174 / 187
4.最終章
10. 魔獣の復活
しおりを挟む
「まったく、国が大分安定してきたと思ったら、まさか神話級の魔獣の復活の日が近いとはな」
玉座にふんぞりかえりながらテオドールが呟いた。
その前には聖杯「ファントリウム」が置かれている。
「そのため、大神の力を持つものを集めていたのだろうが、随分面倒ごとを神は私に押し付けてくれたものだ」
と、うんざりした口調でぼやく。
「貴方にしては珍しいですね。愚痴だなんて」
隣に控えていたコロネがテオドールに言えば
「五月蝿い。お前のせいだ。何故そんな紋章を引き受けた?
これでお前は必ず前線にでて魔獣と戦わねばいけなくなったのだぞ?」
と、テオドールが不貞腐れる。
そう――ファントリウムを召喚する際、それと同時に、聖杯を使える者を選別するように大天使に迫られた。
その時、コロネが名乗りをあげてしまったのだ。
コロネの右腕には聖杯を使える資格を持つものに与えられる「神々の紋章」が刻まれている。
当のコロネは少し嬉しそうに
「これで貴方と同じですね。少しは心配する方の気持ちもわかってもらえましたか?」
と、微笑んだ。
「……まったく、お前は」
彼らしくなく不機嫌な様子を隠さないテオドールになぜかコロネは少し勝ち誇った表情になる。
いつも心配させられる立場だったのが、入れ替わった事がよほど嬉しいらしい。
もちろん、コロネとて半端な覚悟で引き受けたわけではないのだが。
そんな二人を遠くから見つめ、猫は大きくため息をついた。
純粋にテオドールと同じ立場になれたことを喜ぶコロネに、その紋章のせいで将来過酷な目にあう事を知っている猫の心中は複雑だった。
レオン達に拷問される光景がまた脳裏に蘇ってしまい吐きそうになる。
時々無性に過去のコロネをそのまま未来に連れていってしまいたくなる衝動に駆られる。
そんなことをすれば未来コロネと過去コロネの二人が消滅してしまうので絶対無理なのだが。
――頭ではわかっていても、気持ちはどうにもならない。
ああ――未来のコロネやリリ達に会いたいな。
などと思ってしまい、猫は頭を振った。
今は過去コロネの護衛に集中しないと。
猫は気持ちを切り替えるように、そのまま歩き出すのだった。
△▲△
「あ、猫さーーーん!!」
猫とコロネが城の闘技場で戦闘訓練中、元気よく声をかけられた。
二人がそちらに視線をうつせば、元気よく手を振るまだ若い金髪の人懐っこそうな男とその隣には茶髪の気の強そうな女が立っている。
「ああ、グレイにシルビア」
猫が二人の名を呼べば、二人は嬉しそうに微笑んだ。
二人とも大神の魂を内包するテオドール直属の騎士団。白銀騎士団の騎士だ。
「いいなー、またコロネさん修行つけてもらってるー。
今度うちらにも修行してくださいよ」
まだ若いグレイが頬を膨らませながら言えば
「仕方ない。愛の差だ!」
と、恥ずかしげもなく猫が胸をはっていう。
「うわぁ。またこの人恥ずかしげもなくそういう事言うし。
コロネさーん、猫さんの愛ちょっとでいいから俺にもわけてくださいー」
と、グレイ。
「ふふふふ。残念この愛はコロネ限定だから!」
「うわー。だから何でそういう恥ずかしいセリフ言えるかなこの人は」
「に、しても二人とも仕事終わったのか?」
修行してた手をとめ、猫がグレイと絡み出す。
コロネはやれやれと、ため息をついた。
コロネは時折シルビアから鋭い視線を投げかけられるが、気づかないふりをする。
猫は、見ての通り顔立ちもよく、長身で、そして強い。
何より、男性なのに妙に気がきくので、密かに女性達に人気なのはコロネも知っている。
そのせいか、時折嫉妬に似た視線を感じる事があるのだ。
シルビアもきっと猫に好意を抱いているのだろう。
猫に好意を寄せる女性が多すぎて、気にしていたらキリがない。
猫がはじめ、男色家を宣言して護衛についたせいで、コロネを好きだという設定はいまだそのままだ。
もう少しまともな理由で、護衛についてくれればよかったのにとコロネはため息をつく。
――ゾクリ。
一瞬、嫉妬や妬みなどではない、全身を氷つかせるかのような視線を感じ、コロネは辺を見回した。
シルビアはもう視線を猫にうつし、ニコニコしているし、猫も気づいてないのかグレイといまだ漫才に興じている。
猫が気付かなかったなら気のせいだろうか?
コロネが気配を探るが、怪しい気配などどこにもない。
「コロネ、グレイとシルビアも修行に混ざりたいらしいけどいいか?」
「あ、はい。かまいませんよ」
猫に聞かれ、コロネは頷いた。
「わーやった!コロネさん愛してるー!」
「ちょ!コロネは自分のだし!!」
と、また漫才を始め出す二人。コロネはちょっと仲の良さに嫉妬する。
自分も気の利いた冗談を言えるようになれば、もう少し猫との距離を縮められるのだろうかと。
もう、猫が来てくれてから1年経過したが、いまだ保護者と保護される側の立場はかわっていない。
猫はいつまでたってもコロネの母親的態度なのだ。
たかが一年で立場がかわれるとは思ってはいないが……。
猫が元の時代に戻ってしまう前に隣を歩けるくらいにはなりたいと、願ってしまう。
「コロネーどうしたー?
