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強者の祭典
彼女の正体
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翌朝。
アルプロンタは朝から国中が活気に溢れていた。まるで昨日までの準備と前夜祭で溜め込んだものを一気に噴出したような賑わいだ。
大通りは勿論、脇道や路地裏に至るまで人で溢れている。
こうなることを見越して遅刻しないようにクラガ達と早めにホテルを出たのだが……。
「何にも見えん」
視界はゼロ。前にいるおっさんの背中しか見えない。
クラガとエリシアは普通に身長あるから周りからも見えるし自分も周りが見えるけど、俺は周りからは目線を下げないと見えないし、俺は背伸びしたところで前のおっさんの肩と同じ身長になるだけだ。
要するに人の波に攫われ普通にはぐれた。まさかこんな年で迷子になろうとは……。
――とはいえ場所は覚えておろう。屋根でも伝って行ったらどうだ。
まあこのままだといつ着くか分かったもんじゃないしな。
屋根の上を道としてそこまで抵抗なく思っていることについ可笑しくなってニヤけながらどこか登れそうな路地裏に移動しようとしたら、後ろから袖を引かれた。
「ん、あれ、ニーア?」
振り向いて視線を落とすと、俺の袖を掴んだニーアがジッと見ていた。
「どうしたの? レイさん達は?」
「…………」
「もしかして迷子?」
「…………」
レイさんなら近くにいれば飛びついてくるだろうし、やっぱり迷子だろうか。
「いっしょ」
ニーアは俺を指さすとぽつりとそれだけ言った。
やっぱ迷子か。俺が迷子と見抜くとは、中々見所のある観察眼だ。
――見れば誰でも分かるだろう。
…………。
まあいい。しかしどうしようか。流石にこの人混みの中でレイさん達を探すのは骨が折れるし、多分俺もそろそろ行かないと間に合わない気がする。まあニーアを追いてくくらいなら全然遅刻するんだけど……そうだ。会場ならラウドはいるだろうし、もしかしたらレイと連絡取れるかもしてない。なにより無闇に探すよりは良いだろう。
……ただ一緒に向かうとなると。
「ねえニーア、ジェットコースター……じゃなくて、速いの好き?」
「…………?」
きょとんと首を傾げるニーア。俺は若干の不安と申し訳なさを覚えたが、直ぐにそれが杞憂だったと安心した。
「つぎ、ぐるってしてっ」
「おっけー!」
勢いよく屋根を蹴り跳躍すると、そのまま空中で前方に一回転し着地してまた走り出す。
どうやらニーアは激しいアトラクションがかなりお好みのようだ。最初は軽く跳んでた程度だったが、それじゃ物足りないとばかりに激しい動きを次々要求してくる。
三回転ループからの四回転ループ、そして前人未踏の五回転ループ。やればやるほど目を輝かせるニーアが面白くって、屋根から屋根へ跳び移る度にそんな事をしていたら、いつの間にかコロシアムへ到着していた。
「アリア、さっきの、すごかったっ。またやって」
「ああ、うん……またね」
今更だが、俺は絶叫系マシンは苦手だ。調子に乗って回りすぎて若干グロッキー気味になっている。
深呼吸をして体調を整え改めてコロシアムの方を見るが……さてどうしたもんか。丁度観客の入場が始まった所なのか、人でごった返してとても直ぐには入れそうにない。というか昨日は正面の入り口からだったけど、もしかして選手用の入り口とかあるんじゃないだろうか。
「あ? 何してんだガキ」
いっそぐるっと周りを走って関係者用の入り口を探そうかと考えていると、後ろから聞き慣れない声をかけられた。
「えっと、貴方は……」
昨日の予選で俺の担当だった人だ。
気怠そうに欠伸をし、つまらなそうに俺達を見ている。
「何だお前、妹いたのか。似てねぇな」
「違います。レイさんの所の子です」
「あ? あー、あの孤児院のな。つかまた増えてんのか、あいつもよくやるぜ」
言葉だけなら褒めてるようにもとれるか、実際は頭をかきながら興味なさげな言い方だ。そっちから聞いてきたくせに。昨日ちょっと戦っただけの人に言うのもあれかもしれないが、この人なんか苦手なんだよなあ。
