25 / 44
25 【サイド】ウンディーネ
しおりを挟む
「リンちゃん、聖女の力……だいぶついてきたわね」
ぽつりと呟きながら、ウンディーネは小さくなってきたガラクタゴミ山を見つめた。
今日もリンは、スネクの特訓で地下訓練室へ。
部屋にひとり残されたウンディーネは、ため息と一緒に手を組みながら朝、リンと一緒に片付けているゴミ山を見つめた。
「ペース、早すぎるのよ……」
魔王城に来たばかりの頃のリンは、風に揺れるタンポポみたいだった。
髪はぼさぼさ、肌も荒れて、体もガリガリ。
ボインであれば、全てが叶うと信じて「ボインになりたい」を連呼するわりに、色気もなければ、魔王に対してのガードも甘々。
聖女? まさかねって本気で思ってた。
なのに今は――
真っすぐ前を見て歩く。
姿勢が美しい。
メイドたちの視線が変わってきたのも、絶対、気のせいじゃない。
最初はあのメイドたちも笑ってたくせに、最近は……嫉妬。
気づいているのかいないのか?
鋭い視線と、少しでも隙があれば陥れてやろうという女の欲望がピリピリと伝わってくる。
「……あの子を守る方が、大変かもしれないわね」
少なくともこのいわく部屋に入れたのは正解だったわ。
これが魔王さまの近くの部屋だったらあの子はどんな扱いを受けていたことか?
ふーっ、他人の恋路はどうにもできないけど、せめてしっかりとリンを守ってやりなさいよね。
ウンディーネはこの部屋から出て行って以来、姿が見えない魔王にいらいらしながら、視線をふとゴミ山へ向ける。
「でも……その前に、私の番か」
このゴミ山はウンディーネにとってもいわくつきだ。
かつて魔王に託した、人間だった時の愛した人との思い出の品。怨霊になりそうになった自分が、その品を手放すことで、自身の人間だった時の浄化力と魔王の力で精霊になった。
この呪われた山のどこかに、それが眠っている。
もしリンが見つけてしまったら――
「……覚悟、できてないのに」
そのとき、ふわりと風が吹き抜けた。
「やっほ~、おおっ!お掃除進んでるじゃん」
エアリアがふわっと舞い降りて、曰く付きごみ山の減り具合に目を丸くした。
「リンちゃんがいる時に来てあげたらいいのに。あの子寂しなってるからね。」
「今スネクの特訓中よね。だんだん磨きがかかってるし、自信が顔つきに表れ始めてたわ」
嬉しそうにエアリアが話す。
「そうね。そして、多分……私より強いわよ、聖女としての能力がとても高いわ」
「ウンディーネが言うなら、相当ね。でも、そのせいで嫌がらせが悪化してる」
エアリアは困ったように眉を顰めて小声でいう。
「……なにがあったの?」
ウンディーネも眉をひそめる。
「今日なんて、水ぶっかけられてた」
「はぁ!?」
ウンディーネの顔がひくつく。
「でもリンちゃんね、にっこり笑ってこう言ったの。“あら、そんなことしかできないなんて可哀想。私ならそんなことしないけど”って」
「うそ……あのリンちゃんが!」
「そのあと私に『乾かして』って頼んで、わたしが横から風で乾したら“失礼します”って。完璧だったわ」
「スネク、やりすぎよ……」
「でも似合ってたよ。乾かす間、じっと薄く微笑みながらその女たちをただ見てるの。“視線でねじ伏せる女”って感じ」
「あのピュアだったリンちゃんが……」
ウンディーネがひきつった顔をなんとか戻そうとゆらゆら揺れると、エアリアはにやりと口角を上げた。
「魔王さまからリンちゃんは寵愛、受けてるからね。どっちにしてもやった子たちも、無事にはすまないわよ?」
「……寵愛?だってあの男、一切顔も出さないわよ?リンが寂しがっているのを知っている身としては、一日5分でもいいから会いに来てやれよと思うんだけどね」
ウンディーネがため息をつくと、エアリアはニヤッと笑った。
「ふふん、知らないの? 魔王さま、毎晩リンちゃんの寝顔見に来てるわよ」
「な……!?」
「布団蹴ってたらかけ直して、頬とか撫でたりして」
「それ、アウトじゃないの!?」
「寝てるからセーフでしょ? リンちゃん、帰る場所ないんだもん。保護者のひとりやふたり、いてもいいじゃない」
エアリアはふわふわ漂いながら、ぽつりと言った。
「人間の世界にも、魔物の世界にも、彼女の居場所はないんだよ。精霊になれば話は別だけど……中途半端なままだと、どこにも属せない」
「それでも、誰か一人でも味方がいたら……家族みたいに思ってくれる人がいれば……それだけで救われるものよね。なんだ、ちゃんとこっそり会いに来てたのか。なに?やっぱりリンちゃんみたいな子が好みなの?」
ウンディーネはそれならそれで、どうしようかと呟いた。
「ま、魔王さまはその辺まったく自覚してないみたいだけど。あの人も家族はいないから、同じような境遇に惹かれたのかなあ」
エアリアは、魔王がすでにリンに恋に落ちていると思っているようだ。
たしかに、顔を見に来てやればいいのにというのは、見にこないと思っているからこっちが思っていたことであって、本当に毎晩見にくるとなると、かなり、動揺、本当に魔王さまらしくない。
どちらかというと、フレンドリーに見せかけて、誰に対しても冷静平等。
本当に心を許しているのはトミーにだけだと思っていたが。
それとも勇者、もしくは聖女という肩書きが気になっているのだろうか?
「……まあ、あの人は一定のところで線を引くでしょう」
ウンディーネは魔王の普段の姿からそう考える。
リンは人間だし、連れてきた手前、目を離すわけにはいかないからあの距離感なんじゃないだろうか?
それこそ、父親みたいな....
「本人だけは“保護者のつもり”で、着実に沼にハマってるっていうのが……いいよねぇ」
「なにがいいのよ」
「ううん、なんでも」
エアリアはくすくすと笑い、また風に溶けるように姿を消した。
残されたウンディーネは、曰く付きゴミ山を見つめなおす。
「……急がなきゃ、私の気持ちのほうが間に合わなくなるかもね」
ぽつりと呟きながら、ウンディーネは小さくなってきたガラクタゴミ山を見つめた。
今日もリンは、スネクの特訓で地下訓練室へ。
部屋にひとり残されたウンディーネは、ため息と一緒に手を組みながら朝、リンと一緒に片付けているゴミ山を見つめた。
「ペース、早すぎるのよ……」
魔王城に来たばかりの頃のリンは、風に揺れるタンポポみたいだった。
髪はぼさぼさ、肌も荒れて、体もガリガリ。
ボインであれば、全てが叶うと信じて「ボインになりたい」を連呼するわりに、色気もなければ、魔王に対してのガードも甘々。
聖女? まさかねって本気で思ってた。
なのに今は――
真っすぐ前を見て歩く。
姿勢が美しい。
メイドたちの視線が変わってきたのも、絶対、気のせいじゃない。
最初はあのメイドたちも笑ってたくせに、最近は……嫉妬。
気づいているのかいないのか?
鋭い視線と、少しでも隙があれば陥れてやろうという女の欲望がピリピリと伝わってくる。
「……あの子を守る方が、大変かもしれないわね」
少なくともこのいわく部屋に入れたのは正解だったわ。
これが魔王さまの近くの部屋だったらあの子はどんな扱いを受けていたことか?
ふーっ、他人の恋路はどうにもできないけど、せめてしっかりとリンを守ってやりなさいよね。
ウンディーネはこの部屋から出て行って以来、姿が見えない魔王にいらいらしながら、視線をふとゴミ山へ向ける。
「でも……その前に、私の番か」
このゴミ山はウンディーネにとってもいわくつきだ。
かつて魔王に託した、人間だった時の愛した人との思い出の品。怨霊になりそうになった自分が、その品を手放すことで、自身の人間だった時の浄化力と魔王の力で精霊になった。
この呪われた山のどこかに、それが眠っている。
もしリンが見つけてしまったら――
「……覚悟、できてないのに」
そのとき、ふわりと風が吹き抜けた。
「やっほ~、おおっ!お掃除進んでるじゃん」
エアリアがふわっと舞い降りて、曰く付きごみ山の減り具合に目を丸くした。
「リンちゃんがいる時に来てあげたらいいのに。あの子寂しなってるからね。」
「今スネクの特訓中よね。だんだん磨きがかかってるし、自信が顔つきに表れ始めてたわ」
嬉しそうにエアリアが話す。
「そうね。そして、多分……私より強いわよ、聖女としての能力がとても高いわ」
「ウンディーネが言うなら、相当ね。でも、そのせいで嫌がらせが悪化してる」
エアリアは困ったように眉を顰めて小声でいう。
「……なにがあったの?」
ウンディーネも眉をひそめる。
「今日なんて、水ぶっかけられてた」
「はぁ!?」
ウンディーネの顔がひくつく。
「でもリンちゃんね、にっこり笑ってこう言ったの。“あら、そんなことしかできないなんて可哀想。私ならそんなことしないけど”って」
「うそ……あのリンちゃんが!」
「そのあと私に『乾かして』って頼んで、わたしが横から風で乾したら“失礼します”って。完璧だったわ」
「スネク、やりすぎよ……」
「でも似合ってたよ。乾かす間、じっと薄く微笑みながらその女たちをただ見てるの。“視線でねじ伏せる女”って感じ」
「あのピュアだったリンちゃんが……」
ウンディーネがひきつった顔をなんとか戻そうとゆらゆら揺れると、エアリアはにやりと口角を上げた。
「魔王さまからリンちゃんは寵愛、受けてるからね。どっちにしてもやった子たちも、無事にはすまないわよ?」
「……寵愛?だってあの男、一切顔も出さないわよ?リンが寂しがっているのを知っている身としては、一日5分でもいいから会いに来てやれよと思うんだけどね」
ウンディーネがため息をつくと、エアリアはニヤッと笑った。
「ふふん、知らないの? 魔王さま、毎晩リンちゃんの寝顔見に来てるわよ」
「な……!?」
「布団蹴ってたらかけ直して、頬とか撫でたりして」
「それ、アウトじゃないの!?」
「寝てるからセーフでしょ? リンちゃん、帰る場所ないんだもん。保護者のひとりやふたり、いてもいいじゃない」
エアリアはふわふわ漂いながら、ぽつりと言った。
「人間の世界にも、魔物の世界にも、彼女の居場所はないんだよ。精霊になれば話は別だけど……中途半端なままだと、どこにも属せない」
「それでも、誰か一人でも味方がいたら……家族みたいに思ってくれる人がいれば……それだけで救われるものよね。なんだ、ちゃんとこっそり会いに来てたのか。なに?やっぱりリンちゃんみたいな子が好みなの?」
ウンディーネはそれならそれで、どうしようかと呟いた。
「ま、魔王さまはその辺まったく自覚してないみたいだけど。あの人も家族はいないから、同じような境遇に惹かれたのかなあ」
エアリアは、魔王がすでにリンに恋に落ちていると思っているようだ。
たしかに、顔を見に来てやればいいのにというのは、見にこないと思っているからこっちが思っていたことであって、本当に毎晩見にくるとなると、かなり、動揺、本当に魔王さまらしくない。
どちらかというと、フレンドリーに見せかけて、誰に対しても冷静平等。
本当に心を許しているのはトミーにだけだと思っていたが。
それとも勇者、もしくは聖女という肩書きが気になっているのだろうか?
「……まあ、あの人は一定のところで線を引くでしょう」
ウンディーネは魔王の普段の姿からそう考える。
リンは人間だし、連れてきた手前、目を離すわけにはいかないからあの距離感なんじゃないだろうか?
それこそ、父親みたいな....
「本人だけは“保護者のつもり”で、着実に沼にハマってるっていうのが……いいよねぇ」
「なにがいいのよ」
「ううん、なんでも」
エアリアはくすくすと笑い、また風に溶けるように姿を消した。
残されたウンディーネは、曰く付きゴミ山を見つめなおす。
「……急がなきゃ、私の気持ちのほうが間に合わなくなるかもね」
0
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
偽聖女として私を処刑したこの世界を救おうと思うはずがなくて
奏千歌
恋愛
【とある大陸の話①:月と星の大陸】
※ヒロインがアンハッピーエンドです。
痛めつけられた足がもつれて、前には進まない。
爪を剥がされた足に、力など入るはずもなく、その足取りは重い。
執行官は、苛立たしげに私の首に繋がれた縄を引いた。
だから前のめりに倒れても、後ろ手に拘束されているから、手で庇うこともできずに、処刑台の床板に顔を打ち付けるだけだ。
ドッと、群衆が笑い声を上げ、それが地鳴りのように響いていた。
広場を埋め尽くす、人。
ギラギラとした視線をこちらに向けて、惨たらしく殺される私を待ち望んでいる。
この中には、誰も、私の死を嘆く者はいない。
そして、高みの見物を決め込むかのような、貴族達。
わずかに視線を上に向けると、城のテラスから私を見下ろす王太子。
国王夫妻もいるけど、王太子の隣には、王太子妃となったあの人はいない。
今日は、二人の婚姻の日だったはず。
婚姻の禍を祓う為に、私の処刑が今日になったと聞かされた。
王太子と彼女の最も幸せな日が、私が死ぬ日であり、この大陸に破滅が決定づけられる日だ。
『ごめんなさい』
歓声をあげたはずの群衆の声が掻き消え、誰かの声が聞こえた気がした。
無機質で無感情な斧が無慈悲に振り下ろされ、私の首が落とされた時、大きく地面が揺れた。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
聖女解任ですか?畏まりました(はい、喜んでっ!)
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
私はマリア、職業は大聖女。ダグラス王国の聖女のトップだ。そんな私にある日災難(婚約者)が災難(難癖を付け)を呼び、聖女を解任された。やった〜っ!悩み事が全て無くなったから、2度と聖女の職には戻らないわよっ!?
元聖女がやっと手に入れた自由を満喫するお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる