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第8章・海洋国家へ向かう道
第342話・貴族からの依頼? お使いさん接触編
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ガンバナニーワ王国。
大陸北東に位置する巨大国家であり、東方諸国における商業の中心国家と呼ばれている国。
南東の交易国家パルフェランと双璧を成す存在であり、周辺諸国から多くの商人が訪れている国でもあります。
私たちは早朝、ペルソナさんの納品を終えてすぐにこのガンバナニーワ王国へと転移してきました。
ここから先、北東部海洋国家のハマスタ王国へ向かうためには、このガンバナニーワ王国から竜骨山脈という険しい山を越えて隣国のキンジョウ共和国へと向かい、そこから竜魂大森林という深い森を越えなくてはなりません。
そこにいる筈の『妖精王シアン』に頼んでアリサちゃんの魔王紋を除去し、彼女の中に眠る魔王の魂を再封印する必要があります。
それまでは魔王紋が活性しないように精霊の力で抑えなくてはならず、アリサちゃんは精霊界にある『精霊の宿』で過ごしています。
――ガンバナニーワ王国・王都ブラッサマダの宿
無事に転移を終えた私たち。
いつものようにドートン川に到着したので、そこから商業区へと向かい宿を借りてようやく一息つくことが出来ました。
宿の隣が提携している食堂だったので、まずはそこで軽い朝食を取ったのち、クリムゾンさんから近況報告を聞くことにしましたが。
「それじゃあ、今のアリサちゃんは普通に外で遊んだりしているのですか……よかったぁ」
「遊んでいるどころか、わしと一緒に街に買い物に出かけたり、精霊たちと友達になって精霊魔法を教わったりと、毎日が楽しそうじゃ。ただ……時折悪夢を見ることがあるらしく、深夜にうめき声をあげていたら喪、なにかにおびえて泣いていることもある。じゃから、出来る限り、誰かが傍にいるようにはしておったぞ」
ノワールさんと入れ替わりにやってきたクリムゾンさんから、今のアリサちゃんの話を聞かせて貰いましたよ。うん、少しずつでも元気になってくれればいいですね。
とりあえず、魔王紋の活性化は停止しているため、そこに封じられている魔王が活動を始めることはないそうで。このまま精霊界で過ごしている分には、魔王復活の兆しはないそうで。
「なるほど。でもクリムっち、その悪夢っていうのは魔族が遠隔でアリサちゃんに魔法を飛ばしている可能性があるし……ちょっと待ってて」
そう告げてから、柚月さんがアイテムボックスから魔導書を取り出して、なにかを調べ始めました。
それにしても、いつも思うのですが柚月さんの魔導師よって凄く大きくて、それでいて重厚というか、高級感溢れる魔導書ですよね。
魔力についてあまり詳しくない私ですら、魔導書から発している魔力を敏感に感じ取ることが出来ますからね。
「ん~ん~、あ、あったし。アリサちゃんに悪夢を見せているのは、暗黒系魔法の一つ、『遠隔送夢』っていうやつだと思うし。これは対象者の意識下に『夢』という媒体を用いてゆっくりと刷り込みを行うもので、長い時間を掛けて相手の意識を洗脳のような状態にすることができる……ってう魔法だし」
「そんな魔法があるのですか。しかも精霊界まで届くっていうのは、とんでもない協力な魔導師が魔族にいるっていうことですよね?」
「ん~、多分だけれど、精霊界に魔族と繋がっているものがいると思うし。そのスパイみたいな人が、精霊界の中でアリサちゃんに魔法を使っているんじゃないかなぁ。遠隔送夢って、せいぜい800メートルしか届かないはずだし……」
そう柚月さんが告げると、クリムゾンさんが彼女の言葉を一字一句全てメモを取っています。
「よし、それでは次の配達のときにでも、この手紙をノワールに届けて貰うとしよう。ペルソナに頼めば大丈夫だからな。と、そうだ、すっかり忘れておったわ……ほれ」
ポン、と手を叩いて何かを思い出したクリムゾンさんが、懐から手紙を一通取り出して私に手渡してくれました。
あの、これってどこに納めてあったのですか? 懐にずっとではないですよね? アイテムボックスから取り出したのですよね?
