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襲撃編
真実
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準備が終わりみんなが集まる。
「舞楽さん敵の位置は?」
「ここから徒歩で三十分程度で着くところですわ、 おそらく地下だと思われます」
再び矢代が跳躍の肩を叩きながら一言。
「どんまいどんまい!」
---
「生徒たちは今日敵のアジトに潜入する気です」
校長は立ち上がり指示を出す。
「生徒たちだけで行くのは危険だ、 とりあえず小梅 透馬君の能力で彼らに近づき内容を聞き出してくれ」
「了解です」
すぐに教室に戻り能力を使い先ほどより距離を詰めて話を聞く。
「田利市らへんか?」
こちらに振り向き指を指す。
「その辺です! 流石ですわ!」
矢代が何かに気づく。
「田利市だと? 俺が住んでいるところじゃねえかよ!」
そのことを知り一同が驚いた。
「このマップを見て自分が住んでいるところに似ているとか思わんかったん?」
矢代は少し顔を赤くして京川に言う。
「マップなんて見たことねえし!」
(矢代はその辺のことをよく知っているだろうアジトはすぐ見つかるだろうな)
「矢代! 俺にどんまいって言っている暇ないぞ!」
「うるせえぴょんぴょんやろう!」
二人の会話を遮るように話を始める。
「でわ、 そこに着いたら矢代さんに着いていきますわ、 皆さんもそれでいいですわよね?」
みんなが頷く矢代は少し貢献できることが嬉しいのか飛び跳ねる。
「よっしゃ! 任せろ!」
「田利市に敵のアジトがあるのかとりあえず戻るか」
---
「具体的にはわかりませんがどこにあるかはわかりました」
「どこかね?」
「田利市です」
「田利市か......ここから三十分程度か......今から田利市に向かう能力持ちに連絡せよ、 田利市に敵のアジトがあると。 あと重量 芳樹君は生徒たちを止めてくれ......では今から実行する!」
---
「とり......あえず......出発......しましょう」
「ですね行く道のりで大まかな作戦をいいますわ、 とりあえず行きましょう! 歩くときも援護部隊は後ろにいてください」
そして俺たちも敵のアジトに向かい歩き出す。
---
学校を出て五分会議中ずっと話していなかった増田が俺に話しかけてきた。
「お前は怖くないのか? 敵に攻撃されてまともに食らっていたが」
「もちろん怖いさ、 だけどクラスメイトが攫われて指くわえて待っている方が嫌だ」
横から京川さんと若井さんが話しに入ってきた。
「うちもそう思う」
「私もそう思う」
(若井さんってたしかコツをつかめてきてるって言っていたよな?)
俺は思わず若井さんに疑問を問いかけた。
「若井さん自己紹介の時コツを掴めてきたって言ってたよね?」
話が続くと思っていなかったのか驚いている様子だった。
「ああうん!」
「予想でいいからどんな能力だと思う? 自己紹介の時は透明って言っていたけど本当は何?」
再び驚いた様子だった。
「あっと......えっと......」
(私が適当に言ったことを見抜いたの?)
「ごめんなさい............あの時言ったのは嘘! コツは本当に掴めてるの! だけど......みんなよりとっても地味で言うのが恥ずかしく」
俺たちは少し足を止め話を聞く。
「たぶんだけど......普通の人より耳の聞こえが良くなる能力だと思うの」
最初に言った能力の時は目が泳いでいたが今回は目が泳いでいない本当だ。
「集中していたらたまに冷たい音や遠い足音が聞こえるの、 そこに何人いるかもだいたいわかる」
すると京川が若井の頭をなでなでする。
「全然地味じゃない! かっこいいよ!」
(さすが女子!)
