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2章
7話 再スタート 最終話(1) ※話タイトル、変更しました
すぐにでも話したい気持ちと、瑞稀さんがどんな話をするのかという少しの怖さと、私の心の中は二つの気持ちでぐるぐるしていた。
「座ってて。コーヒーを用意するから」
「ありがとうございます」
ソファに座って一つ深呼吸すると、少しだけ気持ちが落ち着いた。
エスプレッソマシンを操作する瑞稀さんの後ろ姿は相変わらず完璧で、綺麗に結わえられた髪が部屋の空調でわずかにゆらめいている。
(美しい人って、所作も立ち姿も、全部が綺麗なんだな)
そんな今更なことを思ったりする。
瑞稀さんが美しい人であることと、私が彼を好きだと思う理由がイコールかというと、そこはよくわからない。
どちらかというと、瑞稀さんがもっと普通の容姿だったらもっと早く好きになれたかもしれないとは思う。
それは自分に自信がないこともあるし、彼のような人が私に本気なわけないという思い込みから来ている。
(考えてみたら、私は瑞稀さんの内側をちゃんと知ろうとしてなかったかもしれない)
瑞稀さんは私のことを内面から見てくれていたのに、立場や容姿のことで決めつけるなんて随分失礼だったなと思った。
「お待たせ」
そう言って、瑞稀さんがコーヒーカップを二つ手に戻ってくる。
「アメリカンにしといたけど。よかった?」
「はい。ありがとうございます」
手渡されたカップからは香ばしい引き立て豆の香りが漂った。
瑞稀さんも向かいのソファに腰掛けて、コーヒーを一口啜ってホッと息を吐いた。
(向こうではどうでした? 私のこと、少しは思い出してくれましたか?)
こんな質問が頭をよぎるけれど、喉を震わせて声にするほどには力が出なかった。
「元気だった?」
(あ……)
第一声は瑞稀さんからで、その声はとてもフラットだった。
視線を上げると、アーモンド型の瞳が私をじっと見つめている。
(やっぱり魅力的なひと……だよね)
吸い込まれそうなブラウンの瞳に鼓動が高鳴り出す。
そしてまるで今日初めて会ったみたいに緊張してきた。
「げ、元気でした」
「そっか。ならよかった」
「はい」
言葉のキャッチボールが途絶えて、また部屋に沈黙が落ちる。
(普通に話せない。前はどうやって会話してたんだろう)
距離を取られた事実が重くて気軽に言葉が出てこない。
それは瑞稀さんも同じみたいで、深い話をする気配がない。
(私から切り出すしかない)
「瑞稀さん、さっき私に話しがあるって……どんなことでしたか」
「ああ」
瑞稀さんはふと目元を和らげて、頷いた。
「俺たちのことについて。ちゃんとしたほうがいいなと思って」
「ちゃんと?」
まさか別れの話ではと思い、小さく肩が震える。
でも、彼が口にしたのはそういう話ではなかった。
「今まで、陽毬の気持ちをきちんと聞いてこなかったから。ちゃんと聞いておきたいと思って」
そう言ってから、カップをソーサーに戻して私を見る。
「それとも俺があっち行ってる間に、愛想尽かされたかな」
「そんな……私は、瑞稀さんに嫌われたんだと思って……」
(でもやっぱり会いたいって思っ来たんだけど)
「嫌いになんかなるわけない。ていいうか、まだ望みを持ってていいの?」
「も、もちろんです!」
「そっか。俺はてっきり……永遠の別れでも言い渡されるのかと……」
脱力した様子で瑞稀さんはソファに背を預け、ほうっと息を吐いた。
和らいだ空気になって私も肩が少し軽くなる。
「俺たち、今までお互いの何を見てきたんだろうな」
瑞稀さんはくすくすと笑って目元を軽く指で押さえた。
「本当ですね」
私もつられて笑うと、彼は美しい長い髪を解いて一度くしゃりと額から掻き上げた。
そして真剣な表情を向けると――
「陽毬……好きだよ」
偽りのない真っ直ぐな瞳を向けてそう告げた。
「契約も何も関係なく、俺の恋人になって欲しい。できれば……一生のパートナーにも」
「あ……」
今まで曖昧だった瑞稀さんの心が、これでもかとストレートに伝わってくる。
私は嬉しいやら恥ずかしいやらで、すぐに答えられない。
「俺じゃダメかな」
「っ、違います!」
(逆に、私でいいのかな……って思ってるんだけど)
