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森林の国、エルフの歴史
シーナの正体-2
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「ね? 攻撃しようとしたら大事なお弟子さん、頭だけになっちゃうから」
別に首をくられても体が消滅はしないのだから、頭だけという表現は違うだろう。……クラガが頭だけでも生きていられるならあっているでしょうけど。
いやそんなことを考えている場合では無い。攻撃しようとしたら、と彼女は言った。なら、
「分かりました」
シーナは溜息をつき攻撃の意志を無いことを示し弓を足下に落とし、帝国兵の少女へと蹴り飛ばす。
「はーいありがと。……ふーん、弓自体は普通のなんだね。まっ、魔法とかの細工とかはされてても分かんないんだけどね」
弓を拾い上げ軽く弦を弾きながら呟く。その少女を観察しながら、シーナは目線だけ動かし状況を確認していた。
人数だけで言えば二対八。この程度の人数差はどうということはないが、クラガが人質となっている以上、下手な動きは出来ない。……いえまあ、最悪私一人が切り抜ければいいのでどうということはないのですが……とはいえ、クラガを見捨てる選択を最初からするのは如何なものなので、流石に一旦置いておく。この状況、自分の役割を踏まえするべきことは……。
自身の中で考えを整理、道筋を考え口を開く。
「参考までに聞きたいのですが、この後どうするつもりでしょうか?」
「んー? まあちょちょいとおねーさんを洗脳して仲間になってもらおっかな。お弟子さんは……まあどっちでもいいけど、殺すよりは仲間にした方がいいかなぁ」
「なるほど。敵として厄介な戦力は仲間に、そうでないものもそうする……ということは、洗脳というものに貴女への負担や、洗脳が解除されるといったリスクは無いのでしょうか」
「んー、ゼロじゃないけど……てかさぁ、おねーさんちょっと余裕過ぎなじゃない?」
少女は不機嫌そうに眉を上げ指を鳴らす。咄嗟に正面に並ぶエルフ達と背後でクラガを捕らえるエルフに注意を向けるが、しかし彼らが動く気配は無い。不審に思ったシーナが直後に感じたのは右腕から発せられる鋭い痛みと熱だった。
「……っ!」
見れば足下には弓が刺さっており、それによって右腕が軽く抉られている。
「ほーら、後ろの冒険者さんの言葉をよく思い出してご覧よ。見慣れない服装の”集団”って。あとそもそも彼らのパーティメンバーはこれで全員なのかな? まだまだ周りに隠れてるんじゃ無いかな?」
「……なるほど、少し油断していたようですね」
右手を押さえ周囲に気を配りながら、平静を装い言う。しかしシーナは負った傷以上の痛みに襲われていた。
これは……毒? 傷口の感覚が鋭敏になって実際以上の痛みがありますね。しかも、
「どんどん痛くなっていってるでしょ? これ、ウチで開発中の拷問……もとい尋問用のお薬でね、ほっとくと痛覚だけをどんどん鋭敏化させてくの。んで、こっちがぁ」
再び指を鳴らし、二本目の矢がシーナの左太ももを貫く。
「っ、うぅ……!」
鋭敏化された痛みが肉の内から掻きむしるように広がるが、しかし直ぐに沈静化される。
「ちょっとマシになったっしょ? こっちが解毒薬。まあ正確には痛覚を鈍化させるお薬。その状態だとどんな怪我しても撫でられる程度にしか感じないんだよね。そしてその状態で傷負わせてから鋭敏化のお薬を使うとぉ……」
「……考えたくは無いですね」
痛みは無いが、左足に上手く力が入らず真っ直ぐ立てない。太ももを矢で貫通されたのだから当然だが、痛みが無いせいで怪我をしたという意識が無く、庇いながら上手く動くという行動が難しい。
「でしょ? それを今から……そっちのお弟子さんに向けていっぱい撃っちゃうね? 薬の順番もランダム。どうなるかは分からないけど……まあ即死させる様なヘマはさせないから安心しなよ」
「なっ、待ちなさい!」
「はーいよーいどんっ」
制止の言葉を一切意に介さず手を叩く。瞬間、どこかから弦を弾く音が響く。
