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別れは瑠璃色
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『あ、あぁ。
どうしたの?みんな揃って。』
「最後のお別れに、ね?」
璃空くんが、2人の肩に手を置きながら笑った。
『そっか、わざわざありがとう。』
「空姉ちゃん、これあげる!」
宗介が差し出したのは綺麗に包装された小さな箱。
『え?なに!?
開けていい??』
「いーよ!」
丁寧にリボンを取って箱の中を覗くと貝殻のイヤリングが入ってた。
『これ、可愛い!手作り?』
「うん!そう!!うぅぉぉっ。
何すんの!空兄ちゃん!!」
何故か璃空くんは、途中で宗介の口を抑えた。
「ふふ。空ねぇ、ちょっと来て!」
明子に手招きされて言い合いしてる2人に離れた駐車場の所で明子を見た。
『どうしたの?明子。』
「あのね」と小声で話すので腰を屈めて耳を傾けた。
「あのね、空にぃがコレ、作ったんだよ。いつも、空ねぇがイヤリング付けてるの知ってて。
でも、恥ずかしいから言わないでって。」
どうしたの?みんな揃って。』
「最後のお別れに、ね?」
璃空くんが、2人の肩に手を置きながら笑った。
『そっか、わざわざありがとう。』
「空姉ちゃん、これあげる!」
宗介が差し出したのは綺麗に包装された小さな箱。
『え?なに!?
開けていい??』
「いーよ!」
丁寧にリボンを取って箱の中を覗くと貝殻のイヤリングが入ってた。
『これ、可愛い!手作り?』
「うん!そう!!うぅぉぉっ。
何すんの!空兄ちゃん!!」
何故か璃空くんは、途中で宗介の口を抑えた。
「ふふ。空ねぇ、ちょっと来て!」
明子に手招きされて言い合いしてる2人に離れた駐車場の所で明子を見た。
『どうしたの?明子。』
「あのね」と小声で話すので腰を屈めて耳を傾けた。
「あのね、空にぃがコレ、作ったんだよ。いつも、空ねぇがイヤリング付けてるの知ってて。
でも、恥ずかしいから言わないでって。」
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