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TomokazuSatoh

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僕らは今、カップルプランの旅行に来ている。
場所は京都だ。
カップルは4組で、僕の名前は明本暁光という。彼女は小島闇子という。
泊まっているのは少し小さめの旅館で、国宝館という。
残り3カップルを紹介すると、年下から風下優くん20才、木原勇子ちゃん20才。水山悟くん30才、火川百合子ちゃん30才。土田昇さん42才、月花星子さん42才。
ちなみに、僕と闇子は36才だ。
滞在期間は、2泊3日で女将は宮前未鈴さん60才以外は居ないとなっている。
勿論、闇子とは同室である。
「もう、夜になっちゃったね」と闇子は言ってきた。
「そうだね。暇だし一階に行ってみようか」
2階は全て客室となっていて、その他は1階だ。
ロビー兼、応接間へ行くと3組全員が楽しそうに歓談していた。
「こんばんはー」と二人で言うと、皆一端話しを止め僕らの席を用意してくれた。
ソファーに二人で腰掛けると、僕は言った。
「随分楽しそうでしたが何の話しをしていたんですか?」
風下くんが応えた。「みんなでこの旅館の噂について冗談を言っていたんですよ」
闇子は言った。「噂?何かこの旅館には噂があるんですか?」
勇子ちゃんが言った。
「さっき、女将さんから聞いたんですけど、この旅館に泊まった客は、おめでたい事が起こるらしいんです」
「おめでたいこと?」と僕。
今度は、水山くんが言った。「それは、決まってますよ。結婚の事だと思います」
続けて、百合子ちゃん。
「でも、単に噂でしょ。必ず結婚って、ちょっと無理があるわ」
土田さんが言った。
「でも、何か楽しいじゃないか。もうすでに結婚しているカップルもいるんじゃないかい?」
「あなた!」と星子さんは、話を制した。
僕は、その瞬間を見逃さなかった。
女将さんがタイミングよくやってきて「皆様、お飲物でもいかがですか?」と言ってきた。
何だかんだで、一夜は過ぎた。
こんな恐ろしい事が、起きたとも知らずに。
そう、この物語には続きがあります。
ですが、「おめでたいこと」とは何か?
それを考えてみてください。
きっと、あなたの人生は変わります。
完。
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