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第二章
49 天命師の宣言
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高価な魔道具を使って”魅了”することで、
レイオウと結婚しようとしたカアラ。
しかしレイオウには全く効かず、
目論見はあっさりと崩れ去ったのだ。
義父には契約通り”今すぐ嫁げ”と言われてしまう。
カアラは結局、暴れに暴れて抵抗した。
義父は契約違反だと怒ったが
カアラの母が必死に頼み込み、
半年間、待ってもらうことになったのだ。
ただしその間、自分の家を出る事はできない。
会えるのは母と義父、家庭教師の女性と
婚約者である脂ぎった中年のピーターだけだった。
大嫌いな勉強と、大嫌いな婚約者から目をそらそうと
カアラは自然と窓の外ばかりをみるようになった。
そんなある日。
自宅の前を、ひときわ目をひく美男子が通った。
「リオだわ! ……違った、レイオウ様なんだっけ」
子どものころから、彼は特別だった。
頭が良くて強くて、とびきりハンサムで。
そして成長した今、彼は想像を超えるほど
立派でたくましく魅力的になっていたのだ。
”平民だからと除外していたけど、
まさか北王門家の嫡男だったなんて”
そしてカアラは顔をゆがめて考える。
”きっとアイレンは知っていたのね?
でも、私には教えてくれなかったんだわ。
内緒で彼に取り入ったのよ”
そうじゃなければ、彼があんな子を選ぶわけがない。
最初から教えていてくれたら、
目いっぱい自分の魅力をふりまいたのに。
レイオウを呼ぼうと窓を開けた時。
通りの向こうから、アイレンが来るのが見えた。
一目見て高価とわかる素敵なワンピースを着て
ニコニコとやってきたアイレンを、
レイオウは包み込むように迎える。
そして片手を挙げ馬車を呼び、二人で乗り込んだ。
誰よりも格好いい素敵な結婚相手を。
あのたくさんのプレゼントを。
北王門家という最高の嫁ぎ先を。
あの地味で無能な娘に奪われたのだ。
カアラの怒りは頂点に達した。
”全部、取り戻してやる。
アイレンから全てを奪ってやるのだ”
今まで何度もその”意図”が反射されてきたというのに、
カアラは何も学んではいなかったのだ。
アイレンに悪意をぶつけることの恐ろしさを。
セーランは決して、アイレンの不幸を願ったりはしなかった。
”北王妃にふさわしくない”と貶めはしたが、
それはあくまでも彼女の主観であり、実害の無いものだ。
どう思おうと個人の自由だが、害を為すのは許されないのだ。
しかし。カアラはとうとう、
”最悪の意図”を持ってしまったのだ。
それは。
”絶対に、アイレンの命を奪ってやる。
全てを失うだけじゃない、
惨めで最悪な死に方をさせてやるわ!”
ーーーーーーーーーーーー
「ですから私、思うんです。あの時、呪いを解く前に……」
真っ青な目をキラキラさせて、セーランが熱く語っている。
「そうそう、あれがねー、判断ミスよね」
ジュアンもうなずき、お茶を一口飲んだ。
”クリスタル・ストーリー”にハマったセーランは
次々と人気の漫画に手を出していった。
娯楽の中で最も気に入ったのだろう。
読後の感想やお気に入りのキャラを
アイレンたちだけでなくクラスメイトと
食堂で楽しそうに語っていた……手の生えた大蛇の姿で。
語りまくるセーランに、アイレンは笑って言う。
「セーラン様は、快活で爽やかなキャラクターが
お好きなのですね」
「確かにそうかも。クールな主人公より
明るくて情の深い親友とかね?」
ジュアンにも指摘され、セーランは小首をかしげる。
そしてコクンとうなずいて言った。
「クールって、冷たいってことですから。
やはり温かく、感情豊かな方が安心できる気がします」
それはちょっと違う、とみんな思ったが、
セーランの気持ちもわかるのだ。
必要以上に気を遣うタイプのセーランにとって
無表情だったり言葉が少ない人間は苦痛でしかないのだ。
喜怒哀楽が分かりやすい人が一番だ。
アヤハは心の中で思った。
”やはりレイオウ様とは、まったく合わなかったわね。
万が一妃に選ばれても心労で倒れたことでしょう”
それにそもそも、セーラン自身が彼を好きだった訳ではない事を
今になって本人も周りも痛感していた。
”乳母が進めたから”
”東王門家にとって良いご縁だから”
それプラス、まあ見た目がカッコいい、
くらいのものだったのだ。
だから特に好きな人がいないセーランからは
”人間に戻らねば”という悲壮さが
完全に消え去っていた。
手も生えて来た今、漫画が読めればそれで良いのだ。
ワイワイ騒ぐ彼女たちのところに、
アヤハの侍従が窓から飛び込んで来た。
彼は鳥の姿のまま、アヤハに向かって叫んだ。
「姫、天帝より、通達がもたらされました!」
「まあ、何事?」
彼女は窓辺に駆け寄り、彼からメモを受け取った。
南王門家は”飛べる”という特性により、
他の四天王家よりもいち早く、通達を知ることが出来るのだ。
小さな紙きれを見ていたアヤハが目を見開いて小さく叫ぶ。
何か問いかけようとするジュアンをアイレンが制するが。
振り返ったアヤハは、大丈夫よ、と小声で言った。
そして笑顔でみんなに告げたのだ。
「南王門家は早く伝わっただけで、
今日中に帝都どころか世界中に報じられる事柄なの。
それに、ものすごい祥瑞よ」
「まあ! 吉報でしたのね!」
期待に胸を膨らませるクラスメイト達に
アヤハは感無量といった表情で告げたのだ。
「最高位の天命師様が正式に宣言したわ!
