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第四章:プリンセス、聖都に舞う
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「……ねぇ伯爵様?」
何度目かのターン。
上がる歓声。
私は手を繋いだパートナーに疑問を投げかける。
「何だよ」
多少不機嫌な様子ながらしっかりとリードはしてくれる。彼に引かれるままに足を運んでくるりと回る。スカートがふわりと広がり、また歓声が上がる。
「目立ちすぎではないかしら?」
「いいんだよそれくらいで。こうでもしないと縁談の申し出が途切れないんだよ」
「だからとーー」
スウェイ。
伸ばした手に体重を預けて体を傾斜させる。
「ーー言って、私の素性はどうするつもりよ?」
引き戻されてまた寄り添うように並び立つ。
「そこは親父殿が上手いことやってくれる。だからーー偽の花嫁を上手く演じてくれよ」
「こら、婚約者でしょ!? 勝手に嫁にしないで!」
ちょっとこのフィガー激しくないかしら? 会話が大変よ!?
一連のステップをどうにかこうにかカーティスの手に引かれるまま頑張って踊り終えた。キラリ姫の経験があるとはいえよく頑張れたと思う。フォローとか正直全然わからないからとにかく彼のリードに合わせただけ。多分だけど、カーティスってかなりの上級者じゃないかしら? キラリ姫のダンス経験頼りの素人娘をこれほど見事に踊らせたのだから。
それなのに私の不安とは裏腹に結構な拍手と歓声に包まれてようやくダンスフロアから抜け出せた。
「思ったより踊れるんだな。本当お前って何でもできるよな? 一体何者? 普通の冒険者じゃこうはいかない。詮索する気はないけどこの美貌でこの器量……モテてモテて仕方がないだろう?」
「あら? 伯爵様まで虜にしてしまったかしら? 罪な女ね私……」
自慢じゃないけれど世界の王をも虜にする美貌。(笑)
……何で自分で言ってて笑っちゃうのかしらね?
「バカ言え。俺が本気になったらワードに悪いだろうが」
「あら? 意外と友達思いなのね……。でもワードさんはきっと私に告白はしないと思いますよ?」
まぁ……やる事はやったんですけどね。ワードさんも誰にも言っていないようだし私が言う必要もないと思う。
ワードさんには好かれている自信はあるけれど、それでも彼は私を側に置こうとはしないと思う。多分、私を繋ぎとめられない……そう考えている。少なくとも今はまだ……。
それから……そうね、私の様な女は彼には相応しくないわ。彼にはもっといい人が、共に歩んでいける様ないい人が現れるはず。私の様な女に関わるべきではないわ……今更だけれども。
「アイツは……そこまでヘタレか!?」
まぁそこは否定……出来ないわね。あの日も随分と葛藤があった様だしね。
「それもありますが、私の方がワードさんには相応しくありません。もっといい人が現れます」
「……ハァ……前から思ってたんだけど、キラリちゃんってさ、自己評価低いよね?」
「そうですか?」
うーん。否定はしきれないかも。でもキラリは凄く良い子だし、可愛いし、エ○チ……なのは私か。とにかくキラリ姫の評価は私の中では最高峰よ。でも確かに私……の評価は低いかもしれない。
「可愛いし、将来有望な魔法使いだし、ちょっぴりエ○チですよ? 男の人の理想にズドン! じゃないですか? あと意外とダンスも上手いですよ?」
「女の子が自分の事をエ○チとか言わない。それにモテる自覚はあるのに低い自己評価……意味深だな。まぁ秘密が女の子を美しくするとも言うから余計な詮索はしないけどね。それでもまぁ間違いなく良い女だよお前は」
「ありがと。カーティスさんに言われてもなんだけど、嬉しいわ」
「その余計な一言がなければ俺にとっても最高の女なんだけどな」
「あら? それは惜しい事をしたわね。将来有望な伯爵様に娶って頂けるチャンスを逃してしまったわ」
「言ってろ……おっ? どうやら陛下がお話される様だ。少し場所を変えよう」
壇上に集っていたお偉い様方が左右に捌けて威風堂々とした白髪の男性が一人立っている。
五十代。真っ白というか灰色で短く切りそろえている髪は精悍な顔つきと相まってどこか歴戦の勇士を感じさせた。
とはいえ聖王国の国王が戦場に立つ様な事はもう長い間なかったと思う。あの雰囲気はもしかして魔王国との諍いのせい? それとも五王国を束ねる首長としての苦労かしら?
