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変わる体
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「…シリウスってさ、恋愛対象どっちなんだ?」
「恋愛……?」
「そう、男か女か……あ、嫌なら言わなくても…」
「恋愛……?」
「え……まさか、恋愛知らない?」
男が好きか女が好きか以前の問題だった。
俺に恋愛感情は抱いていないだろう事は分かるが、シリウスはそもそも恋愛をした事がないのか。
じゃあ性処理はどうしているのか聞いたら「したいと言う相手に勝手にさせている」ととんでも発言をしていた。
いまだに童貞の俺に喧嘩売ってんのか!?
俺は一度もしたいなんて言ってねぇし、シリウスの相手は常に女の魔物だったらしく…ますます分からない。
ビクともしない壁を軽く叩いて、後ろを振り返り驚いた。
俺のすぐ後ろにシリウスが立っていて、見下ろされた。
「な、何?」
「……不思議だ、お前は違った」
「……えっ」
「レインを前にすると、我慢が出来ない」
そう言ったシリウスは俺の腕を掴んで壁に押し付けられた。
……これって、もしかしてヤバい状態じゃないか?
俺に覆い被さってきて、首筋に鼻を付けてにおいを嗅いでいた。
くすぐったくて、ゾワゾワとした変な感じがした。
ヌルッとした感触がして「うひっ!!」と変な声が出ていた。
シリウスの力が強すぎて、振りほどけない。
なんで俺だけ特別なんだよ!そんな特別いらない!
「し、シリウスッ…待てって……ぁっ」
内腿を親指でなぞられて、ビクッと反応した。
首筋を舌で撫でられて、チュッと吸われると体の奥から電気のようなものが走った。
シリウスが息を吐くだけで、顔が熱くなる。
思い出す、アイツが俺にしてきた事を…
一人でした物足りなさを…
ダメだダメだ、またしたら…また…乱れてしまう。
「シリウッ……んっ、んぅっ…はぁ」
名前を言おうとしたら、シリウスに唇を塞がれた。
舌を絡め合い、吸われて足の間にシリウスの足が割り込んできた。
グッと足を動かされて、ズボンに擦れて声が漏れる。
唇が離されても、すぐに塞がれて息が出来ないほど口付けをされる。
俺のファーストキスもセカンドキスも敵に奪われるなんて……
片手が解放されて、シリウスの手が俺の服の下に入ってくる。
腰を触られると、足の力が抜けてシリウスに支えられた。
シリウスの顔が近付いてきたから、解放された手でシリウスの口を押さえた。
「ま、待って…」
「……?」
「その、ここじゃ…誰かに見られてるから」
ここじゃなければいいのかと、自分で疑問に思うが…とりあえず今は脱出したい。
それに、見られている気配を感じるのは本当だ。
シリウスも視線に気付いているのか、小さくため息を吐いた。
俺の後ろにある壁に手を置いて、再び俺の顔に近付いてきた。
ちゃんと話を理解出来ているのか!?
顔を逸らすと、首筋に顔を埋められた。
軽く噛まれて、下半身がズボンを押し上げている。
痛いのに感じるなんて、これじゃあ本当に変態だ。
「恋愛……?」
「そう、男か女か……あ、嫌なら言わなくても…」
「恋愛……?」
「え……まさか、恋愛知らない?」
男が好きか女が好きか以前の問題だった。
俺に恋愛感情は抱いていないだろう事は分かるが、シリウスはそもそも恋愛をした事がないのか。
じゃあ性処理はどうしているのか聞いたら「したいと言う相手に勝手にさせている」ととんでも発言をしていた。
いまだに童貞の俺に喧嘩売ってんのか!?
俺は一度もしたいなんて言ってねぇし、シリウスの相手は常に女の魔物だったらしく…ますます分からない。
ビクともしない壁を軽く叩いて、後ろを振り返り驚いた。
俺のすぐ後ろにシリウスが立っていて、見下ろされた。
「な、何?」
「……不思議だ、お前は違った」
「……えっ」
「レインを前にすると、我慢が出来ない」
そう言ったシリウスは俺の腕を掴んで壁に押し付けられた。
……これって、もしかしてヤバい状態じゃないか?
俺に覆い被さってきて、首筋に鼻を付けてにおいを嗅いでいた。
くすぐったくて、ゾワゾワとした変な感じがした。
ヌルッとした感触がして「うひっ!!」と変な声が出ていた。
シリウスの力が強すぎて、振りほどけない。
なんで俺だけ特別なんだよ!そんな特別いらない!
「し、シリウスッ…待てって……ぁっ」
内腿を親指でなぞられて、ビクッと反応した。
首筋を舌で撫でられて、チュッと吸われると体の奥から電気のようなものが走った。
シリウスが息を吐くだけで、顔が熱くなる。
思い出す、アイツが俺にしてきた事を…
一人でした物足りなさを…
ダメだダメだ、またしたら…また…乱れてしまう。
「シリウッ……んっ、んぅっ…はぁ」
名前を言おうとしたら、シリウスに唇を塞がれた。
舌を絡め合い、吸われて足の間にシリウスの足が割り込んできた。
グッと足を動かされて、ズボンに擦れて声が漏れる。
唇が離されても、すぐに塞がれて息が出来ないほど口付けをされる。
俺のファーストキスもセカンドキスも敵に奪われるなんて……
片手が解放されて、シリウスの手が俺の服の下に入ってくる。
腰を触られると、足の力が抜けてシリウスに支えられた。
シリウスの顔が近付いてきたから、解放された手でシリウスの口を押さえた。
「ま、待って…」
「……?」
「その、ここじゃ…誰かに見られてるから」
ここじゃなければいいのかと、自分で疑問に思うが…とりあえず今は脱出したい。
それに、見られている気配を感じるのは本当だ。
シリウスも視線に気付いているのか、小さくため息を吐いた。
俺の後ろにある壁に手を置いて、再び俺の顔に近付いてきた。
ちゃんと話を理解出来ているのか!?
顔を逸らすと、首筋に顔を埋められた。
軽く噛まれて、下半身がズボンを押し上げている。
痛いのに感じるなんて、これじゃあ本当に変態だ。
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