羅刹

ホテルでの出来事

　相手の動きに合わせて私の身体も上下に揺れる。

　ここはラブホテルの一室。
　天井に貼られた鏡が私たちを反射する。

　私に覆いかぶさっている男は彼氏ではない。
　そもそもJKの私と40代の小太りな男、、、彼氏な訳ない。

　ちゃんと私にはイケメン彼氏がいますよ～だ！！
　これはアルバイト。
　いわゆる援交、、、、

(は～、、、早く終わらないかな～)

　本音はそう思いつつも感じているフリをする。
　そもそも男って挿れると気持ちいいもんなの。
　クリ派の私は膣挿入は全く気持ち良くない、、なんなら、彼氏のチンポはデカ過ぎて痛いくらいだ。

　パパのチンポは小ぶりで痛くは無いけど、早く終わって欲しいのには変わりがない。
　
　動きが激しくなり、パパは私のマンコに腰を密着させた。
　チンポが抜き取られると私はコンドームを外してあげてティッシュでチンポをキレイキレイしてあげる。

　パパは枕元に置いてあった財布から３万円を取り出し、そのまま私に手渡した。

「パパ大好き！エッチも気持ちよかった～！」

　私は満面の笑みでパパに抱きつきキスをすると先にホテルを後にした。
　時間差で入室も退室もする、いつもの流れだ。

　休憩時間は2時間みたいだけど、目的はエッチだから何時も1時間位で全てが終わる。

　時給３万円なんて凄くない？

　彼氏とのデートが優先だから、パパとのエッチは月に2回位。
　それでも、アルバイトを時給1000円で頑張っている友達よりよほど稼いでいる、

　ある日、ホテルの一室でパパからA4の白い紙を見せられた。
　検査結果報告書？

　内容はパパの精液には精子がいないらしい。
　この人と結婚する訳じゃないし、、、なんの意味があるのか暫く理解出来なかった。

「不妊治療の検査でさ～！参ったよ。オレ種無しみたいなんだよね～、、、」

　パパには奥さんがいて子供はいない事は聞いていたけど、それが私に何の関連があるのか、、、、

「お小遣い、２倍払うから生で中出ししてもいい？オレ、夢があって、可愛い女子高生に制服を着たままで中出ししてみたいんだよねー！」

(はっ！マジこいつ何言ってんの！！)

　私も中学の頃に初体験をしてからは色んな男と交わってきた、でもゴム無しでやらせたことはない。
　馬鹿な私でも、女側のリスクがどれだけ高いかは分かっていたから。

　最初はそう思ったが、２倍のお小遣いと先ほどの種無しの報告書が頭をよぎった。

　来月は彼氏の誕生日。
　なんか良いプレゼントもしたいし、ここで稼いでおいて彼氏と会う時間も増やしたかった。

私「本当なんだよね？出しても妊娠しないよね？」

　真面目に説明してくれるパパと先に払うと取り出した現金６万円に私は承諾してしまった。

　いつもの流れでパパが私の中に入ってくる。
(あれ？ゴムが無い方がスムーズに入って、すこしだけだけど気持ちいいかな？)

　パパも気持ちよかったのか、いつもより早くイッタ。
　射精の時にチンポがビクンビクンと痙攣するのは一緒だけど、今日は直後にお腹の中心が温かくなった。

　これが、中出し？いつかは、こうやって彼氏の子供を身籠るのね、、、

　いつもと変わらない？なんて思っていたけど、ホテルを出て歩くたびに膣から精液が出てくる。
　たまらず、途中にトイレにはいりナプキンをつけた。
　何時もゴムに入っている真っ白な精液ではなく透明な液体が少しずつ出てくるのだ。

　それを最後にパパからの連絡が無くなった。
　流石に1ヶ月も経つと私もお財布が厳しくなってきた。

　私から会いたいと連絡したのは初めてだったかも。
　ホテルに入りシャワーを済ませる。

　事を始める前に
「別に私は良いよ？また、生で出したい？」

　パパは私の貧しい懐事情を知っているかのように少しだけ笑うと、お願いするよと言い６万円をくれた。

　私は仕事を済ませると、その後に彼氏に会いに行った。
　待ち合わせ場所で会った後に近くの全国チェーンの居酒屋へ、、、
　
　個室に区切られた座敷の居酒屋さん。
　私は久しぶりの彼氏の笑顔に癒され、個室になっている事をいい事にキスをした。

　彼氏が下半身に手を伸ばして来たときに気付く。
(イケナイ！まだ膣内にはパパの精液が入っている！)

　私は生理を理由に彼氏の手を拒んだ。
　下着の上からわかるナプキンを触らせてあげると彼氏もそれ以上は何も言わなかった。
　まさか、パパの精液を受けるためのナプキンが役にたつとは、、、、

　それにしても、隣の個室の男2人の話しが下世話すぎて嫌になる。
　早々に切り上げて別のお店に行こうかと思っていた所。

隣の個室の男
「JK妊娠！！いや～、アイツには金使ったからな～！危険日に2週間溜めたぶんを中出ししたったー！」

男のツレ
「あー、〇〇ちゃん？お前のハメ撮りで、オレ3回抜いちゃった！アハハー！まじ？あんな可愛い娘に出しちゃった訳？嫁と子供にいっちゃおうかな？よしっ！ここの飲み代お前持ちなー！口止め料？アハハっっ！」

　彼氏は気付かなかったみたいだけど、〇〇ちゃんは、、、私の名前。
　不妊で子供が出来ないはず？どういうこと？

　結果は私が妊娠した事が物語っていた。
　居酒屋の話から推測するに、私には飽きていて、新しい女の子に乗り換える前に私を妊娠させて棄てる算段のようだった。

　実際、私は生理が来ない。
　恐る恐る市販の検査薬にオシッコをかけて検査すると、妊娠している様だった。


　その後、パパに連絡するもののの中々会ってくれなかった。
　もちろん妊娠した事は伏せている。

　普通に誘ってもはぐらかされる、、私は女友達を誘いパパに3Pを提案した。

　女友達には私の取り分を渡すと伝えると喜んで参加してくれた。
　私たち女の子の穴に交互にチンポを差し込みパパは上機嫌♡

　女友達の中で果てるとグーグーとイビキをかいて寝始めた。
(ふうっ！眠剤が効いたみたい！！)

　事の初めにパパに飲ませたお酒の中に睡眠薬を入れていた私。
　30分の激しい運動？のせいか、薬が回りコトンと落ちてしまった。

女友達「まじ？やるの？男の急所でしょ？死ぬんじゃないの？、、、、」

　確かに、、、
　私は躊躇する女友達を先に退出させた。

(種無しって言ったんだから、マジで種無しにしてやるわ！)

　
　止血の為に髪を結んでいたゴムでキンタマ袋の付け根を巻いた。

　ぷっくりと形が露わになる。
　プリンとした２つのタマタマが確認出来た。
　私はゴムで縛った少し上にハサミを当てると躊躇なく切り落とした。

　ボトッ、、、シーツに転がるテニスボール程の塊を確認して私は部屋を後にした。