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第四章 最高の結末
97.カデルタウンの復活
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97.カデルタウンの復活
「……では、準備は良いか?」
俺の言葉にフィオナがうなずく。
とはいえ、足元が不安定なのでちょっとふらついている。
ここはカデルタウン上空。
4匹の飛竜を四隅につないだ馬車は、
この町のほぼ中央で停止していた。
窓の外、はるか下には町が見えた。
いっけんのどかな田園都市に見えるが、
そこをウロウロと彷徨うのはアンデットの群れだ。
自我や思考を邪悪なものとして消し去り、
全てを滅菌する究極の光魔法、”大光明トータルステロウ”。
これをかけられた人々を元に戻すのに、
フィオナの”祝福”だけが効果を持つことがわかったのだ。
フィオナは馬車の窓から身を乗り出す。
その肩をジェラルドがしっかりと抑え、横でキースが見守っている。
俺とエリザベートは反対の窓から見守る。
母上とはガウールで別れた。
真の聖女であるフィオナの情報を
公爵家や各国とすぐに連絡を取って広める必要性があり、
勇者たちの元に急いで戻らなくてはならないからだ。
いよいよ準備が整った。
「……それでは、”祝福”を贈ります」
フィオナは手をかざす。
優しい風が吹き。辺りを何かが舞い広がった。
キースの時には気づかなかったが、半透明のそれは……。
「……花びらだわ」
エリザベートが声を漏らす。
ふわりとこちらに飛んできた花弁の一枚に手を伸ばすと
それは手のひらでフワッと消え去った。
「まるで、暖かい雪みたいだわ」
大量にふりまかれたそれは風に乗って、
広い範囲を覆いつくしていく。
サラサラ……フワフワ……
元・世界の俺たちが大好きな、桜の花のように。
気が付くと、フィオナが涙をこぼしていた。
「みんな、好きな事、楽しんでいた事、
面白いもの、やりたいこと……思い出してください」
俺たちは下を見下ろす。
そこには、化学反応を起こしたように、
七色のきらめきがどんどん広がっていった。
「虹の海みたい……なんて綺麗なの」
エリザベートがうっとりとささやく。
「あれが害悪か……王妃にとっての、だが」
王妃にとっては人々の持つ意見や思考は、
彼女と異なったり理解できないものばかりで
汚らわしく有害な混沌に思えたのだろう。
でも、あれは。
「多種多様……なんだよ」
俺はカラフルに染まったカデルタウンを心の中で祝福した。
************
「なんかさ、ぼんやりと記憶はあるんだよね。
人形になって、世界を見ているような感覚かな。
……やっぱ体が硬くなってるなあ」
そう言ってハンスは肩をぐるぐると回した。
確かに新陳代謝も、食事と排泄などの生命活動も停止していたため
体についていたのはホコリなどの汚れだけだった。
フィオナが”聖なる力”とガウールで得た医療の知識を基に、
人々の体を調べてみたが、
すっかり元通りになっていることがわかった。
「まあ体に異常がなくて良かったよ」
俺はホッとしすぎて、椅子に座ったまま答える。
王妃がかけたあの強固な光魔法は解除された。
安堵とともに、一つの懸念が沸き起こってくる。
そんな俺に、ハンスは笑顔で手招きする。
「皆さんも戻って来たようだ、ちょっとお茶にしようよ」
顔をあげると、カデルタウンのあちこちに行っていた
エリザベート、ジェラルド、フィオナがやってくるのが見える。
俺は立ち上がり、彼らに片手を上げた。
「お疲れさん」
フィオナがこの町に膨大な”祝福”を振りまいた後、
俺たちは地上に降り、人々の元へと走った。
そこには数日間の汚れをまとってはいたが、
何が起こったのかわからず、
キョロキョロしたり話し合ったりしている人々の姿があった。
時間の経過を感じていないため理解しがたいのだろう。
髪の艶や肌のハリが戻り、目の濁りも消えている。
血色も良く、応答も明解だった。
俺がハンスの館に駆け込むと、
彼は相変わらず庭でぼーっと立っていたので焦ったが
こちらに気が付くと笑顔に変わり
「戻って来たのか! 良かった、聞いてくれよ。
良い事思いついたんだよ、この湖のさ……」
この地を休養と治療のためのリゾート地に変える事業計画を
滔々と語り始めるハンスを俺は抱きしめた。
そのとたん、バフッ! と辺りにホコリが舞い飛んだ。
「えええっ! 今朝、着替えたのに!」
顔を赤くしながら焦るハンスに、
俺は半泣きで事情を説明したのだ。
話を聞きながら、彼はすぐにこの地の領主として活動を始めた。
それを行政面ではエリザベートが、
医療健康面ではフィオナが、
治安や物資の確認と調達をジェラルドが補佐していた。
彼らに実感がなく、また体調に変化がないため、
実質的な被害としては”鍋のシチューが腐ってしまった”とか
”ニワトリが逃げ出してしまった”、といったものが大半だった。
それでも完全回復には時間がかかるが。
「王宮にこの町の復活が知れるのは時間の問題だな」
俺は考え込んでしまう。
この町に王妃が”大光明トータルステロウ”をぶちかまし、
ほぼ同時に次兄フィリップの暗殺事件が報じられた。
それを阻止し、次兄を無事にロンダルシアへ送り出した後、
作戦会議中にキースが乱入し、母上とガウールで再会したのだ。
ほんの短期間で、なんという目まぐるしさだろう。
いや、”青いイナズマ”に打たれてからの日々は、
日めくりカレンダーでパラパラ漫画を再現したかのように
怒涛の毎日だったように思えてくる。
「何回やられてもすぐ復活させるので大丈夫です!
