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お登り蛇
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蛇帯和葉という少女を初めて目にした時、誰もがまずその瞳に目を奪われるだろう。
甘ったるい蜂蜜を、そのまま閉じ込めたような琥珀色の瞳。
その目は、蛇の目のようにも見える。
村人たちは、彼女の瞳を、神秘的で美しいという半面、奇妙で薄気味の悪いともいう。
和葉は、そんな村人たちから好奇の目に晒されるのを嫌がり、1人部屋に籠って本ばかり読んでいた。
そのうちすっかり本の虫になってしまった和葉は、様々な分野の本を読むようになった。
昔から物覚えの良かった和葉は、本を読めば読むほど知恵をつけた。
その後、和葉は両親の勧めもあり、都会の女学校に入学することとなった。
村は辺鄙な田舎にあり、和葉以外の少女は皆家の手伝いやら花嫁修業やらで、学校に行く子はいなかった。
家に引きこもりがちの和葉を無理やり外に出さず、様々な本を買い与えてくれただけでなく、学校にまで通わせてくれるという両親へ心からの感謝の気持ちと、ほんの少しの寂しさを胸に、和葉は上京した。
都会というものは、和葉の思っていた何倍も発展していた。
村ではまず見ない自動車というものが走っていたり、夜道も街灯が光っているおかげで明るい。
背広を着て、洒落たハットを被っている紳士とすれ違ったりもした。
田舎者丸出しの和葉は、物珍しそうに辺りをキョロキョロと見渡しながら、本より重いものを持ったことの無い手で、一生懸命重い風呂敷を運んだ。
女学校に着いた和葉は、まず組というもので分けられた。
和葉と同じ年の頃の娘が和葉も含めて十数人、1つの教室に集められた。
「これから皆さんは、同じ学び舎の仲間です。朝起きてから夜眠るまで、苦楽を共にしていくのです。学問はもちろん、礼儀作法などもしっかりと学び教養を身につけることで、良き妻、良き母となれるでしょう」
着物姿で品のある初老の女性が教卓にたって言った。
なるほど、この女性が教師なのだな。
周りを見渡すと、皆ソワソワとしていて落ち着きがない。
この後、女学校の設備についての説明を受け、上級生のお姉様がたにご挨拶を済ませれば初日の過程は終了。
まず最初に時間割というものが配られた。
さすがは都会の女学校。
上等で手触りの良い洋紙に、達者な筆で読みやすく日程が書かれていた。
和葉が、それらの日程に一通り目を通していると、礼儀作法や華道なんかの授業の多い中に、嬉しい文字が見えた。
【読書】
本の虫である和葉にとって、何よりも嬉しい授業だ。
さらに、校内には図書館という大きな書斎があり、生徒は好きにそこの本を読んだり借りたりしても良いらしい。
これは楽しくなりそうだと和葉が胸を高鳴らせていると、隣に座っていた少女に声をかけられた。
「初めまして、私の名前は望月チヨ。これからよろしくお願い致しますね。それにしても、貴女、綺麗な目をしていらっしゃるのですね。」
和葉は驚いて、思わずサッと顔を背けてしまった。
今までずっとひきこもっていた和葉にとって、初対面の相手に話しかけられるなんてこと、無かったのだ。
まして、引きこもりの原因とも言える目のことを指摘されてしまい、なんと答えていいのか分からない。
そんな和葉の様子に何かを察したのか、今度は申し訳なさそうな声で言った。
「私ったらごめんなさい、初対面の相手にこんな不躾に。」
見ると、チヨという少女は、やわらかそうな頬にタレ目が好印象を持たせる愛らしい容姿をしていた。
「あ、こちらこそ初めまして、私、蛇帯和葉と言います」
緊張で蚊の鳴くような声しか出せなかったが、チヨにはちゃんと聞こえたようだ。
良かった。
話してみると、チヨはとてもおしゃべりな娘だった。
「私ねぇ、父様と母様のススメでこの女学校に入学したんです。」
「あ、、私もです」
