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第八話……「ごめんね、天川くん」
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学校は休んだものの、全く落ち着かない部屋の中での私は、手持ち無沙汰になったように辺りを見回した。
自分でも意外なほど、昨日のことを引きずっていなかったようだ。
なぜだろう。傷が深くなる前に帰ってきたからだろうか。いや、『傷』って何?
私の『夢』が『私の夢』じゃなかったってことが『傷』?
少しでも考えてしまうと、余計なことまで引きずり出されて、沼にハマってしまう。
ダメだ。とりあえず、さっきしようとしていたことを……。
改めて、部屋を見回すと、無造作に置かれたバッグの中から顔を覗かせた本を見つけた。
そう言えば、『ウォッチャー』で買った、劇場の再起本があったな……。
でも、何となくだけど、嫌な予感がした。心を休ませたいのに休ませてくれないような……。頭の片隅に引っかかった何か……。
徐ろに本を手に取り、少し読み進めると、舞台の劇場の名が『クラシックボールルーム』と分かった。
『ボールルーム』って何だろうと思い調べると、『踊り場』『舞踏場』という意味だった。つまり、『古典的な舞踏場』。
これって、やっぱり……。『モダンマスカレード』、『現代の仮面舞踏会』のもじりだよね……。
れいさんが『真の』とか『衰退していく劇場』とかって言ってたから、もしかしてと思ったけど……。
れいさんが団長、劇場長なら、経営の天才は別にいるはずで、もちろん天川くんでもない。一体誰なんだろう。
いや、考えちゃダメ! これじゃあ、休まらない!
これも天川くんの言う『運命』なのかな。それとも……『事故』はもう嫌だよ……。
でも、もし……もし、このことを『運命』に変換できるとしたら、それは『私だけ』なんだよね、天川くん……。
それなら……!
私は意を決して、本を読み進めることにした。
なぜその時、前に進めたのかは分からない。所詮、本を読むだけだからと思っていたのか、それともこのままではいけないと『再起』したのか、この本と一緒に『再起』を目指せるのではないかと思ったのか。これが『再起本』じゃなかったらどうなっていたのか。これも『運命』だとしたら私は……。
巡る考えが私を興奮させ、時間を忘れて一文字一文字集中して本を読み進めていた。
読み終わった頃には夕方になっていて、部屋から外を見ると、雨がぽつりぽつりと降り始め、窓に水滴の跡を残していた。私の両頬を伝っている何かのように。
午後五時過ぎ、私は『ウォッチャー』に向かっていた。
読み終わった『真の天才に会った話』に落丁があったからだ。一度読み終わってからパラパラとページを捲っていた時に初めて気付いた。
改めて読んでもページが飛んでいるようには思えないのだが、明らかに一枚、五十五ページと五十六ページが存在しなかった。しかし、文章も内容も自然に繋がっている。
単なる印刷ミスかなと一瞬だけ疑ったが、自動でページ番号が振られる現代で、そんなことはあり得ない。
ここに何か重要なことが書かれていたのではないかというミステリー的な期待も少なからずあったので、とりあえず『ウォッチャー』に行って、出版社に交換してもらうよう言ってもらおうと、私は傘を差しながら歩みを進めている。
雨は降ってるけど、なんだか清々しい気分だ。天川くんに会うのが嫌で学校を休んだとはとても思えない。今なら天川くんに会っても、『昨日は突然帰ってごめんね。もう大丈夫だから』と素直に謝れる。これでいいんだよ、これで。
まぁ、この時間に天川くんが駅前を歩いてるはずはないんだけどね。図書室に寄らず、とっくに帰ってるはずだから。会う可能性があるとしたら、四限目の講義が終わった大学生の……。
そう思っていた矢先、およそ五十メートル離れた場所にお姉ちゃんを見つけた。超美人だから遠くから見てもすぐに分かる……。
ただ、その横には私が思いも寄らない人物がいた。なんで見つけちゃったんだろう……。
私はすぐに二人の、一つの傘に駆け寄った。
なんで……。その時の心臓の鼓動は、昨日より激しかった。
「お姉ちゃん! なんで……なんで天川くんと一緒にいるの⁉️」
「ここねちゃん⁉️ どうしてここに……いや、それよりも……」
戸惑う天川くんを余所に、お姉ちゃんが割り込む。
「言ったでしょ、ここね。私と天川くんで一緒に歩いて行くって。もちろん、概念的なことだけじゃなく、『現実』でもね」
