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第一章 異世界転移と悲惨な結末
25.卓越した力
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25.卓越した力
大蛇グローツラングは巨大な鎌首をもたげ、
俺たち4人を見下ろしている。
ぬるぬると湿った黒い体には、気味の悪い紫の斑紋が浮かぶ。
平べったい頭をし、胴は直径1.5m近くあり、
頭部から背にかけて無数の刺が生えている。
シューシューと噴き出る紫の息は毒素を含んでいた。
白く濁った眼は視力を持たないようだが、
”匂い”と”音”で狩りをするこの大蛇にとっては、
たいしたハンデにはならない。
「さてと。また”音”を試してみるか。
おとなしく逃げ帰ってくれたら良いが」
デスワームの時同様、音声を使う計画だったのだ。
俺は緑板を取り出し、グローツラングの天敵である
”霊鳥ガルーダ”の鳴き声を検索しようとした。
「倒さなくてよいのですか?」
ジェラルドが尋ね、エリザベートもうなずく。
俺は彼らをなだめるように言う。
「最も強いヤツを選んだのは、倒さなくても撃退さえすれば
とりあえずカンベンしてもらえるからだぜ?」
責任を追及されるほどでもないが、感謝されるほどでもない。
そういう判定に持ち込むために。
次兄が逃げた分の仕事はするが、業績は残したくないからな。
しかしなぜかジェラルドたちは食い下がってくる。
「私が倒したとあれば、平民ですから
いくらなんでもあの方の結婚相手には選ばれないでしょう」
「それも良いけど、私が倒すのでも良いんじゃない?
レオナルドの婚約者ですもの、代わりに責任を取ったという意味で」
……ちょっと待て。
なんでこんなに殺りたがってんだ?
そんなことを話し合う間に、
大蛇グローツラングは上を向き、口をぎゅっと絞めた。
ヤバイ、大量の毒の息を吹きかける前にする予備動作だ!
大蛇が毒風を吐き出す前に、ジェラルドがその喉めがけて剣を飛ばした。
ど真ん中に突き刺さった剣は貫通し、
グローツラングは体をくねらせながら後ろにのけぞった。
そしてゆっくり頭部を元の位置に戻したと思ったら、
シューシューと、閉じた口の端から紫の息を吹き出し
頭部を辺り構わずに、地面へと打ち付けまくった。
バン! バン! バン!
木々が倒れ、地面から土煙があがる。
「これで毒は吐かなくなったけど……」
エリザベートが退避しながらつぶやく。
「めちゃくちゃ怒ってますね!」
ジェラルドが苦笑いで叫ぶ。
フィオナは必死に、馬たちを遠ざけていった。
俺はエリザベートに尋ねる。
「”火”の攻撃、試してみるか?」
「ええ、おそらく火属性なら多少は効くわ。
ただ火の属性ってあまり使わないのよ。
種類もパワーも少なくて」
聞き手が右手なのに、わざわざ左手で戦う奴はいないよな。
オラオラ出てこいや! と言わんばかりに暴れる大蛇を避け
エリザベートは樹木の陰で叫ぶ。
「使えそうなのは、定番の”爆発魔法”か”炎の槍”ね」
俺も彼女の後ろに転がり込み、即断する。
「”炎の槍”で頼む」
「ね、私に……」
「ああ、試してみようぜ」
俺たちはグローツラングの前に飛び出た。
その足音に気付き、大蛇は俺たちに狙いをつける。
俺は彼女の肩に手を置いた。
攻撃力アップ……それも”9”だ。
エリザベートの全身が発光する。
振り向いた笑顔は神々しいまでに美しく、
その赤い瞳は光がゆらゆらと揺らめいていた。
「……本当だわ! レオナルド、あなたの力は普通じゃない!」
そう言って向き直り、彼女は片手を突き出した、
手の平の真ん中から、深紅の光線が吹き出していく。
目前に迫る大蛇グローツラングめがけ
補助魔法で最大強化された”炎の槍”が発射されたのだ。
炎の筋は手の平を出ると2m近い幅まで拡張され、
グルグルと素早く回転しながら直進した。
そしてグローツラングの頭を焼き切ったあとも勢いは止まらず、
なんとその尾まで、一瞬で炭に変えたのだ!