「あら本当?父様の言うには、学問や教養のきちんとした女性でなければ、素敵な殿方は誰も貰ってはくれないんですって。うちの家、江戸から続く商家なんですけれどね、最近西洋のものが多く入ってきたでしょう?それで経営が少し傾いてしまって、、あっ、この話秘密にしてくださいまし。だから少しでも私を良い家に嫁がせて、あわよくばって感じらしいですわ」
ほとんどチヨ1人で喋っている状態だ。
和葉は喋るのがあまり得意ではないので、ひたすら相槌を打っている。
「あらヤダ私ばっかり。和葉さんも、卒業したらどこかの家に嫁いだりなさるのですか?」
「いえ、私は、ただ本が好きで入学したので」
それを聞くとちよは少し大袈裟なぐらいに驚いた。
「ええ~!ここにいる皆さん私と同じような理由で入学なさってると思っていたのに、でも確かに、本来ここは勉強する場所ですものね。」
うんうんとチヨはうなづいた。
悪い子では無さそうだ。
その後、新入生全員でお姉様方のいらっしゃる上級教室へ向かった。
先程先生に言われた台詞を、全員で声を揃えて言う。
「「これからよろしくお願い致します」」
一礼したあとゆっくりと顔を上げると、じっくり舐め回すような視線を感じた。
お姉様方に査定されているのだ。
チヨはいち早くそのことに気づいたのか、人懐っこく愛想の良い笑顔を振りまいている。
商家の娘とだけあって、なかなか世渡りが上手い。
一方和葉は緊張のあまり蛇に睨まれた蛙よろしく固まってしまっていた。
するとお姉様のうち1人が和葉のことを見て一言、
「蛇みたい」
と呟いた。
すると一気に和葉に視線が集まり、みな口々に、
「確かに」
「肌もやけに白いし、白蛇のようね。なんだか気味悪い」
「そう?白い方が綺麗じゃない」
「あれは白いは白いでも蒼白い。もう少し日に当たった方がいい気がするわ」
と言いたい放題だ。
和葉は思わず俯いてしまった。
チヨはどうすることも出来ないと言った感じで、心配そうに見ていた。
すると見兼ねた女教師がパンと手を叩いた。
「はしたないですよ。そうやって他人の容姿にとやかく言う暇があるのなら、まずは自分を磨きなさい」
その声はまるで、鞭のように、しなやかで、尚且つ凛とした鋭い声だった。
お姉さま方は気まずそうに各々視線を逸らした。
辺りがしんと静まり返ったのを確認すると、女教師は和葉達を宿舎へと案内した。
今日からここで生活するのだ。
宿舎は2人1部屋で、和葉はチヨと同じ部屋だった。
部屋は机が2つと箪笥が1つ。
部屋の中央に空間があり、奥の押し入れから布団を取りだして眠るらしい。
和葉は早速重たい風呂敷包を机の上に開いて荷物の整理を始めた。
整理と言っても、服を箪笥にしまえばいいだけなので大したことは無い。
一方チヨは、大きなボストンバックを2つ。
ひいひい言いながら部屋に持ち込むと、中から大量の荷物を取りだした。
その中でも一際目立つのが、田舎者の和葉でも人目見たらわかる上等な簪だ。
瑠璃色や緋色などの色とりどりの簪が何本も入っている。
人の趣味に口を出す気のない和葉だが、年頃の娘なのでそれなりに気になったりはする。
特に気になったのは、似たような柄細工の簪が多い事だ。
こういったものがチヨは好きなのかと、何気なく覗き込んでいると、チヨがそのうちの簪の1本を和葉に手渡してきた。
「こちら、良かったら貰ってくださいな!うちの店の商品です!最近は櫛やリボンなんかの方が人気だけど、こっちもまだまだ粋だと思いません?」
仲良くなった印にくれるのだそうだ。
別に仲良くなったつもりは無いのだが、チヨが言うのでそういうことにしておく。
わざわざ家の商品を持ってくるとは、さては宣伝も兼ねているな。
「ありがとう。大切にさせていただくわね。」
和葉はそう言って簪を手に取りまじまじと見た。
一見質素だが、細かく彫られた美しい花模様は、決してそれが安物では無いことを物語っていた。
「父様も時代に合わせて商品を変化させていくおつもりらしくて、最近だとびいどろの珠飾りのついた簪も作ってらっしゃるの。うちの職人さん、みんなとても腕が良くてね」
チヨはまるで自分の事のようにえへんと胸を張った。
