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第31話
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キッチンの物音に気付いた紫堂は秋人が携帯でも忘れて取りに戻ったのかと思い、声を掛けようとした。だが直後に複数の人間の気配を察知し身を固くする。
息を殺して枕元のヴァーテックを手にした。殆ど同時に寝室の引き戸が開けられ、スーツを着た四人の男たちと銃口を向け合う。
「雪村紫堂だな? 一緒に来て貰おうか」
紫堂の銃など目に入らないかのようにスーツ男たちは寝室に押し入ってきた。銃口四つを前にしての抵抗は自殺の一形態でしかない。溜息と共に紫堂はヴァーテックを取り上げられる。ショルダーホルスタに収められた自分の銃を目で追いながら言ってみた。
「着替える時間くらい欲しいんだけど」
「サーヴィスだ。だが妙な真似をしたら遠慮なく撃つからな」
仕方なく紫堂は力の入らない躰に鞭打ってベッドから降りた。綿のシャツとジーンズの普段着に着替えてジャケットを羽織り、ポケットに煙草とライターを入れる。その間に男らは寝室やキッチンを一通り点検して紫堂の携帯やキィまで没収していた。
この自分が自ら外出したと見せかけるつもりなのかも知れないが、間違っても秋人は騙されない筈だ。だがこのまま連れ出される自分を見つけるのも困難だろうと冷静に思う。
まともな答えなど返ってこないのを承知でコミュニケーション代わりに訊いた。
「サッチョウの寺本長官命令か?」
「僅かでも長生きしたければ、これ以上余計なことを知らない方が身のためだ」
「ふうん。じゃあ何処につれて行くのかな?」
「少々長旅に付き合って貰う。いいからもう黙れ。大声なんか上げるなよ」
銃口で促されて部屋を出ると、スーツ男が紫堂のキィで玄関をロックするのを眺める。手すりに縋るようにして階段を降りた。
外に出たときが勝負かと思ったが、男たちに隙は見つけられず、喩え叫んでも通報してくれそうな人影も見当たらない。
男たちと邂逅してそこまでたった五分ほど、見事な手際という他なかった。
外にはガンメタのステーションワゴンが停められていて、三列シートの真ん中に押し込まれた。配線などを結束する樹脂バンドを使い、両手首を前で縛められる。
更に目隠しをされ、かなりのボリュームでカーラジオを聞かされた。両側には男が一人ずつ、あとは最後部座席に二人とドライバーだ。容易には逃げられそうになかった。
荒っぽく走り出したステーションワゴンの中で秋人のことを想った。
自分が行方不明になったら秋人は目の色を変えて捜すに違いない。だが早々にこの自分の死を悟って欲しい、そしてその死が秋人への効果的な脅しになってくれればいいとすら思う。
知ってしまった情報を呑み込んで忘れたふりをするのは難しいだろうが、少なくとも怯えて貝になれば命の危険は取り敢えず去る。
そうして新たに健全なバディシステムを作り、いつかはこの自分のことも忘れて健康なパートナーを得るのだ。寄り掛かりぶら下がるような男でなく対等な相手と。
自分は最期に秋人の夢が見られれば、それでいい――。
あの秋人が怯えて口を閉ざすなどあり得ないことは熟知していたが、自分の命より秋人の命が危険に晒されることの方が紫堂にとっては恐怖だった。
無茶をしないでくれと祈りながら三十分ほど揺られる。
非常に大人しい虜囚に安堵したか目隠しを外された。カーラジオも消される。窓外を見るとバイパスを真浜市方面に向かっていた。どうやら自分の最期の舞台は海らしい。行き先を知られてもいいということは、やはり生かして帰す気がないのだろう。
徐々に空は雲が張り出し始め、海に着く頃には梅雨模様に戻ってしまっていた。
温い小雨の中、ステーションワゴンが滑り込んだのはヨットハウスの駐車場、手首の縛めを切られた紫堂は素直に男たちに従い、雨に濡れながらマリーナを歩いた。
「乗り換えだ。さっさと行け」
示されたのは大型クルーザーだった。歩み板を渡ると甲板を歩かされ早々に客室に押し込まれる。だが豪華クルーザーのキャビンにあったのは本革張りのソファで、座り心地も悪くはなかった。
紫堂は何となく秋人の行動パターンを思い出しながら、取り上げられずに済んだ煙草を出して咥え、ライターで火を点ける。
深々と吸い込み、紫煙を吐いて己の落ち着きに満足した。
すぐにクルーザーが出航して窓外を眺める。しかし残念ながら梅雨の海は灰色のうねりばかりで綺麗ではない。おまけに低気圧からかクルーザーは大きくローリングし始めて、無理に動いた紫堂は船酔い気味となり、吐き気と戦わなくてはならなくなった。
