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第一章
21 正解と説明
しばらく経っても正解者が出ませんでした。
「ふむ……流石に難しすぎたか。では時間切れだ。正解者はリリーナ殿一人のみだ」
「素晴らしい! しかしあの子は何者だ?」
「ライカル様の教育をされているそうですよ」
「何と! ならば納得もいく……」
再び拍手と歓声をいただきました。
「リリーナ殿、答えの解説を皆に言ってくれるか?」
「え!? この答えを私自らですかっ!?」
「良いのだよ。あくまでクイズの種明かしだけしてくれれば良い」
答えの説明も恥ずかしいですけど……。そもそもこんなに大勢の前で発言すること自体初めてなので、ハードルが高すぎます。
一旦大きく深呼吸をして、緊張をほぐします。
「では……」
私は順番に説明を始めました。
「まず、出題の文章です。【飢える上 私意ゲオゲね 愛苦愛の言う云うライオラ王そ 老いこうえ王よ】これ自体の文章に意味はありません」
「ほぉ……」
「てっきりライオラ王という名前を意識してしまった」
「では一体……」
「一旦文章をバラして全て簡易文字にします。すると、【うえるうえ しいげおげね あいくあいの いういうらいおらおうそ おいこうえおうよ】となりますね」
黙ってしまったので、どんどん解説していきましょうか。
「これを全て別の字体に変換します」
「すると、【ueruue siigeogene aikuaino iuiuraioraouso oikoueouyo】となります」
ここまで説明したら、何人かはわかったようです。
ライカル様も解けたようで頷いていました。
「最後に、二文字目、四文字目、六文字目……と、偶数の文字部分を全て消します。すると、【urusiegnakaniirirosokuoy】となります」
「あとは逆さから読めば……」
「おぉーーー本当だ! 文章になった!」
「リリーナ様はよく解かれましたな!」
「さすがは陛下が答えにしただけのことはあるようです」
「ふむ。そういうことだ。今回の出題の答えは【ようこそリリーナ、歓迎する】だ」
改めて言われると恥ずかしいものがありますね……。
ライカル様が私の元へ戻ってきました。
「さすがリリーナさんだ。よくこんな難しい問題を解けましたな。それに陛下もこうやって彼女を迎えてくれたことに感謝致します」
「何をいうか。新人を皆に紹介するのも私の務め。それにライカル君の教育をするくらいだからおそらく解けると思っておったぞ。まさかすぐに解かれるとは思わんかったが……。あっぱれだな」
どうやらこの国は活気があって、一部を除くかもしれませんが皆仲良く、治安も良い素晴らしい国のようです。
国王陛下が素晴らしく、尚且つ下につく方々もしっかりしているからなのでしょう。
歓迎されて思わず嬉し涙を溢してしまいました。
「ライカルちゃん、あなたったらとーーっても素晴らしい方に教育を受けてもらっているようで幸せものね。リリーナ様、いえ、リリーナ姫」
独特の口調で少しばかり驚いてしまいました。
だって、見た目はこれでもいうかというくらいに美形、そして高身長で誰が見てもカッコいいと思いますので……。
「シンザーン殿下、いつもながら元気そうで何よりです」
「アタシ達に元気がなければ国も活気づかないでしょう? それに健康第一よ!」
自信満々にパチっとウインクをしてきたことは何とも言えませんでしたが、第二王子殿下自らが挨拶に来てくださったのです。
私はすぐに深くお辞儀をして挨拶をしました。
「ふむ……流石に難しすぎたか。では時間切れだ。正解者はリリーナ殿一人のみだ」
「素晴らしい! しかしあの子は何者だ?」
「ライカル様の教育をされているそうですよ」
「何と! ならば納得もいく……」
再び拍手と歓声をいただきました。
「リリーナ殿、答えの解説を皆に言ってくれるか?」
「え!? この答えを私自らですかっ!?」
「良いのだよ。あくまでクイズの種明かしだけしてくれれば良い」
答えの説明も恥ずかしいですけど……。そもそもこんなに大勢の前で発言すること自体初めてなので、ハードルが高すぎます。
一旦大きく深呼吸をして、緊張をほぐします。
「では……」
私は順番に説明を始めました。
「まず、出題の文章です。【飢える上 私意ゲオゲね 愛苦愛の言う云うライオラ王そ 老いこうえ王よ】これ自体の文章に意味はありません」
「ほぉ……」
「てっきりライオラ王という名前を意識してしまった」
「では一体……」
「一旦文章をバラして全て簡易文字にします。すると、【うえるうえ しいげおげね あいくあいの いういうらいおらおうそ おいこうえおうよ】となりますね」
黙ってしまったので、どんどん解説していきましょうか。
「これを全て別の字体に変換します」
「すると、【ueruue siigeogene aikuaino iuiuraioraouso oikoueouyo】となります」
ここまで説明したら、何人かはわかったようです。
ライカル様も解けたようで頷いていました。
「最後に、二文字目、四文字目、六文字目……と、偶数の文字部分を全て消します。すると、【urusiegnakaniirirosokuoy】となります」
「あとは逆さから読めば……」
「おぉーーー本当だ! 文章になった!」
「リリーナ様はよく解かれましたな!」
「さすがは陛下が答えにしただけのことはあるようです」
「ふむ。そういうことだ。今回の出題の答えは【ようこそリリーナ、歓迎する】だ」
改めて言われると恥ずかしいものがありますね……。
ライカル様が私の元へ戻ってきました。
「さすがリリーナさんだ。よくこんな難しい問題を解けましたな。それに陛下もこうやって彼女を迎えてくれたことに感謝致します」
「何をいうか。新人を皆に紹介するのも私の務め。それにライカル君の教育をするくらいだからおそらく解けると思っておったぞ。まさかすぐに解かれるとは思わんかったが……。あっぱれだな」
どうやらこの国は活気があって、一部を除くかもしれませんが皆仲良く、治安も良い素晴らしい国のようです。
国王陛下が素晴らしく、尚且つ下につく方々もしっかりしているからなのでしょう。
歓迎されて思わず嬉し涙を溢してしまいました。
「ライカルちゃん、あなたったらとーーっても素晴らしい方に教育を受けてもらっているようで幸せものね。リリーナ様、いえ、リリーナ姫」
独特の口調で少しばかり驚いてしまいました。
だって、見た目はこれでもいうかというくらいに美形、そして高身長で誰が見てもカッコいいと思いますので……。
「シンザーン殿下、いつもながら元気そうで何よりです」
「アタシ達に元気がなければ国も活気づかないでしょう? それに健康第一よ!」
自信満々にパチっとウインクをしてきたことは何とも言えませんでしたが、第二王子殿下自らが挨拶に来てくださったのです。
私はすぐに深くお辞儀をして挨拶をしました。
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