スクールカースト最底辺だったボクは、無敵の魔王にでも転生して世界征服とかはせずに誰にも阻害されることなく悠々自適に暮らしたいと願ったのに…

空想書記

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嵐の前

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   自室へと戻ったストラマス・コーリングは、窓を開けて城下を眺める…。魔族による侵攻で痛々しく傷ついた城と街…。瓦礫の山。そこには、そこに到った数多くの失った命がある…。


    その1つにヴィル・ニスタの命も…。


   子供の頃、ヴィルを連れて彼方此方に悪戯して回り、城の者達に手を焼かせ続けた。目に余る素行の悪さに憤慨した父親で先代国王ジョー・コーリングから、騎士団に入って根性を叩き直せと入団させられた。
   騎士団に入ってからも素行の悪さは変わらずで、横柄な目上の騎士をブチのめしてはヴィルに止められ、サンディに叱られた。腕試しだとヴィルと2人だけでダンジョンに潜り、怪我をした時はサンディに思い切りブン殴られた事もあった。サンディに怒られるのはいつも自分で、庇ってくれるのがヴィルだった。


“ スト兄は、姉上のことは好きにならないのか? 姉上はかなり美人だと思うんだけど ”


  そう訊かれたことがあった。
互いにそうだが、恋愛を意識した事は不思議とない。
幼馴染みが恋愛に発展とか物語のような事にはならないものだ。小柄で聡明で清楚な女性がタイプだと応えると、聡明とか清楚ってお前みたいな悪童がよく言えたものだ。身の程を知れよ馬鹿王子とサンディはせせら笑っていた。
本当に本当に兄弟のように接し、一緒に大きくなった。
    
 
「…ヴィル。ランガード・シームの極刑を以て、漸く終わるよ…」


   当時の事を思い起こしたストラマス・コーリングの頬を涙が伝っていく…。この戦争で多くの民が命を失った…。弟のように可愛がっていたヴィル・ニスタの死を未だ受け入れられていない…。


“ 魔王ランガード・シームだけは許せない ”


    此れは国民全ての総意だ。差し出された首謀者ランガード・シームの処刑によって和平交渉は達成され、戦争の幕引きをする。和平交渉に応じたのは正しかったのか否か…其れが分かるのは、明日の刑が終わってから…。全ては其処からが始まりなのだ…。


「…問題は山積みだ…。とにかく明日の処刑が終わってからが始まりだ…。街の復興はもとより…。続く未来の為に、魔族への迫害は止めなければならない…」


「…魔族への迫害を止める?そんな事を考えるとは、随分とお人好しだな」


   聞こえた声に振り返ったストラマス・コーリングは目を剥いた。暗闇に浮かんだ人影が、月明かりに照らされてユラリと不気味に蠢く。


「貴様は!!!」


「ハッハッハッ!!間抜けな平和主義者めが…。和平交渉を目前にして油断し過ぎじゃあないのか?」


   風に靡く紫色の髪、細くつり上がった眼。口角が耳まで裂けてると錯覚するほどの下品で歪んだ笑み。


           捕らえた筈の!
           差し出された筈の!
           処刑される筈の!!


「ランガード・シー…」


   そう言いかけた所で距離を詰められた。一瞬フワリとその巨体が浮いたように見えた刹那、自身の顔に掴みかかるその手を振り払い、ストラマス・コーリングは身体を反転させて思い切り蹴りを喰らわせた。


「中々の気力だ。相手が人間ならば、かなりのダメージだろうなぁ」


    効く筈もない…。蹴った脚の方が痛いくらいだ。平常時でこの硬さ…。こんな化け物をサンディはよくも圧倒してたものだ。いよいよ人類と色恋沙汰など難しいな…。ストラマス・コーリングはこの非常時に下らないことを思い巡らせて笑みを浮かべる。