”効かぬわ!”って言ってやりましょう!」
フィオナがふん! とそっくり返って言う。
ハンスはそれを見て、心配そうに言った。
「ありがとうございます。
でも、お気をつけください。
今後は貴女の身が危険かもしれません」
確かにそうだ。フィオナが自分の力を自覚したことを知られたら
全力で粛清しようとしてくるだろう。
「だから俺がついて来たんだよ」
キースが片手ではるか彼方のロアーナ山脈を指し示した。
その上空からゆっくりと、何かがこちらに向かってくる。
「……ケリュネイア? まあ! なんてこと!」
そう叫んだ姪っ子を”可愛いなあ、もう”というように見て、
「聖獣ケリュネイアか?! 実在したのか!」
と叫んだ俺を”え、馬鹿なの?”という目で見た後
「居たとしても呼び寄せることなんてできるわけないだろ?」
と冷たく言い放った。
エリザベートは合点がいったようにうなずく。
「ああ、叔父様の”幻影”なのですわね。
素晴らしいわ……あの大きさで、姿も動きもクリアに表現されていて」
確かに空をかける聖獣の雄鹿は、
誰が見てもそこにいるかのようにリアルな仕上がりだった。
ジェラルドも感服しながら言う。
「見事です。これを見た大勢の人が、
”ロアーナ山脈から聖獣が降りて来て
人々を癒した”、と思うでしょう」
もともとロアーナ山脈にはケリュネイアの伝説がある。
そういったことまで利用して、
人が受け入れやすい”結論”を出しやすくしたのだ。
キースは空を見上げたままつぶやく。
「ま、時間稼ぎにはなるだろう。
でもどちらにせよ、お前たちには時間がないからな」
そうなのだ。次はどうするか。
しかしその前に、俺はキースに確認したいことがあったのだ。
「キース、その前に教えて欲しい。
あの”大いなる力”を呼びさます、究極の闇魔法だが……
あれの効果は、いつまで持つんだ?」
俺以外の3人が硬直し、固唾を飲んで見守った。
キースは首をかしげて考え込む。
「効果が切れたら? ……確かに、魔法だからな。
ああ、王妃の魔法を打ち破ったからそんなこと考えたのか」
俺はうなずいた。
強大な王妃の魔法ですら、解呪されたのだ。
俺たちの緑板も決して永遠ではない、と。
「それって……緑板が使える期限ってことでしょうか?」
フィオナが恐る恐る尋ねる。
これは俺たちの生命線であり、
これまで生き残ってこれたのも緑板のおかげだ。
キースは可笑し気に笑って答える。
「その通りだけど……気にする必要は無いよ。
あの究極魔法が発動するトリガーは”真の絶望”だったろ?
だからお前たちが、それから完全に解放されるまでは平気さ」
4人ともホッと胸をなでおろす。
しかしキースは続けてとんでもないことを言ったのだ。
涼し気な顔で、なんでもないことのように。
「だから、あいつらと戦っている間は使えるよ。
国王や王妃を倒して、この国が平和になったら……
緑板やそれを使用する能力は消え去るだろうな。
……もう、不要だから」
ワンテンポ置いて、俺たちは固まった。
緑板を使いこなす能力、それはつまり。
オリジナルたちが自分の現状に満足や安心したら……
元・世界の自我は消えてしまう、ということなのか?!
