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生きてる人と死んでる人、破壊は自己防衛のナイフ
しおりを挟む滅茶苦茶にぶっ壊して、もう、誰も愛せないくらい、ぐちゃぐちゃになって仕舞えばいい。
愛を語った少年は消えていなくなった。
幻想や偽善でなにが残った?
優しさを振り回した末に、どれほどの人を傷付けた?
愛をぶっ壊して、好きをぶちのめして、最期には、なにが残ってくれるんだ?
なぁ、教えてくれ
滅茶苦茶にぶっ壊したい衝動は
立ち直れないくらい嬲られた痛みは
全てを許すような 君の優しさは
どこから来るものなんだ
悲しい ただ 悲しい
愛を知りたかった 恋をしてみたかった
人を好きになってみたかった
けれど、もう、全部ぶち壊してしまいたい。
弱さを見せないことが強さで
優しさを注ぐことが愛情で
悲しいことは何一つ言いたくない
作られた平和と自然に湧き上がった絶望なら、どちらの方がいいのだろうか。
平和のフリをして、傷付いていないフリをして、愛したフリをして、ニコニコと笑う僕を、誰が愛してくれるんだ。
愛されたい。誰でもいいから、愛して欲しい。
けれど、それが望めないなら、いっそ誰にも愛されなくていい。
手に入らないなら、初めから望まなければいい。
期待をしなければ、落胆もしない。
そうだろ?
「好きだよ」
期待をしないで、愛を望まないで、普通の仮面を被って生きていた。
その言葉は過去に望んだ言葉なのに、何故だか嬉しくなかった。
過ぎ去った望みは、僕には怖いだけだった。
望んでいい、期待していい、幸せになっていい。
そんなこと、もう、望んでないのに。
人を好きになっていい。
愛していい。
大切にしていい。
そんな方法、誰も教えてくれなかった。
知らない事は怖い事だ。
人は未知を嫌う。
それと同時に、人は未知を好む。
猫は好奇心に殺され、人は心を殺す。
滅茶苦茶にぶっ壊されてしまいたい。
平和で、幸せな時間。
優しいひととき。
もう、全部、壊してしまおう。
いつか壊される幸せなら、自分で壊してしまおう。
嬉しかった言葉も
優しい空間も
愛したかった人も
全部いらない。
壊して、滅茶苦茶にして、それでよかったって、思われればいい。
だけど、どうして、壊し方がわからないんだ。
もう、いっそ 僕1人を終わらせてしまおうか。
そうしたら、君は壊れてくれるかな。
僕は誰かの中に残れるかな。
“僕のせいで”人に何かを思わせるなら、そんな素敵な事はない。
傷付けたくて、心を抉りたくて、そのためなら僕はどこまでも自分を追い詰められる。
ねぇ、死んでほしいでしょ?
僕なんて、いらないでしょ?
滅茶苦茶に、壊していいんだよ?
できないなら、僕が僕を終わらせてあげる。
そしたら、ずっと一緒だ。
でも、そうだな。
僕が死んでも君にはきっと伝わらない。
それはなんだか、滑稽で
君を想うと、なんだか悔しい
どうして、死んだことを知らなかったんだろう。
どうして、何も言わずに死んでしまったんだろう。
なにより、どうして、自分は気付けなかったんだろう。
そんなのでいっぱいになって、もう二度と手が届かないことを知って、悔しくて、苦しくて、仕方がない。
僕がもう、あの人の背中に手が届かないように
君も同じ思いをするのか。
それは、なんだかとても痛い。
苦しみから解放されたいのに、その苦しみですら愛しい人のかけらだから。
忘れたいのに、忘れられない。忘れたくないと願わずにはいられない。
もう、この世にはいなくとも、記憶としてでいいから存在してほしい。
置いていかないで、1人にしないで
初めから、愛さないでくれればよかったのに。
けれど、愛されなかった世界線はきっとつまらなくて、味気ないものだろう。
もし、天国というものがあるなら、そこで君に会えるだろうか。
いや、僕は地獄に落ちるだろうから、君とは会えないね。
どうしたら、君にもう一度会うことができるだろう。
君にもう一度会えるなら、僕は全てを賭けよう。
例え、数秒しか会えないのだとしても、僕はその数秒に命を賭けよう。
君に会えるなら、、、。
そんな方法、ありはしないけれど。
僕は生きていて、君は死んでいて、
僕には僕を愛してくれる人がいる。
どちらかしか選べないのだとしても、簡単な選択だ。
死んだ人は蘇らない。
僕が死んでも、戻ってこない。
もう、二度と会えない。
簡単だ。
会える人と会えない人。
僕はどうして、その簡単が選べない。
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