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助監督はBL
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2000年の3月だった。勤める会社が倒産したとテレビで放映している。一昨日の金曜日は普通に出勤していた。
「もしもし、テレビ観た?」
同僚である植木真一からの電話だった。
「ああ、ドッキリだろうか?」
坂上昭は勤めている会社があまりにも儲かっているから税金対策でテレビ局に金を支払い社員を驚かそうとしているのだと思った。
「まさか、あの社長は楽天家だけどそこまでやらないだろう。日曜だけど行ってみないか?」
植木は坂上を誘って会社まで出掛けた。会社が入っている高層ビルの7階、8階、9階ロビーにはテレビを観て駆け付けた社員や株主、出資者や客が入り乱れて混沌としていた。誰が誰に話し掛けるでもなく、突然の出来事に当たり場所を探している。更に客が押し寄せてくる。社員証を付けた者が客に囲まれて小突かれている。
「やばい、ここ逃げよう」
呆気に取られている坂上を引き摺り出すように外に連れ出した。
「社員証を外せ」
二人は客に成り済ましじっと様子を見ていた。
「ドッキリをここまでやるかな?」
「お前、まだそんなことを言っているのか、事実だよ、俺達の会社は倒産したんだ」
のんびり屋の坂上がこの場においてもドッキリと信じているので植木が肩を揺さぶった。
「それじゃ社長はどうしたんだろう」
「海外にがっちり残しているさ。損したのは騙された客と俺達平社員だけだよ」
「ところで昭、お前金を残してあるのか?」
「会社の株を購入していた」
「全部か?」
「ああ全部だ」
「あんなもん紙屑になった」
植木の嘆きに坂上は笑っている。
「お前は頭が混乱しないのか。もう仕事ないんだぞ。月給貰えないんだぞ」
「しょうがない。また一からやり直しだ。一緒にやろう」
植木は坂上の呑気に怒気が失せて来た。坂上と植木は大学の同期で二人共高校野球の名門校出身で野球で進学したと言っても過言ではない。そして野球好きの社長からスカウトされこの会社に入社して6年が経っていた。
「野球部はどうなるんだろう?」
「決まってんだろ」
「続けるのか?」
「辞めるに決まってるんだよ」
坂上にとっては会社が潰れるより辛い現実である。実はこの二人男同士だが交際している。大学時代から交際が始まり別れたり、よりを戻したりを繰り返しながら既に10年が過ぎた。特に坂上は高校生の時からそれを感じていた。女の尻より男の尻に刺激を受けた。植木は大学時代の学生寮で同室であった坂上と酔った勢いで抱き合い、それからの付き合いである。対象は男女両方であるが、尻穴に挿される快感を覚えたら女だけでは満足出来ずにいた。現在二人は別々に暮らしている。やはり四六時中一緒だと相手の欠点やお互いの価値観の違いが喧嘩の原因となる。殴り合いにはならないが坂上の泣き顔が情けなくて植木の案で別居したのである。坂上は植木の怒りっぽい性格をそれほど気にしていない。むしろ怒られる方が家事もスムーズに運ぶと考えている。
「今夜うちに来ないか、たこ焼き用の鉄板を買ったんだ。ビールも冷えてる」
坂上が誘った。
「お前、それより先のことを考えた方がいいんじゃないか。貯金もないんだろ?」
「真一はあるでしょ、それでいい」
「お前、人の金を当てにするのか」
「だって僕の不幸を黙って見ていられないでしょ真一は?」
「そりゃそうだけど、俺の金だって限りがある。お前んとこの家賃払い続けていたら3年でパンクするよ。先ずどこか安いとこに引っ越せ」
「真一のアパートでいいよ」
「そりゃ駄目だ、喧嘩になる」
「僕はいいよ、真一に怒られても気にしにないから。それにやりがいがある」
「だから喧嘩になるんだよ。よし俺がアパート探す。いいな」
「任せる。お好み焼きはどうする?」
