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第二十一章 隠れアジトにて
3-1 わたくしの愛する家族のために~前編~
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ドミニクと結婚をし、九か月が経過した。
アリツェは公爵邸の一室の窓際で、ロッキングチェアに揺られつつ、静かに読書をしていた。差し込む初夏の陽気が心地よい。時折視線を上げ、窓の外を眺めたりしつつ、午後のひと時を過ごす。穏やかな一日だった。
日が傾き始めた頃合い、アリツェは物音に気付いて顔を上げた。侍女がティーセットを持ってきてくれたようだ。ティーセットとはいえ、飲むのは炭酸水だったが。
「ありがとう、サーシャ」
アリツェは侍女に礼を言い、ロッキングチェアからソファーへと移動した。
「奥様、間もなく旦那様がお戻りになられるそうです。今日は早めにお仕事が終わったそうですよ?」
侍女――サーシャはそう口にしながら、滑らかな手つきでカップに炭酸水を注いだ。
「まぁ、それは僥倖ですわ。最近お忙しそうだったので、少し心配しておりましたの」
アリツェは皿に用意された小さいジンジャーブレッドをひとかけら、ひょいっと口に放り込んだ。
「奥様、はしたないですよ」
少し無作法なアリツェの食べ方を、すかさずサーシャはたしなめる。
「あら、いいじゃない。他に誰かが見ているでもなし、あなたとわたくしの仲ではないですか」
アリツェは悪戯っぽく笑いながら、サーシャのやや童顔な顔を見つめた。
「まったく、昔から私の前では油断しっぱなしですね。まぁ、構いませんが」
「なら、問題ないですわね」
わずかに口をとがらせるサーシャに、アリツェは含み笑いを漏らした。
アリツェはドミニクと結婚をするや、公爵家のプライベートな領域を一手に引き受けてくれる侍女を雇った。それが、このサーシャだ。サーシャはかつて、アリツェがマルツェルの庇護下にいた時代、アリツェ専属の侍女をしていた。人さらいにさらわれそうになった朝、一緒に余所行きの服を選んだのも、このサーシャだった。不遇な子供時代の、ほぼ唯一といってもいい味方だった。
アリツェよりも十歳年上だが、そこまで年が離れているようには見えない。くりっとした目をしたサーシャは、実年齢よりも五歳は若く見えるからだ。アリツェはサーシャに絶大の信頼を置き、家庭内のこまごまとした用事は、すべて任せるようにしていた。自らが動けない今、サーシャは大切なアリツェの右腕となっていた。
しばらくサーシャとお茶を楽しんでいると、廊下から靴音が聞こえてきた。入口へ顔を向ければ、ひょいとドミニクが顔を出す。
「ドミニク、お疲れ様」
アリツェはゆっくりと立ち上がろうとした。だが、ドミニクは慌てて両手で制し、座るように促す。
「ねぎらいありがとう。アリツェ、君のほうは? 身体は大丈夫かい?」
ドミニクは優し気な目線を送ってきた。
「えぇ、おかげさまで。お医者様にも、順調だとおっしゃっていただけましたわ」
アリツェはソファーに座りなおし、ドミニクににこっと微笑んだ。
「ボクたちの初めての子だ。……予定日が、今から待ち遠しいね」
ドミニクは上着をサーシャに預けると、そのままアリツェの隣に座った。
「本当に……。元気に生まれてきてさえくれれば、わたくしとしては何も言うことはございませんわ」
アリツェは自身のお腹に手を当てながら、ゆっくりと目を閉じた。……時折感じる、我が子の動き。まもなく迎える予定日が、アリツェも待ち遠しかった。
「領政は順調ですか? ごめんなさい、最近お手伝いをできなくて」
アリツェは目を開くと、隣のドミニクにちらりと顔を向けた。
お腹がだいぶ大きくなり、アリツェは事務仕事から一時手を引いていた。周囲から、今は出産に専念をするようにときつく言われており、本音では領政を手伝いたいアリツェも、今はおとなしく従っている。
「大丈夫、安心してくれ。領政を滞らせてしまっては、君が安心して出産ができないじゃないか。任せてくれよ」
ドミニクは袖をまくり、ぐっと二の腕に力こぶを作った。
「うふふ、頼もしいですわ」
アリツェは微笑を浮かべながら、ドミニクにしな垂れかかった。