シーナは無事な右足に力を込め、乱暴に後ろへ跳躍。全方位から自身を狙っているならともかく、後ろから拘束されているクラガを狙うのならばある程度方向は絞られる。
背後のクラガを狙う矢を強引に右手を上げ、掌を貫通させ受け止める。無傷で掴めれば良かったが、流石にそれほどの余裕は無い。無理矢理に矢を受け止めた右手からは、しかし痛みを感じなかった。
「おい、大丈夫か!?」
「……ええ、一先ずは」
矢を引き抜き放り捨てる。
「おっ、鈍化の方だった? 運いいねー。それとも悪いねかな? だって次に鋭敏化の方だったらもっと痛くなっちゃうから」
「意識したくは無いのでわざわざ言わないで欲しいですね」
右手を軽く振って力を入れる。
多少違和感はありますが動作に問題は無い……とはいえ、鈍化しているから感じないだけで、実際はかなり負担をかけているのでしょうね。
「こっちのことは事は気にすん──んがっ!」
余計なことを言わせないようにか、クラガの口が塞がれる。
確か拘束している男冒険者はそれなりの手練れだったはず。洗脳状態でどれだけ出来るのかは分かりませんが、行動を阻害する類の魔法も使っているのでしょう。でなければクラガの武装を展開していくらでも脱出出来るはずです。
「じゃあ続き、行ってみよっか」
再び拍手。左上から襲う矢を、しかしシーナは蹴り落とした。
「……よし、いけますね」
軽く跳躍し右足を振って体を回し、その回転のまま矢を蹴り落とし右足で着地。既に負傷している左足の負担は最小限にした方法だった。
「うっわすごー。じゃあどんどんいっちゃお」
本当に驚いているのか分からない平坦な口調で少女は呟き、再び弦の音がシーナに届く。
正面からの矢を軽くバックステップを踏みながら空中で掴む。そのまま勢いに合わせるように体を捻り、角度をずらし、勢いを殺す。姿勢を低く着地し、勢いよく膝を伸ばし掌底で左から来る矢を下から突き角度を狂わせ空を切らせる。
例え連続で来ようとも、それはあくまで一本が何度も来ているだけだ。この静かな森であれば弦の音は聞き取れ、方向は確定でき、それならば対応出来る。問題は……、
「あはっ。じゃあ次の段階、行ってみよっか」
シーナに耳に届いたのは正面と左。それも。
同時!
シーナがとった行動は正面方向への移動。前から来る矢との接触タイミングを早め、身を右に逸らしながら僅かに矢に触れる。それによって軌道が僅かにずれ、左手から迫っていた矢を貫き落とした。
「……うっわ。流石にそれはドン引き。ってかそんなの出来るもんなの?」
「やれるからやってる。それだけですよ」
嘘だ。正直賭けだった。
やはり同時攻撃もしてきますか。まあ普通であれば最初からすべきでしょうが……彼女、遊んでる雰囲気がありますしね。その油断の間にどうにか出来れば良かったですが……。
しかしシーナの考えとは裏腹に、少女は溜息をついて言った。
「はぁ……、もういいや。これ以上遊んで逃げられたら困るし、泣いちゃうほど怒られちゃうし」
おーしまいっ、と頭上で大きく手を叩く。瞬間、シーナの耳に届いたのは、
「全員同時ですか……!」
今まで木々の上から隠れて撃っていた者、音の数からして十人。正面と左右の半円状に広がっていた者からの同時射撃だった。
しかしあくまで狙いは自分では無く背後のクラガ。射線は頭上を通っているだろう。動かなければ問題ない。クラガの命は失われるが、自分はその隙に逃げられる。全体としての損失を比べればそうするのが正解だ。
「……っ!」
しかしシーナは動く。
後ろ向きでの跳躍では間に合わないと判断し、体を反転させ疾走。負傷してる左足も力任せに動かしクラガとの距離を縮め、そしてその眼前にまで辿り着いたときに、
「ぅ、あっ……!」
手を広げた彼女の背後。腕、背、脇、足。全身と言える箇所に十本の矢が突き刺さっていた。しかし。
「痛みが……無い?」
速度を持った物体が体にぶつかる感覚はある。勢いに押され数歩よろけて前に出る。しかしそれだけだ。それによる痛みが得られなかった。
「あら、全部鈍化? うっそマジぃ? ……なーんてね」
少女は目を弓にし口角を上げる。
「クラガ、無事です……か?」
顔を上げた先。こちらを見るクラガの目は──虚ろな赤い目をしており、