「粉もん食ってる場合じゃねえよ。仲間に連絡して就職先を当たってみる、じゃあな」
植木は大手町に坂上一人を残して立ち去った。
翌日植木から電話で呼び出された坂上だが勃起が収まらずに出るタイミングを逸していた。坂上のモノは類を見ない長さ太さがある。例えると大根が近い。平時は茄子、有事は大根、中途半端は山芋である。山芋状態に戻ればズボンを穿ける。植木とも一週間のご無沙汰である。坂上がアプローチをするが植木が応じてくれない。昨夜はたこ焼きで釣ったが喰いつかなかった。朝から三回耽っているが植木の尻穴でなければ満足がいかない。仕方なく大根状態をぐっと上に持ち上げてズボンのベルトで固定した。先端は乳首の下まである。ワイシャツを着て隠し、コートを着た。これなら感付かれることはない。問題は有事から平時に戻る時である。トイレに行ってズボンをおろして定位置に納めなくてはならない。
「これから千葉まで行く」
「千葉、何しに?」
「会社の野球部を立て直したい会社があるんだ。その社長は実業団野球で一勝したいと願っている。それで俺達の事を知り誘われた」
「一勝ってそんなに弱いチームなんだ?」
「ああ、渡りに船だ、やってみないか?」
「真一がやるなら僕は付いて行くよ」
二人は最寄駅からバスで20分走り牧場に到着した。
「いいところだな」
「でも通えないな」
「寮があるらしい、お前はあの高額なマンションを引き払って寮に引っ越せ」
「真一は?」
「俺は車で通うつもりだ。片道2時間掛かるけどな」
「僕と一緒に寮に住もうよ」
坂上は植木が自分のことを避けているように感じた。
「なんか恐いんだ、お前と一緒にいると。俺はこれからどうなるんだって頭が混乱するんだ。もう俺達も来年30になる。おふくろから孫の顔が見たいって電話が掛かって来る。俺は女も好きだけど昭のことが大好きだから、離れられなくなるのが恐い」
植木は正直な気持ちを吐露した。
「離れなくていいんじゃないの。お互いが好きならそれでいいと思うけど。僕は正月に帰郷して両親にはっきり言うつもりだ」
「びっくりするだろう両親?」
「妹は僕の性を理解してくれている。小学生の時から何となくこうなることを予想していたらしい。だから両親にも誤魔化してくれていた」
話しながら歩いていると会社の入り口に到着した。ログハウスである。中に入ると数人の事務員がいた。
「すいません、高橋社長はおられますか?」
植木が手前の事務員に訊いた。
「社長は裏にいるわ、牛の乳搾りを子供達に教えています。どうぞ、こちらから出ると近いから」
二人は事務員の後についてログハウスの中を歩いて反対側のドアから出た。
「社長、お客様です」
「おう、よく来てくれた。後は頼むよ」
乳搾りの体験学習を部下に任せて社長が二人の前に出た。
「やる気になってくれたのかな?」
坂上は作業着の社長を見て条件も訊かずに思わずはいと返事をしてしまった。
「そうかね、そりゃいい、よし野球部を案内しよう」
牧場の一角に野球場があり練習をしている。
「おおい」
社長がバックネット裏からノックをしていた大きな男に声を掛けた。大きな男は社長に一礼して守備に就いている選手に集合を掛けた。駆け足で戻って来る途中でレフトの野手が躓いて転んだ。泣きそうな顔をしてる。サードが戻ってレフトを起こし上げて戻って来た。
「みんな練習中に悪いが新しい仲間を紹介しておく。こちらが植木真一君、こちらが坂上昭君。共に名門高校野球部卒で名門大学野球部からアンバサネットサービスに入社、そしてみんなも知って聞いているようになった。運よく私の後輩がアンバサネットサービスにいたので野球部のことを聞いたら解散になるとのこと。なら是非にと紹介していただいたのがこのお二方である。さあお二人自己紹介をお願いします」
植木が坂上の背を押した。
「みなさん、初めまして坂上昭と申します。首尾はセカンドを守っています。社長は名門高校、大学野球部卒と仰いましたが、部員の数は多くて僕はベンチにも入れませんでした。みなさんと楽しい野球部を過したいと思いますので宜しくお願いします」
