234 / 272
第二十一章 隠れアジトにて
3-2 わたくしの愛する家族のために~中編~
しおりを挟む
アリツェの最初の子の出産から、四年が経った。
生まれた息子エミルも四歳となり、公爵邸はだいぶにぎやかな毎日を送っていた。あちこち我が物顔で走り回るエミルに、サーシャをはじめとした侍女たちは、すっかり振り回されっぱなしだ。
「いけません、エミル! そちらへ行ってはダメですわ!」
アリツェは叫んだ。だが、エミルは知らん顔で奥のクローゼットの中へ隠れようとする。しかし、すかさずサーシャに首根っこを掴まれ、アリツェの傍へと連れてこられた。
「まったく、誰に似たのかしら。わんぱくで困りますわ!」
アリツェはエミルの顔を覗き込み、「おいたばかりしていては、おやつ抜きにしますわよ」と叱る。
ドミニクの面影を色濃く残すエミルの顔が、みるみるうちにクシャっと歪んでいく。
「まぁまぁ、奥様。元気なことは、とても良いことだと思いますよ」
アリツェに叱られしょぼくれるエミルを見て哀れに思ったのか、サーシャが助け舟を出した。
「そうはいっても、サーシャ。元気過ぎても困りものですわっ! 万が一、怪我でもしたらと思うと、わたくし……。あ、また!」
エミルはアリツェの一瞬の隙を見て、再び駆け出した。今度は窓際でお座りをしているペスの元に寄っていき、隣に座り込んだ。そのままキャッキャキャッキャと笑いながら、ペスのしっぽをぐいぐいと引っ張り出した。
だが、そこはさすがにペスだ。幼児の力で引っ張られた程度では、物ともしない。チラリとエミルに視線をくれつつ、適当にあしらっていた。
「相手がペスだからいいものの、ハラハラいたしますわ」
アリツェは眉をひそめ、少しそわそわしながら我が子の行動を見つめた。
「ふふふ、可愛らしいじゃないですか」
サーシャは忍び笑いを漏らしつつ、エミルの傍に寄っていった。
「レオナがおとなしい分、エミルの活発さが余計に目立ちますわ……」
アリツェは隣ですやすやと寝入っている幼女を見遣りつつ、大きなため息をついた。この幼女レオナは、ガブリエラとシモンの子供だ。エミルよりも半年生まれるのが遅かったが、エミルよりもよっぽどおりこうさんだった。
「私がしっかり見張っておりますし、あちらでもガブリエラが目を光らせております。御心配には及びませんよ」
ペスの尻尾を掴んだまま離そうとしないエミルを引きはがしつつ、サーシャはアリツェに優しく声をかけた。
「身重で自由に動けないのが、もどかしいですわ」
アリツェは大きくなった自身のお腹に手を当てた。幾度か掌に衝撃を感じる。お腹の子が、元気に動き回っているのだろう。
「あきらめておとなしくなさっていてください。エミル様のためにも、ね。弟になるのか、妹になるのか、まだわかりませんが、元気なお子を産んで、エミル様を喜ばせてあげてください」
サーシャはエミルを抱きかかえ、苦笑を浮かべながら、アリツェの座るソファーへと戻ってきた。
「もちろん、そのつもりですわ。ただ、ちょっと退屈過ぎて」
レオナのつやつやの黒髪を撫でつつ、アリツェは口を尖らせた。
「旦那様がいらっしゃらなくて、お寂しいんですね。わかります」
「本当ですわ! あぁ、ドミニク成分が不足中ですわ!」
サーシャの言葉に、アリツェは両眉を上げ、嘆きの声を張り上げた。
「でも、旦那様の今回の視察、重要な案件なんですよね?」
サーシャはアリツェに相対するようにソファーへと腰を下ろし、そのすぐわきにエミルも座らせた。エミルは不満げな声を上げるも、サーシャがおかっぱの金髪を撫でてやると、途端におとなしくなる。
……アリツェは解せなかった。自分の言うことは全然聞かないくせに、サーシャに言われれば素直に従う我が息子。少し、サーシャに嫉妬をしてしまう。思わずぎゅっと口を真一文字に結び、サーシャにジト目を向けた。
アリツェの視線に気づいたサーシャが、何やら勝ち誇った微笑を浮かべている。悔しい……。
「お兄様から、大司教一派に関する情報が入りましたの。我が領のはずれに、世界再生教の破却された施設が取り残されていて、最近そこに何者かが出入りしているのではないかと」
アリツェはため息交じりにサーシャに語ると、テーブルに置かれたクッキーを一つまみ取って、口に運んだ。
「公爵領内で、何か悪だくみでもされていたら嫌ですね……」
サーシャはちらりとエミルに目を向け、不安げな表情を見せた。
退屈さに負けたのか、エミルはいつの間にか眠っていた。サーシャに寄りかかりつつ、可愛らしい寝息を立てている。
「まったくですわ。……領民のためにも、そして、わたくしの愛する家族のためにも、心配の芽は確実に摘んでおかねばなりませんわ」
すやすやと寝入っているエミルを、アリツェは目を細めながら見つめた。
アリツェは誓う。この子たちのためにも、やれるだけのことはやろうと。アリツェは願う。この子たちの悲しむ姿は、決して見たくはないと。
