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第5話
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噴水のあるロータリーを半周して崖の天辺にある保養所から下り、右折して公道に出ると海岸通りを走らせた。まもなくバイパスに乗り高速道を一区間だけ使って一般道に降りると、もう辺りは高低様々なビルの林立となる。白藤市内に入ったのだ。
だが都市部をまともに走っていたら遅刻してしまうので、霧島はわざと裏道に入り込むと普通は選ばないような一方通行路や狭い路地を駆使して通勤ラッシュをクリアし、出発してから約四十分で県警本部庁舎裏の関係者専用駐車場に白いセダンを駐めている。
「京哉、大丈夫か? 何なら担いでやるぞ」
「もう平気ですから心配しないで下さい」
降車すると冬の寒風から逃れるように、古めかしくも重々しいレンガ張り十六階建ての本部庁舎に裏口から駆け込んだ。
そのまま階段で二階に上がり、左側一枚目のドアを開けると、そこはもう機捜の詰め所である。今日は上番中の一班と呼集で集められた二班に繰り上がって本日上番する三班までが勢揃いして大変な喧騒だった。
隊長の姿を認めて皆が身を折る敬礼をする。それにラフな挙手敬礼で応えておいて霧島はデスクに就いた。京哉は給湯室に駆け込んで茶の準備をする。トレイに湯呑みを並べて茶を淹れ在庁者に配り歩いた。人数が多いので三往復する。
その間に副隊長の小田切警部も出勤してきた。小田切もキャリアで霧島の二期後輩に当たり、更には京哉と同じくSATの非常勤狙撃班員でもある。
大概ふざけた言動をする男で男女構わずタラシた挙げ句、上に睨まれてこの機捜に流れてきた。だが最近は同じ県警本部内の生活安全部にいる香坂警視がパートナーになり多少は落ち着いたようだ。
しかし出勤するなり自分の椅子にオスの三毛猫ミケが丸くなっているのを見て、それを払い落とし逆襲されて流血の大惨事という騒動を巻き起こす。
「何で俺の椅子や膝でばかり眠りたがるんだ、こいつは!」
「誰彼構わずタラしてきた貴様だ、オス猫にも好かれて嬉しいだろう」
「ってゆうか、もう慣れるか諦めるかして下さい、小田切さん」
「慣れて、俺にずっと立っていろってか? 宿題忘れた小学生じゃないんだぜ?」
そう言いながらもまだ凶悪な三毛猫と本気で格闘する男に隊員たちも笑っている。
茶を配り終えた京哉はミケをここにつれ込んだ責任者として救急箱を出し、小田切の傷を消毒してやった。
過去の特別任務で押しつけられたミケを本当は飼いたかったのだが、霧島と暮らすマンションはペット禁止のため苦肉の策でここにつれてきたのだ。ここなら二十四時間必ず誰かは詰めているのでミケが一匹になってしまうこともない。
猫好きの同志を募ってエサやトイレの当番表も作ってあり、上手く機能しているのと広いので却ってミケは居心地もいいらしく、のびのびと野生でもあり得ないようなケダモノっぷりを発揮している。好物の竹輪がなければ言うことは聞かない。
「はい、もう脳ミソつるんつるんの猫と同レヴェルで喧嘩しないで下さいね」
「京哉くんは優しいのか、そうじゃないのか、最近俺は分からなくなってきたよ」
愚痴りながらも小田切は隊員たちの申し送りと交代の儀式に立ち会った。一班と二班の隊員たちが帰ってゆく中、一班長竹内が霧島のデスク前に立ち、昨夜の喧嘩のマル被合計四名を今朝方になって確保したことを報告する。霧島は日報を見ながら竹内に頷いた。
「どちらも警邏中の職務質問に引っ掛かったのか。ご苦労だった」
「いえ。しかし全員ヘロイン中毒と発覚、身柄を送った所轄も難儀するでしょう」
「ダウナーを食って喧嘩とは珍しいパターンだな。まあ、あとは白藤署の仕事だ」
敬礼で労い、帰ってゆく竹内を見送る。その頃には三班員らも警邏に出掛け、詰め所内は情報収集用に点けっ放しのTV音声と、機捜本部の指令台に就いた三班長の佐々木警部補が基幹系無線から捜査専務系無線を捌く声が響くばかりとなっていた。
日報を確認し終えた霧島は大欠伸しノートパソコンを起動する。こちらもノートパソコンでメーラーを立ち上げた京哉は、関係各所から寄せられた報告書類の督促メールが五通というのに安堵していた。片手で数えられるくらいならマシである。
そこで上司二人に二通ずつを振り分け、暢気な人たちに任せておいては到底間に合わない一通を自分が代書することに決めて上司たちに宣言した。
「そちらには捜査一課に上げる書類を振り分けましたから、捜一課長の剛田警視にぶん殴られるか絞め殺されるかする前に、頑張って終わらせて下さいね」