三十分もすると何処でもいいから陸に着いて欲しいと思い始める。
顔色の悪さを見てかスーツ男らが笑った。そんな彼らに紫堂は力なく訊いてみる。
「長旅……いつ着くのかくらい、教えてくれないか?」
「あと三時間は我慢して貰う。ウィスキーでも飲むか?」
「冗談だろう?」
絶望的な思いを抱えて紫堂はソファに凭れ、眠りが訪れるのを待った。
やがて途切れ途切れの夢に意識が浮き沈みし始める。そうしてふいに肩を揺さぶられ、反射的に他人の手を払い落として飛び起きた。スーツの男がまたも笑う。
既にクルーザーは停泊していた。船酔いも治まっていて安堵した紫堂はスーツ男たちに促されキャビンを出ると歩み板を渡る。すると意外に立派な船着き場があった。
小雨を透かして辺りを見渡すと緑の茂った中からコンクリート製の建物が幾つか頭を出していた。四角く白っぽいそれは学校か病院といった雰囲気だ。だが人が大勢いるような気配は漂ってこない。かつては人が住みながらも今は放置された無人島だろうか。
五人の男に囲まれて湿った砂浜を歩かされ、木々の中にあった一本道を進んだ。道は新しくないがアスファルトで整地されていて荒れてはいない。無人島でも定期的に何者かが使用している、そんな風に紫堂は感じた。そのまま十分ほども黙って歩く。
辿り着いたのは学校のような四階建ての建物だった。
外光が殆ど届かず薄暗い中をスーツ男たちは迷いなく歩いてゆく。
エレベーターは動いていないのか階段を上らされた。足元は埃っぽく綺麗と言い難いが、たまに落ちているゴミは年代物ではない。やはり時々は誰かが使っているようである。
二階に出ると廊下を辿る。ここは窓に面しているので割合見通しがいい。
まもなく男たちは歩を止めた。傍のドアを無造作に開ける。中は自家発電なのか蛍光灯が灯っていて、無機的な白い光に満ちた広い部屋は教室のようだった。
ご丁寧に教壇と黒板まである。机と椅子は隅に寄せられ積み上げられていて、だだっ広いフローリングのそこには五人の新たな男たちが待ち受けていた。床に直接座り込み、ウィスキーを回し飲みしている。
きついアルコール臭を漂わせる五人の男たちは、明らかに暴力を生業としている目つきで舐め上げるように紫堂を見つめてから何が可笑しいのか意味ありげに嗤った。
論理的な話が通じそうにない人種の登場に紫堂は知れず身を震わせる。
スーツ男の一人が面白くもなさそうな顔つきで紫堂を男たちの方へと押しやった。
「好きにして構わないが、契約は必ず今夜中に実行してくれ」
息を殺して枕元のヴァーテックを手にした。殆ど同時に寝室の引き戸が開けられ、スーツを着た四人の男たちと銃口を向け合う。
「雪村紫堂だな? 一緒に来て貰おうか」
紫堂の銃など目に入らないかのようにスーツ男たちは寝室に押し入ってきた。銃口四つを前にしての抵抗は自殺の一形態でしかない。溜息と共に紫堂はヴァーテックを取り上げられる。ショルダーホルスタに収められた自分の銃を目で追いながら言ってみた。
「着替える時間くらい欲しいんだけど」
「サーヴィスだ。だが妙な真似をしたら遠慮なく撃つからな」
仕方なく紫堂は力の入らない躰に鞭打ってベッドから降りた。綿のシャツとジーンズの普段着に着替えてジャケットを羽織り、ポケットに煙草とライターを入れる。その間に男らは寝室やキッチンを一通り点検して紫堂の携帯やキィまで没収していた。
この自分が自ら外出したと見せかけるつもりなのかも知れないが、間違っても秋人は騙されない筈だ。だがこのまま連れ出される自分を見つけるのも困難だろうと冷静に思う。
まともな答えなど返ってこないのを承知でコミュニケーション代わりに訊いた。
「サッチョウの寺本長官命令か?」
「僅かでも長生きしたければ、これ以上余計なことを知らない方が身のためだ」
「ふうん。じゃあ何処につれて行くのかな?」
「少々長旅に付き合って貰う。いいからもう黙れ。大声なんか上げるなよ」
銃口で促されて部屋を出ると、スーツ男が紫堂のキィで玄関をロックするのを眺める。手すりに縋るようにして階段を降りた。
外に出たときが勝負かと思ったが、男たちに隙は見つけられず、喩え叫んでも通報してくれそうな人影も見当たらない。
男たちと邂逅してそこまでたった五分ほど、見事な手際という他なかった。
外にはガンメタのステーションワゴンが停められていて、三列シートの真ん中に押し込まれた。配線などを結束する樹脂バンドを使い、両手首を前で縛められる。
更に目隠しをされ、かなりのボリュームでカーラジオを聞かされた。両側には男が一人ずつ、あとは最後部座席に二人とドライバーだ。容易には逃げられそうになかった。