「これは?」
「アリサちゃんから、お嬢当てに書いた手紙じゃよ」
「あ、ありがとうございます……」
急ぎ封を開けて手紙を読みました。
そこには、毎日が楽しそうなアリサちゃんの近況報告が書きこまれていました。
周りにいる精霊人たちも親切であること、最近になって旅の治癒師が宿を訪れたらしく、当分はその方がアリサちゃんの定期健診を行ってくれるとか。
しかも、その治癒師ってランガクイーノ・ゲンパク・スギタ先生というそうですよ。
あの先生は、何処をどう旅をして精霊界にたどり着いたのでしょうね。
そして手紙の最後には、『アリサは元気だから、無理はしないでね』って書いてありましたよ、本当に、いい子です。
「うんうん。アリサちゃんは元気そうですよ」
「それは良かったし。さて、それじゃあここからが本題だし、さっきからずっと、あ~したちは監視されているけれど。クリムっちは気付いていたよね?」
「うむ。建物の外から二人、食堂の中で二人、時折こちちをチラッチラッと見ているものがいるが」
「……んんん? 私たちが監視されているって……それってまた、あのナントカ屋が襲ってくるとか?」
この国のチャーリー皇太子の誕生会で起こった事件。
まさかとは思いますが、あの時の逆恨みで私たちを襲撃するとか……はは、まさかですよね?
そう考えていると、店内にいた一組の男女が立ち上がり、こちらにやってくるではあ~りませんか。
あら、皇太子の口癖が。
「失礼します。フェイール商店のクリスティナ・フェイール様で間違いはありませんよね?」
「はい。ちなみにどちらさまでしょうか?」
堂々と対応していますけれど、クリムゾンさんは椅子を少し引いてすぐにでも私をガードできるように待機していますし、柚月さんに至っては膝の上に魔導書を置いたまま、左手一つで呪文印を描いている真っ最中です。
「失礼しました。私たちは、とある方の依頼でフェイール様をお探ししていました。ここでは詳しい話が出来ませんので、できればご同行いただけると助かるのですが」
「そうですか。でも、素性の分からない方についていくことは出来ません。せめて依頼主と用件だけでもお伝えいただけるでしょうか。それが出来ない場合、後日改めて依頼主の方が直接、ここに来ていただければ話を聞くことは可能だと、依頼主に伝えて頂けますか」
淡々と、それでいて理路整然と告げますと。
目の前の男女が腕を組んで考え込んでいます。
あの、私は何か、難しいことをお話ししたでしょうか。
「あ~、まあ、そうだなぁ。そういう反応だよなぁ。分かった、それじゃあ依頼主にはそう伝えるので、後日改めてここに来るように伝えておく」
「ですが、私も終始、隣の宿にいる訳ではありませんので。この国には仕事で来ているのですから」
「うん、そうだよね。フェイール商店の商品って、すっごく高級感があって人気商品ですからね。では、まったね~」
手をヒラヒラと降りつつ、男女が店から出ていきます。
そして入れ違いに一人の壮年の男性が入ってくると、私たちの席にやって来ました。
「私はこの国の貴族、オードリー伯爵家の家宰を務めていますオンエアードと申します。当家主人がフェイールさまと話をしたいという事で、手紙をお持ちいたしました」
そう告げてから、手紙を一通、私に手渡してくれました。
しっかりと封蝋が施された封筒、その表には二人の鎧騎士をあしらった家紋が浮かび上がっています。
「ほう、オードリー伯爵家は、まだ健在であったか。お嬢や、この家は初代勇者の一人であるカナン・アーレストが懇意にしていた騎士の血筋でな。今は伯爵家にまで陞爵していたとは」
「仰る通りで。では、後日改めて馬車でお迎えに参ります。都合が悪ければ、その時にでもお伝えいただければ」
「畏まりました。では、のちほど手紙の内容を確認してから、どうするか決めたいと思います。ご丁寧にありがとうございました」
カナン・アーレストさまが懇意にしていたというのであれば、悪い人ではないと思います。
そう思って柚月さんの方をチラッと見てみますと、ニコニコと笑いつつ頷いています。
「それでは失礼します」
再度、深々と頭を下げてオンエアードさんが食堂を出ていきます。
さて、あと一人、外でこちらを監視していた人がいたようですが。
「ん~、あと一人はどっかに行ってしまったし。それにしても、最初の二人も、今の男性も、クリスっちに用事があるって話していたけれど。この国でなにかあったし?」