いずれにしろ、全て人族の問題。魔王に至っては手を出さなければ良いだけなのに……。
それでは王家主催のパーティー参加に続いて聖王の演説を聞いた魔王の娘にステップアップしましょうかーー。
「皆、今日はよくこの場に集ってくれた。まずは王国を代表して感謝を表したい。早速だが……」
少し嗄れた声は彼、聖王国国王アレクセイ・ドールス・グロウディアが発したもの。深い優しさと力強さを同時に感じさせる不思議な声。ただその奥底に何か悲哀の様な感情を感じさせられた。
長く王国を納めるという事はそれだけ大きな重圧を背負ってきたという事。それら全てが王としてその声に宿るのかもしれない。
穏やかな口調で常日頃の論功を褒め讃えつつ聖王の話は進んでいく。そしてようやく本日の本題とも言える話に差し掛かった。
「今宵は旅を終えて凱旋した勇者を讃える為の宴、また、長きにわたる悲願、魔王討伐を成すための出征式でもある。既に今代の勇者は世界の王たる存在と邂逅し盟約に従い伝説の武器を受領しておる。まずはその勇者を紹介しようーー」
壇上に上がる白い鎧の騎士。
見事な意匠の施された長剣を手に持ち王の前へ。
金髪碧眼。爽やかな横顔のイケメン。
そう、やっぱり彼がーー。
どこか予感めいたものはあった。聖女さまや剣聖ノインさんの仲間の騎士。
「ーー勇者ルクスよ」
「はっ!」
膝をつき聖王に敬意を示す。その一挙手一投足すべてに洗練されたオーラと自信が感じられた。
正に王道を行く主人公様そのもの。この手の物語ではよく酷い勇者が登場するけれど、「まほプリ」ではそんな事はない。
勇者、それは人類最後の清廉な人物。例えるのならばパンドラの箱の奥深くにある唯一の希望の様なもの。そんなイメージで設定された者。
制作者の縋りたい人間への願望じみたほんのわずかな希望。その全てを背負った人の良心の結晶。己の全てを賭して全てを救う。己を除く全てを……。酷い矛盾を孕んだ自己犠牲的な正義、善行、救済……エトセトラ、エトセトラ……。
実は私はーー俺くんはそれが気に入らなかった。ある意味では生贄とも取れてしまうから。それでも勇者は人族の為に仲間と共に魔王討伐に赴く。
例え目的を成す事なく散る定めだとしても……。
それが勇者。勇者スキルを持つ者の宿命。
……というのがゲーム「まほプリ」での勇者の設定。人族に人間の嫌なところ、悪いところを結集した一方でそれでも信じたかっただろう人間の良心。その体現者が勇者。
王の言葉は続いている。
でも私の視線と意識は勇者ルクス、その人に釘付けになっていた。
彼は勇者としてその全てを受け入れているのだろうか?
天空王に語った事は彼の本心なのだろうか?
見つめる先壇上に立つ勇者ルクス。
人混みの向こうの彼に私の言葉は届けられない。
もし彼と手を取り合えるのなら?
また違う平和への歩みを始められるのかしら?
それともそんな事は夢物語なのかしら?
やはり何処かで一度話をしたい。
彼の真意を問いたい。
そしてその上で私は私の道を、覚悟を決めよう。
======
名前:キラリ・フロース・ヒストリア
種族:桃色魔族
性別:女
年齢:16
レベル:438(+4)
生命力:400/400(+300)
魔力:9999/9999
体力:20
筋力:20
敏捷力:120(+100)
知力:70(+50)
器用さ:140(+120)
精神力:120(+100)
運:55
基本スキル/名称:レベル
・礼儀作法:4
・魔法:100
・受胎制御:10
・魔狼招来:2
・魔法改変:2
・隕石召喚:1
・妖精魔法:1(NEW)
パッシブスキル/名称:レベル
・耐性(快楽):-10
・誘惑:10
・依存(快楽):10
・属性(M):9(UP)
・百合の花園:6(UP)
・調教:4
・属性(人妻):1
・龍珠:1
・冥王流剣術:1
特殊スキル/名称:レベル
▲種族特性:桃色魔族
・依存(快楽)スキル取得
・耐性(快楽)スキル取得
・誘惑スキル取得
・受胎制御スキル取得
・特殊成長タイプ(愛)
・レベル限界突破
▲種族特性:スライム
・軟体
・ドレイン
・媚薬体液
▲種族特性:世界樹
・光合成(オートヒール)
・生命の源(生命力+200)
・植物支配
▲魔狼王の加護
・敏捷力+100
・敏捷力限界突破
・魔狼招来スキル取得
▲百合の烙印
・器用さ+20
・百合の花園スキル取得
▲四神の洗礼(白帝)
・知力+50
・魔法改変スキル取得
▲黄龍の守護
・ダメージ耐性上昇
・生命力+100
・生命力限界突破
・龍珠スキル取得
▲冥王の寵愛
・精神力+100
・精神力限界突破
・冥王流剣術スキル取得
▲お世話妖精の敬愛(NEW)
・妖精魔法スキル取得
・器用さ+100
======
第4章:プリンセス、聖都に舞う
ーー完ーー
何度目かのターン。
上がる歓声。
私は手を繋いだパートナーに疑問を投げかける。
「何だよ」
多少不機嫌な様子ながらしっかりとリードはしてくれる。彼に引かれるままに足を運んでくるりと回る。スカートがふわりと広がり、また歓声が上がる。
「目立ちすぎではないかしら?」
「いいんだよそれくらいで。こうでもしないと縁談の申し出が途切れないんだよ」
「だからとーー」
スウェイ。
伸ばした手に体重を預けて体を傾斜させる。
「ーー言って、私の素性はどうするつもりよ?」
引き戻されてまた寄り添うように並び立つ。
「そこは親父殿が上手いことやってくれる。だからーー偽の花嫁を上手く演じてくれよ」
「こら、婚約者でしょ!? 勝手に嫁にしないで!」
ちょっとこのフィガー激しくないかしら? 会話が大変よ!?