「やっちゃっていいよー」
その手に持った矢をシーナに突き立てた。
瞬間。全身を内から千切られる激痛がシーナを襲った。
別に首をくられても体が消滅はしないのだから、頭だけという表現は違うだろう。……クラガが頭だけでも生きていられるならあっているでしょうけど。
いやそんなことを考えている場合では無い。攻撃しようとしたら、と彼女は言った。なら、
「分かりました」
シーナは溜息をつき攻撃の意志を無いことを示し弓を足下に落とし、帝国兵の少女へと蹴り飛ばす。
「はーいありがと。……ふーん、弓自体は普通のなんだね。まっ、魔法とかの細工とかはされてても分かんないんだけどね」
弓を拾い上げ軽く弦を弾きながら呟く。その少女を観察しながら、シーナは目線だけ動かし状況を確認していた。
人数だけで言えば二対八。この程度の人数差はどうということはないが、クラガが人質となっている以上、下手な動きは出来ない。……いえまあ、最悪私一人が切り抜ければいいのでどうということはないのですが……とはいえ、クラガを見捨てる選択を最初からするのは如何なものなので、流石に一旦置いておく。この状況、自分の役割を踏まえするべきことは……。
自身の中で考えを整理、道筋を考え口を開く。
「参考までに聞きたいのですが、この後どうするつもりでしょうか?」
「んー? まあちょちょいとおねーさんを洗脳して仲間になってもらおっかな。お弟子さんは……まあどっちでもいいけど、殺すよりは仲間にした方がいいかなぁ」
「なるほど。敵として厄介な戦力は仲間に、そうでないものもそうする……ということは、洗脳というものに貴女への負担や、洗脳が解除されるといったリスクは無いのでしょうか」
「んー、ゼロじゃないけど……てかさぁ、おねーさんちょっと余裕過ぎなじゃない?」
少女は不機嫌そうに眉を上げ指を鳴らす。咄嗟に正面に並ぶエルフ達と背後でクラガを捕らえるエルフに注意を向けるが、しかし彼らが動く気配は無い。不審に思ったシーナが直後に感じたのは右腕から発せられる鋭い痛みと熱だった。
「……っ!」
見れば足下には弓が刺さっており、それによって右腕が軽く抉られている。
「ほーら、後ろの冒険者さんの言葉をよく思い出してご覧よ。見慣れない服装の”集団”って。あとそもそも彼らのパーティメンバーはこれで全員なのかな? まだまだ周りに隠れてるんじゃ無いかな?」
「……なるほど、少し油断していたようですね」
右手を押さえ周囲に気を配りながら、平静を装い言う。しかしシーナは負った傷以上の痛みに襲われていた。
これは……毒? 傷口の感覚が鋭敏になって実際以上の痛みがありますね。しかも、
「どんどん痛くなっていってるでしょ? これ、ウチで開発中の拷問……もとい尋問用のお薬でね、ほっとくと痛覚だけをどんどん鋭敏化させてくの。んで、こっちがぁ」
再び指を鳴らし、二本目の矢がシーナの左太ももを貫く。
「っ、うぅ……!」
鋭敏化された痛みが肉の内から掻きむしるように広がるが、しかし直ぐに沈静化される。
「ちょっとマシになったっしょ? こっちが解毒薬。まあ正確には痛覚を鈍化させるお薬。その状態だとどんな怪我しても撫でられる程度にしか感じないんだよね。そしてその状態で傷負わせてから鋭敏化のお薬を使うとぉ……」
「……考えたくは無いですね」
痛みは無いが、左足に上手く力が入らず真っ直ぐ立てない。太ももを矢で貫通されたのだから当然だが、痛みが無いせいで怪我をしたという意識が無く、庇いながら上手く動くという行動が難しい。
「でしょ? それを今から……そっちのお弟子さんに向けていっぱい撃っちゃうね? 薬の順番もランダム。どうなるかは分からないけど……まあ即死させる様なヘマはさせないから安心しなよ」
「なっ、待ちなさい!」
「はーいよーいどんっ」
制止の言葉を一切意に介さず手を叩く。瞬間、どこかから弦を弾く音が響く。
シーナは無事な右足に力を込め、乱暴に後ろへ跳躍。全方位から自身を狙っているならともかく、後ろから拘束されているクラガを狙うのならばある程度方向は絞られる。
背後のクラガを狙う矢を強引に右手を上げ、掌を貫通させ受け止める。無傷で掴めれば良かったが、流石にそれほどの余裕は無い。無理矢理に矢を受け止めた右手からは、しかし痛みを感じなかった。