吉祥天様がご降臨されたそうよ!」
一瞬沈黙した後、クラスはわあっ! と沸き返った。
皆が歓喜し、手に手を取り合って騒いでいる。
”吉祥天”。
それは悪鬼や魍魎が跋扈するこの世界に
平和と安らぎをもたらす、と言われている存在だ。
彼女がこの世に現れるのは千年に一度であり
降臨後には全ての邪悪な存在を一掃していく、
と言われている。
そのめでたくも希少なことが、
自分の過ごす時代で起こるとは。
「どちらにご降臨されたのかしら?」
「そう言えば先日、丞相様のところに
娘孫がお生まれになったわね」
「そう言えば新聞で見たわ!
もしかすると、その赤ちゃんかも?!」
天帝の右腕である丞相は穏やかで冷静な人物と評判だ。
官僚たちからも信頼され、民間の者にも人気が高い。
アヤハはセーランに向かってうなずく。
「いったん戻りましょう。
おそらく天帝からお呼びがかかるわ」
「ええ。まずは帝都にいる四天王家が招集されるでしょう」
彼女たちを見送りながら、アイレンたちはにこやかに話す。
「これで世の中が落ち着くと良いわね」
「そうね、吉祥天様が目覚めるのが待ち遠しいわ」
吉祥天の降臨後しばらくは、何も変わらない。
彼女が自分の力に目覚めるまでは。
それまでは、無自覚な幸運がたびたび起こるだけなのだ。
ーーーーーーーーーーーー
案の定、夕刻には世界中にそれが知れ渡り
町中がお祭り騒ぎになった。
「なんとめでたいことでしょう!」
「妖魔に怯える毎日も終わりを告げるのだ!」
通りには花吹雪が舞い、
お菓子やお酒が振る舞われた。
ジュアンの家の和菓子屋も急遽
紅白の饅頭や大きな月餅を用意し、店先に並べた。
それから吉祥天の象徴である、蓮の花を模した生菓子も。
「いらっしゃいませ! いかがでしょうか!」
ジュアンも先頭を切って商品を売っていた。
するといきなり大声が聞こえてきたのだ。
「おお! ここが帝都の店か!
立派になったもんだなあ」
”この能天気で明るい声は!”
ジュアンは声の主を必死で探すと、
すぐに向こうから現れた。
ボサボサの茶色い髪に、明るく大きな茶色い目、
そして口角の上がった大きな口。
顔は整っているが、素行はとても粗野な男だ。
「おうジュアンか、でかくなったな!
接客も板について何よりだ。
俺にもひとつ売ってくれよ!」
そういう男に、ジュアンは真っ赤な顔で
手に持っていたトレイをぶつけたのだ。
バン!
「痛ってえ! 何しやがんだ」
鼻を押さえたまま男が叫ぶ。
その前に立ち、ジュアンは叫んだ。
「今までどこほっつき歩いていたのよ!
アンタに食わせるもんなんてないから!」
怒り心頭、というジュアンに対し、
その男は笑いながら返したのだ。
「アンタって、酷いな……
久しぶりに会った兄に向かって何だよ」
数年前、家を飛び出して行った
年の離れたジュアンの兄が、
このタイミングで帰ってきたのだ。
それもまた、これから起こる吉兆の一部だったが。
レイオウと結婚しようとしたカアラ。
しかしレイオウには全く効かず、
目論見はあっさりと崩れ去ったのだ。
義父には契約通り”今すぐ嫁げ”と言われてしまう。
カアラは結局、暴れに暴れて抵抗した。
義父は契約違反だと怒ったが
カアラの母が必死に頼み込み、
半年間、待ってもらうことになったのだ。
ただしその間、自分の家を出る事はできない。
会えるのは母と義父、家庭教師の女性と
婚約者である脂ぎった中年のピーターだけだった。
大嫌いな勉強と、大嫌いな婚約者から目をそらそうと
カアラは自然と窓の外ばかりをみるようになった。
そんなある日。
自宅の前を、ひときわ目をひく美男子が通った。
「リオだわ! ……違った、レイオウ様なんだっけ」
子どものころから、彼は特別だった。
頭が良くて強くて、とびきりハンサムで。
そして成長した今、彼は想像を超えるほど
立派でたくましく魅力的になっていたのだ。
”平民だからと除外していたけど、
まさか北王門家の嫡男だったなんて”
そしてカアラは顔をゆがめて考える。
”きっとアイレンは知っていたのね?
でも、私には教えてくれなかったんだわ。
内緒で彼に取り入ったのよ”
そうじゃなければ、彼があんな子を選ぶわけがない。
最初から教えていてくれたら、
目いっぱい自分の魅力をふりまいたのに。
レイオウを呼ぼうと窓を開けた時。
通りの向こうから、アイレンが来るのが見えた。
一目見て高価とわかる素敵なワンピースを着て
ニコニコとやってきたアイレンを、
レイオウは包み込むように迎える。
そして片手を挙げ馬車を呼び、二人で乗り込んだ。
誰よりも格好いい素敵な結婚相手を。
あのたくさんのプレゼントを。
北王門家という最高の嫁ぎ先を。
あの地味で無能な娘に奪われたのだ。
カアラの怒りは頂点に達した。
”全部、取り戻してやる。
アイレンから全てを奪ってやるのだ”
今まで何度もその”意図”が反射されてきたというのに、
カアラは何も学んではいなかったのだ。
アイレンに悪意をぶつけることの恐ろしさを。
セーランは決して、アイレンの不幸を願ったりはしなかった。
”北王妃にふさわしくない”と貶めはしたが、
それはあくまでも彼女の主観であり、実害の無いものだ。
どう思おうと個人の自由だが、害を為すのは許されないのだ。
しかし。カアラはとうとう、
”最悪の意図”を持ってしまったのだ。
それは。
”絶対に、アイレンの命を奪ってやる。
全てを失うだけじゃない、
惨めで最悪な死に方をさせてやるわ!”
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「ですから私、思うんです。あの時、呪いを解く前に……」
真っ青な目をキラキラさせて、セーランが熱く語っている。
「そうそう、あれがねー、判断ミスよね」
ジュアンもうなずき、お茶を一口飲んだ。
”クリスタル・ストーリー”にハマったセーランは
次々と人気の漫画に手を出していった。
娯楽の中で最も気に入ったのだろう。
読後の感想やお気に入りのキャラを
アイレンたちだけでなくクラスメイトと
食堂で楽しそうに語っていた……手の生えた大蛇の姿で。
語りまくるセーランに、アイレンは笑って言う。
「セーラン様は、快活で爽やかなキャラクターが
お好きなのですね」
「確かにそうかも。クールな主人公より
明るくて情の深い親友とかね?」
ジュアンにも指摘され、セーランは小首をかしげる。
そしてコクンとうなずいて言った。
「クールって、冷たいってことですから。
やはり温かく、感情豊かな方が安心できる気がします」
それはちょっと違う、とみんな思ったが、
セーランの気持ちもわかるのだ。
必要以上に気を遣うタイプのセーランにとって
無表情だったり言葉が少ない人間は苦痛でしかないのだ。
喜怒哀楽が分かりやすい人が一番だ。
アヤハは心の中で思った。
”やはりレイオウ様とは、まったく合わなかったわね。
万が一妃に選ばれても心労で倒れたことでしょう”
それにそもそも、セーラン自身が彼を好きだった訳ではない事を
今になって本人も周りも痛感していた。
”乳母が進めたから”
”東王門家にとって良いご縁だから”
それプラス、まあ見た目がカッコいい、
くらいのものだったのだ。
だから特に好きな人がいないセーランからは
”人間に戻らねば”という悲壮さが
完全に消え去っていた。
手も生えて来た今、漫画が読めればそれで良いのだ。
ワイワイ騒ぐ彼女たちのところに、
アヤハの侍従が窓から飛び込んで来た。
彼は鳥の姿のまま、アヤハに向かって叫んだ。
「姫、天帝より、通達がもたらされました!」
「まあ、何事?」
彼女は窓辺に駆け寄り、彼からメモを受け取った。
南王門家は”飛べる”という特性により、
他の四天王家よりもいち早く、通達を知ることが出来るのだ。
小さな紙きれを見ていたアヤハが目を見開いて小さく叫ぶ。
何か問いかけようとするジュアンをアイレンが制するが。
振り返ったアヤハは、大丈夫よ、と小声で言った。
そして笑顔でみんなに告げたのだ。
「南王門家は早く伝わっただけで、
今日中に帝都どころか世界中に報じられる事柄なの。
それに、ものすごい祥瑞よ」
「まあ! 吉報でしたのね!」
期待に胸を膨らませるクラスメイト達に
アヤハは感無量といった表情で告げたのだ。
「最高位の天命師様が正式に宣言したわ!