一連のステップをどうにかこうにかカーティスの手に引かれるまま頑張って踊り終えた。キラリ姫の経験があるとはいえよく頑張れたと思う。フォローとか正直全然わからないからとにかく彼のリードに合わせただけ。多分だけど、カーティスってかなりの上級者じゃないかしら? キラリ姫のダンス経験頼りの素人娘をこれほど見事に踊らせたのだから。
それなのに私の不安とは裏腹に結構な拍手と歓声に包まれてようやくダンスフロアから抜け出せた。
「思ったより踊れるんだな。本当お前って何でもできるよな? 一体何者? 普通の冒険者じゃこうはいかない。詮索する気はないけどこの美貌でこの器量……モテてモテて仕方がないだろう?」
「あら? 伯爵様まで虜にしてしまったかしら? 罪な女ね私……」
自慢じゃないけれど世界の王をも虜にする美貌。(笑)
……何で自分で言ってて笑っちゃうのかしらね?
「バカ言え。俺が本気になったらワードに悪いだろうが」
「あら? 意外と友達思いなのね……。でもワードさんはきっと私に告白はしないと思いますよ?」
まぁ……やる事はやったんですけどね。ワードさんも誰にも言っていないようだし私が言う必要もないと思う。
ワードさんには好かれている自信はあるけれど、それでも彼は私を側に置こうとはしないと思う。多分、私を繋ぎとめられない……そう考えている。少なくとも今はまだ……。
それから……そうね、私の様な女は彼には相応しくないわ。彼にはもっといい人が、共に歩んでいける様ないい人が現れるはず。私の様な女に関わるべきではないわ……今更だけれども。
「アイツは……そこまでヘタレか!?」
まぁそこは否定……出来ないわね。あの日も随分と葛藤があった様だしね。
「それもありますが、私の方がワードさんには相応しくありません。もっといい人が現れます」
「……ハァ……前から思ってたんだけど、キラリちゃんってさ、自己評価低いよね?」
「そうですか?」
うーん。否定はしきれないかも。でもキラリは凄く良い子だし、可愛いし、エ○チ……なのは私か。とにかくキラリ姫の評価は私の中では最高峰よ。でも確かに私……の評価は低いかもしれない。
「可愛いし、将来有望な魔法使いだし、ちょっぴりエ○チですよ? 男の人の理想にズドン! じゃないですか? あと意外とダンスも上手いですよ?」
「女の子が自分の事をエ○チとか言わない。それにモテる自覚はあるのに低い自己評価……意味深だな。まぁ秘密が女の子を美しくするとも言うから余計な詮索はしないけどね。それでもまぁ間違いなく良い女だよお前は」
「ありがと。カーティスさんに言われてもなんだけど、嬉しいわ」
「その余計な一言がなければ俺にとっても最高の女なんだけどな」
「あら? それは惜しい事をしたわね。将来有望な伯爵様に娶って頂けるチャンスを逃してしまったわ」
「言ってろ……おっ? どうやら陛下がお話される様だ。少し場所を変えよう」
壇上に集っていたお偉い様方が左右に捌けて威風堂々とした白髪の男性が一人立っている。
五十代。真っ白というか灰色で短く切りそろえている髪は精悍な顔つきと相まってどこか歴戦の勇士を感じさせた。
とはいえ聖王国の国王が戦場に立つ様な事はもう長い間なかったと思う。あの雰囲気はもしかして魔王国との諍いのせい? それとも五王国を束ねる首長としての苦労かしら?