「陽毬」
瑞稀さんは痺れを切らしたように席を立ち、私に手を差し出した。
「立って」
「はい」
おそるおそる彼の手を取って立ち上がると、そのまま全身を包み込むように強く抱きしめられた。
ふんわりと鼻腔をくすぐるのは、瑞稀さんお気に入りの淡いフレグランスの香りだ。
「瑞稀さん……」
「聞かせて。陽毬は俺をどう思ってるの」
せつなげな声が耳元で響き、彼への想いが溢れ出す。
「私は……」
彼のデザインしたワンピースを買ったあの時から、私は瑞稀さんに恋をしていた。
でもそれは、推しができたような感覚で。まさか言葉を交わせるほどの近い人になるなんて思ってなかったから、今日まで彼との関係がどこか嘘みたいだなって思ってた。
でも……両親のことやタカちゃんのことを通して、やっと彼への想いがなんなのかはっきりした。
「瑞稀さんが好きです。誰とも比べられないほど」
「ほんと? 元カレより?」
「今、比べられないって言ったじゃないですか」
「そうだった」
嬉しそうに笑うと、瑞稀さんはもう一度私をぎゅうっと抱きしめる。
息ができないほどの力に驚きつつも、嬉しくて私も抱きしめ返す。
(瑞稀さん……クールで完璧な人なのに、なぜか時々、放っておけない顔を見せる不思議な人)
この少し不安定な瑞稀さんは、私にしか見せない顔なのだと思うとすごく嬉しい。
腕の中からそっと視線を上げると、瑞稀さんが私をじっと見下ろしていた。綺麗な瞳の中が潤んで揺れている。
「陽毬、愛してる……一生、俺だけを見てて」
「はい。瑞稀さんも、ずっと私を見ててくださいね」
「約束する」
鼻先を擦り合わせ、くすくすと笑いながら自然に唇を寄せ合った。
「ん……」
重なり合った唇は熱くて溶けそうだ。
吐息を合わせると、そこに境界はないような感覚になる。
「陽毬の唇、甘くて食べられそう」
「んぁ……」
整った唇で軽く喰まれ、背中を甘い快感が這い上がってきた。
その感覚を逃さないように、さらにキスが深まる。
(好きな人から求められるって……すごく心地いい)
癖のようになっていた“私なんかが“という思考を外してみると、瑞稀さんを普通に一人の男性として受け入れようと思える自分がいた。
父のために、早く結婚しなくては。
父が喜ぶような男性を選ばなくては。
そして、お母さんのように心変わりするような女性であってはならない。
私は知らず知らず、自分の将来を親の不安を拭うためにという思考で生きていたようだ。
決してお父さんが私を愛してないわけじゃないし、今だって誰よりも幸せを望んでくれていると思う。
でも、彼の言っていた『陽毬が他の誰かを好きになっても応援してくれる人』が私のパートナーであるとは考えづらい。私の価値観には合わないし、やっぱりパートナーであるなら、唯一無二でいて欲しいと思う。
「瑞稀さん」
キスの合間に彼の動作をとめ、名前を呼んだ。
彼は言葉を発しないまま私の目を見つめる。
(瑞稀さんは、なんて答えるだろう)
「何年も先、何十年も先に、私が瑞稀さんじゃない誰か別の人を好きになったら……どうしますか?」
そんな先のこと、わかるわけないと言われそうだったけど尋ねた。
すると瑞稀さんは数秒も考えないでサラリと答える。
「許さないよ」
許さないという言葉にビクリと肩が震えてしまう。
「陽毬が俺以外の人を好きになることは許さないけど……」
けど……に続く彼の柔らかな言葉には、責めるようなムードはなかった
「でもどうして別の人に気持ちが移ってしまったのかは尋ねるよ。で、もう一度惚れさせる。絶対」
“絶対“の部分が強く強調されて、ドキッとなる。
「絶対なんて、ないですよ」
「絶対だよ。だって陽毬が俺のアプローチに落ちないわけないでしょ?」
「も、もう。いつだって自信満々なんですから!」
恥ずかしくて身をよじると、彼は抱きしめなおして首筋に強く唇を押し当てた。
「ん……あとがついちゃう……」
「構わない」
言いながら首筋を撫でられると、もう逃れられないって感じになる。
それは束縛ともちょっと違って、最強のボディーガードを得たような安心感があった。
「陽毬に変な虫がつかないよう、これからはずっと一緒にいる……覚悟してね?」
「覚悟……って?」
「俺なしじゃいられないようになるってこと」
