寝取らせ

MAMEDEN

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(最終話)

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 パンッッ、パン、クチュ、パチュ、、

 静かな部屋の中、男女の生殖器が接触する音だけが響く。

 すぐ横のイスにはユウマ君が座り、静かに成り行きを見守る。

 オレは既に一回射精していた事もあり、興奮度はMAXでありつつも、まだまだ余裕があった。
 思い返せば、ナミとエッチしても自分が気持ち良くなる事が優先で、無我夢中に挿入していた様に感じる。

 男は出して、はい終わりかもしれないが、イコール女性側が満足しているのとは違う。

 オレは初めて、ナミに絶頂を迎えてほしい!過去一気持ち良くなって欲しい!そんな感情でナミを抱きしめていた。

 挿入しながらも、片手でナミのクリトリスを優しく撫で、片方は首筋から耳の後ろにかけ愛撫する。
 口で硬くなった乳首を舌先で軽く転がし、チンポの挿入にも強弱をつけた!

 自分の射精の為ではなく、ナミに気持ち良くなって貰いたいだけの一心だった。

 3分程でナミに異変が起こる。
 
 「あっ!やめてっ!だめっ!?あっ、あっ、」
 ナミの身体は反り返り、硬く硬直する!

 「うわっ!!」
 過去に味わったことがない程に膣が収縮する、、、手のひらでギューっと握り締められる様な感覚、、、、特に、膣口の締まりがヤバかった。
 このまま、チンポがちぎれてしまう?位の膣圧!!!
 
 「はうっ!あっ、、、」
 オレは言葉にならない声を発し、ナミの中に全てを出した。

 2度、3度と痙攣を重ね、ナミの中に出していく。

 暫く、ナミと繋がったまま動けなかったが、生理反応は正直なもので、射精を終えたオレのチンポはみるみる縮み、ニュルンとナミの膣から外れ落ちる。

 ドロリとナミのワレメから流れ出る自分の精液を見て、不思議と焦りはなかった。

 何がなんでも責任を取る!
 そんな意思が固まっていたからだと思う。

 【寝取らせ】とは、言わば自分が見てないところ、あるいは別れた後に彼女がどんなSEXをするのか知りたいという、時空をも超える行為だと思った、、、、
 本来なら見ることの出来ない彼女の姿、未来を想像し興奮していた。

 実際、オレはナミの新たな一面を知るきっかけとなった。

 
~~~~~~~~~~~~.....


 .............その日を境に、オレは寝取らせを辞めた。
 ナミは「楽しかったのに~」
 なんて言ってくれるが、オレは気付いていた。

 マンネリ化を理由に、自分の性的興奮の為にナミを他の男に抱かせていた。
 でも。それこそが傲慢な考え方だった。

 ある日の夜も、その話しをナミとしていたら
 「ユウマ君ならいいでしょ~♪」

 「ダーメ!!オレはナミとず~と一緒に居たいから!嫌??」

 ナミは苦笑いしながら
 「遅いわよっ!私はもう、ずーっと前から思ってたのに!」

 オレは我慢出来ずにナミに抱きつき
 「いま、しよっ??」

 ナミは目を逸らしながら
 「うーん、イイけどお金とるよ?高いわよー!」

 そんなナミの仕草や言葉が好きだった。
 オレはナミを抱きしめながら
 「死ぬまで働いて全てナミに支払うよ!?ダメ?」

 ナミは恥ずかしそうに
 「じゃあ一発やらせてあげる!!あとは~、トオルの収入しだいかな、、あんっ、あっ、」

 ナミが話終わる前に、オレは彼女の唇にキスをした、、、、、。。。

 ナミの気持ちが揺れようとも...
 いや?
 オレの気持ちが揺らいでいたに過ぎなかった。

 オレはナミを仰向けに寝かせて足を開く。
 ワレメに口をつけ、止めどなく流れ出てくる透明な愛液を吸う。

 「ナミのここ、すごく綺麗だよ!」

 ナミは身をよじらせながらも
 「あんま嬉しくないな~、褒めるならネイルや髪型とか、、、色々あるでしょっ!?」

 行為中も冷静なナミに驚きながらも、ナミの次の一言に更に衝撃を受ける。

 「そんなにマンコが好きなら、来世はトオルも女の子に生まれたらいいね~!」

 そんなやりとりは過去にもあった為、適当に返答するオレ、、
 「そうなると、ナミと繋がれなくなるから来世も男でナミと付き合いたい!!」

 クチュクチュと、ワザと音をたてながらナミのワレメを激しく舐めた。

 ナミは喘ぎながらも
 「チンポ無くても、、ハアハア...女の子同士だって気持ち良くなれるんだから、、あっ、ハアハア...」

 オレはナミの隠された一面を更に知りたい欲求に駆られたが、もうその必要は無かった。
 男として、ナミと一緒にいることを決めていたから。

 ナミの言葉を遮るかのように、オレは自身をユックリとナミのワレメに挿入した。

 がっ!次の瞬間

 【ビュー、ビュル、、ビュッ】

 一瞬だった。
 予兆のない射精にオレ自身驚いた。

 そんな姿が面白かったのか、ナミは口に手をあて笑いを堪えているかのようだ。

 その瞬間、オレとナミは家族となる一歩を踏み出した。


===============================

 『寝取らせ』......少なくとも、オレとナミには必要なステップだったように感じる。
 
 ・・・・・仕事から帰りリビングでくつろぎながらも、聞こえるナミと子供の笑い声。
 オレは深く考えるのを止める。

 、、、もし。並行世界が存在したとしても、今の幸せを失いたく無かったから、、、  

===============================
 

 
 
 

 
 

 

 
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