こうして脅し、時に宥めすかして仕事をさせないと、すぐに上司らはオンライン麻雀や空戦ゲームに嵌り、気付くと居眠りをしている。霧島に至っては一週間交代で務める食事当番のために真顔でネットのメニューレシピなど眺めていたりするので気が抜けない。
天下のキャリアが二人も揃い、本気になったら瞬殺の筈の書類が何故こうも滞るのかと京哉は不思議でならないのだが、霧島の口癖は『書類は腐らん』である。
だが今日の脅しは効いたようで、しぶしぶ二人ともキィボードを叩き始めた。やっぱりその気になったら音に聞こえたキャリアが二人なのだ。仕事は超速で進み、昼には督促メール分の書類を関係各所に送ることができた。
しかしその間も機捜本部には日中から酩酊状態の行き倒れだの痴漢だのという案件が連続で飛び込んできていて、気の毒に隊員たちは殆ど昼食にも戻ってこられない。
だからといって一緒に空腹を抱えていても仕方がないので、頃合いを見計らい京哉は仕出し弁当の幕の内を三食分確保すると上司と自分のデスクに配給して茶も淹れ直した。
ここでは隊員の夜食も含め一日四食全てが幕の内弁当と決まっている。迷うということを知らない霧島がそれしか注文しないからだ。お蔭で『人呼んで幕の内の霧島』などと言われているのだが、それを知りつつ霧島は涼しい顔である。年下の恋人が絡まない限りは大抵、泰然自若としている非常に安定した精神の持ち主であった。
ネットのニュースサイトを眺めながら京哉は代わり映えのしないランチを摂ってしまうと、煙草を咥えてオイルライターで火を点ける。同じく喫煙者の小田切も至福の一服だ。
二本目を吸っていると、ようやく三班の隊員たちの第一陣が戻ってくる。京哉は立って三人分の弁当箱を片付けると隊員らにとびきり美味しい茶を淹れて配った。するとそこで機捜のお笑い担当・栗田巡査部長が言った。
「『誰だ、私の京哉の首筋に咬みついたのは!』、って、隊長だけだっつーの!」
青くなって京哉は自分の首を撫で回す。それを見て皆がどっと笑った。
「今日『は』何もついてねぇぞ!」
「モロに引っ掛かる辺り、身に覚えが有りすぎるらしいな」
「鳴海、ちゃんと避妊して貰えたか?」
「隊長の技はキレが違うからな、検査した方がいいぞ」
恥ずかしくて堪らない京哉だったが、前の春に異動してきた新入りとして皆の潤滑油になるのも務めだと思い、涙目になりそうなのをグッと堪える。
今どきあり得ないほど女性率の低い職場で皆が下ネタに走るのは挨拶代わりだ。
今度は茶に砂糖でも混ぜてやろうと思いつつ自分の席に戻ると、いつの間にか制服婦警が二人してドア口に立っている。
だが都市部をまともに走っていたら遅刻してしまうので、霧島はわざと裏道に入り込むと普通は選ばないような一方通行路や狭い路地を駆使して通勤ラッシュをクリアし、出発してから約四十分で県警本部庁舎裏の関係者専用駐車場に白いセダンを駐めている。
「京哉、大丈夫か? 何なら担いでやるぞ」
「もう平気ですから心配しないで下さい」
降車すると冬の寒風から逃れるように、古めかしくも重々しいレンガ張り十六階建ての本部庁舎に裏口から駆け込んだ。
そのまま階段で二階に上がり、左側一枚目のドアを開けると、そこはもう機捜の詰め所である。今日は上番中の一班と呼集で集められた二班に繰り上がって本日上番する三班までが勢揃いして大変な喧騒だった。
隊長の姿を認めて皆が身を折る敬礼をする。それにラフな挙手敬礼で応えておいて霧島はデスクに就いた。京哉は給湯室に駆け込んで茶の準備をする。トレイに湯呑みを並べて茶を淹れ在庁者に配り歩いた。人数が多いので三往復する。
その間に副隊長の小田切警部も出勤してきた。小田切もキャリアで霧島の二期後輩に当たり、更には京哉と同じくSATの非常勤狙撃班員でもある。
大概ふざけた言動をする男で男女構わずタラシた挙げ句、上に睨まれてこの機捜に流れてきた。だが最近は同じ県警本部内の生活安全部にいる香坂警視がパートナーになり多少は落ち着いたようだ。
しかし出勤するなり自分の椅子にオスの三毛猫ミケが丸くなっているのを見て、それを払い落とし逆襲されて流血の大惨事という騒動を巻き起こす。
「何で俺の椅子や膝でばかり眠りたがるんだ、こいつは!」
「誰彼構わずタラしてきた貴様だ、オス猫にも好かれて嬉しいだろう」
「ってゆうか、もう慣れるか諦めるかして下さい、小田切さん」
「慣れて、俺にずっと立っていろってか? 宿題忘れた小学生じゃないんだぜ?」
そう言いながらもまだ凶悪な三毛猫と本気で格闘する男に隊員たちも笑っている。
茶を配り終えた京哉はミケをここにつれ込んだ責任者として救急箱を出し、小田切の傷を消毒してやった。