「で、お前はここで何して……ああ、試合か。昨日の様でよく出る気になったな。試合で当たったらまた手ェ抜いてやろうか?」
「余計なお世話です。こっちも昨日は本気じゃなかったですし」
「へぇ、そうかよ」
小馬鹿にするような言い方に、ついムッとして言い返してしまう。
「おら、着いて来いよ」
からかうことに満足したのか、それとも飽きたのか。男はそれだけ言い正面入り口とは別方向に歩き出した。
正直おとなしく着いて行くのは癪だが、ここは意固地にならない方が良いだろう。
正面入り口の丁度裏側にある小さな扉から中に入り、いくつかある分かれ道も迷う事無く進んでいく。しばらくはなんの疑問も持たずただ着いていったが、観客席ならともかく選手の入場口は一階のはずなのにどんどん階段を上っていき、何故か内装も簡素なものから豪華なものに変わっていることに徐々に不信感を募らせ、やがてそれは明らかに一般人や一端の選手が立ち入ることなどありえなさそうな重圧を放つ扉を前にして確信に変わった。
「あの……ここって」
俺の質問に答えず、男は扉を乱暴に蹴り開けると俺の襟首を掴み無理矢理部屋に連れ込んだ。
「こらガルシオ、また遅刻して……あれ、その子は?」
中にいた温和そうな雰囲気の男が気づき、俺を引っ張る男――ガルシオに呼びかけた。
「うっせーな。チンタラやってんのが性に合わねぇから連れてきたんだよ」
「連れてきたって……」
「アリア!?」
グイッと前に突き出されると、部屋の中央に置かれた円卓の奥側から聞き慣れた声が響いた。
「あ、ラウドさん。どうも」
「お前、どうしてここに」
「いやあ、外で迷子になってるニーア……レイさんの孤児院の子を見つけまして、闇雲に探すのもアレだったのでラウドさんなら何か連絡取れたりしないかなって」
「あ、ああ……そういうことなら後でレイに知らせておこう……」
ようやく下ろされ暢気に会話する。とはいえ暢気なのは口調だけで、内心は全くそんな事はない。
いつもとは違い目に見えて焦っているラウド。息苦しいほどに緊張が張り詰めた室内。そして背後のガルシオ含め、レイと同等かそれ以上の力を持つ人。
室内の全ての人が、敵意、畏怖など明らかに負の感情で俺のことを見ている。
そんなこんなで緊張が一周回って落ち着いてしまっている状態だ。
「ラウド、そやつが例の娘か?」
「え、えぇ……」
「そうか。で、ガルシオ。連れてきた理由は何だ」
円卓の一番奥に座る老人はライドに確認すると、その鋭い眼光を俺の後ろのガルシオに向けた。
「あ? 耳腐ってんのかジジイ。さっき言ったろうが。俺はチンタラすんのが嫌いなんだよ。だから――」
瞬間。背後から剥き出しの殺意に呑み込まれた。
完全な反射。考える隙など無い。俺の体は俺の意思とは関係なく生存の為の最適解の動きをし。
「ガルシオさん。落ち着いて下さいって」
一瞬前まで奥の老人の横に立っていたはずの青年が俺とガルシオの腕を掴んでいた。
「貴方がそんな威力でやったらこの部屋滅茶苦茶ですよ。君――えっと、確かアリアさんだっけ? ごめんね急に腕掴んじゃって。でも腰の刀じゃなくて肩……まるで背負った見えない剣を抜こうとしてるみたいだ。多分だけどそれも抜かれちゃ滅茶苦茶になると思うから押さえてね」
そういって男は俺とガルシオの腕を放し、怒鳴るガルシオとの間に立ち困り顔で対応していた。
確かに言われた通り、ここで不知火を抜くのは不味い。アレは正確には刀ではなく刀型の魔具だ。魔具とは魔法を込め任意に放出できる道具。あの洞窟で邪竜黒獄炎状態で使えるのはクラガがスキルで打った刀ではなく、ハイ・ドワーフがスキルで打った魔具だった。よってこの不知火は邪竜黒獄炎が込められた魔具になったのだが、その発動条件は鞘から抜くこと。その瞬間俺の体は燃え上がり、狭い室内で起これば周囲への影響もなかなかなものだ。
目に見える武器より隠し球にでを出そうとした、だからソレは危険なもの。そう考えるのは自然なことだ。そんなことはどうでも言い。そんなことより――この男いつ移動した?