お姉ちゃんはそう言って、天川くんと絡み合った手を私に見せつけるように、目配せしてきた。
「ここね、時間は待ってくれないんだよ。そして、世界もね。当たり前だよね。あなたがモタモタしている間に、私達はどんどん先に行く。前に一歩踏み出しただけじゃ、進んだだけじゃダメなんだよ。取り返しがつかないことなんていくらでもある。そうでしょ?」
「それは……」
「ねぇ、いつまでそこにいるの? 早く行ってよ。どこでもいいから早く!」
「ご、ごめんなさい……」
結局、私は何も変わっていなかったんだ……。
いや、全部お姉ちゃんの言う通りだったんだ。
変わったとしても、もう遅いんだ……。
なんでもっと早く行動できなかったんだろう。
なんで昨日あそこで帰っちゃったんだろう。
なんでもっと早く諦めなかったんだろう。
諦めることで変われたのに……。
私は色んなチャンスを全部不意にしてきたんだ。一つに固執して……。
アイドルになる、お姉ちゃんみたいになるって、子どもみたいに言って……。
もう嫌だ……。
どうにでもなってほしい。どうなってもいい。
もう関係ないから。
何もかも……。
私が二人から離れようと後ろを振り向こうとした刹那、天川くんが傘で傘を押しのけて、私の腕をぐっと掴んできた。
「ここねちゃん!」
「いや!」
咄嗟に天川くんの手を振り払おうと、私が腕を上げる……と同時に、駅前の大時計の鐘が大きく鳴り響いた。
『え?』
私と天川くんは、二人同時に大時計の方に振り向いた。
時間は五時十七分だった。
しばらく時が止まったように、私達以外の周りの人も、立ち止まって大時計を見ている。
なんでこんな中途半端な時間に……。
いや、よく考えれば、そもそも駅前の大時計の鐘が鳴ったことなど一度もない。
こんな音だったんだ、と誰もが思っただろう。
『こんな音だったんだ……』
あ、言っちゃった、と思ったのも束の間、私と天川くんがハモった。
私達は顔を見合わせると、どちらからともなく、我慢できずに吹き出してしまった。
『ぷっ、あはははは!』
涙を流しながら笑った私の情緒は、不思議と落ち着いていた。
「ごめんね、天川くん。私……」
「ここねちゃんが謝ることなんて一つもないよ。謝るのは完全に僕の方。もちろん、れいさんも。
本当にごめん。確実に傷付けると分かっていて、君を追い詰めたんだ。でも、あの時の言葉に嘘偽りはない。
君のため……大好きな君のためを想っての言葉だった。僕にとっては、君の方こそ『アイドル』だったんだ。
君のことを想い、君を追いかけ、君のために何かできないかと考えた。僕達が、これからも楽しく、ずっと一緒にいられるように……。改めて言うと、ストーカーじみてるかな……。本当は探偵と言ってほしいんだけどね」
「天川くん……。それって、私には謝るけど、後悔は全くないってことだよね?」
「流石ここねちゃん、その通りだよ」
「あははは! いいよ、じゃあ私は謝らなくていいね。その代わりに、天川くん、本当にありがとう。あなたに『こころ』からの感謝の言葉を伝えたい。
あなたがいなかったら、『今の私』はいなかった。本当に、私にとっては、かけがえのない『真のアイドル』だったよ。それこそ、お姉ちゃん以上に……。
私も……私も天川くんと……大好きな天川くんとずっと一緒にいたい。
私はそれを『運命』とは言いたくない。
だって、それはもう『良い偶然』じゃないから。
『決定事項』で『無期限契約』でしょ?」
「それじゃあ、『契約締結』だね。二度目の告白、と言うかプロポーズみたいになっちゃったね。改めてよろしく、大好きなここねちゃん」
天川くんが元アイドル力を発揮して、爽やかに私と握手を交わした。やっぱり、あの時のは告白だったんだ。まぁ、分かってたからいいけど。
プロポーズみたいっていうのは、その通りだけど、私も同じことだからなぁ。まぁいいよ、プロポーズでも。どうせ、この契約は解除できないんだし。
「よろしくね。でも、その枕詞は必要ないからね。大好きな天川くん」
「確かに恥ずかしいね。大大大好きなここねちゃん」
「そこまで行くと、言ってる方が恥ずかしくなってくるよね?」
私達は笑い合った。
これが私達のスタートラインになるのかな。それとも、あの時にもうスタートしてたのかな。
私自身のスタートは……もうしてるよね、お姉ちゃん。
お姉ちゃんは何も答えなかった。
いや、すでにそこにはいなかった。
自分でも意外なほど、昨日のことを引きずっていなかったようだ。
なぜだろう。傷が深くなる前に帰ってきたからだろうか。いや、『傷』って何?
私の『夢』が『私の夢』じゃなかったってことが『傷』?
少しでも考えてしまうと、余計なことまで引きずり出されて、沼にハマってしまう。
ダメだ。とりあえず、さっきしようとしていたことを……。
改めて、部屋を見回すと、無造作に置かれたバッグの中から顔を覗かせた本を見つけた。
そう言えば、『ウォッチャー』で買った、劇場の再起本があったな……。
でも、何となくだけど、嫌な予感がした。心を休ませたいのに休ませてくれないような……。頭の片隅に引っかかった何か……。
徐ろに本を手に取り、少し読み進めると、舞台の劇場の名が『クラシックボールルーム』と分かった。
『ボールルーム』って何だろうと思い調べると、『踊り場』『舞踏場』という意味だった。つまり、『古典的な舞踏場』。
これって、やっぱり……。『モダンマスカレード』、『現代の仮面舞踏会』のもじりだよね……。
れいさんが『真の』とか『衰退していく劇場』とかって言ってたから、もしかしてと思ったけど……。
れいさんが団長、劇場長なら、経営の天才は別にいるはずで、もちろん天川くんでもない。一体誰なんだろう。
いや、考えちゃダメ! これじゃあ、休まらない!
これも天川くんの言う『運命』なのかな。それとも……『事故』はもう嫌だよ……。
でも、もし……もし、このことを『運命』に変換できるとしたら、それは『私だけ』なんだよね、天川くん……。
それなら……!
私は意を決して、本を読み進めることにした。
なぜその時、前に進めたのかは分からない。所詮、本を読むだけだからと思っていたのか、それともこのままではいけないと『再起』したのか、この本と一緒に『再起』を目指せるのではないかと思ったのか。これが『再起本』じゃなかったらどうなっていたのか。これも『運命』だとしたら私は……。
巡る考えが私を興奮させ、時間を忘れて一文字一文字集中して本を読み進めていた。
読み終わった頃には夕方になっていて、部屋から外を見ると、雨がぽつりぽつりと降り始め、窓に水滴の跡を残していた。私の両頬を伝っている何かのように。
午後五時過ぎ、私は『ウォッチャー』に向かっていた。
読み終わった『真の天才に会った話』に落丁があったからだ。一度読み終わってからパラパラとページを捲っていた時に初めて気付いた。
改めて読んでもページが飛んでいるようには思えないのだが、明らかに一枚、五十五ページと五十六ページが存在しなかった。しかし、文章も内容も自然に繋がっている。
単なる印刷ミスかなと一瞬だけ疑ったが、自動でページ番号が振られる現代で、そんなことはあり得ない。
ここに何か重要なことが書かれていたのではないかというミステリー的な期待も少なからずあったので、とりあえず『ウォッチャー』に行って、出版社に交換してもらうよう言ってもらおうと、私は傘を差しながら歩みを進めている。
雨は降ってるけど、なんだか清々しい気分だ。天川くんに会うのが嫌で学校を休んだとはとても思えない。今なら天川くんに会っても、『昨日は突然帰ってごめんね。もう大丈夫だから』と素直に謝れる。これでいいんだよ、これで。
まぁ、この時間に天川くんが駅前を歩いてるはずはないんだけどね。図書室に寄らず、とっくに帰ってるはずだから。会う可能性があるとしたら、四限目の講義が終わった大学生の……。
そう思っていた矢先、およそ五十メートル離れた場所にお姉ちゃんを見つけた。超美人だから遠くから見てもすぐに分かる……。
ただ、その横には私が思いも寄らない人物がいた。なんで見つけちゃったんだろう……。
私はすぐに二人の、一つの傘に駆け寄った。
なんで……。その時の心臓の鼓動は、昨日より激しかった。
「お姉ちゃん! なんで……なんで天川くんと一緒にいるの⁉️」
「ここねちゃん⁉️ どうしてここに……いや、それよりも……」
戸惑う天川くんを余所に、お姉ちゃんが割り込む。
「言ったでしょ、ここね。私と天川くんで一緒に歩いて行くって。もちろん、概念的なことだけじゃなく、『現実』でもね」
お姉ちゃんはそう言って、天川くんと絡み合った手を私に見せつけるように、目配せしてきた。