「うん、本当に。冗談抜きで、順調にやっている。君の育てたシモンとガブリエラは優秀だよ。精霊術以外も、こっそりいろいろと仕込んでいたとはねぇ」
「有能でしょう? 孤児院時代に、わたくしと一緒にちょっと難しい本まで読みこんだりしていましたから。その当時に育てた知力のステータス、だいぶ役に立っているようで何よりですわ」
アリツェはドミニクの顔を見上げて、勝ち誇ったように笑った。二人を褒められれば、教育係を務めたアリツェの鼻も高い。
「ただ、ガブリエラも妊娠しているんだろう? 彼女の力を借りられるのも、それほど長い期間じゃないよね」
ドミニクはわずかに顔を曇らせた。
アリツェとドミニクの結婚から少し経って、ガブリエラもシモンと結婚をした。ガブリエラの妊娠発覚は最近の話なので、まだ仕事には支障がない。だが、予定日が近くなれば、アリツェ同様に一旦仕事から離れざるを得なくなる。
「ガブリエラが産休に入るころには、わたくしも領政に復帰できると思いますわ。心配なさらないで」
アリツェはドミニクの手を取り、ぎゅっと握りしめた。
「うーん、ボクとしては、アリツェには子育てに専念をしてもらいたい思いがあるんだけれど……」
「あら、どうしてですの? きちんと養育係を雇う準備も済ませておりますし、執務も公爵邸で行っているのですから、ちょくちょく子供の元へは顔を出せますわよ?」
不服そうな声を上げるドミニクに、アリツェは首を傾げた。
子育てへの準備には余念がない。サーシャの手も借りつつ、万全の態勢を敷けているとアリツェは思っていた。ドミニクは何が不満なのだろうか。
「うん、ボクも普通の子供であれば、それで構わないと思うんだ。けれど、ボクたちの子供は普通じゃないんだよ?」
ドミニクは握りしめられていない側の手を上げ、アリツェの頭を優しく撫でた。
「将来公爵位を継ぐことになるし、それ以上に、君の血を引いているってことは、かなりの精霊術の才能を持って生まれてくるはずなんだよね? 精霊使いとしての教育を、幼いころからしっかりとしてもらったほうがいいんじゃないかなって」
ドミニクの言葉に、アリツェははっと目を見開いた。
自分の血を引く子供が霊素を持って生まれてくるという事実を、アリツェは少し軽く考えていた。ドミニクに指摘をされるまで、すっかり忘れていた。
「霊素や精霊術の教育ってことになれば、今この領でできるのはアリツェしかいないじゃないか。……シモンやガブリエラも可能かもしれないけれど、彼らも自分の子供の教育をしなければいけないし、そもそも、こと人にものごとを教えるって点では、アリツェには一日の長がある」
ドミニクの諭すような言葉に、アリツェはうなだれた。
「確かに……、あなたのおっしゃるとおりかもしれませんわね」
アリツェは弱々しい声で、ドミニクに答えた。
「正しい霊素や精霊使いの教育を受けられなかったがゆえに、わたくしはお養父さまやお養母さまとの関係を、必要以上に悪化させてしまいました。可愛い我が子に、同じ思いはさせたくありませんわね……」
我が子が無意識のうちに、霊素を持たない養育係を害してしまう可能性。そう考えれば、生まれる子供が一人で霊素を適切に制御できるようになるまでは、アリツェ自身が養育に当たるべきなのかもしれない。わが身に起きたような不幸を、子供にも背負わせるような事態は、絶対に避けたい。
「もちろん、アリツェの行政手腕は惜しいさ。でもね、その方面に関しては、王室に縁のあるボクにとって、代わりを探そうと思えば探せないこともない。でも、霊素や精霊術となると話は別だよ。現状で人に教えられるだけの精霊術の才能を持った人間は、極端に少ないんだ」
ドミニクのつてを使えば、王都から優秀な行政官を引っ張ってくるのも可能かもしれない。だが、精霊術を指導できるような人間を探そうと思っても、それはおそらく無理だ。現状のフェイシア王国で、それほどの実力を持った精霊使いは、アリツェとクリスティーナ、それに、アリツェの直接指導を受けたシモンとガブリエラくらいだ。
「となりますと、わたくしは子供の養育をまず第一に考え、余裕ができたら領政に、程度のスタンスがいいのかもしれませんわね」
アリツェも納得がいき、首肯した。
「領内の重要案件については、もちろんアリツェにも相談するさ。とりあえず、子供たちに手がかからなくなるくらいまでは、この方針で行ってみよう?」