和葉はチヨのような素直な娘は嫌いじゃない。
これから楽しくなっていきそうだと、琥珀色の瞳を蛇のように細めた。
甘ったるい蜂蜜を、そのまま閉じ込めたような琥珀色の瞳。
その目は、蛇の目のようにも見える。
村人たちは、彼女の瞳を、神秘的で美しいという半面、奇妙で薄気味の悪いともいう。
和葉は、そんな村人たちから好奇の目に晒されるのを嫌がり、1人部屋に籠って本ばかり読んでいた。
そのうちすっかり本の虫になってしまった和葉は、様々な分野の本を読むようになった。
昔から物覚えの良かった和葉は、本を読めば読むほど知恵をつけた。
その後、和葉は両親の勧めもあり、都会の女学校に入学することとなった。
村は辺鄙な田舎にあり、和葉以外の少女は皆家の手伝いやら花嫁修業やらで、学校に行く子はいなかった。
家に引きこもりがちの和葉を無理やり外に出さず、様々な本を買い与えてくれただけでなく、学校にまで通わせてくれるという両親へ心からの感謝の気持ちと、ほんの少しの寂しさを胸に、和葉は上京した。
都会というものは、和葉の思っていた何倍も発展していた。
村ではまず見ない自動車というものが走っていたり、夜道も街灯が光っているおかげで明るい。
背広を着て、洒落たハットを被っている紳士とすれ違ったりもした。
田舎者丸出しの和葉は、物珍しそうに辺りをキョロキョロと見渡しながら、本より重いものを持ったことの無い手で、一生懸命重い風呂敷を運んだ。
女学校に着いた和葉は、まず組というもので分けられた。
和葉と同じ年の頃の娘が和葉も含めて十数人、1つの教室に集められた。
「これから皆さんは、同じ学び舎の仲間です。朝起きてから夜眠るまで、苦楽を共にしていくのです。学問はもちろん、礼儀作法などもしっかりと学び教養を身につけることで、良き妻、良き母となれるでしょう」
着物姿で品のある初老の女性が教卓にたって言った。
なるほど、この女性が教師なのだな。
周りを見渡すと、皆ソワソワとしていて落ち着きがない。
この後、女学校の設備についての説明を受け、上級生のお姉様がたにご挨拶を済ませれば初日の過程は終了。
まず最初に時間割というものが配られた。
さすがは都会の女学校。
上等で手触りの良い洋紙に、達者な筆で読みやすく日程が書かれていた。
和葉が、それらの日程に一通り目を通していると、礼儀作法や華道なんかの授業の多い中に、嬉しい文字が見えた。
【読書】
本の虫である和葉にとって、何よりも嬉しい授業だ。
さらに、校内には図書館という大きな書斎があり、生徒は好きにそこの本を読んだり借りたりしても良いらしい。
これは楽しくなりそうだと和葉が胸を高鳴らせていると、隣に座っていた少女に声をかけられた。
「初めまして、私の名前は望月チヨ。これからよろしくお願い致しますね。それにしても、貴女、綺麗な目をしていらっしゃるのですね。」
和葉は驚いて、思わずサッと顔を背けてしまった。
今までずっとひきこもっていた和葉にとって、初対面の相手に話しかけられるなんてこと、無かったのだ。
まして、引きこもりの原因とも言える目のことを指摘されてしまい、なんと答えていいのか分からない。
そんな和葉の様子に何かを察したのか、今度は申し訳なさそうな声で言った。
「私ったらごめんなさい、初対面の相手にこんな不躾に。」
見ると、チヨという少女は、やわらかそうな頬にタレ目が好印象を持たせる愛らしい容姿をしていた。
「あ、こちらこそ初めまして、私、蛇帯和葉と言います」
緊張で蚊の鳴くような声しか出せなかったが、チヨにはちゃんと聞こえたようだ。
良かった。
話してみると、チヨはとてもおしゃべりな娘だった。
「私ねぇ、父様と母様のススメでこの女学校に入学したんです。」
「あ、、私もです」
「あら本当?父様の言うには、学問や教養のきちんとした女性でなければ、素敵な殿方は誰も貰ってはくれないんですって。うちの家、江戸から続く商家なんですけれどね、最近西洋のものが多く入ってきたでしょう?それで経営が少し傾いてしまって、、あっ、この話秘密にしてくださいまし。だから少しでも私を良い家に嫁がせて、あわよくばって感じらしいですわ」
ほとんどチヨ1人で喋っている状態だ。
和葉は喋るのがあまり得意ではないので、ひたすら相槌を打っている。
「あらヤダ私ばっかり。和葉さんも、卒業したらどこかの家に嫁いだりなさるのですか?」
「いえ、私は、ただ本が好きで入学したので」
それを聞くとちよは少し大袈裟なぐらいに驚いた。
「ええ~!ここにいる皆さん私と同じような理由で入学なさってると思っていたのに、でも確かに、本来ここは勉強する場所ですものね。」
うんうんとチヨはうなづいた。
悪い子では無さそうだ。
その後、新入生全員でお姉様方のいらっしゃる上級教室へ向かった。
先程先生に言われた台詞を、全員で声を揃えて言う。
「「これからよろしくお願い致します」」
一礼したあとゆっくりと顔を上げると、じっくり舐め回すような視線を感じた。
お姉様方に査定されているのだ。
チヨはいち早くそのことに気づいたのか、人懐っこく愛想の良い笑顔を振りまいている。
商家の娘とだけあって、なかなか世渡りが上手い。
一方和葉は緊張のあまり蛇に睨まれた蛙よろしく固まってしまっていた。
するとお姉様のうち1人が和葉のことを見て一言、
「蛇みたい」
と呟いた。
すると一気に和葉に視線が集まり、みな口々に、
「確かに」
「肌もやけに白いし、白蛇のようね。なんだか気味悪い」
「そう?白い方が綺麗じゃない」
「あれは白いは白いでも蒼白い。もう少し日に当たった方がいい気がするわ」
と言いたい放題だ。
和葉は思わず俯いてしまった。
チヨはどうすることも出来ないと言った感じで、心配そうに見ていた。
すると見兼ねた女教師がパンと手を叩いた。
「はしたないですよ。そうやって他人の容姿にとやかく言う暇があるのなら、まずは自分を磨きなさい」
その声はまるで、鞭のように、しなやかで、尚且つ凛とした鋭い声だった。
お姉さま方は気まずそうに各々視線を逸らした。
辺りがしんと静まり返ったのを確認すると、女教師は和葉達を宿舎へと案内した。
今日からここで生活するのだ。
宿舎は2人1部屋で、和葉はチヨと同じ部屋だった。
部屋は机が2つと箪笥が1つ。
部屋の中央に空間があり、奥の押し入れから布団を取りだして眠るらしい。
和葉は早速重たい風呂敷包を机の上に開いて荷物の整理を始めた。
整理と言っても、服を箪笥にしまえばいいだけなので大したことは無い。
一方チヨは、大きなボストンバックを2つ。
ひいひい言いながら部屋に持ち込むと、中から大量の荷物を取りだした。
その中でも一際目立つのが、田舎者の和葉でも人目見たらわかる上等な簪だ。
瑠璃色や緋色などの色とりどりの簪が何本も入っている。
人の趣味に口を出す気のない和葉だが、年頃の娘なのでそれなりに気になったりはする。
特に気になったのは、似たような柄細工の簪が多い事だ。
こういったものがチヨは好きなのかと、何気なく覗き込んでいると、チヨがそのうちの簪の1本を和葉に手渡してきた。
「こちら、良かったら貰ってくださいな!うちの店の商品です!最近は櫛やリボンなんかの方が人気だけど、こっちもまだまだ粋だと思いません?」
仲良くなった印にくれるのだそうだ。
別に仲良くなったつもりは無いのだが、チヨが言うのでそういうことにしておく。
わざわざ家の商品を持ってくるとは、さては宣伝も兼ねているな。
「ありがとう。大切にさせていただくわね。」
和葉はそう言って簪を手に取りまじまじと見た。
一見質素だが、細かく彫られた美しい花模様は、決してそれが安物では無いことを物語っていた。
「父様も時代に合わせて商品を変化させていくおつもりらしくて、最近だとびいどろの珠飾りのついた簪も作ってらっしゃるの。うちの職人さん、みんなとても腕が良くてね」
チヨはまるで自分の事のようにえへんと胸を張った。
和葉はチヨのような素直な娘は嫌いじゃない。
これから楽しくなっていきそうだと、琥珀色の瞳を蛇のように細めた。
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