坂上のおっとりとした口調にナインは安心感を抱いた。
「おはよっす。俺は植木真一です。来年30歳になります。首尾はサードです。社長の夢でもある実業団野球で一勝するために頑張るつもりです。宜しくお願いします」
坂上とは違い体育会系の挨拶をした。
「みなさん、真一はずっとレギュラーだよ。僕とは実力が違う。プロからも声が掛かっていたんだ」
坂上は自分のことのように植木を褒め称えた。植木は憧れの的であり、愛の的でもある。
「いいんだよ俺のことは」
「照れるなよ」
ナインが笑っている。
「よし、こっちも自己紹介しよう。私が監督兼捕手の野村です。齢はあなた達より5つ上の35歳です。特技はコブラツイスト」
ジョークに皆が笑った。
「俺は吉岡、23歳 守備サード」
「私は西田南、24歳 守備ショート」
「僕は梨田道弘、21歳 守備外野」
「おいどんは桜島正太郎 31歳 守備外野」
「あっしは芝崎守と申しやす、当年とって28歳です。以後お見知りおきを」
「あたいは相田弥生、弥生でいいよ。二十歳、ピッチャー」
「おらは一ノ瀬、22歳、守備位置は決まっていない」
「マイネームイズ、シュミット、レフト」
「ニイハオ、わたしは黄です。首尾はどこでもあるか」
9人が自己紹介した。
「他の方はお仕事ですか?」
坂上が監督に訊ねた。
「他にはいない。これで全員、ベトナム人の学生が二人いたんだが四月に帰国してしまった」
「それじゃ僕等を含めて11人ですか?」
「そういうこと」
二人は唖然としている。
「それで君等に担って欲しいことがある」
監督の野村が二人をベンチに呼んだ。
「それじゃわしは戻る。後は頼むよ」
社長が手を上げて戻って行った。
「何でしょうか?」
「どちらかに助監督をお願いしたい」
「えっ、いきなりですか?」
植木は訊き返した。
「俺がいる時はいいが研修で抜ける時がある、形だけでも監督がいないんじゃ試合に出られない。なっ、頼む」
野村が手を合わせた。
「昭、お前やってやれ」
植木が坂上を指名した。
「僕が?」
「ああそうだ、俺はレギュラーで試合に出る。お前は代打でここ一発のスクイズが得意だ。兼任すればいい」
坂上はバントが得意であり、一点差の時はスクイズ成功率60%である。
「真一が言うならやるよ。監督教えてください」
坂上が野村に頭を下げた。
「そうか、やってくれるか。ありがとう。それで君達いつから来れる?」
「明日から雇用してもらうことになっています」
「部署は?」
「まだ分かりません」
「そうか野球部は社長の私物だからな。仕事のことはあまりうるさく言わない。それで寮に入るのかな?」
「はい、僕は今日からお世話になります」
「ここは飯がいいぞう、肉は食い放題、野菜は新鮮。ほらさっき挨拶したアメリカ人と中国人がいただろう。彼等は社員寮のコックだ」
坂上はサードを守る西田南に部屋を案内された。
「女子寮もあるんでしょ」
「あるけど行き来は自由。ここよ。部屋にはシャワーがないからね、でも大浴場があるから、17時から18時までが女、18時から20時までが男で22時で利用終了」
「20時から22時は男女どちらが利用出来るんですか?」
「それは秘密、気になるならおいで」
南は坂上の顎を撫ぜて自室に戻って行った。坂上が自室に戻ると帰り支度を終えた植木が来ていた。
「植木、泊って行けばいいじゃん。僕寂しい」
植木に抱き付いた。
「俺もだ」
植木が抱き締めた。
「よし、一発だけやって帰るか」
「そうこなくっちゃ」
お互いにまさぐるようにズボンを下げ合った。
「おう、やっぱりすげえなあ昭のモノは」
ブリーフからモノを出すとカリ首が林檎のように成長した。
「お前のモノを挿入出来る尻穴はこの世にないな」
植木がカリ首にプロレス技のヘッドロックを掛けた。手を鍵の字に組んで二の腕で締め上げる。
「ああ、いいよ。気持ちいい」