まるで独占宣言のような言葉と同時に、彼はいたずらっぽく笑った。
「座ってて。コーヒーを用意するから」
「ありがとうございます」
ソファに座って一つ深呼吸すると、少しだけ気持ちが落ち着いた。
エスプレッソマシンを操作する瑞稀さんの後ろ姿は相変わらず完璧で、綺麗に結わえられた髪が部屋の空調でわずかにゆらめいている。
(美しい人って、所作も立ち姿も、全部が綺麗なんだな)
そんな今更なことを思ったりする。
瑞稀さんが美しい人であることと、私が彼を好きだと思う理由がイコールかというと、そこはよくわからない。
どちらかというと、瑞稀さんがもっと普通の容姿だったらもっと早く好きになれたかもしれないとは思う。
それは自分に自信がないこともあるし、彼のような人が私に本気なわけないという思い込みから来ている。
(考えてみたら、私は瑞稀さんの内側をちゃんと知ろうとしてなかったかもしれない)
瑞稀さんは私のことを内面から見てくれていたのに、立場や容姿のことで決めつけるなんて随分失礼だったなと思った。
「お待たせ」
そう言って、瑞稀さんがコーヒーカップを二つ手に戻ってくる。
「アメリカンにしといたけど。よかった?」
「はい。ありがとうございます」
手渡されたカップからは香ばしい引き立て豆の香りが漂った。
瑞稀さんも向かいのソファに腰掛けて、コーヒーを一口啜ってホッと息を吐いた。
(向こうではどうでした? 私のこと、少しは思い出してくれましたか?)
こんな質問が頭をよぎるけれど、喉を震わせて声にするほどには力が出なかった。
「元気だった?」
(あ……)
第一声は瑞稀さんからで、その声はとてもフラットだった。
視線を上げると、アーモンド型の瞳が私をじっと見つめている。
(やっぱり魅力的なひと……だよね)
吸い込まれそうなブラウンの瞳に鼓動が高鳴り出す。
そしてまるで今日初めて会ったみたいに緊張してきた。
「げ、元気でした」
「そっか。ならよかった」
「はい」
言葉のキャッチボールが途絶えて、また部屋に沈黙が落ちる。
(普通に話せない。前はどうやって会話してたんだろう)
距離を取られた事実が重くて気軽に言葉が出てこない。
それは瑞稀さんも同じみたいで、深い話をする気配がない。
(私から切り出すしかない)
「瑞稀さん、さっき私に話しがあるって……どんなことでしたか」
「ああ」
瑞稀さんはふと目元を和らげて、頷いた。
「俺たちのことについて。ちゃんとしたほうがいいなと思って」
「ちゃんと?」
まさか別れの話ではと思い、小さく肩が震える。
でも、彼が口にしたのはそういう話ではなかった。
「今まで、陽毬の気持ちをきちんと聞いてこなかったから。ちゃんと聞いておきたいと思って」
そう言ってから、カップをソーサーに戻して私を見る。
「それとも俺があっち行ってる間に、愛想尽かされたかな」
「そんな……私は、瑞稀さんに嫌われたんだと思って……」
(でもやっぱり会いたいって思っ来たんだけど)
「嫌いになんかなるわけない。ていいうか、まだ望みを持ってていいの?」
「も、もちろんです!」
「そっか。俺はてっきり……永遠の別れでも言い渡されるのかと……」
脱力した様子で瑞稀さんはソファに背を預け、ほうっと息を吐いた。
和らいだ空気になって私も肩が少し軽くなる。
「俺たち、今までお互いの何を見てきたんだろうな」
瑞稀さんはくすくすと笑って目元を軽く指で押さえた。
「本当ですね」
私もつられて笑うと、彼は美しい長い髪を解いて一度くしゃりと額から掻き上げた。
そして真剣な表情を向けると――
「陽毬……好きだよ」
偽りのない真っ直ぐな瞳を向けてそう告げた。
「契約も何も関係なく、俺の恋人になって欲しい。できれば……一生のパートナーにも」
「あ……」
今まで曖昧だった瑞稀さんの心が、これでもかとストレートに伝わってくる。
私は嬉しいやら恥ずかしいやらで、すぐに答えられない。
「俺じゃダメかな」
「っ、違います!」
(逆に、私でいいのかな……って思ってるんだけど)
「陽毬」
瑞稀さんは痺れを切らしたように席を立ち、私に手を差し出した。
「立って」
「はい」
おそるおそる彼の手を取って立ち上がると、そのまま全身を包み込むように強く抱きしめられた。