      サンディ・ニスタは自室で “ ぶぇっくし ” と盛大にくしゃみをした。


「…魔王を前にして笑みを浮かべるとは、一国を統べるだけの事はあるようだな…」


「笑ったのは別件だ。個人的に貴様を殺せるのなら…。私が殺したいくらいだがね…」


   張り詰める空気と、加速する心拍が、身の危険を報せる。
月明かりに照らされながら鮮明に浮かんだ奴の顔は、いつの間にか自分と瓜二つになっていた。嫌な予感がしたストラマス・コーリングは、チラリと鏡に目をやって驚愕した。


「なんだ…此れは」


   自分の顔が見たこともない男の顔になっていた。
対峙するランガード・シームの顔は、いや、自分に見えるその顔は、実に厭らしく、勝ち誇った笑みを浮かべている。


   激しい物音に気付いた近衛兵が、何事かと慌ただしく扉を叩く。

「国王様!如何がなされましたか」


「物盗りだ!!」


   この世に産まれて最もよく聞いた、25年間慣れ親しんだ声で魔王ランガード・シームはそう言った。自分に取って良くない事が起こり得るのが容易に想像できたストラマス・コーリングは、躊躇なくバルコニーから飛び降りた。


「間抜けな平和主義者だと思ったが、中々の判断力と胆力だ」


   物々しく入ってきた近衛兵達は、何の疑いもなく国王ストラマス・コーリングに姿を変えたランガード・シームの安否を気遣う。


「警備が甘かった今日を狙ったのだろう。今しがたそこから飛び降りて逃げた」


「申し訳ありません。何処から忍び込んだのか…。直ちに兵を向かわせます」


   下だ!下へ兵を向けろ!怒号と共に近衛兵達の足音がバタバタと響く。ランガード・シームは、眼下で蠢くストラマス・コーリングを眺めて不適な笑みを浮かべていた。
    

「貴様の命など、もはやどうでも良い…。明日になれば全ては私の物だ…」


    飛び込んだ樹木の葉や枝が落下の衝撃を軽減してくれたが、腕や顔は切れて酷いありさまだ。ランガード・シームが現れたことで和平交渉の全てがご破算だとストラマス・コーリングは悟った。


「何という事だ…。引き渡された者は偽物だったのか。しかし、コタニヒカゲと名乗った男の瞳孔は魔王特有の濁った緋色だった。其れが魔王の証…。歴史の授業で習った通りの…」


    魔王は瞳孔が暗い緋色である。我々人類への逆恨みともとれる強い怒りや憎しみ、怨みなどで、髪の色や瞳の色が変化したとされている。髪の色は様々だが、瞳孔は共通して緋い。濁った緋色だ。如何にも汚ならしい魔族の長と言えよう。
しかし、平常時は限りなく黒に近い緋の為、至近距離で見ないと判別するのは困難である。(善良たる人類と忌まわしい魔族の歴史。第十項:魔王の見分け方より一部抜粋)


   騎士団長サンディ・ニスタも、そこに立ち会った副騎士団長コンバート・ロックも、魔道士団長ホワイト・クラップも、それは確認した上でコタニヒカゲを連行してきた。
誰もがあの少年をランガード・シームだと信じて疑わなかった。この世界に転生者は確かに居る…。だが、コタニヒカゲが転生者など誰も信じなかった。信じようともしなかった。
決定打となったのは、ランガード・シームが自由に姿を変えられるというのが周知の事実だった事…。


「 一刻も早く戦争を終結させたいという思いが裏目に出てしまった…。魔族と和平を結ぶなど、やはり絵空事なのか…」


    苦虫を噛み潰したような表情で茂みの裏側の窓に映る己の顔をチラリと見た。先刻同様、50代くらいの髭を生やした風貌の男がそこに映っている。


「あの一瞬で顔面を創り変えるのは流石に不可能だ。恐らくは幻術の類いをかけられたと見て間違いない…。ランガード・シームの狙いは何だ…」


   茂みでブツブツと独り言のように呟くストラマス・コーリングの顔を灯りが照らす。


「居たぞ!!」


「流石、我が兵団って感心してる場合ではないな」


   茂みから素早く飛び出したストラマス・コーリングは、近衛兵の合間をスルスルと抜けて高く飛び上がりそのまま走り去った。


「何という身体能力…」


   ランガード・シームは何かしらの策があって単身で乗り込んできたのだとストラマス・コーリングは考えた。暗殺目的なら先刻そうしてきただろし、サンディ・ニスタに殺されかけた者が、単身で敵地を襲撃する筈もない。卑怯で狡猾な魔王ランガード・シームのやりそうな事…。


「狙いは…明日…。民衆と兵団が1つの場所に集結し、皆が最も油断するその時…」


    言葉にしただけで、悍ましい未来が予想できた…。惨劇を想像するだけで、心拍数が上昇する…。一刻も早くこの迫り来る事態をサンディに報せなければ…。先刻、すすり泣く声を聴いたばかりだが、事態を知れば最も速く確実にランガード・シームを討ち取れる…。


    魔王ランガード・シームが私室に居ると信じてもらえるか…。
コタニヒカゲはランガード・シームではなく、無実だと信じてもらえるか。
その全ては、自身がストラマス・コーリングだと証明出来なければ全く意味を成さない。


「…1人で、俺が1人でやるしかない…コタニヒカゲを逃がそう。処刑の対象が居なくなれば、明日の刑は延期になる。そうなれば民衆と兵団が1ヵ所に集まるのを防げる…」


    魔族の…ランガード・シームの策に…国中が嵌められた。
自身の声は誰にも届かない。
コタニヒカゲもこんな気持ちだったのか…。涙ながらに必死に無実を訴える少年の声に誰一人として耳を傾けられなかった。
己の不甲斐なさに下唇を噛みしめ、強く拳を握りしめる。
魔王ランガード・シームへの怒りが、憎しみが、止めどなく溢れてくる。


「…この国を、あのような下衆に…好きにはさせん…」


   バタバタと走り回る足音が増えるにつれ、騒ぎが大きくなっていくの如実に感じる。
兵士達のほとんどが泥酔しているが、近衛兵が騒がしくなれば当然ながら警備兵が動き、延いては兵団も…。最も避けなければならないのは団長クラスが動くことだ。
其れだけは避けねばなるまいとストラマス・コーリングは、出来るだけ近衛兵の目を掻い潜り地下牢へと足を急がせた。
    


   幾人かの警備兵を最小限の攻撃で退け、漸く地下労へと辿り着いた。階上で聴こえる慌ただしい足音が増えている事に危機感を抱きつつ、牢獄の扉へと足を向けると看守数人が何事かと槍を構えた。


「君達は酒を呑まなかったのか?」


「当然だ。我々は戦争には参加していない。数多の兵士達が犠牲を払った和平が目前なのだ。明日の処刑まで此処を死守するのが我等の努めだ」


「貴様が不謹慎な物盗りだとして、こんな所へ何用だ?」


「…言ったら協力してくれるのかい?」


「…ただの物盗りでは無いよう…」


  看守の1人が話終える前に、 ストラマス・コーリングは素早く距離を詰めて一撃を喰らわす。監内にイヤでも響く打撃音と呻き声。


「近接で槍は不利だろう!!」


   最早、隠密行動には無理があると悟ったストラマス・コーリングは、手際よく数人居た看守を打ちのめして気絶させた。
その内の1人から鍵を奪い取り監内へ入る。
クラッシュ・ライオットの監獄はそんなに広くは創られてはいない。幸か不幸か代々犯罪者の少ない国だからだ。
小谷 日影が収監されている最深部へと歩を進めると、遠目からでも存在が判る一際大きな男が、肩に槍を担いで仁王立ちしているのが伺える。