荒っぽく走り出したステーションワゴンの中で秋人のことを想った。
自分が行方不明になったら秋人は目の色を変えて捜すに違いない。だが早々にこの自分の死を悟って欲しい、そしてその死が秋人への効果的な脅しになってくれればいいとすら思う。
知ってしまった情報を呑み込んで忘れたふりをするのは難しいだろうが、少なくとも怯えて貝になれば命の危険は取り敢えず去る。
そうして新たに健全なバディシステムを作り、いつかはこの自分のことも忘れて健康なパートナーを得るのだ。寄り掛かりぶら下がるような男でなく対等な相手と。
自分は最期に秋人の夢が見られれば、それでいい――。
あの秋人が怯えて口を閉ざすなどあり得ないことは熟知していたが、自分の命より秋人の命が危険に晒されることの方が紫堂にとっては恐怖だった。
無茶をしないでくれと祈りながら三十分ほど揺られる。
非常に大人しい虜囚に安堵したか目隠しを外された。カーラジオも消される。窓外を見るとバイパスを真浜市方面に向かっていた。どうやら自分の最期の舞台は海らしい。行き先を知られてもいいということは、やはり生かして帰す気がないのだろう。
徐々に空は雲が張り出し始め、海に着く頃には梅雨模様に戻ってしまっていた。
温い小雨の中、ステーションワゴンが滑り込んだのはヨットハウスの駐車場、手首の縛めを切られた紫堂は素直に男たちに従い、雨に濡れながらマリーナを歩いた。
「乗り換えだ。さっさと行け」
示されたのは大型クルーザーだった。歩み板を渡ると甲板を歩かされ早々に客室に押し込まれる。だが豪華クルーザーのキャビンにあったのは本革張りのソファで、座り心地も悪くはなかった。
紫堂は何となく秋人の行動パターンを思い出しながら、取り上げられずに済んだ煙草を出して咥え、ライターで火を点ける。
深々と吸い込み、紫煙を吐いて己の落ち着きに満足した。
すぐにクルーザーが出航して窓外を眺める。しかし残念ながら梅雨の海は灰色のうねりばかりで綺麗ではない。おまけに低気圧からかクルーザーは大きくローリングし始めて、無理に動いた紫堂は船酔い気味となり、吐き気と戦わなくてはならなくなった。
三十分もすると何処でもいいから陸に着いて欲しいと思い始める。
顔色の悪さを見てかスーツ男らが笑った。そんな彼らに紫堂は力なく訊いてみる。
「長旅……いつ着くのかくらい、教えてくれないか?」
「あと三時間は我慢して貰う。ウィスキーでも飲むか?」
「冗談だろう?」
絶望的な思いを抱えて紫堂はソファに凭れ、眠りが訪れるのを待った。
やがて途切れ途切れの夢に意識が浮き沈みし始める。そうしてふいに肩を揺さぶられ、反射的に他人の手を払い落として飛び起きた。スーツの男がまたも笑う。
既にクルーザーは停泊していた。船酔いも治まっていて安堵した紫堂はスーツ男たちに促されキャビンを出ると歩み板を渡る。すると意外に立派な船着き場があった。
小雨を透かして辺りを見渡すと緑の茂った中からコンクリート製の建物が幾つか頭を出していた。四角く白っぽいそれは学校か病院といった雰囲気だ。だが人が大勢いるような気配は漂ってこない。かつては人が住みながらも今は放置された無人島だろうか。
五人の男に囲まれて湿った砂浜を歩かされ、木々の中にあった一本道を進んだ。道は新しくないがアスファルトで整地されていて荒れてはいない。無人島でも定期的に何者かが使用している、そんな風に紫堂は感じた。そのまま十分ほども黙って歩く。
辿り着いたのは学校のような四階建ての建物だった。
外光が殆ど届かず薄暗い中をスーツ男たちは迷いなく歩いてゆく。
エレベーターは動いていないのか階段を上らされた。足元は埃っぽく綺麗と言い難いが、たまに落ちているゴミは年代物ではない。やはり時々は誰かが使っているようである。
二階に出ると廊下を辿る。ここは窓に面しているので割合見通しがいい。
まもなく男たちは歩を止めた。傍のドアを無造作に開ける。中は自家発電なのか蛍光灯が灯っていて、無機的な白い光に満ちた広い部屋は教室のようだった。
ご丁寧に教壇と黒板まである。机と椅子は隅に寄せられ積み上げられていて、だだっ広いフローリングのそこには五人の新たな男たちが待ち受けていた。床に直接座り込み、ウィスキーを回し飲みしている。
きついアルコール臭を漂わせる五人の男たちは、明らかに暴力を生業としている目つきで舐め上げるように紫堂を見つめてから何が可笑しいのか意味ありげに嗤った。
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