いずれにしろ、全て人族の問題。魔王に至っては手を出さなければ良いだけなのに……。
それでは王家主催のパーティー参加に続いて聖王の演説を聞いた魔王の娘にステップアップしましょうかーー。
「皆、今日はよくこの場に集ってくれた。まずは王国を代表して感謝を表したい。早速だが……」
少し嗄れた声は彼、聖王国国王アレクセイ・ドールス・グロウディアが発したもの。深い優しさと力強さを同時に感じさせる不思議な声。ただその奥底に何か悲哀の様な感情を感じさせられた。
長く王国を納めるという事はそれだけ大きな重圧を背負ってきたという事。それら全てが王としてその声に宿るのかもしれない。
穏やかな口調で常日頃の論功を褒め讃えつつ聖王の話は進んでいく。そしてようやく本日の本題とも言える話に差し掛かった。
「今宵は旅を終えて凱旋した勇者を讃える為の宴、また、長きにわたる悲願、魔王討伐を成すための出征式でもある。既に今代の勇者は世界の王たる存在と邂逅し盟約に従い伝説の武器を受領しておる。まずはその勇者を紹介しようーー」
壇上に上がる白い鎧の騎士。
見事な意匠の施された長剣を手に持ち王の前へ。
金髪碧眼。爽やかな横顔のイケメン。
そう、やっぱり彼がーー。
どこか予感めいたものはあった。聖女さまや剣聖ノインさんの仲間の騎士。
「ーー勇者ルクスよ」
「はっ!」
膝をつき聖王に敬意を示す。その一挙手一投足すべてに洗練されたオーラと自信が感じられた。
正に王道を行く主人公様そのもの。この手の物語ではよく酷い勇者が登場するけれど、「まほプリ」ではそんな事はない。
勇者、それは人類最後の清廉な人物。例えるのならばパンドラの箱の奥深くにある唯一の希望の様なもの。そんなイメージで設定された者。
制作者の縋りたい人間への願望じみたほんのわずかな希望。その全てを背負った人の良心の結晶。己の全てを賭して全てを救う。己を除く全てを……。酷い矛盾を孕んだ自己犠牲的な正義、善行、救済……エトセトラ、エトセトラ……。
実は私はーー俺くんはそれが気に入らなかった。ある意味では生贄とも取れてしまうから。それでも勇者は人族の為に仲間と共に魔王討伐に赴く。
例え目的を成す事なく散る定めだとしても……。
それが勇者。勇者スキルを持つ者の宿命。
……というのがゲーム「まほプリ」での勇者の設定。人族に人間の嫌なところ、悪いところを結集した一方でそれでも信じたかっただろう人間の良心。その体現者が勇者。
王の言葉は続いている。
でも私の視線と意識は勇者ルクス、その人に釘付けになっていた。
彼は勇者としてその全てを受け入れているのだろうか?
天空王に語った事は彼の本心なのだろうか?
見つめる先壇上に立つ勇者ルクス。
人混みの向こうの彼に私の言葉は届けられない。
もし彼と手を取り合えるのなら?
また違う平和への歩みを始められるのかしら?
それともそんな事は夢物語なのかしら?
やはり何処かで一度話をしたい。
彼の真意を問いたい。
そしてその上で私は私の道を、覚悟を決めよう。
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名前:キラリ・フロース・ヒストリア
種族:桃色魔族
性別:女
年齢:16
レベル:438(+4)
生命力:400/400(+300)
魔力:9999/9999
体力:20
筋力:20
敏捷力:120(+100)
知力:70(+50)
器用さ:140(+120)
精神力:120(+100)
運:55
基本スキル/名称:レベル
・礼儀作法:4
・魔法:100
・受胎制御:10
・魔狼招来:2
・魔法改変:2
・隕石召喚:1
・妖精魔法:1(NEW)
パッシブスキル/名称:レベル
・耐性(快楽):-10
・誘惑:10
・依存(快楽):10
・属性(M):9(UP)
・百合の花園:6(UP)
・調教:4
・属性(人妻):1
・龍珠:1
・冥王流剣術:1
特殊スキル/名称:レベル
▲種族特性:桃色魔族
・依存(快楽)スキル取得
・耐性(快楽)スキル取得
・誘惑スキル取得
・受胎制御スキル取得
・特殊成長タイプ(愛)
・レベル限界突破
▲種族特性:スライム
・軟体
・ドレイン
・媚薬体液
▲種族特性:世界樹
・光合成(オートヒール)
・生命の源(生命力+200)
・植物支配
▲魔狼王の加護
・敏捷力+100
・敏捷力限界突破
・魔狼招来スキル取得
▲百合の烙印
・器用さ+20
・百合の花園スキル取得
▲四神の洗礼(白帝)
・知力+50
・魔法改変スキル取得
▲黄龍の守護
・ダメージ耐性上昇
・生命力+100
・生命力限界突破
・龍珠スキル取得
▲冥王の寵愛
・精神力+100
・精神力限界突破
・冥王流剣術スキル取得
▲お世話妖精の敬愛(NEW)
・妖精魔法スキル取得
・器用さ+100
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第4章:プリンセス、聖都に舞う
ーー完ーー
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