今度は坂上を仰向けにしてモノに腕ひしぎ逆十字で攻める。坂上のモノは三時の方向に捩じられた。植木の得意はプロレス技を生かした攻めである。
「ああ、真一、コブラツイストで入れてくれ」
坂上はマックスに近い。
「よっしゃー」
立ち上がり後ろに絡みついた。植木のモノは並である。坂上の尻穴に突き挿した。
「し、真一の一気挿しがたまらない」
そして激しい腰振り、スピードが加わる。
「それそれそれそれっ」
根元まで挿し込んだ快感に植木もマックスに近い。
「出るぞ、昭、いっぱい出る」
「いいよ、いっぱい出してよ」
「いいい~くう~」
すべて出し切り余韻に震えている。コブラツイストのまま後ろに倒れた。その瞬間に植木のモノが抜けた。坂上は植木の蜜を自分のモノに塗り自慰を始めた。
「俺がやってやるよ」
植木は坂上の巨大なモノを自分の尻穴に当てた。
「入らないけど先っぽだけでも当ててくれ」
「うん、それで十分だよ。僕イッちゃうよ」
モノがモノだけに蜜の量も半端じゃない。ホースの先を潰したような水圧を感じる。その時ノックされた。二人は慌ててパンツを穿いた。
「風呂行きましょう、背中流させてください」
野手の吉岡が風呂に誘った。
「ちょうど俺達も行こうと着替えていたとこなんだ」
三人で大浴場に向かう。
「それなんですか?」
「それって?」
「その股間にぶら下っているものです。ああっ」
吉岡は坂上の股間からぶら下るモノを不思議そうに見ていた。見た瞬間は身体を擦るヘチマを股に挟んでいると思った。どうしてそんなとこに挟んでいるのかと不思議に感じた。しかしよく見るとモノであることに気が付いて驚いたのである。
「これはね、こいつの自慢のモノ」
照れる坂上に代わって植木が自慢した。吉岡は顔を近付けてまじまじと見つめる。若い男に見つめられて坂上のモノは反応した。
「吉岡君、あんまり見ないで」
坂上はタオルを被せたが勢いは止まらない。
「坂上先輩、お願いです、マックスを見せてください」
「困ったなあ」
「いいじゃねえか昭、社会勉強の一環だ」
植木が冷かした。三人は更衣室から浴室に入る。タオルを掛けた坂上のモノはマックスになっていた。
「まるで首にタオルを巻いたハゲオヤジみたいですね」
吉岡が感嘆の声を上げた。野球部の連中も続々と大浴場に集まってきた。野球部以外の社員もぞろぞろと浴槽に浸かる。坂上は失敗したと反省した。男の尻に興奮する性癖は男風呂では収められなくなっていた。若い男がモノも尻も丸出しで湯に浸かる時坂上の目の前を通過する。
「昭、のぼせるぞ」
事情を察する植木が心配した。
「でもこれじゃどうしようもないよ。明日会社の笑いモノになる」
「洒落てる場合か、よし作戦を考えよう。いいか、のぼせたと言って俺の背におぶさるんだ。俺がおんぶして部屋まで運ぶ。よしやれ」
坂上は辺りを見回した。浴室は湯気で揺れている。
「ああ、のぼせた~」
坂上の下手な演技に植木が舌打ちをした。
「いいか、俺の首に腕を絡ませてしっかり摑まれよ」
湯船の中でおんぶした。モノが横から出てしまった。坂上は慌てて植木の背に戻した。
「大丈夫ですか?」
浴場から出て廊下を行く二人に女子社員が声を掛けた。植木も坂上も一糸まとっていない。植木のモノが歩くたびに揺れている。女子社員が指の間から覗いている。
「みんな見ているね」
「ああ、見られると興奮するな」
植木のモノが反応してきた。
「真一の背中で擦れて気持ちいいよ」
植木が歩くと背中に隠したモノが擦れて感じてしまう。
「我慢しろよ」
階段を上がる。坂上は腕の力が限界で植木の背中から滑り落ちた。モノを階段に立ててバランスを取った。
「ほら、上手でしょ」
パンと手を叩いてモノを中心にして手足を広げて自慢した。
「ばか野郎、こんな時ふざける奴があるか」
「ごめん」
坂上はモノ立ちから足で着地した。
「テレマーク姿勢は要らない。早く上がれ。みんなが来るぞ」
二人は廊下を走った。前から南が歩いて来た。