「……もはや槍じゃねえな」
俺はぼうぜんとつぶやく。
目の前には、パチパチと残炎や煙をあげて一本の道が出来ていた。
蛇行していた曲線部分が、かろうじて残っている。
それも火力に炙られ、真っ黒に焦げているのだ。
それを腕を伸ばした姿勢のまま見つめるエリザベートは
木々に燃え移った火に照らされ、女神のように綺麗だった。
厳かな眼差して、凛々しく大蛇の残骸を見据えている……
と、思ったら。
いきなりバッ! と俺に向かって嬉しそうに叫んだのだ。
「この技に”煉獄”って付けるのはどうかしら?!」
「良いわけねえだろ!」
目を輝かせているエリザベートに即答する。
「ええっ、最終奥義っぽいと思わない?」
ションボリするエリザベートをジェラルドがなだめるように
「敵だってみんな鬼じゃないんだから
その名前はちょっと厳しいかもしれません」
「あら人間相手には使わないわよ、さすがに」
ほおをふくらませるエリザベート。
「見事、倒されたな。レオナルド殿下」
いきなり背後から声がする。
振り返ると、そこにはダルカン大将軍とその部下たち、
そしてフィオナが立っていた。
「お馬さんは無事です!」
そう言うフィオナを、口の端に笑みを浮かべて眺めた後、
ダルカン大将軍は俺へと歩み寄った。
俺は彼が先に言葉を発する前に宣言する。
「大蛇が現れると同時に距離を詰めたよな?
だから見ていただろ? 倒したのは彼らだ」
そう言って、エリザベートとジェラルドを指し示す。
ダルカン大将軍はフッ、と笑ってうなずき、つぶやいた。
「レティシア嬢は敬遠されたものだな」
うっ! こちらの思惑などお見通しか。
俺は彼女に申し訳ない気持ちになり、大将軍に告げる。
「兄上は正直オススメしないが、俺はもっとダメだ。
国での立場は最低最悪だからな。
建前なんかじゃなく、もっと良い奴を探した方が良い」
それを聞きダルカン大将軍は眉をひそめた。
「……何故だ?」
その言葉に、逆に俺は困惑してしまう。
当たり前すぎて疑問にすら思わなかったことだ。
何で俺は、ここまで国王に虐げられているんだ?
大将軍は俺の顔をずっと見ていた。
最初に会った時からそうだ。彼は俺の顔を凝視してくる。
「殿下の属性は、光ではないのか?」
「違う、違います」
タメ口になっていたことに気が付き、俺は元に戻した。
大将軍は眉をしかめた後、ふたたび尋ねた。
「……弓は? 弓矢の腕前はどうだ?」
へ? いきなりなんだ?
面食らいながらも俺は答える。
「……まあ、得意な方ではありましたが」
俺の答えに、大将軍はじっと黙っている。
背後で、エリザベートが何かに気付いたように声をあげた。
「恐れながら、お尋ねいたします。
大将軍は……レオナルド殿下の母君をご存じなのですね?」
「えっ?! 何を言って……」
エリザベートを見た後、ふたたびダルカン大将軍へと顔を向けると。
彼は満面の笑みを浮かべて、うなずいていたのだ。
あぜんとする俺に、エリザベートが言った。
「前にお父様が、あなたのお母様のことを話していたのよ。
お若いころは活発な方で、弓矢が得意だったそうよ。
ギルドにも出入りしていたって」
「ローマンエヤール公爵がそのように語るとはな。
それ以上に意外なのは、息子である貴方には何も
あの頃の話はしていないということだ。
……まあ、彼女が過去を振り返るのは、辛すぎたのかもしれないが」
そう言って大将軍は悲し気にうつむいた。
俺は彼に尋ねる。
「母は、なにか辛い思い出があったのでしょうか?」
大将軍は驚いた顔でこちらを見て、ため息交じりに吐き出した。
「本当に何も聞かされていないのだな? なんと徹底されたことか。
違うのだ、辛い思い出があったからではない。
幸せだったこと、それを失ったことが辛いのだ。
レオナルド殿下、あなたには辛い話になるが……」
その時、馬がものすごい勢いで駆けてくる足音が聞こえた。
見ればロンデルシア国の兵士だった。
彼は馬に乗ったまま、大将軍に向かって叫んだ。
「魔獣対策の指令本部が、正体不明の魔獣に襲われています!」
大蛇グローツラングは巨大な鎌首をもたげ、
俺たち4人を見下ろしている。
ぬるぬると湿った黒い体には、気味の悪い紫の斑紋が浮かぶ。
平べったい頭をし、胴は直径1.5m近くあり、
頭部から背にかけて無数の刺が生えている。
シューシューと噴き出る紫の息は毒素を含んでいた。
白く濁った眼は視力を持たないようだが、
”匂い”と”音”で狩りをするこの大蛇にとっては、
たいしたハンデにはならない。
「さてと。また”音”を試してみるか。
おとなしく逃げ帰ってくれたら良いが」
デスワームの時同様、音声を使う計画だったのだ。
俺は緑板を取り出し、グローツラングの天敵である
”霊鳥ガルーダ”の鳴き声を検索しようとした。
「倒さなくてよいのですか?」
ジェラルドが尋ね、エリザベートもうなずく。
俺は彼らをなだめるように言う。
「最も強いヤツを選んだのは、倒さなくても撃退さえすれば
とりあえずカンベンしてもらえるからだぜ?」
責任を追及されるほどでもないが、感謝されるほどでもない。
そういう判定に持ち込むために。
次兄が逃げた分の仕事はするが、業績は残したくないからな。
しかしなぜかジェラルドたちは食い下がってくる。
「私が倒したとあれば、平民ですから
いくらなんでもあの方の結婚相手には選ばれないでしょう」
「それも良いけど、私が倒すのでも良いんじゃない?
レオナルドの婚約者ですもの、代わりに責任を取ったという意味で」
……ちょっと待て。
なんでこんなに殺りたがってんだ?
そんなことを話し合う間に、
大蛇グローツラングは上を向き、口をぎゅっと絞めた。
ヤバイ、大量の毒の息を吹きかける前にする予備動作だ!
大蛇が毒風を吐き出す前に、ジェラルドがその喉めがけて剣を飛ばした。
ど真ん中に突き刺さった剣は貫通し、
グローツラングは体をくねらせながら後ろにのけぞった。
そしてゆっくり頭部を元の位置に戻したと思ったら、
シューシューと、閉じた口の端から紫の息を吹き出し
頭部を辺り構わずに、地面へと打ち付けまくった。
バン! バン! バン!
木々が倒れ、地面から土煙があがる。
「これで毒は吐かなくなったけど……」
エリザベートが退避しながらつぶやく。
「めちゃくちゃ怒ってますね!」
ジェラルドが苦笑いで叫ぶ。
フィオナは必死に、馬たちを遠ざけていった。
俺はエリザベートに尋ねる。
「”火”の攻撃、試してみるか?」
「ええ、おそらく火属性なら多少は効くわ。
ただ火の属性ってあまり使わないのよ。
種類もパワーも少なくて」
聞き手が右手なのに、わざわざ左手で戦う奴はいないよな。
オラオラ出てこいや! と言わんばかりに暴れる大蛇を避け
エリザベートは樹木の陰で叫ぶ。
「使えそうなのは、定番の”爆発魔法”か”炎の槍”ね」
俺も彼女の後ろに転がり込み、即断する。
「”炎の槍”で頼む」
「ね、私に……」
「ああ、試してみようぜ」
俺たちはグローツラングの前に飛び出た。
その足音に気付き、大蛇は俺たちに狙いをつける。
俺は彼女の肩に手を置いた。
攻撃力アップ……それも”9”だ。
エリザベートの全身が発光する。
振り向いた笑顔は神々しいまでに美しく、
その赤い瞳は光がゆらゆらと揺らめいていた。
「……本当だわ! レオナルド、あなたの力は普通じゃない!」
そう言って向き直り、彼女は片手を突き出した、
手の平の真ん中から、深紅の光線が吹き出していく。
目前に迫る大蛇グローツラングめがけ
補助魔法で最大強化された”炎の槍”が発射されたのだ。
炎の筋は手の平を出ると2m近い幅まで拡張され、
グルグルと素早く回転しながら直進した。
そしてグローツラングの頭を焼き切ったあとも勢いは止まらず、
なんとその尾まで、一瞬で炭に変えたのだ!