ふんわりと鼻腔をくすぐるのは、瑞稀さんお気に入りの淡いフレグランスの香りだ。
「瑞稀さん……」
「聞かせて。陽毬は俺をどう思ってるの」
せつなげな声が耳元で響き、彼への想いが溢れ出す。
「私は……」
彼のデザインしたワンピースを買ったあの時から、私は瑞稀さんに恋をしていた。
でもそれは、推しができたような感覚で。まさか言葉を交わせるほどの近い人になるなんて思ってなかったから、今日まで彼との関係がどこか嘘みたいだなって思ってた。
でも……両親のことやタカちゃんのことを通して、やっと彼への想いがなんなのかはっきりした。
「瑞稀さんが好きです。誰とも比べられないほど」
「ほんと? 元カレより?」
「今、比べられないって言ったじゃないですか」
「そうだった」
嬉しそうに笑うと、瑞稀さんはもう一度私をぎゅうっと抱きしめる。
息ができないほどの力に驚きつつも、嬉しくて私も抱きしめ返す。
(瑞稀さん……クールで完璧な人なのに、なぜか時々、放っておけない顔を見せる不思議な人)
この少し不安定な瑞稀さんは、私にしか見せない顔なのだと思うとすごく嬉しい。
腕の中からそっと視線を上げると、瑞稀さんが私をじっと見下ろしていた。綺麗な瞳の中が潤んで揺れている。
「陽毬、愛してる……一生、俺だけを見てて」
「はい。瑞稀さんも、ずっと私を見ててくださいね」
「約束する」
鼻先を擦り合わせ、くすくすと笑いながら自然に唇を寄せ合った。
「ん……」
重なり合った唇は熱くて溶けそうだ。
吐息を合わせると、そこに境界はないような感覚になる。
「陽毬の唇、甘くて食べられそう」
「んぁ……」
整った唇で軽く喰まれ、背中を甘い快感が這い上がってきた。
その感覚を逃さないように、さらにキスが深まる。
(好きな人から求められるって……すごく心地いい)
癖のようになっていた“私なんかが“という思考を外してみると、瑞稀さんを普通に一人の男性として受け入れようと思える自分がいた。
父のために、早く結婚しなくては。
父が喜ぶような男性を選ばなくては。
そして、お母さんのように心変わりするような女性であってはならない。
私は知らず知らず、自分の将来を親の不安を拭うためにという思考で生きていたようだ。
決してお父さんが私を愛してないわけじゃないし、今だって誰よりも幸せを望んでくれていると思う。
でも、彼の言っていた『陽毬が他の誰かを好きになっても応援してくれる人』が私のパートナーであるとは考えづらい。私の価値観には合わないし、やっぱりパートナーであるなら、唯一無二でいて欲しいと思う。
「瑞稀さん」
キスの合間に彼の動作をとめ、名前を呼んだ。
彼は言葉を発しないまま私の目を見つめる。
(瑞稀さんは、なんて答えるだろう)
「何年も先、何十年も先に、私が瑞稀さんじゃない誰か別の人を好きになったら……どうしますか?」
そんな先のこと、わかるわけないと言われそうだったけど尋ねた。
すると瑞稀さんは数秒も考えないでサラリと答える。
「許さないよ」
許さないという言葉にビクリと肩が震えてしまう。
「陽毬が俺以外の人を好きになることは許さないけど……」
けど……に続く彼の柔らかな言葉には、責めるようなムードはなかった
「でもどうして別の人に気持ちが移ってしまったのかは尋ねるよ。で、もう一度惚れさせる。絶対」
“絶対“の部分が強く強調されて、ドキッとなる。
「絶対なんて、ないですよ」
「絶対だよ。だって陽毬が俺のアプローチに落ちないわけないでしょ?」
「も、もう。いつだって自信満々なんですから!」
恥ずかしくて身をよじると、彼は抱きしめなおして首筋に強く唇を押し当てた。
「ん……あとがついちゃう……」
「構わない」
言いながら首筋を撫でられると、もう逃れられないって感じになる。
それは束縛ともちょっと違って、最強のボディーガードを得たような安心感があった。
「陽毬に変な虫がつかないよう、これからはずっと一緒にいる……覚悟してね?」
「覚悟……って?」
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まるで独占宣言のような言葉と同時に、彼はいたずらっぽく笑った。
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