「あのね、裸は駄目でしょ裸は」
南はそう言いながらも二人の裸体を眺めている。植木と坂上は抱き合ってモノが見えない様にした。階段を大勢が駆け上がる足音が響いて来た。
「もしもし、テレビ観た?」
同僚である植木真一からの電話だった。
「ああ、ドッキリだろうか?」
坂上昭は勤めている会社があまりにも儲かっているから税金対策でテレビ局に金を支払い社員を驚かそうとしているのだと思った。
「まさか、あの社長は楽天家だけどそこまでやらないだろう。日曜だけど行ってみないか?」
植木は坂上を誘って会社まで出掛けた。会社が入っている高層ビルの7階、8階、9階ロビーにはテレビを観て駆け付けた社員や株主、出資者や客が入り乱れて混沌としていた。誰が誰に話し掛けるでもなく、突然の出来事に当たり場所を探している。更に客が押し寄せてくる。社員証を付けた者が客に囲まれて小突かれている。
「やばい、ここ逃げよう」
呆気に取られている坂上を引き摺り出すように外に連れ出した。
「社員証を外せ」
二人は客に成り済ましじっと様子を見ていた。
「ドッキリをここまでやるかな?」
「お前、まだそんなことを言っているのか、事実だよ、俺達の会社は倒産したんだ」
のんびり屋の坂上がこの場においてもドッキリと信じているので植木が肩を揺さぶった。
「それじゃ社長はどうしたんだろう」
「海外にがっちり残しているさ。損したのは騙された客と俺達平社員だけだよ」
「ところで昭、お前金を残してあるのか?」
「会社の株を購入していた」
「全部か?」
「ああ全部だ」
「あんなもん紙屑になった」
植木の嘆きに坂上は笑っている。
「お前は頭が混乱しないのか。もう仕事ないんだぞ。月給貰えないんだぞ」
「しょうがない。また一からやり直しだ。一緒にやろう」
植木は坂上の呑気に怒気が失せて来た。坂上と植木は大学の同期で二人共高校野球の名門校出身で野球で進学したと言っても過言ではない。そして野球好きの社長からスカウトされこの会社に入社して6年が経っていた。
「野球部はどうなるんだろう?」
「決まってんだろ」
「続けるのか?」
「辞めるに決まってるんだよ」
坂上にとっては会社が潰れるより辛い現実である。実はこの二人男同士だが交際している。大学時代から交際が始まり別れたり、よりを戻したりを繰り返しながら既に10年が過ぎた。特に坂上は高校生の時からそれを感じていた。女の尻より男の尻に刺激を受けた。植木は大学時代の学生寮で同室であった坂上と酔った勢いで抱き合い、それからの付き合いである。対象は男女両方であるが、尻穴に挿される快感を覚えたら女だけでは満足出来ずにいた。現在二人は別々に暮らしている。やはり四六時中一緒だと相手の欠点やお互いの価値観の違いが喧嘩の原因となる。殴り合いにはならないが坂上の泣き顔が情けなくて植木の案で別居したのである。坂上は植木の怒りっぽい性格をそれほど気にしていない。むしろ怒られる方が家事もスムーズに運ぶと考えている。
「今夜うちに来ないか、たこ焼き用の鉄板を買ったんだ。ビールも冷えてる」
坂上が誘った。
「お前、それより先のことを考えた方がいいんじゃないか。貯金もないんだろ?」
「真一はあるでしょ、それでいい」
「お前、人の金を当てにするのか」
「だって僕の不幸を黙って見ていられないでしょ真一は?」
「そりゃそうだけど、俺の金だって限りがある。お前んとこの家賃払い続けていたら3年でパンクするよ。先ずどこか安いとこに引っ越せ」
「真一のアパートでいいよ」
「そりゃ駄目だ、喧嘩になる」
「僕はいいよ、真一に怒られても気にしにないから。それにやりがいがある」
「だから喧嘩になるんだよ。よし俺がアパート探す。いいな」
「任せる。お好み焼きはどうする?」
「粉もん食ってる場合じゃねえよ。仲間に連絡して就職先を当たってみる、じゃあな」
植木は大手町に坂上一人を残して立ち去った。
