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第三章 武器は"情報"と"連携"
79.作られた心霊体験
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79.作られた心霊体験
グエル大司教が魔族だと発覚してから数日経った。
それは世界中を巻き込む騒動となり
さまざまな場所で”破魔の聖句”が歌われることになった。
国外では何も起きなかったが、
わがシュニエンダール国では案の定、
聖句を聞いてのたうち回り、
体の一部が魔物と化す者が現れた。
しかしそれ以上に、謎の”体調不良”によって
仕事を離れる教会関係者がちらほら現れたのだ。
彼らは一様に今回の件を持ち出し
「教会の穢れが強すぎて具合が悪くなった」
などというが、どうして今までは大丈夫だったのかと、
皆が内心、問いただしたい気持ちでいっぱいだった。
ようはこの国の上位聖職者の何人かが
すでに魔族化していたのだろう。
当分、混乱は収まりそうになかった。
「当分は執務に追われるね。
まあ、大掃除と思えば悪くないさ」
ディランはそう言って肩をすくめる。
シュバイツ公爵家は教会と関係性が深い家であるため、
今回の騒動は大打撃だろう。
それ以上に。俺は彼に尋ねる。
「……お前、大丈夫か?」
王妃たちの動きは、俺たち4人が交代で”監視”している。
彼女が今、何をしているか。
何を命じたか。
具体的な行動を把握することで、
次に何を仕掛けてくるか知るためだ。
こっちは心配しているのだが、
ディランは急にデレっとした顔になり、
「大丈夫さ。フィオナがこれをくれたからね」
と言いながら、胸ポケットから小さな袋を取り出した。
それは長方形の袋の上部を紐ですぼめた、
純和風な形をした、まさに”お守り”だったのだ。
「”フィオナの力は弱いのだから意味ない”って、
姉上は言うのだが……
これを持っているだけで安心するからなあ。
なんだか場が清められる気がするし。
……いや、僕の思い込みなんだろうけどね」
そう言って嬉しそうに手のひらのお守りを見つめるディラン。
いろいろ説明が面倒だから話していないが、
フィオナはガウールで、膨大な力を得ている。
だから実は、そのお守りはスゴイ品物だった。
普段は微弱な力しか拡散していないが、
何か邪悪なものが近づくと、
それに見合った出力に自動で切り替わるのだ。
例えばディランを凶悪な魔物が襲ってきたら
まもなくそいつは、場外ホームランボールのように
遠くへ弾き飛ばされていくだろう。
そんなこととは露知らず、
ディランは大切そうにそれを胸元にしまった。
************
「マズいな、これは」
俺たちは今日も、4人で定例会を開いている。
偶然にも俺が”検索当番”の時に、
王妃の周囲に動きがあったのだ。
「当然と言えば、当然よね。
立場が逆なら、私でもそうするわ」
エリザベートが片手の指先を額にあて、
困った表情でつぶやく。
王妃たちはあの事件が起きてからすぐ、
侍従や教会に緘口令を敷いたり、
グエルを取り戻そうとするなど、
いろんな動きを見せていた。
俺たちはそれを先回りし、
”〇〇教会にある書類を燃やすように命じた”とあれば
それを先んじて回収したり、
”△△司祭を口封じせよ”とあればすぐに保護した。
それも、他国の聖職者に頼んで。
あくまでもこの事態を、
”世界の教会が魔族を締め出す活動”風に動いたのだ。
しかし……俺たちはやり過ぎたようだ。
あまりにも行動が筒抜けであり、
長い年月、厳重に秘密にされていたことが
易々と表に出ているのだ。
王妃たちは思ったのだろう。
”自分たちの近くに、裏切者がいる”と。
「そうですね。そういった存在を封じないことには
何をやっても悪手になりますからね。
情報がどうして、誰の手によって漏らされたのか
つきとめようとするでしょう」
ジェラルドも眉間にしわを寄せてうなずく。
フィオナはめずらしく何も言わず、青い顔をしている。
そりゃそうだ。
王妃が考えた裏切者リストの中に、
俺たちに加勢してくれたディランや
その姉のイザベル伯爵夫人がいるのだ。
「シュバイツ公爵家は教会を探ろうと思えばできるからな。
疑われるのは仕方ないし、実際、こっち側だからなあ」
フィオナを慰めるように、エリザベートが言う。
「うちも疑われているけど、どちらも公爵家よ?