吉祥天様がご降臨されたそうよ!」
一瞬沈黙した後、クラスはわあっ! と沸き返った。
皆が歓喜し、手に手を取り合って騒いでいる。
”吉祥天”。
それは悪鬼や魍魎が跋扈するこの世界に
平和と安らぎをもたらす、と言われている存在だ。
彼女がこの世に現れるのは千年に一度であり
降臨後には全ての邪悪な存在を一掃していく、
と言われている。
そのめでたくも希少なことが、
自分の過ごす時代で起こるとは。
「どちらにご降臨されたのかしら?」
「そう言えば先日、丞相様のところに
娘孫がお生まれになったわね」
「そう言えば新聞で見たわ!
もしかすると、その赤ちゃんかも?!」
天帝の右腕である丞相は穏やかで冷静な人物と評判だ。
官僚たちからも信頼され、民間の者にも人気が高い。
アヤハはセーランに向かってうなずく。
「いったん戻りましょう。
おそらく天帝からお呼びがかかるわ」
「ええ。まずは帝都にいる四天王家が招集されるでしょう」
彼女たちを見送りながら、アイレンたちはにこやかに話す。
「これで世の中が落ち着くと良いわね」
「そうね、吉祥天様が目覚めるのが待ち遠しいわ」
吉祥天の降臨後しばらくは、何も変わらない。
彼女が自分の力に目覚めるまでは。
それまでは、無自覚な幸運がたびたび起こるだけなのだ。
ーーーーーーーーーーーー
案の定、夕刻には世界中にそれが知れ渡り
町中がお祭り騒ぎになった。
「なんとめでたいことでしょう!」
「妖魔に怯える毎日も終わりを告げるのだ!」
通りには花吹雪が舞い、
お菓子やお酒が振る舞われた。
ジュアンの家の和菓子屋も急遽
紅白の饅頭や大きな月餅を用意し、店先に並べた。
それから吉祥天の象徴である、蓮の花を模した生菓子も。
「いらっしゃいませ! いかがでしょうか!」
ジュアンも先頭を切って商品を売っていた。
するといきなり大声が聞こえてきたのだ。
「おお! ここが帝都の店か!
立派になったもんだなあ」
”この能天気で明るい声は!”
ジュアンは声の主を必死で探すと、
すぐに向こうから現れた。
ボサボサの茶色い髪に、明るく大きな茶色い目、
そして口角の上がった大きな口。
顔は整っているが、素行はとても粗野な男だ。
「おうジュアンか、でかくなったな!
接客も板について何よりだ。
俺にもひとつ売ってくれよ!」
そういう男に、ジュアンは真っ赤な顔で
手に持っていたトレイをぶつけたのだ。
バン!
「痛ってえ! 何しやがんだ」
鼻を押さえたまま男が叫ぶ。
その前に立ち、ジュアンは叫んだ。
「今までどこほっつき歩いていたのよ!
アンタに食わせるもんなんてないから!」
怒り心頭、というジュアンに対し、
その男は笑いながら返したのだ。
「アンタって、酷いな……
久しぶりに会った兄に向かって何だよ」
数年前、家を飛び出して行った
年の離れたジュアンの兄が、
このタイミングで帰ってきたのだ。
それもまた、これから起こる吉兆の一部だったが。
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