恐ろしいモン願い下げだ」
『えー? あっ、もしかして尿道バイブのほうが良かった? そうだよね、淫乱ちゃんってばこの前も気持ち良すぎて放尿しちゃってたし――』
「わーわーわー! 言うな、もう言うな言わないで下さいお願いします!」

我が儘だなぁ、と、朋久はやっぱり楽しそうに笑った。


* * *


そして、その電話から三日後。



「ィは……っぁ、ぁあう…ッ! も、もう…っふ、っァん!」

じゅるっぺちゃ、ぺちゅっ

「あーっあ、ひっひァ! あ、あ、…ぅァ…あー…!」

ちゅくちゅくっ
ちゅ…ちゅううううッ!

「ひィいッ!!」

奴のネクタイでぎゅうぎゅうにチンポの根元を縛られ、射精出来ないようにされてる途中で思い切りチンポを吸われた。
びくびくっと活き魚みたいにベッドの上で身体が跳ね、目の奥がチカチカする。
おまけに、ラブホのロゴ入りタオルで両手首をベッドポールに固定されているから、抵抗らしい抵抗も出来ない。
さっきから指は空中を無意識に藻掻くだけだし、足もシーツを引っ掻き回すに留まっていた。
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