「大司教たちの行方、相変わらず決定的な情報は入ってきていないんですよね?」
サーシャはアリツェに顔を向けなおし、首を傾げた。
「残念ながら……。クリスティーナが王太子妃になって身動きが取れず、わたくしも身重で動けません。ドミニクも発展途上の領の領主なので、おいそれと領外には出られません。今、大司教捜索に動き回れているのが、お兄様配下の、かつての導師部隊だけですわ」
アリツェは頭を抱えながら、力なくつぶやいた。
大司教捜索は、今完全に行き詰っていた。時折ラディムから、今回のように怪しい場所に関する報告は入る。だが、今のところそのすべてが不発だった。
調査に霊素持ちをもっと大々的に投入をしたいところなのだが、現状では厳しい。クリスティーナもラディムも、自らの役割にがんじがらめとなっているし、アリツェも妊娠中で派手に動けない。
ラディムが編成しなおした、かつてのザハリアーシュの導師部隊。彼らだけが、アリツェたちの希望の星だった。
「この広い大陸中央部をくまなく探すのも、二十人くらいの元導師たちだけでは、厳しそうですね。奥様と同い年ですよね、霊素持ちということは」
サーシャは唇に人差し指を当てながら、考え込むように視線を上に向けた。
「えぇ。ですので、面倒な話ではありますが、田舎に行けば霊素持ちの力を知らない者も多数です。どうしても年齢で侮られ、非協力的な態度を取られたり、聞き込みなどもうまくいかないケースが多いと聞いております」
アリツェは現状の手詰まり感を嘆き、ため息をついた。
霊素や精霊術の普及教育も、満足に進められてはいない。精霊教が国教化されたとはいえ、地方に行けば精霊術を見たことのない者が圧倒的になる。元導師たちは、アリツェと同い年の二十歳。その年の若さを嘲り、若造の言うことなど聞けるかと口にする頭の固い人間も、まだまだ多いようだ。
「バカバカしいですね……。大司教たちを野放しにしていれば、世界が再び乱れるかもしれないのに」
サーシャは苦笑を浮かべた。
「まったくです。……わたくし自身が動ければ、もっと話は早いのですが」
アリツェも同感だった。こうもままならない現状を思うと、胸が締め付けられる。いっそ、アリツェ自らが出向いてしまえば、一挙に物事が解決するのではないか、との思いに駆られそうになる。
「だ、ダメですよ、奥様!」
サーシャは泡を食って声を張り上げた。
その声に驚いたのか、エミルはびくっと身体を震わせ、薄目を開けた。
サーシャは少しばつの悪そうな表情を浮かべつつ、すかさずエミルの頭を撫でる。エミルはそのまま、むにゃむにゃと呟きながら、再び寝息を立て始めた。
「もちろん、わかっております。今のわたくしは、まず自らの領と家族の安寧を、第一に考えねばならない立場ですから……」
アリツェはサーシャとエミルのやり取りを、目を細めつつ眺めた。
今エミルの元を離れるわけにはいかない。お腹の中に赤ちゃんもいる。自らの現状は、しっかりと認識しているつもりだった。
「ただ、それでも、遅々として大司教の行方の捜索が進まない現状に、わたくし頭が痛いですわ」
頭ではわかっていても、叫び声を上げたくなるほどの焦燥感を抑えるのは、なかなかに苦しい。胸も痛む。
「ラディム陛下から、もっと確定的な知らせが入るといいですね」
サーシャの言葉に、アリツェは首肯した。
「ただ待つ身というのも、大変心苦しいものですわね。……今も、この空の元で、大司教たちが邪悪な謀をしているのではないかと思うと……」
自らの力で打開をできない現状。周囲を信頼し、今はただひたすら、待ちの姿勢を貫かねばならない。
アリツェは知らぬうちに、服の裾をきつく握りしめていた――。
生まれた息子エミルも四歳となり、公爵邸はだいぶにぎやかな毎日を送っていた。あちこち我が物顔で走り回るエミルに、サーシャをはじめとした侍女たちは、すっかり振り回されっぱなしだ。
「いけません、エミル! そちらへ行ってはダメですわ!」
アリツェは叫んだ。だが、エミルは知らん顔で奥のクローゼットの中へ隠れようとする。しかし、すかさずサーシャに首根っこを掴まれ、アリツェの傍へと連れてこられた。
「まったく、誰に似たのかしら。わんぱくで困りますわ!」
アリツェはエミルの顔を覗き込み、「おいたばかりしていては、おやつ抜きにしますわよ」と叱る。
ドミニクの面影を色濃く残すエミルの顔が、みるみるうちにクシャっと歪んでいく。
「まぁまぁ、奥様。元気なことは、とても良いことだと思いますよ」
アリツェに叱られしょぼくれるエミルを見て哀れに思ったのか、サーシャが助け舟を出した。
「そうはいっても、サーシャ。元気過ぎても困りものですわっ! 万が一、怪我でもしたらと思うと、わたくし……。あ、また!」
エミルはアリツェの一瞬の隙を見て、再び駆け出した。今度は窓際でお座りをしているペスの元に寄っていき、隣に座り込んだ。そのままキャッキャキャッキャと笑いながら、ペスのしっぽをