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スマホ運転ダメ絶対
しおりを挟むドォオオン!!
横断歩道を歩いていたボクに人生で最大で最強とも言えるであろう痛みと衝撃が襲いかかった。
突然の出来事だった。
正に青天の霹靂とはこの事だ。
スクールカースト最底辺のボクは友達など居ないから、登下校もボッチ。
誰かと下校していたら、こんな目に遇わなかったかも…
宙を舞うボクの身体。
本当にこういう時ってスローモーションになるんだな…。
口や鼻から吹き出す多量の血液が、振り切って開栓した炭酸飲料の如く飛び散っている。
信号は確実に青だった…。
呆然とした顔の運転手と目が合った。その右手にはスマホが握られている。
所謂、ながら運転というヤツか。ニュースでたまに見るながら運転による事故…。
自分がそれに遇うなんて思いもしなかった。
こんな愚か者が運転する車に轢かれて死ぬなんて、どこまでもツいてない人生だ。
アスファルトに頭から落ちた。聴いたこともないような爆音が脳髄に響く。もの凄い音と衝撃だ。痛い…身体中が痛い。酷い吐き気だ…。
ボクが信号無視してたのなら、歪んだ法律のもとに裁かれるのは貴方なので申し訳ないと思うのだけれど、此れは流石に酷い。全くもって酷い事だ。
スマホに夢中で信号無視して歩行者を轢き殺すなんて、同情の余地もない…。
瀕死のボクを見下ろしながら運転手はどこかに電話をしている。救急車を呼んでいるのか…。
「えっ?何?救急車を呼んで、取り敢えず心配そうな振りをして?動揺した振りをしろ?警察は?そっちで何とか出来る?あーわかったよ父さん」
通話を終えた若者はハァアとタメ息を吐いて舌打ちをした。
「チッ…面倒くせぇな」
面倒くせぇなって言った。とんでもないクズ野郎だ…。人を撥ね飛ばしておいて面倒くせぇとは…。全部聴こえてるよ。
救急車を呼ぶどころか、自分の保身でいっぱいじゃないか。
周囲が騒然とした空気になっている。そりゃそうだ。信号無視で歩行者を撥ね飛ばしてるのだから。
「だっ…大丈夫…か?」
大丈夫かだって?大丈夫なわけが無い…。
全身が痛い…呼吸も苦しい…。しかもその面倒臭そうな顔…。こんな人間が世の中に居るんだなんて。
偏見はよくないかも知れないけど、見るからにダメそうな風貌で、見るからに輩だ…。どんな育ち方したらこんな人間になるんだ。
…これは…死ぬな…間違いなく。
ボクが死んでも泣く人は居ないだろうな…。友達も居ないし、出来の良い兄と比べて劣等なボクは、両親にも見放されて家でも孤立している。
家にも学校にも居場所がない。
ボクが死んでも何一つ変わらないし、誰一人悲しんでもくれない…。
心残りがあるとしたら、ボクなんかに話しかけてくれていた、如月さんに会えなくなることかな…。
頭脳明晰でスポーツ万能の文武両道、加えて容姿端麗。
スクールカーストの最頂点。
飾らない性格で、誰にでも優しくて天真爛漫。
パーフェクトレディーと言われる如月 響華さん。
誰一人として話しかけてこないボクに、唯一話しかけてくれてた人だった。
走馬灯っていうような映像みたいなのは意外と流れないものだな…。ボクがいい思い出のない人生だったからなのか…。
如月さんの顔しか出てこないや…。スクールカースト最底辺のボクが、図々しくも彼女を好きだなんて思ってはいけないのだけど、大好きでした。
こんなことなら玉砕覚悟で好きだと言いたかったな…。
息絶えるまで割りと考えたり出来るものだな…。
ああ…でも、そろそろだ…。
周囲の音が話し声が段々遠くなってきた…。
「小谷くん!!小谷くん!!やだぁっ!!なんでっ!!」
…如月さん?なんで此処に?たまたま居合わせたのかな…。
凄く泣いてる。ボクなんかの為にこんなに泣いてくれてる。
こんなに血塗れなボクに触ると、血で汚れてしまうよ。
誰にも見向きされない、誰からも必要とされてない空虚な毎日のなかで、貴女はボクの光でした。
こんなに可愛いい顔を、涙と鼻水でグシャグシャにしてしまってごめんなさい。
こんなに綺麗でしなやかな手を、腕を、血塗れにしてしまってごめんなさい。
…駄目だ…もう…意識が…なくなる…。笑え…せめて笑って…お礼くらい言おう…。
「…きさ…らぎ…さん」
「小谷くん!小谷くん!!もうすぐ救急車来るから!!」
「…あり…が…とう…」
小谷くんと呼び続ける如月さんの声が遠くなっていく…周りの音も……
もし、転生できたら無敵で不死身の魔王にでもなって世界征服…なんてダルいことはしたくけど、圧倒的な強さで誰にも何者にも阻害されることなく、のんびりと悠々自適に…平和に暮らしたい…
…王様…
王様…
…魔王様
「魔王様!!」
…意識が…戻った?
ボクは死んだんじゃないのか?
「魔王様!!!」
「魔王…様…?!」
ハッと目を開けた…。
先刻までの身体中の痛みも、酷い吐き気もない。
ボクの眼前には、黒髪のロングヘアーに角の生えた気の強そうな女性が立っている。
「召喚に成功したわ!!」
「お告げの通りじゃ!!」
ボクは辺りを見渡した。誰だこの綺麗な人は?
そして角が生えている。お告げの通りじゃと感嘆している老婆、周囲にも似通った角が生えた人達が歓喜の声を上げている。
「新魔王様の誕生だ!!」
魔王?魔王だって?!ボクを取り囲んで居る人達?人なのか?見るからにヤバそうな人達がボクを見て歓喜している。
アスファルトとは違う感触の床には魔方陣のような物が描かれ、その中央にボクは居る。
「…お城…」
「魔王様!」
「…ボクが…魔王?」
「左様でございます」
夢?これは夢なのか?夢にしてはリアル過ぎる。先刻の事故でボクは死んだ筈…。
これはアレか。流行りのアレなのか。異世界に転生したっていうアレなのか。
RPGに出てきそうな城。
RPGに出てきそうな面々。
おお!おおお!!本当に異世界転生なんてあるのか!!
魔王にでも転生したいと願った憶えは…ある!つい先刻のことだ。周囲の者達から、尊敬と羨望の眼差しをヒシヒシと感じる。
転生したボクは、さぞ厳つい威厳のある魔王になったんだ!
そう思って自分の手を見てみた。
あれ??
いつも見ていた貧弱な腕だ。
ボクは無言で顔を触ったり、頭を触ったりした。
触り覚えのある感触だ。
角?などもなく、17年間シャンプーした髪の毛、毎朝洗っていた顔…。なんら変化を感じない…。というか生前と全く同じ貧相な体のままだ。
何も変化がない
もしかしたら見た目は変わってないけど、凄く強いのかな?手からビームが出たり、魔法とか使えるのかな。
呆然とするボクに黒髪の女性が優しい顔で微笑みかける。
「混乱してますよね」
「…は、はい」
「アナタ様は亡くなって、この世界に召喚され、魔王として転生したんです」
「は…はぁ」
「そこに居られる預言師のアーチ・エネ様の力で」
「お告げの通りじゃ!」
「今日、この日時に異世界召喚の儀式を行うことで魔王が召喚できると」
「お告げの通りじゃ!」
…さっきからあの婆さん、お告げの通りじゃ!しか言わないな。
何の変化もない自分の身体を見渡して、対峙する魔族とおぼしき女性に訪ねてみた。
「ボクは生前と全く変わってないのですが、魔王と呼ばれるような強い存在?になってるんですか?」
「それは…わかりません」
「でも…魔王なんですよね?」
「左様にございます」
「………」
呆けてるボクの手を黒髪の女性は引き寄せる。妖艶という言葉がピッタリと当てはまる感じの…大人の女性だ。
前世で女性の手に触れたのは祖母と母親…。それ以外は学校行事のダンスで女子が嫌々触れたくらいだ。
触れる柔らかなその手にドキドキしながらボクは立ち上がり、窓際に案内された。
「ご覧下さい」
窓から望む広大な景色はさぞ見応えがあるだろう。
ボクは心を踊らせて顔を覗かせた。
( ゚д゚)( ゚д゚)ポカーン
…夥しい数の兵隊が眼下に見える。
一目でわかる。
明らかな敵意だ…。
まさか、あれをボクに殲滅しろとでも?
前世で17年間生きてきて1度も喧嘩などしたこともない。
殴られたことは沢山あるけど、殴ったことなど1度もない。
「あああ…あの人達は」
「敵…ですね」
訊くまでもなかったー
だよね!そうだよね!!どこから見ても味方じゃないよね!
魔族と人間は相容れない…。
よくあるRPGのアレだ…。
この後の展開が読めてきた。
この夥しい人間達と戦うのだ。
魔王と言われたが、前世と何ら変化がない。
魔法とか使える気配もない。
強くなった気配など欠片も感じられないのに。
死ぬ…。絶対に死ぬ。あんな武装した兵隊…。1人にだって勝てるわけもないのに…。
転生した途端に死ぬのか?
魔王に転生した!圧倒的な強さで誰にも邪魔されることなく悠々自適に暮らせると思ったのも束の間じゃないか…。
神様、流石に酷すぎないか?
「魔王様」
「は、はい?」
「ご理解いただけてるでしょうか」
「なんというか…戦争…中…的…な…」
「左様にございます。正確には戦争していた…でございます」
「して…いた?」
「我が地域の魔族は、敵対する人間族に敗北しました。現在の状況は王国クラッシュ・ライオットの兵1万ほどに取り囲まれております」
我が地域の魔族…。どうやら割りと広い世界のようだ。他の地域や国?にも魔族や人間が居るような話し振りに感じた。
「じゃ…じゃあアレと戦うとか、殲滅するとかでは」
「どんでもない。この城に魔族はもう100人ほどしか居ません。とてもあの数には太刀打ちできません。我等の降伏の証しに魔王を差し出すことで…」
「ちょっ、ちょっと待って」
「はい?」
「魔王としてボクを差し出しすってことはだよ?ボクが戦争犯罪人、戦争の首謀者としてってこと?」
「そうですね。赦しを得るための条件が、魔王様を差し出すことなので」
それ絶対死刑になるヤツ!!
冗談ではない。恵まれなかった人生に止めを刺すが如く、クズ人間に轢かれるという結末。
魔王に転生したと思ったら、戦争犯罪人として差し出されるの?アメリカ人ならオーマイゴッドって叫び狂うよ。
「ボ、ボクは全く関係ないじゃないですか?いきなり召喚されて、魔王とか言われて」
「そうですね」
「そうですねって。新魔王ってことは魔王が居たんですよね?前の魔王はどうしたんですか?その人が首謀者になるんじゃないですか?」
「魔王様は逃げてしまって行方知れずなので、貴方様を召喚した次第です」
逃げた?なんて無責任な…。
でも魔族とか魔王って悪者だから、さもありなんって事なのか?魔王は自らが助かるために配下を見捨てて、魔族は己達が助かるために魔王の身代わりを差し出すって事か。
冗談じゃない。転生した直後に死刑とか、神様本当に本当に酷すぎじゃないか。
「ボクは勝手に召喚されただけで、この世界の事も、魔族と人間の関係も何も知らないんですよ?なのになんでそんな目に合わされなくちゃいけないんですか」
前世では、両親はおろか、クラスメイトの誰にもこんなに文句を言ったことなどなかったのに、命がかかるとこんなに言葉が走るものだなと、ボクは少しだけ高揚した気分になっていた。そりゃそうだ。黙って差し出されれば死刑は必至だもの。
必死になって捲し立てるボクを見下ろした女性は、艶やかな長い黒髪をかきあげて舌打ちをした。
「うるっせぇなっ!!」
彼女の爪先が、ボクの腹部にめり込んだ。息が止まるほどの激痛でその場に崩れ落ちた。
悶絶するボクの頭を踏みつけて彼女は苛立ちを見せる。
「うるせぇよ。テメェを魔王様の身代わりで差し出すのは決定事項なんだよ。こっちが下手に出てたら、ピーピー喚きやがって。人間風情が魔族に楯突くんじゃないよ」
「…人間…?…ボクは…魔王…じゃない…の…?」
「魔王なわけないだろ?あーでも、召喚術で呼ばれたから~、人間ではなくなっているのか。一応魔族なんだろうねぇ」
「じゃ…じゃあ…ボクは…アナタ達と…仲間…じゃない…ですか」
「お目出度いヤツだねぇ?お前は魔王様の身代わりって言っただろう?苦楽を共にしたわけでもない。お前の命などチリほどの価値もないわ」
周囲の魔族もせせら笑いながらボクを見ている。先ほど優しくして見せたのは此れを速やかに遂行する為だったようだ。
悔しい悲しい、少しでも浮かれた自分が情けない…。
不死身で無敵の魔王に転生した!なんて喜んだのは束の間だった。情けなく泣いてるボクの髪の毛を掴んだ魔族の女性は、先刻までの聡明さは欠片もなく、悪意に満ちた顔でせせら笑う。
「必死に命乞いでもしたら、死刑は免れるかもねぇ」
「…あ…あなたの…名前を…教えて…下さい」
「アハハハハハ!!復讐でもしようってのか?この絶望的状況で、私の蹴り1発で悶絶してるお前が?クラッシュ・ライオットに差し出された後に死刑確定のお前がか?」
「…アナタの…名前を…」
「小生意気なガキが上等じゃないか!絶望的状況から抜け出せたら来てみなよ。その時にはめでたく私が殺してやるからさぁ」
「…アナタの…名前…」
復讐しようなんて思いは微塵もなかった。この絶望的状況に貶めた者の名前が知りたいだけだった。
これが怒りなのか憎しみなのかわからない感情だけど。
ボクは生まれて初めて人を睨みつけた。
圧倒的弱者からのその目付きが魔族の表情を変える…。
「私の名前はキャミィ・ソウルだよ」
顔面に喰らった痛烈な一撃でボクの意識は途絶えた…。
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