「……では、準備は良いか?」
俺の言葉にフィオナがうなずく。
とはいえ、足元が不安定なのでちょっとふらついている。
ここはカデルタウン上空。
4匹の飛竜を四隅につないだ馬車は、
この町のほぼ中央で停止していた。
窓の外、はるか下には町が見えた。
いっけんのどかな田園都市に見えるが、
そこをウロウロと彷徨うのはアンデットの群れだ。
自我や思考を邪悪なものとして消し去り、
全てを滅菌する究極の光魔法、”大光明トータルステロウ”。
これをかけられた人々を元に戻すのに、
フィオナの”祝福”だけが効果を持つことがわかったのだ。
フィオナは馬車の窓から身を乗り出す。
その肩をジェラルドがしっかりと抑え、横でキースが見守っている。
俺とエリザベートは反対の窓から見守る。
母上とはガウールで別れた。
真の聖女であるフィオナの情報を
公爵家や各国とすぐに連絡を取って広める必要性があり、
勇者たちの元に急いで戻らなくてはならないからだ。
いよいよ準備が整った。
「……それでは、”祝福”を贈ります」
フィオナは手をかざす。
優しい風が吹き。辺りを何かが舞い広がった。
キースの時には気づかなかったが、半透明のそれは……。
「……花びらだわ」
エリザベートが声を漏らす。
ふわりとこちらに飛んできた花弁の一枚に手を伸ばすと
それは手のひらでフワッと消え去った。
「まるで、暖かい雪みたいだわ」
大量にふりまかれたそれは風に乗って、
広い範囲を覆いつくしていく。
サラサラ……フワフワ……
元・世界の俺たちが大好きな、桜の花のように。
気が付くと、フィオナが涙をこぼしていた。
「みんな、好きな事、楽しんでいた事、
面白いもの、やりたいこと……思い出してください」
俺たちは下を見下ろす。
そこには、化学反応を起こしたように、
七色のきらめきがどんどん広がっていった。
「虹の海みたい……なんて綺麗なの」
エリザベートがうっとりとささやく。
「あれが害悪か……王妃にとっての、だが」
王妃にとっては人々の持つ意見や思考は、
彼女と異なったり理解できないものばかりで
汚らわしく有害な混沌に思えたのだろう。
でも、あれは。
「多種多様……なんだよ」
俺はカラフルに染まったカデルタウンを心の中で祝福した。
************
「なんかさ、ぼんやりと記憶はあるんだよね。
人形になって、世界を見ているような感覚かな。
……やっぱ体が硬くなってるなあ」
そう言ってハンスは肩をぐるぐると回した。
確かに新陳代謝も、食事と排泄などの生命活動も停止していたため
体についていたのはホコリなどの汚れだけだった。
フィオナが”聖なる力”とガウールで得た医療の知識を基に、
人々の体を調べてみたが、
すっかり元通りになっていることがわかった。
「まあ体に異常がなくて良かったよ」
俺はホッとしすぎて、椅子に座ったまま答える。
王妃がかけたあの強固な光魔法は解除された。
安堵とともに、一つの懸念が沸き起こってくる。
そんな俺に、ハンスは笑顔で手招きする。
「皆さんも戻って来たようだ、ちょっとお茶にしようよ」
顔をあげると、カデルタウンのあちこちに行っていた
エリザベート、ジェラルド、フィオナがやってくるのが見える。
俺は立ち上がり、彼らに片手を上げた。
「お疲れさん」
フィオナがこの町に膨大な”祝福”を振りまいた後、
俺たちは地上に降り、人々の元へと走った。
そこには数日間の汚れをまとってはいたが、
何が起こったのかわからず、
キョロキョロしたり話し合ったりしている人々の姿があった。
時間の経過を感じていないため理解しがたいのだろう。
髪の艶や肌のハリが戻り、目の濁りも消えている。
血色も良く、応答も明解だった。
俺がハンスの館に駆け込むと、
彼は相変わらず庭でぼーっと立っていたので焦ったが
こちらに気が付くと笑顔に変わり
「戻って来たのか! 良かった、聞いてくれよ。
良い事思いついたんだよ、この湖のさ……」
この地を休養と治療のためのリゾート地に変える事業計画を
滔々と語り始めるハンスを俺は抱きしめた。
そのとたん、バフッ! と辺りにホコリが舞い飛んだ。
「えええっ! 今朝、着替えたのに!」
顔を赤くしながら焦るハンスに、
俺は半泣きで事情を説明したのだ。
話を聞きながら、彼はすぐにこの地の領主として活動を始めた。
それを行政面ではエリザベートが、
医療健康面ではフィオナが、
治安や物資の確認と調達をジェラルドが補佐していた。
彼らに実感がなく、また体調に変化がないため、
実質的な被害としては”鍋のシチューが腐ってしまった”とか
”ニワトリが逃げ出してしまった”、といったものが大半だった。
それでも完全回復には時間がかかるが。
「王宮にこの町の復活が知れるのは時間の問題だな」
俺は考え込んでしまう。
この町に王妃が”大光明トータルステロウ”をぶちかまし、
ほぼ同時に次兄フィリップの暗殺事件が報じられた。
それを阻止し、次兄を無事にロンダルシアへ送り出した後、
作戦会議中にキースが乱入し、母上とガウールで再会したのだ。
ほんの短期間で、なんという目まぐるしさだろう。
いや、”青いイナズマ”に打たれてからの日々は、
日めくりカレンダーでパラパラ漫画を再現したかのように
怒涛の毎日だったように思えてくる。
「何回やられてもすぐ復活させるので大丈夫です!