さっきまでいたのは部屋の奥。少なくとも直線距離で六メートル。円卓を迂回するなら多少距離は伸びる。けれどこの男は文字通り瞬きの間に移動した。
レイよりも速い。それにレイは走る予備動作があるし、近くを通れば風圧も来る。けれどこの男はそれがなかった。
レイを高速移動とするなら今のは瞬間移動……ワープっていう方が納得出来る。
「えっと……ここは?」
「ここはコロシアムの、なんていうか偉い人の部屋って感じだね。ここにいるのは各地のギルドマスターとそこのSランク冒険者の人達。ラウドさんの所のレイさんは欠席だけどね」
各ギルドの長と最強の冒険者。そこへ連れてこられ殺されかけた。それは咎められるものではなく、ガルシオの言葉から遅かれ速かれその可能性があったということだ。つまり――。
「ガルシオさんが今連れてきたのは正直びっくりしたんだけど、まあ聞くのがちょっと早くなっただけか。君が憑依させたものの正体なんだけれどさ、ドラグニールだよね」
アルプロンタは朝から国中が活気に溢れていた。まるで昨日までの準備と前夜祭で溜め込んだものを一気に噴出したような賑わいだ。
大通りは勿論、脇道や路地裏に至るまで人で溢れている。
こうなることを見越して遅刻しないようにクラガ達と早めにホテルを出たのだが……。
「何にも見えん」
視界はゼロ。前にいるおっさんの背中しか見えない。
クラガとエリシアは普通に身長あるから周りからも見えるし自分も周りが見えるけど、俺は周りからは目線を下げないと見えないし、俺は背伸びしたところで前のおっさんの肩と同じ身長になるだけだ。
要するに人の波に攫われ普通にはぐれた。まさかこんな年で迷子になろうとは……。
――とはいえ場所は覚えておろう。屋根でも伝って行ったらどうだ。
まあこのままだといつ着くか分かったもんじゃないしな。
屋根の上を道としてそこまで抵抗なく思っていることについ可笑しくなってニヤけながらどこか登れそうな路地裏に移動しようとしたら、後ろから袖を引かれた。
「ん、あれ、ニーア?」
振り向いて視線を落とすと、俺の袖を掴んだニーアがジッと見ていた。
「どうしたの? レイさん達は?」
「…………」
「もしかして迷子?」
「…………」
レイさんなら近くにいれば飛びついてくるだろうし、やっぱり迷子だろうか。
「いっしょ」
ニーアは俺を指さすとぽつりとそれだけ言った。
やっぱ迷子か。俺が迷子と見抜くとは、中々見所のある観察眼だ。
――見れば誰でも分かるだろう。
…………。
まあいい。しかしどうしようか。流石にこの人混みの中でレイさん達を探すのは骨が折れるし、多分俺もそろそろ行かないと間に合わない気がする。まあニーアを追いてくくらいなら全然遅刻するんだけど……そうだ。会場ならラウドはいるだろうし、もしかしたらレイと連絡取れるかもしてない。なにより無闇に探すよりは良いだろう。
……ただ一緒に向かうとなると。
「ねえニーア、ジェットコースター……じゃなくて、速いの好き?」
「…………?」
きょとんと首を傾げるニーア。俺は若干の不安と申し訳なさを覚えたが、直ぐにそれが杞憂だったと安心した。
「つぎ、ぐるってしてっ」
「おっけー!」
勢いよく屋根を蹴り跳躍すると、そのまま空中で前方に一回転し着地してまた走り出す。
どうやらニーアは激しいアトラクションがかなりお好みのようだ。最初は軽く跳んでた程度だったが、それじゃ物足りないとばかりに激しい動きを次々要求してくる。
三回転ループからの四回転ループ、そして前人未踏の五回転ループ。やればやるほど目を輝かせるニーアが面白くって、屋根から屋根へ跳び移る度にそんな事をしていたら、いつの間にかコロシアムへ到着していた。
「アリア、さっきの、すごかったっ。またやって」
「ああ、うん……またね」
今更だが、俺は絶叫系マシンは苦手だ。調子に乗って回りすぎて若干グロッキー気味になっている。
深呼吸をして体調を整え改めてコロシアムの方を見るが……さてどうしたもんか。丁度観客の入場が始まった所なのか、人でごった返してとても直ぐには入れそうにない。というか昨日は正面の入り口からだったけど、もしかして選手用の入り口とかあるんじゃないだろうか。
「あ? 何してんだガキ」
いっそぐるっと周りを走って関係者用の入り口を探そうかと考えていると、後ろから聞き慣れない声をかけられた。
「えっと、貴方は……」
昨日の予選で俺の担当だった人だ。
気怠そうに欠伸をし、つまらなそうに俺達を見ている。
「何だお前、妹いたのか。似てねぇな」
「違います。レイさんの所の子です」
「あ? あー、あの孤児院のな。つかまた増えてんのか、あいつもよくやるぜ」
言葉だけなら褒めてるようにもとれるか、実際は頭をかきながら興味なさげな言い方だ。そっちから聞いてきたくせに。昨日ちょっと戦っただけの人に言うのもあれかもしれないが、この人なんか苦手なんだよなあ。
「で、お前はここで何して……ああ、試合か。昨日の様でよく出る気になったな。試合で当たったらまた手ェ抜いてやろうか?」
「余計なお世話です。こっちも昨日は本気じゃなかったですし」
「へぇ、そうかよ」
小馬鹿にするような言い方に、ついムッとして言い返してしまう。
「おら、着いて来いよ」
からかうことに満足したのか、それとも飽きたのか。男はそれだけ言い正面入り口とは別方向に歩き出した。
正直おとなしく着いて行くのは癪だが、ここは意固地にならない方が良いだろう。
正面入り口の丁度裏側にある小さな扉から中に入り、いくつかある分かれ道も迷う事無く進んでいく。しばらくはなんの疑問も持たずただ着いていったが、観客席ならともかく選手の入場口は一階のはずなのにどんどん階段を上っていき、何故か内装も簡素なものから豪華なものに変わっていることに徐々に不信感を募らせ、やがてそれは明らかに一般人や一端の選手が立ち入ることなどありえなさそうな重圧を放つ扉を前にして確信に変わった。
「あの……ここって」
俺の質問に答えず、男は扉を乱暴に蹴り開けると俺の襟首を掴み無理矢理部屋に連れ込んだ。
「こらガルシオ、また遅刻して……あれ、その子は?」
中にいた温和そうな雰囲気の男が気づき、俺を引っ張る男――ガルシオに呼びかけた。
「うっせーな。チンタラやってんのが性に合わねぇから連れてきたんだよ」
「連れてきたって……」
「アリア!?」
グイッと前に突き出されると、部屋の中央に置かれた円卓の奥側から聞き慣れた声が響いた。
「あ、ラウドさん。どうも」
「お前、どうしてここに」
「いやあ、外で迷子になってるニーア……レイさんの孤児院の子を見つけまして、闇雲に探すのもアレだったのでラウドさんなら何か連絡取れたりしないかなって」
「あ、ああ……そういうことなら後でレイに知らせておこう……」
ようやく下ろされ暢気に会話する。とはいえ暢気なのは口調だけで、内心は全くそんな事はない。
いつもとは違い目に見えて焦っているラウド。息苦しいほどに緊張が張り詰めた室内。そして背後のガルシオ含め、レイと同等かそれ以上の力を持つ人。
室内の全ての人が、敵意、畏怖など明らかに負の感情で俺のことを見ている。
そんなこんなで緊張が一周回って落ち着いてしまっている状態だ。
「ラウド、そやつが例の娘か?」
「え、えぇ……」
「そうか。で、ガルシオ。連れてきた理由は何だ」
円卓の一番奥に座る老人はライドに確認すると、その鋭い眼光を俺の後ろのガルシオに向けた。
「あ? 耳腐ってんのかジジイ。さっき言ったろうが。俺はチンタラすんのが嫌いなんだよ。だから――」
瞬間。背後から剥き出しの殺意に呑み込まれた。
完全な反射。考える隙など無い。俺の体は俺の意思とは関係なく生存の為の最適解の動きをし。
「ガルシオさん。落ち着いて下さいって」
一瞬前まで奥の老人の横に立っていたはずの青年が俺とガルシオの腕を掴んでいた。
「貴方がそんな威力でやったらこの部屋滅茶苦茶ですよ。君――えっと、確かアリアさんだっけ? ごめんね急に腕掴んじゃって。でも腰の刀じゃなくて肩……まるで背負った見えない剣を抜こうとしてるみたいだ。多分だけどそれも抜かれちゃ滅茶苦茶になると思うから押さえてね」
そういって男は俺とガルシオの腕を放し、怒鳴るガルシオとの間に立ち困り顔で対応していた。
確かに言われた通り、ここで不知火を抜くのは不味い。アレは正確には刀ではなく刀型の魔具だ。魔具とは魔法を込め任意に放出できる道具。あの洞窟で邪竜黒獄炎状態で使えるのはクラガがスキルで打った刀ではなく、ハイ・ドワーフがスキルで打った魔具だった。よってこの不知火は邪竜黒獄炎が込められた魔具になったのだが、その発動条件は鞘から抜くこと。その瞬間俺の体は燃え上がり、狭い室内で起これば周囲への影響もなかなかなものだ。
目に見える武器より隠し球にでを出そうとした、だからソレは危険なもの。そう考えるのは自然なことだ。そんなことはどうでも言い。そんなことより――この男いつ移動した?
さっきまでいたのは部屋の奥。少なくとも直線距離で六メートル。円卓を迂回するなら多少距離は伸びる。けれどこの男は文字通り瞬きの間に移動した。
レイよりも速い。それにレイは走る予備動作があるし、近くを通れば風圧も来る。けれどこの男はそれがなかった。
レイを高速移動とするなら今のは瞬間移動……ワープっていう方が納得出来る。
「えっと……ここは?」
「ここはコロシアムの、なんていうか偉い人の部屋って感じだね。ここにいるのは各地のギルドマスターとそこのSランク冒険者の人達。ラウドさんの所のレイさんは欠席だけどね」
各ギルドの長と最強の冒険者。そこへ連れてこられ殺されかけた。それは咎められるものではなく、ガルシオの言葉から遅かれ速かれその可能性があったということだ。つまり――。
「ガルシオさんが今連れてきたのは正直びっくりしたんだけど、まあ聞くのがちょっと早くなっただけか。君が憑依させたものの正体なんだけれどさ、ドラグニールだよね」
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