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海は瑠璃色、お絵描きには桜色
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『おにぃ行ってくんね!』
「おー気をつけてな!」
ガシャンと扉を閉めて近所の公園へ向かう。
いつもと同じ風景、潮香る風が頬を撫でる。
「あっ、空ねぇ来た!」
「遅いよ、空姉ちゃん!」
『時間どーりだよ!
それで、今日は何する?』
小学生3年生の明子と宗介。
小6の時に新入生を案内する係になった。
それをきっかけに話すようになったのがこの2人。
私もこの2人も小学生だった頃は放課後も土日も毎日のように遊んでたけど、私が中学に上がってから忙しくなってあんまり遊べなくなってしまった。
だからこういう長期休みの時に遊ぼうと声を掛けてくれる2人が大好きだ。
「すみません。
ちょっといいですか?」
あと少しで海だと言うところで後ろから声を掛けられた。
この辺は観光スポットだから声を掛けられることはよくある。
『はい、どうかしましたか?』
反射で声のしたほうに振り返った。
そこには私と同じくらいの年の男子がいた。
「海岸まで行きたいんだけど。
迷っちゃったみたいで・・・。」
「おー気をつけてな!」
ガシャンと扉を閉めて近所の公園へ向かう。
いつもと同じ風景、潮香る風が頬を撫でる。
「あっ、空ねぇ来た!」
「遅いよ、空姉ちゃん!」
『時間どーりだよ!
それで、今日は何する?』
小学生3年生の明子と宗介。
小6の時に新入生を案内する係になった。
それをきっかけに話すようになったのがこの2人。
私もこの2人も小学生だった頃は放課後も土日も毎日のように遊んでたけど、私が中学に上がってから忙しくなってあんまり遊べなくなってしまった。
だからこういう長期休みの時に遊ぼうと声を掛けてくれる2人が大好きだ。
「すみません。
ちょっといいですか?」
あと少しで海だと言うところで後ろから声を掛けられた。
この辺は観光スポットだから声を掛けられることはよくある。
『はい、どうかしましたか?』
反射で声のしたほうに振り返った。
そこには私と同じくらいの年の男子がいた。
「海岸まで行きたいんだけど。
迷っちゃったみたいで・・・。」
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