”効かぬわ!”って言ってやりましょう!」
フィオナがふん! とそっくり返って言う。
ハンスはそれを見て、心配そうに言った。
「ありがとうございます。
でも、お気をつけください。
今後は貴女の身が危険かもしれません」
確かにそうだ。フィオナが自分の力を自覚したことを知られたら
全力で粛清しようとしてくるだろう。
「だから俺がついて来たんだよ」
キースが片手ではるか彼方のロアーナ山脈を指し示した。
その上空からゆっくりと、何かがこちらに向かってくる。
「……ケリュネイア? まあ! なんてこと!」
そう叫んだ姪っ子を”可愛いなあ、もう”というように見て、
「聖獣ケリュネイアか?! 実在したのか!」
と叫んだ俺を”え、馬鹿なの?”という目で見た後
「居たとしても呼び寄せることなんてできるわけないだろ?」
と冷たく言い放った。
エリザベートは合点がいったようにうなずく。
「ああ、叔父様の”幻影”なのですわね。
素晴らしいわ……あの大きさで、姿も動きもクリアに表現されていて」
確かに空をかける聖獣の雄鹿は、
誰が見てもそこにいるかのようにリアルな仕上がりだった。
ジェラルドも感服しながら言う。
「見事です。これを見た大勢の人が、
”ロアーナ山脈から聖獣が降りて来て
人々を癒した”、と思うでしょう」
もともとロアーナ山脈にはケリュネイアの伝説がある。
そういったことまで利用して、
人が受け入れやすい”結論”を出しやすくしたのだ。
キースは空を見上げたままつぶやく。
「ま、時間稼ぎにはなるだろう。
でもどちらにせよ、お前たちには時間がないからな」
そうなのだ。次はどうするか。
しかしその前に、俺はキースに確認したいことがあったのだ。
「キース、その前に教えて欲しい。
あの”大いなる力”を呼びさます、究極の闇魔法だが……
あれの効果は、いつまで持つんだ?」
俺以外の3人が硬直し、固唾を飲んで見守った。
キースは首をかしげて考え込む。
「効果が切れたら? ……確かに、魔法だからな。
ああ、王妃の魔法を打ち破ったからそんなこと考えたのか」
俺はうなずいた。
強大な王妃の魔法ですら、解呪されたのだ。
俺たちの緑板も決して永遠ではない、と。
「それって……緑板が使える期限ってことでしょうか?」
フィオナが恐る恐る尋ねる。
これは俺たちの生命線であり、
これまで生き残ってこれたのも緑板のおかげだ。
キースは可笑し気に笑って答える。
「その通りだけど……気にする必要は無いよ。
あの究極魔法が発動するトリガーは”真の絶望”だったろ?
だからお前たちが、それから完全に解放されるまでは平気さ」
4人ともホッと胸をなでおろす。
しかしキースは続けてとんでもないことを言ったのだ。
涼し気な顔で、なんでもないことのように。
「だから、あいつらと戦っている間は使えるよ。
国王や王妃を倒して、この国が平和になったら……
緑板やそれを使用する能力は消え去るだろうな。
……もう、不要だから」
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緑板を使いこなす能力、それはつまり。
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元・世界の自我は消えてしまう、ということなのか?!
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