転生先が綿毛

転生

魔王種

俺とガイアとラミアは
アイツらがいない2日間。
ぐーたらと過ごしていた。

そして、アイツらを送り出して3日目の朝
ベルア達は帰ってきた。

お待たせ致しました。グリア様
皆が私の試練を乗り越え、無事に力を手に入れました。
それにしても、ナビ様は非常に素晴らしい方ですね。
まさかこのようなやり方があるとは、、
私が行う試練よりもはるかに効率よく
力をつけることが出来ております。

おう！ベルア！
ありがとな
100年もまかせてしまってすまなかった

いえいえ。
悪魔にとっては100年など容易いことでこざいます。
我々には命が尽きるという感覚がないですからね。

たしかにそうだな、、
まあ、それよりもアイツらはどれくらい強くなったんだ？

ええ。部隊長格の者たちは、私の部下をなんなく倒せるくらいにはなりましたよ。
他のものたちも、試練前とは比べ物にならないくらい強くなりました。
特に魔物たちに関しては、魔王クラスに匹敵するもの達もいます。
全てナビ様のおかげでございます。

お、おう。
つまり、相当強くなったんだな、、
ナビ。ありがとう

いえ！！少しはご主人様のお役に立てるようにはして参りました。
ついでに、進化したもの達が身につけたスキルを最適化し、ご主人様のスキルへ統合しております。

おう！じゃあおれのレベルももあがったってことか？
ちなみにアイツらはどうだ？
S級くらいになったか？

はい。レベルに関してはS級になりましたが、能力値で見るとSS級かと。
他の国民たちも、みなA級以上になっております。

まじか、、。
確かA級が一体現れたとしても国が部隊を組んで殲滅するレベルじゃなかったか？
つまり、この国は、、、、
よし、考えるのはやめよう

じゃあ皆に挨拶でもするか。
アイツらからしたら100年は離れていたのだからな

はい。そうしてくださいませ。ご主人様
ジュークたちも喜ぶでしょう

よし！お前たち！戻ってこい！！

おれは、空間にいるもの達を全てこちらに戻した。

お、おお、、、、、、、
グリア様、、、、、
やっとお会いできた、、、

お、おい。大丈夫か？ジューク
しかし、少し見ない間になんか老けたか？

心無しか全員が老けているように見える

ご主人様。
皆が私の課した課題をやり遂げたのです。
疲労困憊しているのでしょう。

おいおい。一体どんな試練を化したのだよ、、

まあ、みんな無事で何よりだ。
それぞれが力の使い方を学び、肉体だけでなく魂も成長ができただろう。
おれは、みなが無事に戻ってきてくれて非常に嬉しく思う。
今回の試練を乗り越えたお前たちなら、これからどんな困難があろうと立ち向かえると信じている。
みんな、ありがとう。

、、、、、、、、、。

おい？どうした？急にみんな黙り込んで、、

バタッ

バタッ

全員が次々に倒れていく。

おい、どうした？？
何が起こってるんだナビ？

いま国民全員が進化の儀へと入りました。

ん？進化の儀？
あの名付けとかでなるやつか？

はい。
しかし、今回はベルア様が原因でございます。
こちらをご覧くださいませ。

フォンっ


【名前】グリア
　【種族】魔物の王
　【称号】転生者  元妖精女王の加護
   炎竜の加護  魔物を統べるもの　魔王
　【レベル】2000
　【体力】30000000
　【魔力】50000000
　【スキル】

超上級スキル 能力支配
→相手の能力を支配する。吸収の最上位互換

超上級スキル エネルギー支配
→相手のエネルギーを奪う。付着の最上位互換

超上級スキル 幻影の王
→相手の精神への干渉

超上級スキル 世界の苗木
→能力の最適化・行動予測・空間支配

超上級スキル 大魔法辞典
→眷属の全ての魔法が使用可能。
   魔法創造で生み出した魔法も全て集約される。

超上級スキル 命の泉
→相手の運命を定めることができる

超上級スキル  魔王の息吹
→魔王種となったものが扱えるスキル。
  威圧・生命を吸い取る・魅力

 
　【魔法】
　　創造魔法 超上級
       森羅万象
       万物創造
       5大上級魔法(炎・水・土・氷・雷)
      スキル改変

なんだ？ただのステータスじゃないか
って、ん？？？
種族が魔物の王ってなってるぞ？
なんだこれ？

はい。ベルア様の眷属達がみな進化し、その得た力をベルア様へ効率よく供給していたことにより、ベルア様は魔王種へと進化致しました。
それにより、配下のものたちは1度進化の儀で眠りへとついたのです。

ん？おれは進化したのに眠くならないぞ？？

はい。それは私がそのように調整致しました。
グリア様が進化の儀で眠られている間に何かあっては行けませんから。
まあ、多少はこの2日間身体のだるさなどありませんでしたか？

ああ、たしかにあった。
何もやる気が起きずに、ラミアから出かけに誘われても断ってしまったくらいにな。
つまり、その時には進化は始まっていたのか。
納得だ、、。

なあ、ナビ？

はい。なんでございましょう？

この進化の儀が終わったらこいつらは今よりも強くなるのか？

はい。グリア様の格が上がるということは、その配下たちも格があがるということ。
その分強くなるかと、、
おそらく、みなの称号が魔王の眷属に変わるでしょう。

お、おう。
そうか、、
道理でラミアもガイアも見ないわけだ。
恐らく進化の儀で寝ているのだろう。
なんか分からんが、ひょっとして今この瞬間に最強の国ができてしまったのではないだろうか、、、

まあ、いいか、、、、。
強いに越したことはないないからな
はははははははは

とゆう感じで、国民全員が無事に進化の儀を終え、バケモノに進化したのであった。