終焉の世界でゾンビを見ないままハーレムを作らされることになったわけで

@midorimame

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長尾栞の章

第45話 人間関係の板挟みにあう

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ひとりひとりが遠藤さんと二人きりで過ごす2週間が終わった。

みんなが彼と話をして思いを伝え楽しい時間を過ごしてきた。

遠藤さんが言うには、それぞれがいろんな思いを抱えているようだった。


・彼が責任を感じすぎているため不安を取ってあげたいと思う人。

・彼との話がまだまだ足りないと思っていて不安を感じている人。

・彼を兄の様に慕ってこれからの人生を全て託そうとしている人。

・彼に愛情を感じて自分の気持ちより彼の気持ちを優先したい人。

・彼の子供を身ごもる事でゾンビの世界を生き抜く力を得たい人。

・彼からの愛を受け取ってこれからの自分の役割を考え始める人。


13人分の遠藤さんとの思いがあった。

遠藤さんも誰一人ないがしろにせず、みんなに自分の気持ちを伝えこれからどうするかを話したようだった。


そして・・普通の生活に戻った。


「華江先生は変わらずなんですね。」

「ええ、やはり私は医師であり科学者でもある。特に話し合う前と後で何も変化は無いと言ってもいいわね。」

「そうですか・・」

「栞ちゃんはあったの?」

「はい。何というか踏ん切りがつきました。」

「ふふ。よかったわ。」

今日は私と華江先生がみんなの服を洗濯する日なので、一緒に洗濯場で話をしているのだった。

このホテルには洗濯機が無かった。おそらくクリーニング会社が出入りしていたようだ。

そのため私たちはこの高級ホテルに洗濯機と乾燥機を数台持ち込んでいた。

住居フロアにしているホテルの42階に場所を取って洗濯機を置いてるのだった。

ブーンと静かな音を立てて洗濯機が回っている。

「でもね栞ちゃん私は一番時間が無いでしょう。年齢的に身ごもるのもあと数年が限度、一人身ごもれたらそれで終わりだと思うわ。」

「・・・はい。今の体制では十分な医療など望めませんし、高齢になってまだまだ大丈夫なんて気軽に言えません。」

「それに私は医者だし皆を救える力もあるから、私に万が一があると皆の命を助ける事が出来なくなってしまうわ。私の命は皆の命を助けるために使おうと思っているのよ。」

素晴らしいこの人は本当に医師の鏡だ。

人として素晴らしいと思う。

私にはこんな考えを持つことなんてできない。

「華江先生だけが皆のよりどころです。」

「とにかく子供が出来そうな人がいたら率先して作ってほしいなと思う。遠藤君さえ万全なら順番を気にしている時間は無いわ。」

「はい。」

そうだ。

もしかしたら私たちの中には、子供が出来ない可能性のある人がいるかもしれない。

時間的な猶予も無い。

「ふう・・彼も一番最初の精子採取の時は元気がよかったのよ。まあ自分で直前まで奮闘していたからかもしれないけど、私が手伝ったら5分もたたずに。まあ、あの時とは状況が違うのだけど。」

