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CBR使いの復活
Round5 テスト帰りのレース(ドニントン・パーク)
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8耐のテストから、遂にWSBKにカムバック。短いインターバルの間に、日本で8耐に向けたテスト等をやっていた為、しばらくの間ピレリを使っておらず、感覚を完全に忘れかけていた。その為、レース1ではかなり手こずりながらも2位に入った。スーパーポールでは、感覚を取り戻したのか、見事に制覇した。そして問題は、レース2だった。俺は、この時に焦ってハイサイドを起こして自爆。背中を強く打ち付けてしまい、その衝撃でエアバッグが作動した。寝心地は「ある意味」良かった。だけど、流石はOGK Kabuto。こんな速度ですっ転んでも、脳震盪を起こす事が無い。この時に、また右手親指を負傷してしまい、8耐エントリーが絶望的と思われてたが、遂に「HRCの狂犬」こと、リザーブライダーの矢野香里奈ちゃんの出番が回ってくることとなった。香里奈ちゃん本人は「やっと出番が回ってきわね!!ニヘヘヘヘヘ!!」とガチでヤク中じみた笑いを浮かべつつ、まるで「待ってました!」と、出番を待ちわびてたかのようだった。ちなみに、検査の結果は「8耐には影響無い」との事だが、WSBKがある事を考えると8耐後は大事をとって欠場しないと、マジで何が起こるか、分かったもんじゃない。ただ、香里奈ちゃんに「俺専用マシン」を扱えるか、すごく心配になってきた。結構ピーキーな性格だから、物理的に「人を選ぶ」マシンでもある。2003年のMotoGP開幕戦鈴鹿のレース中の事故で、亡くなってしまった加藤大治郎さんの後釜として加入した、清成龍一選手みたいな状況にならなければ良いのだけど…。しかもWSBKワークスマシンを1度もテストせずに、「ぶっつけ本番」なんて言う一番やめて欲しい状況だけは避けたいけど、彼女の事だ。必ず良い結果を残してくれるだろうよ。ちなみに、合流するとなると次のモストGPからだと思う。そして、カーナンバーも発表された。カーナンバーは伝説のナンバーでもある、「11」。そして、ツナギはRSタイチ、ヘルメットはOGK Kabutoという組み合わせだ。そして、彼女は、最終戦日本GPにもエントリーしている。が、ワークスでは無くて全日本ロードレース選手権枠からのエントリーだ。ナンバーは今回と変わらないとの事だ。ただ、ピレリを使った事が無いとの事で、違いが分からず、ブリジストンと同じ感覚で走ると後々地獄見る事になるので、一応本人にも、チャットとかで「ブリジストンと同じ感覚で走ると後々地獄見る事になるから、気をつけてね。随分性格違うから。それとグリップの仕方とグリップの強さも。」と打って送ると、彼女からは「大丈夫ですって!私を誰だと思ってるんですか?」と来たが、心配でしょうがない。過去に一度というより、俺もデータ収集込みで「Team HRC Ride Lab 」というテストチームでエントリーした際に戦った事あるけど、恐ろしくてしょうがなかった。マジで死ぬかと思ったくらいだ。何処まで行っても、追いかけて来るその姿はまるで「狂犬」そのものだった。全日本ロードレース選手権の選手からもマシンカラーと相まって、付けられたあだ名は「ブラッディ・マッドドッグ」。普段は、人懐っこくていい子なんだけどね…。ヘルメットとツナギ着用すると「性格変わっちゃう」のよ。だけど、ライティングスタイルはかなりアグレッシブだからWSBKでも通用すると思う。
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