過去の特別任務で押しつけられたミケを本当は飼いたかったのだが、霧島と暮らすマンションはペット禁止のため苦肉の策でここにつれてきたのだ。ここなら二十四時間必ず誰かは詰めているのでミケが一匹になってしまうこともない。
猫好きの同志を募ってエサやトイレの当番表も作ってあり、上手く機能しているのと広いので却ってミケは居心地もいいらしく、のびのびと野生でもあり得ないようなケダモノっぷりを発揮している。好物の竹輪がなければ言うことは聞かない。
「はい、もう脳ミソつるんつるんの猫と同レヴェルで喧嘩しないで下さいね」
「京哉くんは優しいのか、そうじゃないのか、最近俺は分からなくなってきたよ」
愚痴りながらも小田切は隊員たちの申し送りと交代の儀式に立ち会った。一班と二班の隊員たちが帰ってゆく中、一班長竹内が霧島のデスク前に立ち、昨夜の喧嘩のマル被合計四名を今朝方になって確保したことを報告する。霧島は日報を見ながら竹内に頷いた。
「どちらも警邏中の職務質問に引っ掛かったのか。ご苦労だった」
「いえ。しかし全員ヘロイン中毒と発覚、身柄を送った所轄も難儀するでしょう」
「ダウナーを食って喧嘩とは珍しいパターンだな。まあ、あとは白藤署の仕事だ」
敬礼で労い、帰ってゆく竹内を見送る。その頃には三班員らも警邏に出掛け、詰め所内は情報収集用に点けっ放しのTV音声と、機捜本部の指令台に就いた三班長の佐々木警部補が基幹系無線から捜査専務系無線を捌く声が響くばかりとなっていた。
日報を確認し終えた霧島は大欠伸しノートパソコンを起動する。こちらもノートパソコンでメーラーを立ち上げた京哉は、関係各所から寄せられた報告書類の督促メールが五通というのに安堵していた。片手で数えられるくらいならマシである。
そこで上司二人に二通ずつを振り分け、暢気な人たちに任せておいては到底間に合わない一通を自分が代書することに決めて上司たちに宣言した。
「そちらには捜査一課に上げる書類を振り分けましたから、捜一課長の剛田警視にぶん殴られるか絞め殺されるかする前に、頑張って終わらせて下さいね」
こうして脅し、時に宥めすかして仕事をさせないと、すぐに上司らはオンライン麻雀や空戦ゲームに嵌り、気付くと居眠りをしている。霧島に至っては一週間交代で務める食事当番のために真顔でネットのメニューレシピなど眺めていたりするので気が抜けない。
天下のキャリアが二人も揃い、本気になったら瞬殺の筈の書類が何故こうも滞るのかと京哉は不思議でならないのだが、霧島の口癖は『書類は腐らん』である。
だが今日の脅しは効いたようで、しぶしぶ二人ともキィボードを叩き始めた。やっぱりその気になったら音に聞こえたキャリアが二人なのだ。仕事は超速で進み、昼には督促メール分の書類を関係各所に送ることができた。
しかしその間も機捜本部には日中から酩酊状態の行き倒れだの痴漢だのという案件が連続で飛び込んできていて、気の毒に隊員たちは殆ど昼食にも戻ってこられない。
だからといって一緒に空腹を抱えていても仕方がないので、頃合いを見計らい京哉は仕出し弁当の幕の内を三食分確保すると上司と自分のデスクに配給して茶も淹れ直した。
ここでは隊員の夜食も含め一日四食全てが幕の内弁当と決まっている。迷うということを知らない霧島がそれしか注文しないからだ。お蔭で『人呼んで幕の内の霧島』などと言われているのだが、それを知りつつ霧島は涼しい顔である。年下の恋人が絡まない限りは大抵、泰然自若としている非常に安定した精神の持ち主であった。
ネットのニュースサイトを眺めながら京哉は代わり映えのしないランチを摂ってしまうと、煙草を咥えてオイルライターで火を点ける。同じく喫煙者の小田切も至福の一服だ。
二本目を吸っていると、ようやく三班の隊員たちの第一陣が戻ってくる。京哉は立って三人分の弁当箱を片付けると隊員らにとびきり美味しい茶を淹れて配った。するとそこで機捜のお笑い担当・栗田巡査部長が言った。
「『誰だ、私の京哉の首筋に咬みついたのは!』、って、隊長だけだっつーの!」
青くなって京哉は自分の首を撫で回す。それを見て皆がどっと笑った。
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「モロに引っ掛かる辺り、身に覚えが有りすぎるらしいな」
「鳴海、ちゃんと避妊して貰えたか?」
「隊長の技はキレが違うからな、検査した方がいいぞ」
恥ずかしくて堪らない京哉だったが、前の春に異動してきた新入りとして皆の潤滑油になるのも務めだと思い、涙目になりそうなのをグッと堪える。
今どきあり得ないほど女性率の低い職場で皆が下ネタに走るのは挨拶代わりだ。
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