《そういえばそうだった・・華江先生は彼のを出したことがある。》

私は言い知れぬ不安が襲って来るのを覚えた。

《私が大好きな彼を華江先生は一度奮い立たせているんだ。そして私にはそういう経験が無い。そうだ受け身ではいけないんだ。》

恋愛感情などとは別の不安が生まれる。

でもいまさら誰かにそんなことを聞けるはずがない。

《なっちゃんがいてくれたら聞けたかもしれないのに。》

つい私はなっちゃんの事を思い出してしまうのだった。

《彼女なら教えてくれた・・勝負下着だって一緒に買いに行ってくれた。》

すると私の顔を見て華江先生は優しく微笑みかけて言う。

「とにかく若い人が頑張ってくれたらうれしいわ。」

笑ってはいるが、どこかぎこちないようにも思えた。

「はい・・」

《そう・・1回で子供が出来るとは限らない。何回も何回も子作りしなければいけないのだ。》

急に現実が押し寄せてくるのだった。

洗濯を終え華江先生と別れる。

私が一旦自分の部屋に戻ろうとしたら、廊下の手すりにもたれ掛かるようにして里奈ちゃんがいた。

「里奈ちゃんこんなところでなにしてるの?」

何気なく声をかけたら里奈ちゃんは泣いていた。

「えっ!里奈ちゃんどうしたの?」

「なんでもないです。」

「でも・・・」

「放っておいてもらってもいいですか?」

「話せない事なの?」

「・・・・・・」

里奈ちゃんは少し下を向いて黙り込んでいた。

「じゃあ・・気が向いたらね。」

私がその場を離れようとすると・・

「あのやっぱり!栞さんの部屋に行ってもいいですか?」

「ええ。いいわよ。」

そして里奈ちゃんが私の部屋に一緒に来た。

「さてと・・何か飲む?」

「ほうじ茶とか緑茶ありますか?」

「あるある!なんでも置いてるよ!ペットボトルだけど。」

飲み物の在庫は大量にあるのでいつも部屋の冷蔵庫に持ってきていた。

「ほうじ茶で良い?」

「下さい。」

そして私は里奈ちゃんにほうじ茶を渡した。

私も一緒に飲む。

「どうしたの?」

里奈ちゃんは改まって私に向き直って話し出す。

「あの・・こんなこと言うと変だと思われるかも。」

「なにかしら?」

「私が遠藤さんの初めてになりたいと思ってるんです!」

「え?そうなの?どうして?」

「本当に変な事を言うんですが・・私が初めてなら相手も初めてが良いなと思うようになったんです。」

「里奈ちゃんはそう思うんだ?」

「はい・・変でしょうか?」

「ううん。そういう考えもあると思うわ。」

そう言う気持ちもわかる気がする。

17才だし自分がしたことないなら相手も、と求める事だってあるかもしれない。

「それなのにマネージャーとあゆみが反対するの。」

「瞳さんとあゆみちゃんが?」

「絶対にダメって・・」

・・・おそらく理由はわかる。

里奈ちゃんはそう思ったとしても里奈ちゃんだけの一方的な気持ちではどうにもならない。

そこで遠藤さんが緊張してしまったり、子供作りに対して抵抗が出てしまったりしたら優美さんの時の二の舞になるかもしれない。

これまでみんなで頑張ってきたことを、里奈ちゃん一人の思いだけで壊すマネはさせられない。

「そうか・・。」

「あゆみなんかね!私は男の人としたことがあるから遠藤さんとうまくできるかもしれないけど、里奈はまだしたことないから無理って。私をまるで子ども扱いするみたいに!友達なのに!」

