初夜もまだなのに、あなたの顔に埋めました。

雑煮

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美雪

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(あーあ、昨日の夜も結局何もなかったなぁ。)


大企業グループの令嬢の美雪は十八歳になった半年前の夏に親が決めた相手と婚約した。


その相手がホテルのスイートルームで一緒に一夜を共にした東堂 太惺。
高身長に切長の目をした色気ダダ漏れの二十九歳。


若くして美雪の父にその才能を見込まれグループ会社の社長に先日就任したやり手の男だ。



そんな東堂は忙しい合間を縫って美雪を週一でデートに誘い、とても紳士に美雪をエスコートする。



だが、美雪の不満は東堂のその紳士すぎる態度だった。




(駄々こねてホテルにお泊まりしたのにキスもしてくれないなんてっ。頭ポンポンされてすぐ寝ちゃった私も悪いけれど!キスもしてくれないなんて逆に無礼だわ!やっぱり、私のこと子どもだって思ってるのかしら。)



十八になり成熟した身体はようやく出会えた自分の男に発情していた。



(でも、化粧をすれはそれなりだし、胸だってこの間測ったらDだったわ!

友だちのみんなは彼氏がすぐイチャイチャしてきて嫌だって言うけど……私は太惺さんと、)



気合を入れてバスローブの下は裸だった。


もしかしたらと思い、準備した自分が馬鹿だったと気落ちする美雪。




「好きなのになぁ……」

(貴方は私を好きじゃないのかしら。それともこんなに求める私がおかしいの?)



スキンシップ以外は連絡もマメでいつも優しい東堂。

だが、それだけでは満足出来ないのだ。




東堂の端正な寝顔をしばらく見つめていた美雪だったが、喉が渇いたとベッドの上で立ち上がって移動しようとしたが、その時……




「えっ、きゃっ!!」


ベッドに思いのほか足を取られて寝起きの美雪は転んでしまった。


そして思いっきり東堂の端正な顔面の上にへたり込む形になってしまった。




フニっ♡


「あっ♡♡」


そしてなんと美雪の割れ目が東堂の顎に刺さった。



ザラザラとした早朝の髭が美雪のクリも刺激する。


「ああああっ♡」

さっきまで悶々としていた美雪の秘部はそれだけで愛液を垂らしてしまった。





「……美雪……」

勿論、その流れで東堂も目を開いてしまった。



「ご、ごめんなさい……」


羞恥で真っ赤になる美雪。しかもやらかした事態の大きさに腰を抜かしてしまって動けなくなった。



しかも少々失禁した。




すると、東堂は……


垂れたそれらを舌で舐め始めた。




「え、あ♡待ってぇええ♡ああ♡♡」


ジューっとクリを吸引してもっと出せと言わんばかりの東堂に美雪も羞恥よりも快楽が上回った。


(おしっこなめられちゃったぁ♡♡どうしよう♡♡気持ちいよぉ♡♡♡いっぱい♡全部♡見られて舐められておかしくなりそう♡♡私、太惺さんにエッチなことされて、ああもう、しあわせ過ぎる♡♡♡)




「気持ちいぃよぉ♡太惺さん♡」


(太惺さんの舌、すごい♡上手過ぎ♡)



そして東堂はもっと寄越せと言わんばかりに、美雪の腰を両手で掴んで顔面に寄せる。




「あ゛あ!♡」

割れ目を舐められて、クリは髭が刺さる。




「だめぇ♡なんかきちゃいますぅ!♡」


絶頂の波が美雪を襲う。




「ああああっっ!!♡♡」



ビクンッと身体が大きく跳ねて、東堂の顔面の真ん前に秘部を晒して絶頂した。




「ごめんなさい……」

我に返って、それしか言葉が出ない美雪に東堂が返したのは意外な言葉だった。



「大丈夫だよ。実は俺、起きてたから美雪がなんでああなったか分かってるよ。」


そう言って美雪を抱きしめる東堂。



「え?起きてたんですか?」


「ああ。君が、好きって言ってくれてたのも実は聞いてた。」


「えっ……もう!やだ恥ずかしいっ。」



東堂の腕の中で悶絶する美雪。




「俺も好きだよ、美雪。」


「え……」


「ちゃんと言ってなくて悪かった。一目惚れで最初からずっと美雪に惚れてる三十路のおっさんだけど、これからも好きでいてくれるか?」


「勿論!太惺さん、大好きです。」


「俺も。絶対結婚しような。」


「絶対、です。」




そして二人は初めてのキスを交わしたのだった。




   
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