FIA World Rally Championship Crazy Road

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第5章 新たな1ページ

Round2 サファリの予行演習?(アークティック・ラリー)

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前回のモンテカルロから、舞台をホームのフィンランドに移して迎えた第2戦アークティックラリー。しかもWRC初開催のラリーでもある。実はラリースウェーデンが感染症流行の影響で無しになった代替ラリーとして組み込まれたのがこのアークティックラリーという訳だ。アークティックというのは英語で「北極」を意味してる通り、スノーラリー。今まで以上に過酷で「サバイバルラリー」になるのは間違い無かった。けど、これを乗り越えずしてサファリラリーをどう戦い、どう生き抜けというのかも問われているのがアークティックラリーである。言い換えればサファリラリーの「予行演習」でもある。ここでスパイクタイヤの真価も試されるのだ。シェイクダウンでもいい感触を掴んだまま迎えた初日。初日は俺がフルスロットルで攻めに攻めて、総合トップで終える事が出来たが、楽な道程では無かった。雪の壁に当たらないようにかなり警戒して走っていたのも事実だ。走りながら俺は美海ちゃんに「余裕あればでいいから構わない。右に注意を向けながらナビとかして欲しいな。左は俺がカバーできるのと少し試したい事があるから。」と美海ちゃんに言うと、ここで美海ちゃんが覚醒して「分かった。そこまで言うなら私も本気出しちゃうよ!行くよ!」と片目は真っ直ぐ見たまま、もう片方で右の感覚を目視計測の上でナビゲーションを行うという「離れ技」を披露してくれた。俺も「特殊能力」である「エコーロケーション」を行使。この技はイルカがよく使う「超音波反響」を応用させたもの。エンジン音を超音波代わりに利用して、その反響で左右のクリアランスを測るという技をここで披露することにした。こうして息ぴったりの走りで総合トップになったという訳だ。続く2日目は、初日以上のサバイバルラリーに。まずは星奈がアークティックラリーの魔物の「餌食」になった。走行中に見えない岩に乗り上げて、雪の壁にマシンがヒット。幸い2人は無事との事だが、マシンは激しく損傷。サービスまで戻れたのが「奇跡」というレベルだったが幸運な事にフレームまで逝ってないのが「唯一の救い」とも言える。2人は初の「デイリタイヤ」を決断。その間残った3台で2日目を走り抜いた。スバル勢も総合2位に着けており、そろそろ優勝が手に届くところまで来ていた。こうして迎えた最終日は、星奈のマシンも無事に修復されて、戦線復帰。日本勢によるトップ争いが更にヒートアップした。俺は、最後の最後で車体が思った以上に流れてしまい、それでタイムロス。スバル勢に総合トップを明け渡してしまった。結果は、スバルが復帰後2勝目を達成。TGR勢は、俺が2位で、姉さんズが3位を獲得した。星奈も執念の5位フィニッシュでラリーを盛り上げた。その後ろに妹ズという結果になった。
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