密室プレイ

ソラ

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続編

3★

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「ふふ、人生二度目の射精管理はどう? 堪んないでしょ?」
「ぁう…っも、イカせろ…!」
「だーめ。もっと淫乱ちゃんをぐちゃぐちゃにしてからね」

……ああ、俺今確かに天井を見上げてる筈なのに、次々溢れる生理的な涙に霞んでよく見えない。
たまの強烈な刺激でびくびくと身体が痙攣する度、俺は空イキとやらを経験してるのかも知れなかった。
俺が男同士のそういうコトにいまいち疎いのもあるし、余韻に浸る前に朋久が次の愛撫を仕掛けてくるから、冷静に分析する余裕がない。
口から唾液をだらだらとシーツに染み込ませ、目は涙でぐしょぐしょだし、俺のチンポはこれ以上ないってくらいに勃起している。
まだ一度も弄られていないアナルが初めて朋久のブツに犯された時の感覚を思い出して、ずっとひくついてやがる。

「あぁッ…あ、あっ…も、朋久ァ…!」
「んー?」
「ぉれのっケツマンコぉ…ぁっあぅッ、ひ、ひぃ…っも、もう無理ぃいいッ…!」

それがもどかしくてもどかしくて尻をシーツに擦り付けながら散々奴に催促するが、朋久はニコヤカな笑顔で素知らぬ振りをするだけだ。
ああ、畜生。
これじゃあ、益々こいつの思う壷じゃねえか。
息子を舐めしゃぶられてアン、アンと忙しく鳴き、両足をぎりぎりまで広げる。
酷く荒い自分の呼吸が喧しかった。
朋久の視線が、俺の真っピンク色に染まったチンポにも、その根元でパンパンに膨れ上がった二つの玉にも、入り口をひくひくさせている慎ましやかな穴にも注がれる。

「あーッぁっあ、はァ…ッん、ァん!」

俺が足の裏をベッドに着けて堪らずカクカクと腰を振る様を、視姦されている。
電車の中で痴漢され、なし崩しにトイレで犯され、出すものが無くなっても尚出さないままイッたり失禁したりして目茶苦茶にラブホで感じてしまった、あの日の感覚が蘇る。
聞くに堪えない淫語で責め立てられて、勃起した乳首を元の形よりも僅かに肥大化するまで吸われて、飲み切れない量の精液をナカにぶち撒けられて、それでも、俺は感じてた。
強烈な熱にやられたみたいに、もっともっとと腰を振って強請った。
一刻も早くトチ狂いそうな快楽が欲しく、ぶるんぶるんと俺の性器が虚しく揺れ動く。

「ひ、ひぃっ…あーぁんッあぅうう! あっあっあっ! ひァっ…あーっあーっ!」

喘ぎ声は殆ど悲鳴に近い。
当たり前だ。
俺は今朋久に見られながら、目を暝って約二週間前の朋久に犯されている。
俺を無遠慮に揺さぶる奴のチンポをオカズに。
ごくり、と、朋久が唾液を飲み込む音が聞こえた気がした。
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