「中々の快進撃だが、ここまでだ」


「…看守長ジョンズか」


「如何にも。俺が誰だか知っていて前に立つ度胸だけは誉めてやろう」


   ストラマス・コーリングが兵団に所属していた頃に同期だった男、ジョンズ・ロンゲム。
身の丈2メートルを越え、恵まれたその体格と腕っぷしの強さで、逆らう囚人を悉く腕力で捩じ伏せ、徹底的な指導を施す。その容赦のない所業に囚人達からは閻魔と恐れられている。
    看守長に任命した事が、こんな形で自分の障害になるとは夢にも思わなかった展開に、ストラマス・コーリングは苦笑いするしかなかった。


「手加減して勝てる相手じゃないな…」


   ストラマス・コーリングが呼吸を整え、重心を低くして構えを取る。その構えをした男と何度も対峙した経験があるジョンズ・ロンゲムの目付きが変わった。


「…貴様。その構えを…何処で覚えた」


「…言ったところで、信じてはもらえんだろう…なっ!!」


   突き出される槍を紙一重で躱し、懐に入って一撃を喰らわせる。鎧の上からこの衝撃かとジョンズは怯みながらも、威嚇の為に突き出した槍を何度も旋回させる。


「強いな貴様!!俺の知ってる偉大な男と遜色ないほどに」


「そりゃ、どうも」


   縦横無尽に繰り出される槍を躱して、懐に潜り込んだストラマス・コーリングを待ち伏せていたように警防が顔面に炸裂する。血飛沫を上げて吹き飛ばされたストラマス・コーリングは右手でその血液を拭う。


「…ハァ…。強いな…やはり。槍を囮に振り回して、警防を抜くとは…。短剣なら顔が斬れていた」


   ジョンズ・ロンゲムの右手に力強く握られた警防からは鮮血がポタポタと滴り落ちる。


「…まだ、やるか?」


「…当然だ」


「…貴様の目的はなんだ?」


「…言う必要はない。言ったところで…理解は出来まい」


…鬼気迫る。何かを必死にやり遂げようとする気迫が伺えた。ジョンズ・ロンゲムは言い様の無い気迫に気圧される。
自分よりも小柄で、明らかに老齢…。だが、其処から滲み出る気迫がジョンズ・ロンゲムの手を止めさせる。


(…何だ…この気迫は)


   ジリジリと互いの距離を縮める。緊迫したその空間に誰一人として手出し出来ず、看守達は固唾を飲む。 
ポタリと互いの汗が床に落ちる刹那、監内の静寂を破ったのはストラマス・コーリングだった。それに合わせるように振り下ろされた警防を紙一重で躱し、思い切り水月に拳をめり込ませた。呼吸を瞬間的に止められるほどの衝撃がジョンズ・ロンゲムを襲う。


「…がっはっ」


   監内に響き渡る打撃音と共に、ジョンズ・ロンゲムは吹き飛ばされて気を失った。水月辺りの凹んだ鎧が、その威力を物語っている。


「…た、大変だ」


「ジョンズさんがやられた…。我々には到底太刀打ち出来ない…」


     突き出した拳を力強く握り締めたまま圧をかけるストラマス・コーリングの鋭い眼光に、残りの看守と駆けつけた近衛兵達は酷く狼狽える。


「…き、騎士団を呼ぶしかない」


   バタバタと走り去る近衛兵、と看守達が視界から消えたのを確認したストラマス・コーリングはガクリと膝を着いた。


「…もう…気力が限界だ…。だが、此処で倒れるわけにはいかない」


    肩で荒く息をしながら、ストラマス・コーリングはヨロヨロと立ち上がり、小谷 日影が収監されている監房へと足を進めていく。


   事態に危機を抱いた看守と近衛兵達は慌ただしく城内を動き回る。明日の処刑を以ての和平交渉、戦争の終結がどれほどの喜びと安堵なのかを裏付けるほど騎士達は酔い潰れていた。


「…みんな酔い潰れてる」


   ざわつく近衛兵達の様子に気付いた1人の女性がグラスジョッキを片手にホロ酔い気分でニコリと可愛らしい笑みを浮かべて口を開く。


「…騒がしいね。何事?」




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