「確かに里奈ちゃんが失敗するとは限らないと思う。遠藤さんだって有名な女優さんが初めてなんて名誉なことはないと思うし。」

「遠藤さんと二人きりで話した時も、私としたくないと言ってなかった!嬉しいと言ってくれた!まあ初めてを私にするとも言われてないけど・・」

「うんうん。遠藤さんに里奈ちゃんを断る理由なんかないわよ。」

「私だって生き延びたい。だから権利ありますよね?」

「もちろん。ただ最初に里奈ちゃんを選ぶかどうかは遠藤さん次第なのよ。」

「それは分かってるんです。頭ごなしに無理って言われると悲しくって・・」

どうやら彼女らの言い方が悪かったらしい。

私は里奈ちゃんの肩にそっと手を回して頭を撫でて上げた。

「うん。大丈夫だよ。私だってしたことないんだから!ほとんど遠藤さんに任せるしかないの。だったら里奈ちゃん!私と二人でそれなりの努力を一緒にしてみない?」

「します!けどどうしましょう!」

「そうね・・」

それから二人で処女の打開策を練り始めるのだった。


それから・・


里奈ちゃんから悩みを相談されてから、数日は天気のいい日が続いていた。

暖房を切っていても高層ホテルの上層階には、日光がよく当たり部屋は暖かかった。

「あったかい・・」

私は自分の部屋の窓際で、陽の光を体全体に浴びて佇んでいた。

外の荒廃したゾンビの世界が嘘のように穏やかな空間だった。

「ふう。」

チラッと机の上の鏡を見る。

「染めたいな。」

頭のてっぺんが少し黒くなってきていた。次の回収日の時にヘアカラーを入手したい。

目の下のクマは無いけど、どことなく疲れた顔をしている。

「がんばろ・・・」

ぽつりとつぶやいた。

私は皆が休みの日の朝、緩い服装のまま光がさす部屋でのんびりしていたのだが、ご飯を食べるために部屋をでた。

全員が一緒に休みを取り全員が同じ日に作業や仕事をする。

そう決めてから・・なぜか皆で集まった事はない。

皆が一人づつ遠藤さんと二人きりで過ごした期間を経てから、少しづつみんなの様子が変わって来たように思う。

全員のいろんな思いや気持ちがさらに深く色濃く出てきたのかもしれない。

パタンパタン

階段を一人で降りる音が響く。

華江先生の悩みも聞いた、里奈ちゃんの悩みも聞いた。

そして他の人たちともいろんな話をした。

皆それぞれの思いを抱いていた。

皆の思いを聞いて私にも重くのしかかる。

「あ、おはようございます。」

皆で食堂にしているレストランに入ると、話をしている沙織さんと愛菜さん奈美恵さんがいた。

皆こちらを振り向いて静かになる。

「おはよう・・」

「あ、起きたんだ。」

「じゃあ私たちご飯終わったから・・」

3人は黙って飲んでいたコーヒーカップを洗って出て行った。

私は誰かと話をしに来たつもりだったが一人ぼっちになった。

私は3人の微妙な空気を感じ取れないほど鈍感ではなかった。

明らかに私を避けて出て行ったように感じた。

「ふう。」

一人になった。

私がキッチンに入って冷蔵庫を開けてみるといろいろと入っていた。

パイナップルの缶詰を一つ取り出してクルクルと回して開けた。

皿を取り出して中身を出す。

「ひと缶は多いか・・」

他の皿を用意してサランラップをかけて半分冷蔵庫にしまう。

そして別の引き戸を開けてマグカップを取り出し、小分けにされている珈琲粉を取り出して入れる。

電気ポットからお湯を注ぐとマグカップから湯気が立った。

一人の味気ない食事をしようとテーブルに行くとドアから二人入って来た。

翼さんと未華さんだった。

「栞ちゃんおはよう!一人なの?私も一緒にたべるよ!」

翼さんが声をかけてくれた。

「私も一緒にいい?」

未華さんが微笑んで言う。

「ぜひ!」

話し相手を求めていた私は素直にうれしかった。

二人はいつもと変わらずに接してくれる。

あの処女組として3人一緒に行動してからずっと変わらない。

「一人でご飯なんて・・声をかけてくれればいいのに。」

翼さんが言う。

「いや、ここに来た時は3人いたんですけど出て行ってしまいました。」

「・・・ふーんそうなんだ・・・誰?」

未華さんが私に聞いてくる。

「えっと、沙織さんと愛菜さん奈美恵さんです。」

「あー・・・」

「どうしたんですか?」

「確かになんかあの3人栞ちゃんに冷たい気がする。」

「はい。どうしたんでしょう?」

「おそらくだけどね、」

「はい。」

未華さんは一瞬、語るのをためらったがそのまま話をつづけた。

「栞ちゃんがね、最初から遠藤さんと居たからだと思う。」

「え?そんなことで?」

すると翼さんが話す。

「うん。彼女らはおそらく遠藤さんは栞ちゃんを選んだんじゃないか?って思ってるみたいなのよ。」

「違いますよ彼は私を好きとは言ってません。大事にするとは言われましたが・・」

「うん。私たちはそれを知ってる、栞ちゃんから聞いてるしね。でも彼女らはそうは思っていないみたいなのよね。」

翼さんは話し始めた。

「もしかしたら遠藤さんは栞ちゃんを選んで、子作りは栞ちゃんとだけするんじゃないかと思っているのかも。」

「そんな・・そうなんでしょうか?」

「うん。もちろん違うわ!彼は私たちにも言った皆で未来へと。」

「そうですよね。」

「みんな割り切れない気持ちがあるのかもしれないわね。」

未華さんが言う。

《そうか、それはそうだ。でもなんだか悲しい私が遠藤さんを独占する事なんて出来ないし・・彼が好きな人は他にいる。私だって複雑な気持ちはある。》

3人で話していると微妙に二人にも棘があるようだった。誰に対してなのかは分からない。

3人でご飯を食べ終わってマグカップのコーヒーも空になったころ、またほかのメンバーが入って来た。

優美さんと麻衣さんとあゆみちゃんだった。

「あら?先輩。おはようございます。」

なぜか今まで話をしていた翼さんと未華さんがピタっと黙り込んだ。

このところずっとそうだった。

どうやら・・翼さんと未華さんは優美さんと麻衣さんが苦手みたいだったのだ。

彼女らは男性経験も豊富で遠藤さんに対してはとてもフランクに話す。

遠藤さんに対してだけではなく全員に対して平等に話す。

おそらく男性経験だけでなくキャパシティが広いように感じる。

「あ・・優美?これから?」

「翼先輩は朝ごはん終わりですかぁ?」

「う、うん。そろそろ行くわ。」

「私も・・」

そして未華さんも一緒に出ていくという。

「そうですか。じゃあ私たちはこれからです。栞ちゃんもごはん終わったの?喋っていく?」

麻衣さんがにこっと微笑んで声をかけてくる。

「そうですね。でも日光を浴びたいんです・・」

「ああ・・ここ北側であたらないもんね。」

「なので行きますね。」

「行ってら―!」

優美さんが明るく言うので頷いた。

私は翼さんと未華さんが、この二人を苦手な理由がなんとなくわかる。

翼さんは優美さんの会社の先輩だし未華さんは仕事の出来るキャリアウーマン。だけど彼女たちは男性経験がない。

優美さんと麻衣さんは気づかないうちに、異性関係の話を上から話している事があるのだった。

でも彼女たちは無意識で悪気は全くない。男の人慣れしてて当たりだと思っている事を、つい普通に話してしまっているだけなのだった。

年下の彼女らに負い目を感じているのかもしれない。

私も経験が無いから分かるけど年下だから気にならないだけかもしれなかった。

そしてあゆみちゃんだ。

あゆみちゃんは黙って優美さんと麻衣さんについて回っている。

というかあんなに里奈ちゃんと仲良く一緒に行動していたのに、最近はこの二人と一緒にいる事が多い。

里奈ちゃんから避けられているようなのだ。

翼さんと未華さん私たち3人はレストランを出た。

《そのうち軽いギスギス感が取れればいいな・・

私はただそう思うのだった。

皆の意識は私が考えるそれよりも、もっと深刻な事に気づかずに。
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