足を止めて話しているうちに距離が慣れていて後ろを確認した舞楽に注意された。
「そこの四人離れずについてきてください!」
声を合わせて言う。
「ごめんなさい!」
その後も俺ら四人は歩きながら話し合う。
「その能力今回結構使えるぞ! これから一生使える能力だと俺は思う! 誇るべきだとおもう」
「ですがまだ能力持ちの人の何倍も使いこなせていないです。 それをこんな大場所で使って失敗したら......」
増田が先に言おうとしていたが俺はそれを遮り言う。
「失敗したらお前のせいにはしない! もしもお前のせいにする奴がいたら俺が守る!」
耳元で増田が囁く
「きたねえぞ! お前!」
「風くんかっこいい!」
俺はまだ話を続ける。
「だから俺が今から言う作戦を信じて動いてくれないか?」
増田の目が大きく開いた。
「お前何かいい策あるのか?」
俺はこの作戦が100%成功すると確信した。
「ああ」
---
「こちら小梅、 生徒たちが動き出しました」
校長は何か一安心する。
「生徒たちより教師が先に到着するおそらく生徒が着く頃には事が終わっているだろう。 なんせ十五人体制なんだから」
---
「やっときたな奴らが」
「キラーテンション上がっているか?」
「そりゃ上がっているとも! だがまあ留美の方がテンション上がっているだろうな......一番最初に手を出せるから」
「そうだな」
---
「遅いよ遅いよ遅いよ早く早く早く留美待ちきれないよ!」
---
「モーラス今回はもう手を引くしかないのですか?」
残念そうに返す。
「ウインドには申し訳ないが今回ばかり 手を引くしかない......だがこれで終わりではない......いつかきっと奴を仕留める」
「舞楽さん敵の位置は?」
「ここから徒歩で三十分程度で着くところですわ、 おそらく地下だと思われます」
再び矢代が跳躍の肩を叩きながら一言。
「どんまいどんまい!」
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「生徒たちは今日敵のアジトに潜入する気です」
校長は立ち上がり指示を出す。
「生徒たちだけで行くのは危険だ、 とりあえず小梅 透馬君の能力で彼らに近づき内容を聞き出してくれ」
「了解です」
すぐに教室に戻り能力を使い先ほどより距離を詰めて話を聞く。
「田利市らへんか?」
こちらに振り向き指を指す。
「その辺です! 流石ですわ!」
矢代が何かに気づく。
「田利市だと? 俺が住んでいるところじゃねえかよ!」
そのことを知り一同が驚いた。
「このマップを見て自分が住んでいるところに似ているとか思わんかったん?」
矢代は少し顔を赤くして京川に言う。
「マップなんて見たことねえし!」
(矢代はその辺のことをよく知っているだろうアジトはすぐ見つかるだろうな)
「矢代! 俺にどんまいって言っている暇ないぞ!」
「うるせえぴょんぴょんやろう!」
二人の会話を遮るように話を始める。
「でわ、 そこに着いたら矢代さんに着いていきますわ、 皆さんもそれでいいですわよね?」
みんなが頷く矢代は少し貢献できることが嬉しいのか飛び跳ねる。
「よっしゃ! 任せろ!」
「田利市に敵のアジトがあるのかとりあえず戻るか」
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「具体的にはわかりませんがどこにあるかはわかりました」
「どこかね?」
「田利市です」
「田利市か......ここから三十分程度か......今から田利市に向かう能力持ちに連絡せよ、 田利市に敵のアジトがあると。 あと重量 芳樹君は生徒たちを止めてくれ......では今から実行する!」
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「とり......あえず......出発......しましょう」
「ですね行く道のりで大まかな作戦をいいますわ、 とりあえず行きましょう! 歩くときも援護部隊は後ろにいてください」
そして俺たちも敵のアジトに向かい歩き出す。
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学校を出て五分会議中ずっと話していなかった増田が俺に話しかけてきた。
「お前は怖くないのか? 敵に攻撃されてまともに食らっていたが」
「もちろん怖いさ、 だけどクラスメイトが攫われて指くわえて待っている方が嫌だ」
横から京川さんと若井さんが話しに入ってきた。
「うちもそう思う」
「私もそう思う」
(若井さんってたしかコツをつかめてきてるって言っていたよな?)
俺は思わず若井さんに疑問を問いかけた。
「若井さん自己紹介の時コツを掴めてきたって言ってたよね?」
話が続くと思っていなかったのか驚いている様子だった。
「ああうん!」
「予想でいいからどんな能力だと思う? 自己紹介の時は透明って言っていたけど本当は何?」
再び驚いた様子だった。
「あっと......えっと......」
(私が適当に言ったことを見抜いたの?)
「ごめんなさい............あの時言ったのは嘘! コツは本当に掴めてるの! だけど......みんなよりとっても地味で言うのが恥ずかしく」
俺たちは少し足を止め話を聞く。
「たぶんだけど......普通の人より耳の聞こえが良くなる能力だと思うの」
最初に言った能力の時は目が泳いでいたが今回は目が泳いでいない本当だ。
「集中していたらたまに冷たい音や遠い足音が聞こえるの、 そこに何人いるかもだいたいわかる」
すると京川が若井の頭をなでなでする。
「全然地味じゃない! かっこいいよ!」
(さすが女子!)
足を止めて話しているうちに距離が慣れていて後ろを確認した舞楽に注意された。
「そこの四人離れずについてきてください!」
声を合わせて言う。
「ごめんなさい!」
その後も俺ら四人は歩きながら話し合う。
「その能力今回結構使えるぞ! これから一生使える能力だと俺は思う! 誇るべきだとおもう」
「ですがまだ能力持ちの人の何倍も使いこなせていないです。 それをこんな大場所で使って失敗したら......」
増田が先に言おうとしていたが俺はそれを遮り言う。
「失敗したらお前のせいにはしない! もしもお前のせいにする奴がいたら俺が守る!」
耳元で増田が囁く
「きたねえぞ! お前!」
「風くんかっこいい!」
俺はまだ話を続ける。
「だから俺が今から言う作戦を信じて動いてくれないか?」
増田の目が大きく開いた。
「お前何かいい策あるのか?」
俺はこの作戦が100%成功すると確信した。
「ああ」
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「こちら小梅、 生徒たちが動き出しました」
校長は何か一安心する。
「生徒たちより教師が先に到着するおそらく生徒が着く頃には事が終わっているだろう。 なんせ十五人体制なんだから」
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「やっときたな奴らが」
「キラーテンション上がっているか?」
「そりゃ上がっているとも! だがまあ留美の方がテンション上がっているだろうな......一番最初に手を出せるから」
「そうだな」
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「遅いよ遅いよ遅いよ早く早く早く留美待ちきれないよ!」
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