遠き道を -儒者 林鳳岡の風景-

深川ひろみ

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主要参考文献&ひとこと

主要参考文献

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〇主要参考文献(順不同・敬称略)

『江戸幕府と儒学者 -林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い-』揖斐高(中公新書)2014年
『史料纂集110 國史館日録 第一』(続群書類従完成会)1997年
『史料纂集114 國史館日録 第二』(続群書類従完成会)1998年
『江戸教育思想史研究』前田勉(思文閣出版)2016年
『近世儒家文集集成 第12巻 鵞峰林学士文集』(ぺりかん社)1997年
『鳳岡林先生文集』(勉誠出版)2014年
『人物叢書 林羅山』堀勇雄(吉川弘文館)1964年
『林羅山』鈴木健一(ミネルヴァ書房)2012年
『林羅山・(附)林鵝峰』宇野茂彦(明徳出版社)1992年
『国史大系 徳川実紀 第四篇』(吉川弘文館)1976年
『山崎闇斎』澤井啓一(ミネルヴァ書房)2014年
『山崎闇斎の世界』田尻裕一郎(ぺりかん社)2006年
『山崎闇斎全集 第一集』(ぺりかん社)1978年
『会津藩に於ける山崎闇齋』前田恒治(西澤書店)1935年
『近世日本釈奠の研究』須藤敏夫(思文閣出版)2001年
『中国古典新書 易経』赤塚忠(明徳出版社)1974年
『東アジアの中の日本歴史五 日中儒学の比較』王家驊(六興出版)1988年
『官職要解』和田英松(講談社学術文庫)1983年
「林鵝峰「西風涙露」翻訳(上)」『江戸風雅 第八号』より(江戸風雅の会)2013年
「弘文院学士号取得に見る林家の大望 -幕府文教施策との関連性の視点から-」朱全安
「江戸初期幕府の文教態勢における林家の役割 -林家と大名・幕閣との交際を通して-」朱全安
「寛政期昌平坂学問所の釈奠改革と「礼」の問題:教育世界の敬神と秩序」李月珊(2015年)
「清初入関前の内三院について -その構成員を中心に-」磯部淳史
「江戸版以前の出版界」柏崎順子(2017年)
「写真と図版で見る 史跡 湯島聖堂」斯文会

 その他、多くのWEB記事にお世話になりました。お礼申し上げます。

〇ひとこと
 山崎闇斎ファンの作者ですが、地味で地道な林家の在り方にも惹かれるものがあります。
 実子を持たず家は断絶したものの、その門流は血縁を超えて長く受け継がれた闇斎と、世襲制の林家。博学を斥けた闇斎(ただし、闇斎自体は非常に幅広い読書家で、自らの知に誇りを持っていました)と、博学をむしろ家業として推進した林家。僧衣をかなぐり捨て、土佐を追放されても儒者として立とうとした闇斎と、剃髪して僧衣をまといつつ、儒臣として仕えた林家。意識して対抗しているのかと思うほど対照的な両者です。
 鵞峰や梅洞(春信)に比べ、三代目鳳岡(春常)にちょっとイライラする方もいらっしゃるかもしれませんが、真面目で朴訥なかれも愛してやって下されば幸いです。この後、新進気鋭の新井白石の挑戦を受け、苦労することになりますが、そんな物語もまた書いていければいいなと思っています。
 有難うございました。
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