翌日植木から電話で呼び出された坂上だが勃起が収まらずに出るタイミングを逸していた。坂上のモノは類を見ない長さ太さがある。例えると大根が近い。平時は茄子、有事は大根、中途半端は山芋である。山芋状態に戻ればズボンを穿ける。植木とも一週間のご無沙汰である。坂上がアプローチをするが植木が応じてくれない。昨夜はたこ焼きで釣ったが喰いつかなかった。朝から三回耽っているが植木の尻穴でなければ満足がいかない。仕方なく大根状態をぐっと上に持ち上げてズボンのベルトで固定した。先端は乳首の下まである。ワイシャツを着て隠し、コートを着た。これなら感付かれることはない。問題は有事から平時に戻る時である。トイレに行ってズボンをおろして定位置に納めなくてはならない。
「これから千葉まで行く」
「千葉、何しに?」
「会社の野球部を立て直したい会社があるんだ。その社長は実業団野球で一勝したいと願っている。それで俺達の事を知り誘われた」
「一勝ってそんなに弱いチームなんだ?」
「ああ、渡りに船だ、やってみないか?」
「真一がやるなら僕は付いて行くよ」
二人は最寄駅からバスで20分走り牧場に到着した。
「いいところだな」
「でも通えないな」
「寮があるらしい、お前はあの高額なマンションを引き払って寮に引っ越せ」
「真一は?」
「俺は車で通うつもりだ。片道2時間掛かるけどな」
「僕と一緒に寮に住もうよ」
坂上は植木が自分のことを避けているように感じた。
「なんか恐いんだ、お前と一緒にいると。俺はこれからどうなるんだって頭が混乱するんだ。もう俺達も来年30になる。おふくろから孫の顔が見たいって電話が掛かって来る。俺は女も好きだけど昭のことが大好きだから、離れられなくなるのが恐い」
植木は正直な気持ちを吐露した。
「離れなくていいんじゃないの。お互いが好きならそれでいいと思うけど。僕は正月に帰郷して両親にはっきり言うつもりだ」
「びっくりするだろう両親?」
「妹は僕の性を理解してくれている。小学生の時から何となくこうなることを予想していたらしい。だから両親にも誤魔化してくれていた」
話しながら歩いていると会社の入り口に到着した。ログハウスである。中に入ると数人の事務員がいた。
「すいません、高橋社長はおられますか?」
植木が手前の事務員に訊いた。
「社長は裏にいるわ、牛の乳搾りを子供達に教えています。どうぞ、こちらから出ると近いから」
二人は事務員の後についてログハウスの中を歩いて反対側のドアから出た。
「社長、お客様です」
「おう、よく来てくれた。後は頼むよ」
乳搾りの体験学習を部下に任せて社長が二人の前に出た。
「やる気になってくれたのかな?」
坂上は作業着の社長を見て条件も訊かずに思わずはいと返事をしてしまった。
「そうかね、そりゃいい、よし野球部を案内しよう」
牧場の一角に野球場があり練習をしている。
「おおい」
社長がバックネット裏からノックをしていた大きな男に声を掛けた。大きな男は社長に一礼して守備に就いている選手に集合を掛けた。駆け足で戻って来る途中でレフトの野手が躓いて転んだ。泣きそうな顔をしてる。サードが戻ってレフトを起こし上げて戻って来た。
「みんな練習中に悪いが新しい仲間を紹介しておく。こちらが植木真一君、こちらが坂上昭君。共に名門高校野球部卒で名門大学野球部からアンバサネットサービスに入社、そしてみんなも知って聞いているようになった。運よく私の後輩がアンバサネットサービスにいたので野球部のことを聞いたら解散になるとのこと。なら是非にと紹介していただいたのがこのお二方である。さあお二人自己紹介をお願いします」
植木が坂上の背を押した。
「みなさん、初めまして坂上昭と申します。首尾はセカンドを守っています。社長は名門高校、大学野球部卒と仰いましたが、部員の数は多くて僕はベンチにも入れませんでした。みなさんと楽しい野球部を過したいと思いますので宜しくお願いします」
坂上のおっとりとした口調にナインは安心感を抱いた。