もう少し広い闘技場にいくぞー?」
猫に声をかけられて、コロネは、はっとする。
「は、はい!今行きます!」
言って、慌てて猫の背を追いかけるのだった。
玉座にふんぞりかえりながらテオドールが呟いた。
その前には聖杯「ファントリウム」が置かれている。
「そのため、大神の力を持つものを集めていたのだろうが、随分面倒ごとを神は私に押し付けてくれたものだ」
と、うんざりした口調でぼやく。
「貴方にしては珍しいですね。愚痴だなんて」
隣に控えていたコロネがテオドールに言えば
「五月蝿い。お前のせいだ。何故そんな紋章を引き受けた?
これでお前は必ず前線にでて魔獣と戦わねばいけなくなったのだぞ?」
と、テオドールが不貞腐れる。
そう――ファントリウムを召喚する際、それと同時に、聖杯を使える者を選別するように大天使に迫られた。
その時、コロネが名乗りをあげてしまったのだ。
コロネの右腕には聖杯を使える資格を持つものに与えられる「神々の紋章」が刻まれている。
当のコロネは少し嬉しそうに
「これで貴方と同じですね。少しは心配する方の気持ちもわかってもらえましたか?」
と、微笑んだ。
「……まったく、お前は」
彼らしくなく不機嫌な様子を隠さないテオドールになぜかコロネは少し勝ち誇った表情になる。
いつも心配させられる立場だったのが、入れ替わった事がよほど嬉しいらしい。
もちろん、コロネとて半端な覚悟で引き受けたわけではないのだが。
そんな二人を遠くから見つめ、猫は大きくため息をついた。
純粋にテオドールと同じ立場になれたことを喜ぶコロネに、その紋章のせいで将来過酷な目にあう事を知っている猫の心中は複雑だった。
レオン達に拷問される光景がまた脳裏に蘇ってしまい吐きそうになる。
時々無性に過去のコロネをそのまま未来に連れていってしまいたくなる衝動に駆られる。
そんなことをすれば未来コロネと過去コロネの二人が消滅してしまうので絶対無理なのだが。
――頭ではわかっていても、気持ちはどうにもならない。
ああ――未来のコロネやリリ達に会いたいな。
などと思ってしまい、猫は頭を振った。
今は過去コロネの護衛に集中しないと。
猫は気持ちを切り替えるように、そのまま歩き出すのだった。
△▲△
「あ、猫さーーーん!!」
猫とコロネが城の闘技場で戦闘訓練中、元気よく声をかけられた。
二人がそちらに視線をうつせば、元気よく手を振るまだ若い金髪の人懐っこそうな男とその隣には茶髪の気の強そうな女が立っている。
「ああ、グレイにシルビア」
猫が二人の名を呼べば、二人は嬉しそうに微笑んだ。
二人とも大神の魂を内包するテオドール直属の騎士団。白銀騎士団の騎士だ。
「いいなー、またコロネさん修行つけてもらってるー。
今度うちらにも修行してくださいよ」
まだ若いグレイが頬を膨らませながら言えば
「仕方ない。愛の差だ!」
と、恥ずかしげもなく猫が胸をはっていう。
「うわぁ。またこの人恥ずかしげもなくそういう事言うし。
コロネさーん、猫さんの愛ちょっとでいいから俺にもわけてくださいー」
と、グレイ。
「ふふふふ。残念この愛はコロネ限定だから!」
「うわー。だから何でそういう恥ずかしいセリフ言えるかなこの人は」
「に、しても二人とも仕事終わったのか?」
修行してた手をとめ、猫がグレイと絡み出す。
コロネはやれやれと、ため息をついた。
コロネは時折シルビアから鋭い視線を投げかけられるが、気づかないふりをする。
猫は、見ての通り顔立ちもよく、長身で、そして強い。
何より、男性なのに妙に気がきくので、密かに女性達に人気なのはコロネも知っている。
そのせいか、時折嫉妬に似た視線を感じる事があるのだ。
シルビアもきっと猫に好意を抱いているのだろう。
猫に好意を寄せる女性が多すぎて、気にしていたらキリがない。
猫がはじめ、男色家を宣言して護衛についたせいで、コロネを好きだという設定はいまだそのままだ。
もう少しまともな理由で、護衛についてくれればよかったのにとコロネはため息をつく。
――ゾクリ。
一瞬、嫉妬や妬みなどではない、全身を氷つかせるかのような視線を感じ、コロネは辺を見回した。
シルビアはもう視線を猫にうつし、ニコニコしているし、猫も気づいてないのかグレイといまだ漫才に興じている。
猫が気付かなかったなら気のせいだろうか?
コロネが気配を探るが、怪しい気配などどこにもない。
「コロネ、グレイとシルビアも修行に混ざりたいらしいけどいいか?」
「あ、はい。かまいませんよ」
猫に聞かれ、コロネは頷いた。
「わーやった!コロネさん愛してるー!」
「ちょ!コロネは自分のだし!!」
と、また漫才を始め出す二人。コロネはちょっと仲の良さに嫉妬する。
自分も気の利いた冗談を言えるようになれば、もう少し猫との距離を縮められるのだろうかと。
もう、猫が来てくれてから1年経過したが、いまだ保護者と保護される側の立場はかわっていない。
猫はいつまでたってもコロネの母親的態度なのだ。
たかが一年で立場がかわれるとは思ってはいないが……。
猫が元の時代に戻ってしまう前に隣を歩けるくらいにはなりたいと、願ってしまう。
「コロネーどうしたー?
もう少し広い闘技場にいくぞー?」
猫に声をかけられて、コロネは、はっとする。
「は、はい!今行きます!」
言って、慌てて猫の背を追いかけるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる