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46 時渡りの恐怖
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「空は寒いし、風が強い。魔獣の皮でできた外套をつけたほうがいい。あとは、スカートは膨らむから、もしその形にこだわるとしても、裾が広がるタイプのズボンだ。個人的には、広げないほうが動きやすいと思う。」
ガルーダに武器屋に連れて行かれて、更にはさりげなく手を引かれて、ガタイのいい集団からマジマジと見られ、困ったと思っているのに、ガルーダは全く目もくれず、武装のための服を探し続ける。
地帝というだけあり、戦いに関係すると目が変わる。
そして、値札も見ない。
「あ、あのね。ガルーダ。私、時渡り用のお金しかいただいてないの。初任給もまだなのよ。普通なら言えば経費から落ちると思うけど、存在が内緒だからそれも依頼できないし。だから、無理だわ。黒で動きやすい服を選ぶわ」
「何を言ってる?そんなもの俺が出すに決まっている。飛鳥は俺の命の恩人だし、この国の恩人だ。」
ガルーダは片眉を上げて、とんでもないことを言うと言う顔をする。
いいえ、ガルーダ、とんでもないのはあなたよ。
本当に気前のいい男前発言だわ。
でも、金使いの荒い時渡りに今後出会ってしまったら、間違いなく破産しちゃうわよ。
わたしは焦って伝える。
「ガルーダ、気持ちは嬉しいわ。でも、わたしはどうも、自分にとって都合がいい方向に世の中を動かしてしまう存在らしいの。多分、あなたが薦めるものがベストなんだと思う。だけど、それを手に入れたいと思ったら今みたいにあなたが買わなければならないと思わせてしまうのよ。」
ガルーダの手が困惑したように止まる。
「ね、もし、しらない女性兵士に『お金ないけど、視察に行くからお洋服を買ってください』なんて言ったら、自分で買えっていうでしょ。」
ガルーダはため息を大げさについた。
「何を言い出すかと思えば......買ってやるに決まっているだろう。知らない女性であっても、それが命を守る大切なことで、支給がないなら出すだろう。万全にしても何かあるかわからないんだ。万全にせず送り出すなんて、ましてや普通の服でいいなんてありえないからな」
ひーっ!やっぱり、ガルーダは軍事バカだったか!
これは時渡り効果と関係なかったみたいだわ。
私が自意識過剰だった。
といっても、値札すごいんだけど。知らない女に買って騙されても知らないからね。
「じ、じゃあ、買ってもらう。その代わり、何か代わりに返せるものを考えておいて」
「必要なことだ。見返りはいらない」
「タダほど怖いものはないって、私の世界ではいうのよ。何か金額に見合うもの.....そうね、室内灯をまた作るわ。それと...」
わたしは慌てた。どうみても、日本円で100万はフル装備で超えてしまう。それを知らない女でも必要なら払うと言う。
分割で返すと言いたいが、この世界でも借金してしまう上に返金の目処が立たない。
どうやらどこに行ってもわたしの生き様は変わらないらしい。
「何度も言うが気にしなくてもいい。装備を万端にしても命を落とすやつを見てきた。ましてや装備をおろそかにして、魔獣に襲われるやつもみてきた。聖女が、軽装で馬車に乗るのは、馬車を強固にしているからだ。でも、外に出れば、その分、周りの護衛の数も負担も半端ないんだ。」
ガルーダは、自分の意見をはっきりわたしに伝えた。
もう、聖女に洗脳されてはいない。
そう意思表示しているのが眩しいが、ここでは視線をすでに浴びているし、会話を聞かれて噂になったら、ガルーダの立場が不安だ。
「じゃ、じゃあ、先にスーパー行きたいわ。この金額を持って歩けるほどわたし図太くないの。」
お金に関して言えば極めて小心者である自信がある。ガルーダがいるとはいえ、こんな貴重なものを持ち歩いていたら、ご飯だって食べられない。
買ったものを両手に抱えながら食べなければならない。
「そうか?じゃあ、先にスーパーに行くか?」
◇◇◇
超大型スーパーというのはこう言う世界なのかしら?
「なんか飛び回ってませんか?」
思わず指をさして天井を眺める。
超大型倉庫を飛び回りながら買うものもいるし、耳がついているもの、尻尾が出ているもの、普通の人間のように見えるもの、羽が出ているものなどここまで多種多様化は進んだのかという感じだ。
「何を買うんだ?」
「飲み物と、おやつと、食べ物と......普段着です。」
「そういえば、いつも同じ服を着ているな」
「渡されたのがネグリジェと聖女服だけなんです」
最初に着ていたグレーの伸び縮まないワンピースが、前回の討伐でも今日もきている服だ。
そして、ガルーダには言えなかったが、下着も2枚しかない。すぐ洗って乾かすとはいえ、余分は欲しい。
「当面の生活用品だからか。せめて3.4日分準備したらいいのにな」
ガルーダは頷きながら、まず衣類コーナーが上だからと、移動ポートにのる。丸い光る輪が全身を包むと、上の衣服が置いてある棚に移動した。
「女性物はそばにいると買いにくいだろうから、ここで待っておく。買いたいものをカゴに入れたら、そのまま移動できるからここに戻ってきてくれ。この店を出る時に支払いを請求される仕組みだ。荷物が多いならそのままお願いしたら城まで届けてもらえる。今日はそれを利用しよう」
「わかったわ。」
頷いて、ガルーダと別れたものの未来のスーパーに行ったような、ワクワクした気持ちが抑えられない。
つい買いすぎてしまいそう。といっても、必要最低限のものを揃えるぐらいしかもらってないから気をつけて使わないとね。
食堂でご飯ももらえるし、時渡りは光熱費や家賃はいらないといわれている。本当に必要な下着2枚と普通の靴下、サンダルと、服は一枚...どんなのにしようかな?
だが、少し歩いたところで聞き慣れた声がした。
今一番聞きたくない声だ。
「おや?飛鳥さん、お買い物ですか?」
背後からかけられた声に、ぞくっとする。
恐る恐る振り返ると、そこにはエーテリオンがまるでわたしが来ることをわかっていたかのように微笑んでいた。
「エーテリオン様......どうしてここに?ここは、女性用のコーナーだと思いますが」
わたしの心臓がばくばく音を立てている。
「わたしは仕事ですよ。物品搬入です。先日飛鳥さんに時渡りセットも渡してしまいましたし、次のものを揃えておかないといけませんしね。あとは、支払い等々意外と街に降りる用事はあるんですよ」
そういって微笑みながら、近づいてきた。
「そういえば、先ほどガルーダを見ましたが、彼もなんか雰囲気がかわりましたね。ジズたちと一緒だ。」
「そ、そうでしょうか?ガルーダは面倒見のいい人だから。前と変わってないように見えますけど...」
ガルーダがいない時を狙って声をかけてきたとしか思えない。もしくは、常に自分の動きを把握されているような...
思えばソラリクスと同じだ。
エーテリオンも絶妙なタイミングでいつも登場する。
「ああ、もうすごい顔でガルーダがこっちに向かってきている。ふふ、やっぱり彼は変わりましたよ。冷静さが売りなのに。これも時渡りがおこす変化ですか?」
「なんで、変化のことを?」
エーテリオンは肩をすくめた。
「あなたが来た日、500年ぶりの夜がやってきた時に、ソラリクス様が変化が来たと言っていたんですよ。意味がわからなかったが、今ならわかります。あなたは、時渡りはさまざまな変化、例えば人の心すらも変化させることができるのですね」
エーテリオンが静かに微笑む。
わたしは、一番自分が恐れ、自制しなければカラドリウスの二の舞になると思っていた痛いところをつかれて、ひゅっと息を吸い込んだ。
静寂の時が流れる。
私の周辺に変化が起こるその結果は、本人たちの意志ではなく、私が動かしているのだと断言された瞬間だった。
ガルーダに武器屋に連れて行かれて、更にはさりげなく手を引かれて、ガタイのいい集団からマジマジと見られ、困ったと思っているのに、ガルーダは全く目もくれず、武装のための服を探し続ける。
地帝というだけあり、戦いに関係すると目が変わる。
そして、値札も見ない。
「あ、あのね。ガルーダ。私、時渡り用のお金しかいただいてないの。初任給もまだなのよ。普通なら言えば経費から落ちると思うけど、存在が内緒だからそれも依頼できないし。だから、無理だわ。黒で動きやすい服を選ぶわ」
「何を言ってる?そんなもの俺が出すに決まっている。飛鳥は俺の命の恩人だし、この国の恩人だ。」
ガルーダは片眉を上げて、とんでもないことを言うと言う顔をする。
いいえ、ガルーダ、とんでもないのはあなたよ。
本当に気前のいい男前発言だわ。
でも、金使いの荒い時渡りに今後出会ってしまったら、間違いなく破産しちゃうわよ。
わたしは焦って伝える。
「ガルーダ、気持ちは嬉しいわ。でも、わたしはどうも、自分にとって都合がいい方向に世の中を動かしてしまう存在らしいの。多分、あなたが薦めるものがベストなんだと思う。だけど、それを手に入れたいと思ったら今みたいにあなたが買わなければならないと思わせてしまうのよ。」
ガルーダの手が困惑したように止まる。
「ね、もし、しらない女性兵士に『お金ないけど、視察に行くからお洋服を買ってください』なんて言ったら、自分で買えっていうでしょ。」
ガルーダはため息を大げさについた。
「何を言い出すかと思えば......買ってやるに決まっているだろう。知らない女性であっても、それが命を守る大切なことで、支給がないなら出すだろう。万全にしても何かあるかわからないんだ。万全にせず送り出すなんて、ましてや普通の服でいいなんてありえないからな」
ひーっ!やっぱり、ガルーダは軍事バカだったか!
これは時渡り効果と関係なかったみたいだわ。
私が自意識過剰だった。
といっても、値札すごいんだけど。知らない女に買って騙されても知らないからね。
「じ、じゃあ、買ってもらう。その代わり、何か代わりに返せるものを考えておいて」
「必要なことだ。見返りはいらない」
「タダほど怖いものはないって、私の世界ではいうのよ。何か金額に見合うもの.....そうね、室内灯をまた作るわ。それと...」
わたしは慌てた。どうみても、日本円で100万はフル装備で超えてしまう。それを知らない女でも必要なら払うと言う。
分割で返すと言いたいが、この世界でも借金してしまう上に返金の目処が立たない。
どうやらどこに行ってもわたしの生き様は変わらないらしい。
「何度も言うが気にしなくてもいい。装備を万端にしても命を落とすやつを見てきた。ましてや装備をおろそかにして、魔獣に襲われるやつもみてきた。聖女が、軽装で馬車に乗るのは、馬車を強固にしているからだ。でも、外に出れば、その分、周りの護衛の数も負担も半端ないんだ。」
ガルーダは、自分の意見をはっきりわたしに伝えた。
もう、聖女に洗脳されてはいない。
そう意思表示しているのが眩しいが、ここでは視線をすでに浴びているし、会話を聞かれて噂になったら、ガルーダの立場が不安だ。
「じゃ、じゃあ、先にスーパー行きたいわ。この金額を持って歩けるほどわたし図太くないの。」
お金に関して言えば極めて小心者である自信がある。ガルーダがいるとはいえ、こんな貴重なものを持ち歩いていたら、ご飯だって食べられない。
買ったものを両手に抱えながら食べなければならない。
「そうか?じゃあ、先にスーパーに行くか?」
◇◇◇
超大型スーパーというのはこう言う世界なのかしら?
「なんか飛び回ってませんか?」
思わず指をさして天井を眺める。
超大型倉庫を飛び回りながら買うものもいるし、耳がついているもの、尻尾が出ているもの、普通の人間のように見えるもの、羽が出ているものなどここまで多種多様化は進んだのかという感じだ。
「何を買うんだ?」
「飲み物と、おやつと、食べ物と......普段着です。」
「そういえば、いつも同じ服を着ているな」
「渡されたのがネグリジェと聖女服だけなんです」
最初に着ていたグレーの伸び縮まないワンピースが、前回の討伐でも今日もきている服だ。
そして、ガルーダには言えなかったが、下着も2枚しかない。すぐ洗って乾かすとはいえ、余分は欲しい。
「当面の生活用品だからか。せめて3.4日分準備したらいいのにな」
ガルーダは頷きながら、まず衣類コーナーが上だからと、移動ポートにのる。丸い光る輪が全身を包むと、上の衣服が置いてある棚に移動した。
「女性物はそばにいると買いにくいだろうから、ここで待っておく。買いたいものをカゴに入れたら、そのまま移動できるからここに戻ってきてくれ。この店を出る時に支払いを請求される仕組みだ。荷物が多いならそのままお願いしたら城まで届けてもらえる。今日はそれを利用しよう」
「わかったわ。」
頷いて、ガルーダと別れたものの未来のスーパーに行ったような、ワクワクした気持ちが抑えられない。
つい買いすぎてしまいそう。といっても、必要最低限のものを揃えるぐらいしかもらってないから気をつけて使わないとね。
食堂でご飯ももらえるし、時渡りは光熱費や家賃はいらないといわれている。本当に必要な下着2枚と普通の靴下、サンダルと、服は一枚...どんなのにしようかな?
だが、少し歩いたところで聞き慣れた声がした。
今一番聞きたくない声だ。
「おや?飛鳥さん、お買い物ですか?」
背後からかけられた声に、ぞくっとする。
恐る恐る振り返ると、そこにはエーテリオンがまるでわたしが来ることをわかっていたかのように微笑んでいた。
「エーテリオン様......どうしてここに?ここは、女性用のコーナーだと思いますが」
わたしの心臓がばくばく音を立てている。
「わたしは仕事ですよ。物品搬入です。先日飛鳥さんに時渡りセットも渡してしまいましたし、次のものを揃えておかないといけませんしね。あとは、支払い等々意外と街に降りる用事はあるんですよ」
そういって微笑みながら、近づいてきた。
「そういえば、先ほどガルーダを見ましたが、彼もなんか雰囲気がかわりましたね。ジズたちと一緒だ。」
「そ、そうでしょうか?ガルーダは面倒見のいい人だから。前と変わってないように見えますけど...」
ガルーダがいない時を狙って声をかけてきたとしか思えない。もしくは、常に自分の動きを把握されているような...
思えばソラリクスと同じだ。
エーテリオンも絶妙なタイミングでいつも登場する。
「ああ、もうすごい顔でガルーダがこっちに向かってきている。ふふ、やっぱり彼は変わりましたよ。冷静さが売りなのに。これも時渡りがおこす変化ですか?」
「なんで、変化のことを?」
エーテリオンは肩をすくめた。
「あなたが来た日、500年ぶりの夜がやってきた時に、ソラリクス様が変化が来たと言っていたんですよ。意味がわからなかったが、今ならわかります。あなたは、時渡りはさまざまな変化、例えば人の心すらも変化させることができるのですね」
エーテリオンが静かに微笑む。
わたしは、一番自分が恐れ、自制しなければカラドリウスの二の舞になると思っていた痛いところをつかれて、ひゅっと息を吸い込んだ。
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