「いえいえ、なにもありませんでしたよ。確かに商業ギルド同士の抗争に巻き込まれたりしたことはありましたけれど、その程度ですよ」
「ん~それは十分でっかい事件だし。その関係なのか、それとも別の事件なのか。真実は一つとは限らないし!!」
なにやら頷いている柚月さん。
それにしても、心当たりが無さすぎるのが怖いのですけれど。
とりあえずは情報収集を兼ねて、露店の申請をするために商業ギルドに向かうことにしましょうか。
きっと、なにがあったのか教えてくれるはずですよ。
大陸北東に位置する巨大国家であり、東方諸国における商業の中心国家と呼ばれている国。
南東の交易国家パルフェランと双璧を成す存在であり、周辺諸国から多くの商人が訪れている国でもあります。
私たちは早朝、ペルソナさんの納品を終えてすぐにこのガンバナニーワ王国へと転移してきました。
ここから先、北東部海洋国家のハマスタ王国へ向かうためには、このガンバナニーワ王国から竜骨山脈という険しい山を越えて隣国のキンジョウ共和国へと向かい、そこから竜魂大森林という深い森を越えなくてはなりません。
そこにいる筈の『妖精王シアン』に頼んでアリサちゃんの魔王紋を除去し、彼女の中に眠る魔王の魂を再封印する必要があります。
それまでは魔王紋が活性しないように精霊の力で抑えなくてはならず、アリサちゃんは精霊界にある『精霊の宿』で過ごしています。
――ガンバナニーワ王国・王都ブラッサマダの宿
無事に転移を終えた私たち。
いつものようにドートン川に到着したので、そこから商業区へと向かい宿を借りてようやく一息つくことが出来ました。
宿の隣が提携している食堂だったので、まずはそこで軽い朝食を取ったのち、クリムゾンさんから近況報告を聞くことにしましたが。
「それじゃあ、今のアリサちゃんは普通に外で遊んだりしているのですか……よかったぁ」
「遊んでいるどころか、わしと一緒に街に買い物に出かけたり、精霊たちと友達になって精霊魔法を教わったりと、毎日が楽しそうじゃ。ただ……時折悪夢を見ることがあるらしく、深夜にうめき声をあげていたら喪、なにかにおびえて泣いていることもある。じゃから、出来る限り、誰かが傍にいるようにはしておったぞ」
ノワールさんと入れ替わりにやってきたクリムゾンさんから、今のアリサちゃんの話を聞かせて貰いましたよ。うん、少しずつでも元気になってくれればいいですね。
とりあえず、魔王紋の活性化は停止しているため、そこに封じられている魔王が活動を始めることはないそうで。このまま精霊界で過ごしている分には、魔王復活の兆しはないそうで。
「なるほど。でもクリムっち、その悪夢っていうのは魔族が遠隔でアリサちゃんに魔法を飛ばしている可能性があるし……ちょっと待ってて」
そう告げてから、柚月さんがアイテムボックスから魔導書を取り出して、なにかを調べ始めました。
それにしても、いつも思うのですが柚月さんの魔導師よって凄く大きくて、それでいて重厚というか、高級感溢れる魔導書ですよね。
魔力についてあまり詳しくない私ですら、魔導書から発している魔力を敏感に感じ取ることが出来ますからね。
「ん~ん~、あ、あったし。アリサちゃんに悪夢を見せているのは、暗黒系魔法の一つ、『遠隔送夢』っていうやつだと思うし。これは対象者の意識下に『夢』という媒体を用いてゆっくりと刷り込みを行うもので、長い時間を掛けて相手の意識を洗脳のような状態にすることができる……ってう魔法だし」
「そんな魔法があるのですか。しかも精霊界まで届くっていうのは、とんでもない協力な魔導師が魔族にいるっていうことですよね?」
「ん~、多分だけれど、精霊界に魔族と繋がっているものがいると思うし。そのスパイみたいな人が、精霊界の中でアリサちゃんに魔法を使っているんじゃないかなぁ。遠隔送夢って、せいぜい800メートルしか届かないはずだし……」
そう柚月さんが告げると、クリムゾンさんが彼女の言葉を一字一句全てメモを取っています。
「よし、それでは次の配達のときにでも、この手紙をノワールに届けて貰うとしよう。ペルソナに頼めば大丈夫だからな。と、そうだ、すっかり忘れておったわ……ほれ」
ポン、と手を叩いて何かを思い出したクリムゾンさんが、懐から手紙を一通取り出して私に手渡してくれました。
あの、これってどこに納めてあったのですか? 懐にずっとではないですよね? アイテムボックスから取り出したのですよね?
「これは?」
「アリサちゃんから、お嬢当てに書いた手紙じゃよ」
「あ、ありがとうございます……」
急ぎ封を開けて手紙を読みました。
そこには、毎日が楽しそうなアリサちゃんの近況報告が書きこまれていました。
周りにいる精霊人たちも親切であること、最近になって旅の治癒師が宿を訪れたらしく、当分はその方がアリサちゃんの定期健診を行ってくれるとか。
しかも、その治癒師ってランガクイーノ・ゲンパク・スギタ先生というそうですよ。
あの先生は、何処をどう旅をして精霊界にたどり着いたのでしょうね。
そして手紙の最後には、『アリサは元気だから、無理はしないでね』って書いてありましたよ、本当に、いい子です。
「うんうん。アリサちゃんは元気そうですよ」
「それは良かったし。さて、それじゃあここからが本題だし、さっきからずっと、あ~したちは監視されているけれど。クリムっちは気付いていたよね?」
「うむ。建物の外から二人、食堂の中で二人、時折こちちをチラッチラッと見ているものがいるが」
「……んんん? 私たちが監視されているって……それってまた、あのナントカ屋が襲ってくるとか?」
この国のチャーリー皇太子の誕生会で起こった事件。
まさかとは思いますが、あの時の逆恨みで私たちを襲撃するとか……はは、まさかですよね?
そう考えていると、店内にいた一組の男女が立ち上がり、こちらにやってくるではあ~りませんか。
あら、皇太子の口癖が。
「失礼します。フェイール商店のクリスティナ・フェイール様で間違いはありませんよね?」
「はい。ちなみにどちらさまでしょうか?」
堂々と対応していますけれど、クリムゾンさんは椅子を少し引いてすぐにでも私をガードできるように待機していますし、柚月さんに至っては膝の上に魔導書を置いたまま、左手一つで呪文印を描いている真っ最中です。
「失礼しました。私たちは、とある方の依頼でフェイール様をお探ししていました。ここでは詳しい話が出来ませんので、できればご同行いただけると助かるのですが」
「そうですか。でも、素性の分からない方についていくことは出来ません。せめて依頼主と用件だけでもお伝えいただけるでしょうか。それが出来ない場合、後日改めて依頼主の方が直接、ここに来ていただければ話を聞くことは可能だと、依頼主に伝えて頂けますか」
淡々と、それでいて理路整然と告げますと。
目の前の男女が腕を組んで考え込んでいます。
あの、私は何か、難しいことをお話ししたでしょうか。
「あ~、まあ、そうだなぁ。そういう反応だよなぁ。分かった、それじゃあ依頼主にはそう伝えるので、後日改めてここに来るように伝えておく」
「ですが、私も終始、隣の宿にいる訳ではありませんので。この国には仕事で来ているのですから」
「うん、そうだよね。フェイール商店の商品って、すっごく高級感があって人気商品ですからね。では、まったね~」
手をヒラヒラと降りつつ、男女が店から出ていきます。
そして入れ違いに一人の壮年の男性が入ってくると、私たちの席にやって来ました。
「私はこの国の貴族、オードリー伯爵家の家宰を務めていますオンエアードと申します。当家主人がフェイールさまと話をしたいという事で、手紙をお持ちいたしました」
そう告げてから、手紙を一通、私に手渡してくれました。
しっかりと封蝋が施された封筒、その表には二人の鎧騎士をあしらった家紋が浮かび上がっています。
「ほう、オードリー伯爵家は、まだ健在であったか。お嬢や、この家は初代勇者の一人であるカナン・アーレストが懇意にしていた騎士の血筋でな。今は伯爵家にまで陞爵していたとは」
「仰る通りで。では、後日改めて馬車でお迎えに参ります。都合が悪ければ、その時にでもお伝えいただければ」
「畏まりました。では、のちほど手紙の内容を確認してから、どうするか決めたいと思います。ご丁寧にありがとうございました」
カナン・アーレストさまが懇意にしていたというのであれば、悪い人ではないと思います。
そう思って柚月さんの方をチラッと見てみますと、ニコニコと笑いつつ頷いています。
「それでは失礼します」
再度、深々と頭を下げてオンエアードさんが食堂を出ていきます。
さて、あと一人、外でこちらを監視していた人がいたようですが。
「ん~、あと一人はどっかに行ってしまったし。それにしても、最初の二人も、今の男性も、クリスっちに用事があるって話していたけれど。この国でなにかあったし?」
「いえいえ、なにもありませんでしたよ。確かに商業ギルド同士の抗争に巻き込まれたりしたことはありましたけれど、その程度ですよ」
「ん~それは十分でっかい事件だし。その関係なのか、それとも別の事件なのか。真実は一つとは限らないし!!」
なにやら頷いている柚月さん。
それにしても、心当たりが無さすぎるのが怖いのですけれど。
とりあえずは情報収集を兼ねて、露店の申請をするために商業ギルドに向かうことにしましょうか。
きっと、なにがあったのか教えてくれるはずですよ。
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