容易には拘束されないわ。
完全にその罪を立証できない限りはね」
俺はうなずいて言う。
「探しまくったり尋問しているようだが、
まったく出てこないからな。
どんな魔法を使っても、誰もやったと言わないから
そうとう焦ってるようだ」
まさか緑板というものが存在し、
それから情報を得ているとは思わないだろうし。
「では、誰か罪もない人が酷い目にあう前に、
別の奴を疑ってもらおうか」
「誰を? その人は大丈夫なの?」
エリザベートが首をかしげる。
俺はテーブルに肘をつき、組んだ両手をあごに当て、
含み笑いをしながら言う。
「平気さ……だってもう、死んでるんだからな」
アイツらの中では、な。
************
「お久しぶりです! すごいご活躍ですね!」
フィオナが明るく挨拶するが、
新しい聖女べリアはちらっと見た後、それを無視した。
”挨拶する価値のない奴”、と判定したのだろう。
続けて俺が彼女に笑顔で声をかける。
「聖女の仕事には慣れたようだな? 聖女べリア殿」
「ご無沙汰しております、レオナルド殿下。
このような任務、私にとっては軽すぎるものですわ」
即座にこちらに向きなおり、礼をして、
ツン! とすました顔で答える。
”挨拶出来ねー奴はただのガキだが、
挨拶する相手を選ぶ奴は、本物のクズだぞ?”
などと言ってやりたい気持ちを抑え、俺はうなずく。
「このような事態となり、清く正しい者が救いだ」
「ええ、承知しております」
ま、お前のことだとは言ってないがな。
俺はあえてべリアの目の前で、フィオナに小声で告げる。
「……ここには、いないか?」
「はい、何も見えません」
いぶかしげに俺たちを見るべリアに、俺は苦笑いで言う。
「聖女というのは大変だな。
視たくもないものも視えてしまうのだから」
それを聞き、べリアの目が動揺で揺れる。
なんのことだろう……といった面持ちだ。
畳みかけるように、ジェラルドがつぶやく。
「墓地や戦場には行けませんね。
どれだけの亡者に遭遇することになるやら」
べリアは納得した顔をする。
ああ、霊感のことね、というように。
そして彼女は決して、
”できない”とか、”知らない”とは言わないのだ。
期待通り、彼女は神妙な顔でうなずく。
「そうなのです。時おり、その声で眠れないほど
多くの死者が私に救いを求めてやってくるのです」
俺は内心ほくそ笑みながら、彼女に尋ねる。
「では、この者の周りに、誰か見えるだろうか?」
そういってひとりの従者を前に促す。
不安げな面持ちで彼は、聖女を見ていた。
「彼は最近、ある者の気配に悩まされているのだ」
べリアが一瞬、ぐっと詰まった後、
目を細めて彼を見ていた。
そしてしばらくの後、つぶやき始める。
「……女性?」
従者はすかさず、大きくうなずいた。
「……かなり高齢?」
「そうです! すごい!」
「貴方のおばあ様の霊ね!」
「うわあ! さすが聖女様だあ!」
従者以上に、聖女が嬉しそうに顔をほころばせる。
まあこの従者には、”彼女が何と言っても肯定せよ”、
と言い含めていたからな。
ちなみに彼の祖母殿はご健在だ。
そのやり取りを見ていた人々が
どんどん集まってくる。
みんな、こういうの好きだからな。
彼らを制し、俺は彼女に尋ねた。
「実は俺もなんだ。ずっと側で、何かの気配を感じている。
でも悪い気配ではないような気がするんだ……」
彼女は頬を染めながら、俺を見つめた。
周囲の人々も息をのんで見守っている。
俺の(名目上の)父親が健在なのは、国民中が知っている。
祖父母である元国王たちは、俺が生まれる以前に逝去していた。
簡単な消去法で決定される、俺の背後霊は。
「……殿下の……お母様ですわ」
民衆の間からおおおーーー! という感嘆の声があがる。
俺は切ない顔を作り、彼女に言った。
「奇跡だな、奇跡が起きたのだ」
彼女は得意げにうなずいた。
人々の間に、聖女が持つ高い霊能力の噂が広まっていく。
態度が悪く民衆から嫌われていた彼女は、
これで人気が取れると思ったのか、
彼らを前に大きく宣言したのだ。
「私の力を持って、死者の声を皆に届けましょう!」
そうして彼女は、大勢の人間相手に、
「恋愛のいざこざで、生霊がまとわりついているわ」
「職場への通り道で亡くなった人が、貴方に憑いてきています」
「ご先祖が貴女のふるまいを怒っているわ」
などと、誰しもが心当たりあるようなことを言って
人々の関心を集めていった。
生活に不満や不安があるものほど、
こういった話には影響を受けやすい。
王家や貴族に虐げられる人々としては
受け入れやすいものだったのだろう。
こうして聖女の霊能力の噂は
またたくまに広がっていったのだ。
グエル大司教が魔族だと発覚してから数日経った。
それは世界中を巻き込む騒動となり
さまざまな場所で”破魔の聖句”が歌われることになった。
国外では何も起きなかったが、
わがシュニエンダール国では案の定、
聖句を聞いてのたうち回り、
体の一部が魔物と化す者が現れた。
しかしそれ以上に、謎の”体調不良”によって
仕事を離れる教会関係者がちらほら現れたのだ。
彼らは一様に今回の件を持ち出し
「教会の穢れが強すぎて具合が悪くなった」
などというが、どうして今までは大丈夫だったのかと、
皆が内心、問いただしたい気持ちでいっぱいだった。
ようはこの国の上位聖職者の何人かが
すでに魔族化していたのだろう。
当分、混乱は収まりそうになかった。
「当分は執務に追われるね。
まあ、大掃除と思えば悪くないさ」
ディランはそう言って肩をすくめる。
シュバイツ公爵家は教会と関係性が深い家であるため、
今回の騒動は大打撃だろう。
それ以上に。俺は彼に尋ねる。
「……お前、大丈夫か?」
王妃たちの動きは、俺たち4人が交代で”監視”している。
彼女が今、何をしているか。
何を命じたか。
具体的な行動を把握することで、
次に何を仕掛けてくるか知るためだ。
こっちは心配しているのだが、
ディランは急にデレっとした顔になり、
「大丈夫さ。フィオナがこれをくれたからね」
と言いながら、胸ポケットから小さな袋を取り出した。
それは長方形の袋の上部を紐ですぼめた、
純和風な形をした、まさに”お守り”だったのだ。
「”フィオナの力は弱いのだから意味ない”って、
姉上は言うのだが……
これを持っているだけで安心するからなあ。
なんだか場が清められる気がするし。
……いや、僕の思い込みなんだろうけどね」
そう言って嬉しそうに手のひらのお守りを見つめるディラン。
いろいろ説明が面倒だから話していないが、
フィオナはガウールで、膨大な力を得ている。
だから実は、そのお守りはスゴイ品物だった。
普段は微弱な力しか拡散していないが、
何か邪悪なものが近づくと、
それに見合った出力に自動で切り替わるのだ。
例えばディランを凶悪な魔物が襲ってきたら
まもなくそいつは、場外ホームランボールのように
遠くへ弾き飛ばされていくだろう。
そんなこととは露知らず、
ディランは大切そうにそれを胸元にしまった。
************
「マズいな、これは」
俺たちは今日も、4人で定例会を開いている。
偶然にも俺が”検索当番”の時に、
王妃の周囲に動きがあったのだ。
「当然と言えば、当然よね。
立場が逆なら、私でもそうするわ」
エリザベートが片手の指先を額にあて、
困った表情でつぶやく。
王妃たちはあの事件が起きてからすぐ、
侍従や教会に緘口令を敷いたり、
グエルを取り戻そうとするなど、
いろんな動きを見せていた。
俺たちはそれを先回りし、
”〇〇教会にある書類を燃やすように命じた”とあれば
それを先んじて回収したり、
”△△司祭を口封じせよ”とあればすぐに保護した。
それも、他国の聖職者に頼んで。
あくまでもこの事態を、
”世界の教会が魔族を締め出す活動”風に動いたのだ。
しかし……俺たちはやり過ぎたようだ。
あまりにも行動が筒抜けであり、
長い年月、厳重に秘密にされていたことが
易々と表に出ているのだ。
王妃たちは思ったのだろう。
”自分たちの近くに、裏切者がいる”と。
「そうですね。そういった存在を封じないことには
何をやっても悪手になりますからね。
情報がどうして、誰の手によって漏らされたのか
つきとめようとするでしょう」
ジェラルドも眉間にしわを寄せてうなずく。
フィオナはめずらしく何も言わず、青い顔をしている。
そりゃそうだ。
王妃が考えた裏切者リストの中に、
俺たちに加勢してくれたディランや
その姉のイザベル伯爵夫人がいるのだ。
「シュバイツ公爵家は教会を探ろうと思えばできるからな。
疑われるのは仕方ないし、実際、こっち側だからなあ」
フィオナを慰めるように、エリザベートが言う。
「うちも疑われているけど、どちらも公爵家よ?
容易には拘束されないわ。
完全にその罪を立証できない限りはね」
俺はうなずいて言う。
「探しまくったり尋問しているようだが、
まったく出てこないからな。
どんな魔法を使っても、誰もやったと言わないから
そうとう焦ってるようだ」
まさか緑板というものが存在し、
それから情報を得ているとは思わないだろうし。
「では、誰か罪もない人が酷い目にあう前に、
別の奴を疑ってもらおうか」
「誰を? その人は大丈夫なの?」
エリザベートが首をかしげる。
俺はテーブルに肘をつき、組んだ両手をあごに当て、
含み笑いをしながら言う。
「平気さ……だってもう、死んでるんだからな」
アイツらの中では、な。
************
「お久しぶりです! すごいご活躍ですね!」
フィオナが明るく挨拶するが、
新しい聖女べリアはちらっと見た後、それを無視した。
”挨拶する価値のない奴”、と判定したのだろう。
続けて俺が彼女に笑顔で声をかける。
「聖女の仕事には慣れたようだな? 聖女べリア殿」
「ご無沙汰しております、レオナルド殿下。
このような任務、私にとっては軽すぎるものですわ」
即座にこちらに向きなおり、礼をして、
ツン! とすました顔で答える。
”挨拶出来ねー奴はただのガキだが、
挨拶する相手を選ぶ奴は、本物のクズだぞ?”
などと言ってやりたい気持ちを抑え、俺はうなずく。
「このような事態となり、清く正しい者が救いだ」
「ええ、承知しております」
ま、お前のことだとは言ってないがな。
俺はあえてべリアの目の前で、フィオナに小声で告げる。
「……ここには、いないか?」
「はい、何も見えません」
いぶかしげに俺たちを見るべリアに、俺は苦笑いで言う。
「聖女というのは大変だな。
視たくもないものも視えてしまうのだから」
それを聞き、べリアの目が動揺で揺れる。
なんのことだろう……といった面持ちだ。
畳みかけるように、ジェラルドがつぶやく。
「墓地や戦場には行けませんね。
どれだけの亡者に遭遇することになるやら」
べリアは納得した顔をする。
ああ、霊感のことね、というように。
そして彼女は決して、
”できない”とか、”知らない”とは言わないのだ。
期待通り、彼女は神妙な顔でうなずく。
「そうなのです。時おり、その声で眠れないほど
多くの死者が私に救いを求めてやってくるのです」
俺は内心ほくそ笑みながら、彼女に尋ねる。
「では、この者の周りに、誰か見えるだろうか?」
そういってひとりの従者を前に促す。
不安げな面持ちで彼は、聖女を見ていた。
「彼は最近、ある者の気配に悩まされているのだ」
べリアが一瞬、ぐっと詰まった後、
目を細めて彼を見ていた。
そしてしばらくの後、つぶやき始める。
「……女性?」
従者はすかさず、大きくうなずいた。
「……かなり高齢?」
「そうです! すごい!」
「貴方のおばあ様の霊ね!」
「うわあ! さすが聖女様だあ!」
従者以上に、聖女が嬉しそうに顔をほころばせる。
まあこの従者には、”彼女が何と言っても肯定せよ”、
と言い含めていたからな。
ちなみに彼の祖母殿はご健在だ。
そのやり取りを見ていた人々が
どんどん集まってくる。
みんな、こういうの好きだからな。
彼らを制し、俺は彼女に尋ねた。
「実は俺もなんだ。ずっと側で、何かの気配を感じている。
でも悪い気配ではないような気がするんだ……」
彼女は頬を染めながら、俺を見つめた。
周囲の人々も息をのんで見守っている。
俺の(名目上の)父親が健在なのは、国民中が知っている。
祖父母である元国王たちは、俺が生まれる以前に逝去していた。
簡単な消去法で決定される、俺の背後霊は。
「……殿下の……お母様ですわ」
民衆の間からおおおーーー! という感嘆の声があがる。
俺は切ない顔を作り、彼女に言った。
「奇跡だな、奇跡が起きたのだ」
彼女は得意げにうなずいた。
人々の間に、聖女が持つ高い霊能力の噂が広まっていく。
態度が悪く民衆から嫌われていた彼女は、
これで人気が取れると思ったのか、
彼らを前に大きく宣言したのだ。
「私の力を持って、死者の声を皆に届けましょう!」
そうして彼女は、大勢の人間相手に、
「恋愛のいざこざで、生霊がまとわりついているわ」
「職場への通り道で亡くなった人が、貴方に憑いてきています」
「ご先祖が貴女のふるまいを怒っているわ」
などと、誰しもが心当たりあるようなことを言って
人々の関心を集めていった。
生活に不満や不安があるものほど、
こういった話には影響を受けやすい。
王家や貴族に虐げられる人々としては
受け入れやすいものだったのだろう。
こうして聖女の霊能力の噂は
またたくまに広がっていったのだ。
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