「ここね、時間は待ってくれないんだよ。そして、世界もね。当たり前だよね。あなたがモタモタしている間に、私達はどんどん先に行く。前に一歩踏み出しただけじゃ、進んだだけじゃダメなんだよ。取り返しがつかないことなんていくらでもある。そうでしょ?」
「それは……」
「ねぇ、いつまでそこにいるの? 早く行ってよ。どこでもいいから早く!」
「ご、ごめんなさい……」
結局、私は何も変わっていなかったんだ……。
いや、全部お姉ちゃんの言う通りだったんだ。
変わったとしても、もう遅いんだ……。
なんでもっと早く行動できなかったんだろう。
なんで昨日あそこで帰っちゃったんだろう。
なんでもっと早く諦めなかったんだろう。
諦めることで変われたのに……。
私は色んなチャンスを全部不意にしてきたんだ。一つに固執して……。
アイドルになる、お姉ちゃんみたいになるって、子どもみたいに言って……。
もう嫌だ……。
どうにでもなってほしい。どうなってもいい。
もう関係ないから。
何もかも……。
私が二人から離れようと後ろを振り向こうとした刹那、天川くんが傘で傘を押しのけて、私の腕をぐっと掴んできた。
「ここねちゃん!」
「いや!」
咄嗟に天川くんの手を振り払おうと、私が腕を上げる……と同時に、駅前の大時計の鐘が大きく鳴り響いた。
『え?』
私と天川くんは、二人同時に大時計の方に振り向いた。
時間は五時十七分だった。
しばらく時が止まったように、私達以外の周りの人も、立ち止まって大時計を見ている。
なんでこんな中途半端な時間に……。
いや、よく考えれば、そもそも駅前の大時計の鐘が鳴ったことなど一度もない。
こんな音だったんだ、と誰もが思っただろう。
『こんな音だったんだ……』
あ、言っちゃった、と思ったのも束の間、私と天川くんがハモった。
私達は顔を見合わせると、どちらからともなく、我慢できずに吹き出してしまった。
『ぷっ、あはははは!』
涙を流しながら笑った私の情緒は、不思議と落ち着いていた。
「ごめんね、天川くん。私……」
「ここねちゃんが謝ることなんて一つもないよ。謝るのは完全に僕の方。もちろん、れいさんも。
本当にごめん。確実に傷付けると分かっていて、君を追い詰めたんだ。でも、あの時の言葉に嘘偽りはない。
君のため……大好きな君のためを想っての言葉だった。僕にとっては、君の方こそ『アイドル』だったんだ。
君のことを想い、君を追いかけ、君のために何かできないかと考えた。僕達が、これからも楽しく、ずっと一緒にいられるように……。改めて言うと、ストーカーじみてるかな……。本当は探偵と言ってほしいんだけどね」
「天川くん……。それって、私には謝るけど、後悔は全くないってことだよね?」
「流石ここねちゃん、その通りだよ」
「あははは! いいよ、じゃあ私は謝らなくていいね。その代わりに、天川くん、本当にありがとう。あなたに『こころ』からの感謝の言葉を伝えたい。
あなたがいなかったら、『今の私』はいなかった。本当に、私にとっては、かけがえのない『真のアイドル』だったよ。それこそ、お姉ちゃん以上に……。
私も……私も天川くんと……大好きな天川くんとずっと一緒にいたい。
私はそれを『運命』とは言いたくない。
だって、それはもう『良い偶然』じゃないから。
『決定事項』で『無期限契約』でしょ?」
「それじゃあ、『契約締結』だね。二度目の告白、と言うかプロポーズみたいになっちゃったね。改めてよろしく、大好きなここねちゃん」
天川くんが元アイドル力を発揮して、爽やかに私と握手を交わした。やっぱり、あの時のは告白だったんだ。まぁ、分かってたからいいけど。
プロポーズみたいっていうのは、その通りだけど、私も同じことだからなぁ。まぁいいよ、プロポーズでも。どうせ、この契約は解除できないんだし。
「よろしくね。でも、その枕詞は必要ないからね。大好きな天川くん」
「確かに恥ずかしいね。大大大好きなここねちゃん」
「そこまで行くと、言ってる方が恥ずかしくなってくるよね?」
私達は笑い合った。
これが私達のスタートラインになるのかな。それとも、あの時にもうスタートしてたのかな。
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