「はいっ!」
見つめてくるドミニクに対し、アリツェは精いっぱいの笑顔を向けた。
アリツェは公爵邸の一室の窓際で、ロッキングチェアに揺られつつ、静かに読書をしていた。差し込む初夏の陽気が心地よい。時折視線を上げ、窓の外を眺めたりしつつ、午後のひと時を過ごす。穏やかな一日だった。
日が傾き始めた頃合い、アリツェは物音に気付いて顔を上げた。侍女がティーセットを持ってきてくれたようだ。ティーセットとはいえ、飲むのは炭酸水だったが。
「ありがとう、サーシャ」
アリツェは侍女に礼を言い、ロッキングチェアからソファーへと移動した。
「奥様、間もなく旦那様がお戻りになられるそうです。今日は早めにお仕事が終わったそうですよ?」
侍女――サーシャはそう口にしながら、滑らかな手つきでカップに炭酸水を注いだ。
「まぁ、それは僥倖ですわ。最近お忙しそうだったので、少し心配しておりましたの」
アリツェは皿に用意された小さいジンジャーブレッドをひとかけら、ひょいっと口に放り込んだ。
「奥様、はしたないですよ」
少し無作法なアリツェの食べ方を、すかさずサーシャはたしなめる。
「あら、いいじゃない。他に誰かが見ているでもなし、あなたとわたくしの仲ではないですか」
アリツェは悪戯っぽく笑いながら、サーシャのやや童顔な顔を見つめた。
「まったく、昔から私の前では油断しっぱなしですね。まぁ、構いませんが」
「なら、問題ないですわね」
わずかに口をとがらせるサーシャに、アリツェは含み笑いを漏らした。
アリツェはドミニクと結婚をするや、公爵家のプライベートな領域を一手に引き受けてくれる侍女を雇った。それが、このサーシャだ。サーシャはかつて、アリツェがマルツェルの庇護下にいた時代、アリツェ専属の侍女をしていた。人さらいにさらわれそうになった朝、一緒に余所行きの服を選んだのも、このサーシャだった。不遇な子供時代の、ほぼ唯一といってもいい味方だった。
アリツェよりも十歳年上だが、そこまで年が離れているようには見えない。くりっとした目をしたサーシャは、実年齢よりも五歳は若く見えるからだ。アリツェはサーシャに絶大の信頼を置き、家庭内のこまごまとした用事は、すべて任せるようにしていた。自らが動けない今、サーシャは大切なアリツェの右腕となっていた。
しばらくサーシャとお茶を楽しんでいると、廊下から靴音が聞こえてきた。入口へ顔を向ければ、ひょいとドミニクが顔を出す。
「ドミニク、お疲れ様」
アリツェはゆっくりと立ち上がろうとした。だが、ドミニクは慌てて両手で制し、座るように促す。
「ねぎらいありがとう。アリツェ、君のほうは? 身体は大丈夫かい?」
ドミニクは優し気な目線を送ってきた。
「えぇ、おかげさまで。お医者様にも、順調だとおっしゃっていただけましたわ」
アリツェはソファーに座りなおし、ドミニクににこっと微笑んだ。
「ボクたちの初めての子だ。……予定日が、今から待ち遠しいね」
ドミニクは上着をサーシャに預けると、そのままアリツェの隣に座った。
「本当に……。元気に生まれてきてさえくれれば、わたくしとしては何も言うことはございませんわ」
アリツェは自身のお腹に手を当てながら、ゆっくりと目を閉じた。……時折感じる、我が子の動き。まもなく迎える予定日が、アリツェも待ち遠しかった。
「領政は順調ですか? ごめんなさい、最近お手伝いをできなくて」
アリツェは目を開くと、隣のドミニクにちらりと顔を向けた。
お腹がだいぶ大きくなり、アリツェは事務仕事から一時手を引いていた。周囲から、今は出産に専念をするようにときつく言われており、本音では領政を手伝いたいアリツェも、今はおとなしく従っている。
「大丈夫、安心してくれ。領政を滞らせてしまっては、君が安心して出産ができないじゃないか。任せてくれよ」
ドミニクは袖をまくり、ぐっと二の腕に力こぶを作った。
「うふふ、頼もしいですわ」
アリツェは微笑を浮かべながら、ドミニクにしな垂れかかった。
「うん、本当に。冗談抜きで、順調にやっている。君の育てたシモンとガブリエラは優秀だよ。精霊術以外も、こっそりいろいろと仕込んでいたとはねぇ」
「有能でしょう? 孤児院時代に、わたくしと一緒にちょっと難しい本まで読みこんだりしていましたから。その当時に育てた知力のステータス、だいぶ役に立っているようで何よりですわ」
アリツェはドミニクの顔を見上げて、勝ち誇ったように笑った。二人を褒められれば、教育係を務めたアリツェの鼻も高い。
「ただ、ガブリエラも妊娠しているんだろう? 彼女の力を借りられるのも、それほど長い期間じゃないよね」
ドミニクはわずかに顔を曇らせた。
アリツェとドミニクの結婚から少し経って、ガブリエラもシモンと結婚をした。ガブリエラの妊娠発覚は最近の話なので、まだ仕事には支障がない。だが、予定日が近くなれば、アリツェ同様に一旦仕事から離れざるを得なくなる。
「ガブリエラが産休に入るころには、わたくしも領政に復帰できると思いますわ。心配なさらないで」
アリツェはドミニクの手を取り、ぎゅっと握りしめた。
「うーん、ボクとしては、アリツェには子育てに専念をしてもらいたい思いがあるんだけれど……」
「あら、どうしてですの? きちんと養育係を雇う準備も済ませておりますし、執務も公爵邸で行っているのですから、ちょくちょく子供の元へは顔を出せますわよ?」
不服そうな声を上げるドミニクに、アリツェは首を傾げた。
子育てへの準備には余念がない。サーシャの手も借りつつ、万全の態勢を敷けているとアリツェは思っていた。ドミニクは何が不満なのだろうか。
「うん、ボクも普通の子供であれば、それで構わないと思うんだ。けれど、ボクたちの子供は普通じゃないんだよ?」
ドミニクは握りしめられていない側の手を上げ、アリツェの頭を優しく撫でた。
「将来公爵位を継ぐことになるし、それ以上に、君の血を引いているってことは、かなりの精霊術の才能を持って生まれてくるはずなんだよね? 精霊使いとしての教育を、幼いころからしっかりとしてもらったほうがいいんじゃないかなって」
ドミニクの言葉に、アリツェははっと目を見開いた。
自分の血を引く子供が霊素を持って生まれてくるという事実を、アリツェは少し軽く考えていた。ドミニクに指摘をされるまで、すっかり忘れていた。
「霊素や精霊術の教育ってことになれば、今この領でできるのはアリツェしかいないじゃないか。……シモンやガブリエラも可能かもしれないけれど、彼らも自分の子供の教育をしなければいけないし、そもそも、こと人にものごとを教えるって点では、アリツェには一日の長がある」
ドミニクの諭すような言葉に、アリツェはうなだれた。
「確かに……、あなたのおっしゃるとおりかもしれませんわね」
アリツェは弱々しい声で、ドミニクに答えた。
「正しい霊素や精霊使いの教育を受けられなかったがゆえに、わたくしはお養父さまやお養母さまとの関係を、必要以上に悪化させてしまいました。可愛い我が子に、同じ思いはさせたくありませんわね……」
我が子が無意識のうちに、霊素を持たない養育係を害してしまう可能性。そう考えれば、生まれる子供が一人で霊素を適切に制御できるようになるまでは、アリツェ自身が養育に当たるべきなのかもしれない。わが身に起きたような不幸を、子供にも背負わせるような事態は、絶対に避けたい。
「もちろん、アリツェの行政手腕は惜しいさ。でもね、その方面に関しては、王室に縁のあるボクにとって、代わりを探そうと思えば探せないこともない。でも、霊素や精霊術となると話は別だよ。現状で人に教えられるだけの精霊術の才能を持った人間は、極端に少ないんだ」
ドミニクのつてを使えば、王都から優秀な行政官を引っ張ってくるのも可能かもしれない。だが、精霊術を指導できるような人間を探そうと思っても、それはおそらく無理だ。現状のフェイシア王国で、それほどの実力を持った精霊使いは、アリツェとクリスティーナ、それに、アリツェの直接指導を受けたシモンとガブリエラくらいだ。
「となりますと、わたくしは子供の養育をまず第一に考え、余裕ができたら領政に、程度のスタンスがいいのかもしれませんわね」
アリツェも納得がいき、首肯した。
「領内の重要案件については、もちろんアリツェにも相談するさ。とりあえず、子供たちに手がかからなくなるくらいまでは、この方針で行ってみよう?」
「はいっ!」
見つめてくるドミニクに対し、アリツェは精いっぱいの笑顔を向けた。
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