「おはよっす。俺は植木真一です。来年30歳になります。首尾はサードです。社長の夢でもある実業団野球で一勝するために頑張るつもりです。宜しくお願いします」
坂上とは違い体育会系の挨拶をした。
「みなさん、真一はずっとレギュラーだよ。僕とは実力が違う。プロからも声が掛かっていたんだ」
坂上は自分のことのように植木を褒め称えた。植木は憧れの的であり、愛の的でもある。
「いいんだよ俺のことは」
「照れるなよ」
ナインが笑っている。
「よし、こっちも自己紹介しよう。私が監督兼捕手の野村です。齢はあなた達より5つ上の35歳です。特技はコブラツイスト」
ジョークに皆が笑った。
「俺は吉岡、23歳 守備サード」
「私は西田南、24歳 守備ショート」
「僕は梨田道弘、21歳 守備外野」
「おいどんは桜島正太郎 31歳 守備外野」
「あっしは芝崎守と申しやす、当年とって28歳です。以後お見知りおきを」
「あたいは相田弥生、弥生でいいよ。二十歳、ピッチャー」
「おらは一ノ瀬、22歳、守備位置は決まっていない」
「マイネームイズ、シュミット、レフト」
「ニイハオ、わたしは黄です。首尾はどこでもあるか」
9人が自己紹介した。
「他の方はお仕事ですか?」
坂上が監督に訊ねた。
「他にはいない。これで全員、ベトナム人の学生が二人いたんだが四月に帰国してしまった」
「それじゃ僕等を含めて11人ですか?」
「そういうこと」
二人は唖然としている。
「それで君等に担って欲しいことがある」
監督の野村が二人をベンチに呼んだ。
「それじゃわしは戻る。後は頼むよ」
社長が手を上げて戻って行った。
「何でしょうか?」
「どちらかに助監督をお願いしたい」
「えっ、いきなりですか?」
植木は訊き返した。
「俺がいる時はいいが研修で抜ける時がある、形だけでも監督がいないんじゃ試合に出られない。なっ、頼む」
野村が手を合わせた。
「昭、お前やってやれ」
植木が坂上を指名した。
「僕が?」
「ああそうだ、俺はレギュラーで試合に出る。お前は代打でここ一発のスクイズが得意だ。兼任すればいい」
坂上はバントが得意であり、一点差の時はスクイズ成功率60%である。
「真一が言うならやるよ。監督教えてください」
坂上が野村に頭を下げた。
「そうか、やってくれるか。ありがとう。それで君達いつから来れる?」
「明日から雇用してもらうことになっています」
「部署は?」
「まだ分かりません」
「そうか野球部は社長の私物だからな。仕事のことはあまりうるさく言わない。それで寮に入るのかな?」
「はい、僕は今日からお世話になります」
「ここは飯がいいぞう、肉は食い放題、野菜は新鮮。ほらさっき挨拶したアメリカ人と中国人がいただろう。彼等は社員寮のコックだ」
坂上はサードを守る西田南に部屋を案内された。
「女子寮もあるんでしょ」
「あるけど行き来は自由。ここよ。部屋にはシャワーがないからね、でも大浴場があるから、17時から18時までが女、18時から20時までが男で22時で利用終了」
「20時から22時は男女どちらが利用出来るんですか?」
「それは秘密、気になるならおいで」
南は坂上の顎を撫ぜて自室に戻って行った。坂上が自室に戻ると帰り支度を終えた植木が来ていた。
「植木、泊って行けばいいじゃん。僕寂しい」
植木に抱き付いた。
「俺もだ」
植木が抱き締めた。
「よし、一発だけやって帰るか」
「そうこなくっちゃ」
お互いにまさぐるようにズボンを下げ合った。
「おう、やっぱりすげえなあ昭のモノは」
ブリーフからモノを出すとカリ首が林檎のように成長した。
「お前のモノを挿入出来る尻穴はこの世にないな」
植木がカリ首にプロレス技のヘッドロックを掛けた。手を鍵の字に組んで二の腕で締め上げる。
「ああ、いいよ。気持ちいい」
今度は坂上を仰向けにしてモノに腕ひしぎ逆十字で攻める。坂上のモノは三時の方向に捩じられた。植木の得意はプロレス技を生かした攻めである。