「おい、大丈夫か!?」
「……ええ、一先ずは」
矢を引き抜き放り捨てる。
「おっ、鈍化の方だった? 運いいねー。それとも悪いねかな? だって次に鋭敏化の方だったらもっと痛くなっちゃうから」
「意識したくは無いのでわざわざ言わないで欲しいですね」
右手を軽く振って力を入れる。
多少違和感はありますが動作に問題は無い……とはいえ、鈍化しているから感じないだけで、実際はかなり負担をかけているのでしょうね。
「こっちのことは事は気にすん──んがっ!」
余計なことを言わせないようにか、クラガの口が塞がれる。
確か拘束している男冒険者はそれなりの手練れだったはず。洗脳状態でどれだけ出来るのかは分かりませんが、行動を阻害する類の魔法も使っているのでしょう。でなければクラガの武装を展開していくらでも脱出出来るはずです。
「じゃあ続き、行ってみよっか」
再び拍手。左上から襲う矢を、しかしシーナは蹴り落とした。
「……よし、いけますね」
軽く跳躍し右足を振って体を回し、その回転のまま矢を蹴り落とし右足で着地。既に負傷している左足の負担は最小限にした方法だった。
「うっわすごー。じゃあどんどんいっちゃお」
本当に驚いているのか分からない平坦な口調で少女は呟き、再び弦の音がシーナに届く。
正面からの矢を軽くバックステップを踏みながら空中で掴む。そのまま勢いに合わせるように体を捻り、角度をずらし、勢いを殺す。姿勢を低く着地し、勢いよく膝を伸ばし掌底で左から来る矢を下から突き角度を狂わせ空を切らせる。
例え連続で来ようとも、それはあくまで一本が何度も来ているだけだ。この静かな森であれば弦の音は聞き取れ、方向は確定でき、それならば対応出来る。問題は……、
「あはっ。じゃあ次の段階、行ってみよっか」
シーナに耳に届いたのは正面と左。それも。
同時!
シーナがとった行動は正面方向への移動。前から来る矢との接触タイミングを早め、身を右に逸らしながら僅かに矢に触れる。それによって軌道が僅かにずれ、左手から迫っていた矢を貫き落とした。
「……うっわ。流石にそれはドン引き。ってかそんなの出来るもんなの?」
「やれるからやってる。それだけですよ」
嘘だ。正直賭けだった。
やはり同時攻撃もしてきますか。まあ普通であれば最初からすべきでしょうが……彼女、遊んでる雰囲気がありますしね。その油断の間にどうにか出来れば良かったですが……。
しかしシーナの考えとは裏腹に、少女は溜息をついて言った。
「はぁ……、もういいや。これ以上遊んで逃げられたら困るし、泣いちゃうほど怒られちゃうし」
おーしまいっ、と頭上で大きく手を叩く。瞬間、シーナの耳に届いたのは、
「全員同時ですか……!」
今まで木々の上から隠れて撃っていた者、音の数からして十人。正面と左右の半円状に広がっていた者からの同時射撃だった。
しかしあくまで狙いは自分では無く背後のクラガ。射線は頭上を通っているだろう。動かなければ問題ない。クラガの命は失われるが、自分はその隙に逃げられる。全体としての損失を比べればそうするのが正解だ。
「……っ!」
しかしシーナは動く。
後ろ向きでの跳躍では間に合わないと判断し、体を反転させ疾走。負傷してる左足も力任せに動かしクラガとの距離を縮め、そしてその眼前にまで辿り着いたときに、
「ぅ、あっ……!」
手を広げた彼女の背後。腕、背、脇、足。全身と言える箇所に十本の矢が突き刺さっていた。しかし。
「痛みが……無い?」
速度を持った物体が体にぶつかる感覚はある。勢いに押され数歩よろけて前に出る。しかしそれだけだ。それによる痛みが得られなかった。
「あら、全部鈍化? うっそマジぃ? ……なーんてね」
少女は目を弓にし口角を上げる。
「クラガ、無事です……か?」
顔を上げた先。こちらを見るクラガの目は──虚ろな赤い目をしており、
「やっちゃっていいよー」
その手に持った矢をシーナに突き立てた。
瞬間。全身を内から千切られる激痛がシーナを襲った。
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