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第二章
66 防御を固めるために
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【前書き】
大変長らくお待たせ致しました。
明日の商業リリースと、こちらのサイトでの新作投稿に伴い、更新を再開します。
下記のとおり無理やり設定を変更した部分があります。
・セリフ以外の文章(地の文)を、前話までは全て敬語で書いていましたが、現状ではとても書けなかったので書きやすい文章に変更しました。
・視点変更のセリフ以外の文章も、キャラ視点で書いています。
途中変更になりますが、読みやすくするためと、作者が書きやすい方法を選びました。
申し訳ありません。
また、久々更新なため設定読み返すのも面倒かと思います故、異例ではありますがこの話以降で再びキャラの名前や設定状況等をあえて本文に記載したりしてここからでもある程度物語がわかるようにしています。
重ねて申し訳ありません。
尚、残り完結までは当作品は二週間に一度のペースで更新を続けます。
なお、完結まで執筆済みなので、もう更新が止まることはありません。
ーーーーーーーーーー
「うーん……、さすがにこれは無理があるか」
私リリーナは、オーブルジェ王国の防衛面を強化したいがために、王都の周りに防衛壁でも作れないかと対策を練っていた。
この国では今まで警備がいなくても犯罪が起きないくらい平和な国だった。
そのため、他国からの防衛面も弱すぎるのだ。
「リリーがこれほどまでに悩むとは……。よほど困難な案件を考えているのだな」
「そうですね……、こればかりは私一人ではどうすることもできませんね」
ライカル様は私の婚約者ではあるが、公爵家の跡取りだ。
シンザーン殿下こと、しんちゃんも今となってはいずれ王太子になるお方だからなぁ。
労働のようなことを頼んでしまって良いのかどうか悩む。
だが、現状私だけではどうすることもできない。
「リリーよ、私たちも協力する。いや、むしろ私たちがするべきことをリリーに頼ってばかりですまないと思っているのだ」
「主に建設になってしまうのですが……」
「ふむ……」
特殊な防衛壁を作るための工程を説明した。
ライカル様は黙ったまま真剣に聞いてくれていた。
「私には無理難題な件ではある。そこで……友人に頼むことにしよう」
「え⁉︎」
「何を驚いている? オーブルジェ王国は王族も貴族も民も皆仲が良いと知っているだろう?」
「そうでしたね……。警備兵や騎士団もほとんどいない国で最初は驚いたものです」
「リリーの故郷アルガルデ王国との交流も、今後は盛んになるだろう。伯父様も本腰を入れて防衛対策を考えるようになったそうだ」
デインヒール陛下にも頼まれ、できそうなことだけは協力してきた。
麻酔銃や魔導車を作ったりしてみたが、予想以上に反響が良かった。
「ところで、ライカル様のご友人の件ですが」
「あぁ、この王宮の改修工事に関わった男だし、オーブルジェ王国の中でも一番有能な技師だよ」
「その人に頼めれば、要塞都市にできるかもしれませんね」
「やはりそれくらい警備を固めないと危険か?」
「国同士の交流も始まりましたし、今はよくともいずれ危険な状況になる可能性もあるかと……」
「そういうものなのか。平和ボケというのも困ったものなのだな」
前回この国に何をしにきたのかは知らないが、アルガルデ王国から襲撃された際、その中にザグロームがいなかったことが気がかりだった。
サフランお姉様と仲良く国で生活を続けていけるような環境でもないだろう。
危ないと少しでも思った時点である程度の対策はあったほうがいい。
それに、危険なのは彼らだけではないのだから。
「では明日、コンタクトをとってみよう」
「よろしくお願いします」
大変長らくお待たせ致しました。
明日の商業リリースと、こちらのサイトでの新作投稿に伴い、更新を再開します。
下記のとおり無理やり設定を変更した部分があります。
・セリフ以外の文章(地の文)を、前話までは全て敬語で書いていましたが、現状ではとても書けなかったので書きやすい文章に変更しました。
・視点変更のセリフ以外の文章も、キャラ視点で書いています。
途中変更になりますが、読みやすくするためと、作者が書きやすい方法を選びました。
申し訳ありません。
また、久々更新なため設定読み返すのも面倒かと思います故、異例ではありますがこの話以降で再びキャラの名前や設定状況等をあえて本文に記載したりしてここからでもある程度物語がわかるようにしています。
重ねて申し訳ありません。
尚、残り完結までは当作品は二週間に一度のペースで更新を続けます。
なお、完結まで執筆済みなので、もう更新が止まることはありません。
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「うーん……、さすがにこれは無理があるか」
私リリーナは、オーブルジェ王国の防衛面を強化したいがために、王都の周りに防衛壁でも作れないかと対策を練っていた。
この国では今まで警備がいなくても犯罪が起きないくらい平和な国だった。
そのため、他国からの防衛面も弱すぎるのだ。
「リリーがこれほどまでに悩むとは……。よほど困難な案件を考えているのだな」
「そうですね……、こればかりは私一人ではどうすることもできませんね」
ライカル様は私の婚約者ではあるが、公爵家の跡取りだ。
シンザーン殿下こと、しんちゃんも今となってはいずれ王太子になるお方だからなぁ。
労働のようなことを頼んでしまって良いのかどうか悩む。
だが、現状私だけではどうすることもできない。
「リリーよ、私たちも協力する。いや、むしろ私たちがするべきことをリリーに頼ってばかりですまないと思っているのだ」
「主に建設になってしまうのですが……」
「ふむ……」
特殊な防衛壁を作るための工程を説明した。
ライカル様は黙ったまま真剣に聞いてくれていた。
「私には無理難題な件ではある。そこで……友人に頼むことにしよう」
「え⁉︎」
「何を驚いている? オーブルジェ王国は王族も貴族も民も皆仲が良いと知っているだろう?」
「そうでしたね……。警備兵や騎士団もほとんどいない国で最初は驚いたものです」
「リリーの故郷アルガルデ王国との交流も、今後は盛んになるだろう。伯父様も本腰を入れて防衛対策を考えるようになったそうだ」
デインヒール陛下にも頼まれ、できそうなことだけは協力してきた。
麻酔銃や魔導車を作ったりしてみたが、予想以上に反響が良かった。
「ところで、ライカル様のご友人の件ですが」
「あぁ、この王宮の改修工事に関わった男だし、オーブルジェ王国の中でも一番有能な技師だよ」
「その人に頼めれば、要塞都市にできるかもしれませんね」
「やはりそれくらい警備を固めないと危険か?」
「国同士の交流も始まりましたし、今はよくともいずれ危険な状況になる可能性もあるかと……」
「そういうものなのか。平和ボケというのも困ったものなのだな」
前回この国に何をしにきたのかは知らないが、アルガルデ王国から襲撃された際、その中にザグロームがいなかったことが気がかりだった。
サフランお姉様と仲良く国で生活を続けていけるような環境でもないだろう。
危ないと少しでも思った時点である程度の対策はあったほうがいい。
それに、危険なのは彼らだけではないのだから。
「では明日、コンタクトをとってみよう」
「よろしくお願いします」
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