「ああ、真一、コブラツイストで入れてくれ」
坂上はマックスに近い。
「よっしゃー」
立ち上がり後ろに絡みついた。植木のモノは並である。坂上の尻穴に突き挿した。
「し、真一の一気挿しがたまらない」
そして激しい腰振り、スピードが加わる。
「それそれそれそれっ」
根元まで挿し込んだ快感に植木もマックスに近い。
「出るぞ、昭、いっぱい出る」
「いいよ、いっぱい出してよ」
「いいい~くう~」
すべて出し切り余韻に震えている。コブラツイストのまま後ろに倒れた。その瞬間に植木のモノが抜けた。坂上は植木の蜜を自分のモノに塗り自慰を始めた。
「俺がやってやるよ」
植木は坂上の巨大なモノを自分の尻穴に当てた。
「入らないけど先っぽだけでも当ててくれ」
「うん、それで十分だよ。僕イッちゃうよ」
モノがモノだけに蜜の量も半端じゃない。ホースの先を潰したような水圧を感じる。その時ノックされた。二人は慌ててパンツを穿いた。
「風呂行きましょう、背中流させてください」
野手の吉岡が風呂に誘った。
「ちょうど俺達も行こうと着替えていたとこなんだ」
三人で大浴場に向かう。
「それなんですか?」
「それって?」
「その股間にぶら下っているものです。ああっ」
吉岡は坂上の股間からぶら下るモノを不思議そうに見ていた。見た瞬間は身体を擦るヘチマを股に挟んでいると思った。どうしてそんなとこに挟んでいるのかと不思議に感じた。しかしよく見るとモノであることに気が付いて驚いたのである。
「これはね、こいつの自慢のモノ」
照れる坂上に代わって植木が自慢した。吉岡は顔を近付けてまじまじと見つめる。若い男に見つめられて坂上のモノは反応した。
「吉岡君、あんまり見ないで」
坂上はタオルを被せたが勢いは止まらない。
「坂上先輩、お願いです、マックスを見せてください」
「困ったなあ」
「いいじゃねえか昭、社会勉強の一環だ」
植木が冷かした。三人は更衣室から浴室に入る。タオルを掛けた坂上のモノはマックスになっていた。
「まるで首にタオルを巻いたハゲオヤジみたいですね」
吉岡が感嘆の声を上げた。野球部の連中も続々と大浴場に集まってきた。野球部以外の社員もぞろぞろと浴槽に浸かる。坂上は失敗したと反省した。男の尻に興奮する性癖は男風呂では収められなくなっていた。若い男がモノも尻も丸出しで湯に浸かる時坂上の目の前を通過する。
「昭、のぼせるぞ」
事情を察する植木が心配した。
「でもこれじゃどうしようもないよ。明日会社の笑いモノになる」
「洒落てる場合か、よし作戦を考えよう。いいか、のぼせたと言って俺の背におぶさるんだ。俺がおんぶして部屋まで運ぶ。よしやれ」
坂上は辺りを見回した。浴室は湯気で揺れている。
「ああ、のぼせた~」
坂上の下手な演技に植木が舌打ちをした。
「いいか、俺の首に腕を絡ませてしっかり摑まれよ」
湯船の中でおんぶした。モノが横から出てしまった。坂上は慌てて植木の背に戻した。
「大丈夫ですか?」
浴場から出て廊下を行く二人に女子社員が声を掛けた。植木も坂上も一糸まとっていない。植木のモノが歩くたびに揺れている。女子社員が指の間から覗いている。
「みんな見ているね」
「ああ、見られると興奮するな」
植木のモノが反応してきた。
「真一の背中で擦れて気持ちいいよ」
植木が歩くと背中に隠したモノが擦れて感じてしまう。
「我慢しろよ」
階段を上がる。坂上は腕の力が限界で植木の背中から滑り落ちた。モノを階段に立ててバランスを取った。
「ほら、上手でしょ」
パンと手を叩いてモノを中心にして手足を広げて自慢した。
「ばか野郎、こんな時ふざける奴があるか」
「ごめん」
坂上はモノ立ちから足で着地した。
「テレマーク姿勢は要らない。早く上がれ。みんなが来るぞ」
二人は廊下を走った。前から南が歩いて来た。
「あのね、裸は駄目でしょ裸は」
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