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別れは瑠璃色
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4人並んで見慣れた道を歩いた。
海に着いて2人は海に元気よく駆け出して行き、私と璃空くんは昨日のように砂浜に座った。
「今日、来ないかと思った。俺のせいで。」
『昨日はごめん、なんて言ったらいいのか分からなかった。
昨日ずっと考えてたの、恋ってなんだろうな~って。』
「いや、俺こそごめん。困らせて。
昨日は返事欲しいとか言ったけど、いいから。気にしないで。
どうせ、俺、明後日にはここにいないし。」
あ、そっか。
璃空くん地元に帰るのか。
『地元、遠いの?』
「うん、結構。
土日とかに来れる距離ではないかな。」
『そっか。あのね、私も今日みんなに言いたいことがあって。
あとで言うね。』
「うん。」
「空ねぇ、空にぃ!砂のお城作ろう!!」
「え~。俺空兄ちゃんとビーチバレーしたい!」
ビーチバレーって2人でできるのかな?
『じゃあ、最初にお城みんなで作って作り終わったらバレーみんなでよろうよ!』
立ち上がって、2人の肩にタオルを掛けた。
璃空くんの方を見たら目が合ったから頷いてみた。
4人で砂のお城を作ってみたけど、バケツとか用意してなくて明子が想像していたものは出来なかった。
それでも明子は楽しかったからと笑ってくれた。
海に着いて2人は海に元気よく駆け出して行き、私と璃空くんは昨日のように砂浜に座った。
「今日、来ないかと思った。俺のせいで。」
『昨日はごめん、なんて言ったらいいのか分からなかった。
昨日ずっと考えてたの、恋ってなんだろうな~って。』
「いや、俺こそごめん。困らせて。
昨日は返事欲しいとか言ったけど、いいから。気にしないで。
どうせ、俺、明後日にはここにいないし。」
あ、そっか。
璃空くん地元に帰るのか。
『地元、遠いの?』
「うん、結構。
土日とかに来れる距離ではないかな。」
『そっか。あのね、私も今日みんなに言いたいことがあって。
あとで言うね。』
「うん。」
「空ねぇ、空にぃ!砂のお城作ろう!!」
「え~。俺空兄ちゃんとビーチバレーしたい!」
ビーチバレーって2人でできるのかな?
『じゃあ、最初にお城みんなで作って作り終わったらバレーみんなでよろうよ!』
立ち上がって、2人の肩にタオルを掛けた。
璃空くんの方を見たら目が合ったから頷いてみた。
4人で砂のお城を作ってみたけど、バケツとか用意してなくて明子が想像していたものは出来なかった。
それでも明子は楽しかったからと笑ってくれた。
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