「……もはや槍じゃねえな」
俺はぼうぜんとつぶやく。
目の前には、パチパチと残炎や煙をあげて一本の道が出来ていた。
蛇行していた曲線部分が、かろうじて残っている。
それも火力に炙られ、真っ黒に焦げているのだ。
それを腕を伸ばした姿勢のまま見つめるエリザベートは
木々に燃え移った火に照らされ、女神のように綺麗だった。
厳かな眼差して、凛々しく大蛇の残骸を見据えている……
と、思ったら。
いきなりバッ! と俺に向かって嬉しそうに叫んだのだ。
「この技に”煉獄”って付けるのはどうかしら?!」
「良いわけねえだろ!」
目を輝かせているエリザベートに即答する。
「ええっ、最終奥義っぽいと思わない?」
ションボリするエリザベートをジェラルドがなだめるように
「敵だってみんな鬼じゃないんだから
その名前はちょっと厳しいかもしれません」
「あら人間相手には使わないわよ、さすがに」
ほおをふくらませるエリザベート。
「見事、倒されたな。レオナルド殿下」
いきなり背後から声がする。
振り返ると、そこにはダルカン大将軍とその部下たち、
そしてフィオナが立っていた。
「お馬さんは無事です!」
そう言うフィオナを、口の端に笑みを浮かべて眺めた後、
ダルカン大将軍は俺へと歩み寄った。
俺は彼が先に言葉を発する前に宣言する。
「大蛇が現れると同時に距離を詰めたよな?
だから見ていただろ? 倒したのは彼らだ」
そう言って、エリザベートとジェラルドを指し示す。
ダルカン大将軍はフッ、と笑ってうなずき、つぶやいた。
「レティシア嬢は敬遠されたものだな」
うっ! こちらの思惑などお見通しか。
俺は彼女に申し訳ない気持ちになり、大将軍に告げる。
「兄上は正直オススメしないが、俺はもっとダメだ。
国での立場は最低最悪だからな。
建前なんかじゃなく、もっと良い奴を探した方が良い」
それを聞きダルカン大将軍は眉をひそめた。
「……何故だ?」
その言葉に、逆に俺は困惑してしまう。
当たり前すぎて疑問にすら思わなかったことだ。
何で俺は、ここまで国王に虐げられているんだ?
大将軍は俺の顔をずっと見ていた。
最初に会った時からそうだ。彼は俺の顔を凝視してくる。
「殿下の属性は、光ではないのか?」
「違う、違います」
タメ口になっていたことに気が付き、俺は元に戻した。
大将軍は眉をしかめた後、ふたたび尋ねた。
「……弓は? 弓矢の腕前はどうだ?」
へ? いきなりなんだ?
面食らいながらも俺は答える。
「……まあ、得意な方ではありましたが」
俺の答えに、大将軍はじっと黙っている。
背後で、エリザベートが何かに気付いたように声をあげた。
「恐れながら、お尋ねいたします。
大将軍は……レオナルド殿下の母君をご存じなのですね?」
「えっ?! 何を言って……」
エリザベートを見た後、ふたたびダルカン大将軍へと顔を向けると。
彼は満面の笑みを浮かべて、うなずいていたのだ。
あぜんとする俺に、エリザベートが言った。
「前にお父様が、あなたのお母様のことを話していたのよ。
お若いころは活発な方で、弓矢が得意だったそうよ。
ギルドにも出入りしていたって」
「ローマンエヤール公爵がそのように語るとはな。
それ以上に意外なのは、息子である貴方には何も
あの頃の話はしていないということだ。
……まあ、彼女が過去を振り返るのは、辛すぎたのかもしれないが」
そう言って大将軍は悲し気にうつむいた。
俺は彼に尋ねる。
「母は、なにか辛い思い出があったのでしょうか?」
大将軍は驚いた顔でこちらを見て、ため息交じりに吐き出した。
「本当に何も聞かされていないのだな? なんと徹底されたことか。
違うのだ、辛い思い出があったからではない。
幸せだったこと、それを失ったことが辛いのだ。
レオナルド殿下、あなたには辛い話になるが……」
その時、馬がものすごい勢いで駆けてくる足音が聞こえた。
見ればロンデルシア国の兵士だった。
彼は馬に乗ったまま、大将軍に向かって叫んだ。
「魔獣対策の指令本部が、正体不明の魔獣に襲われています!」
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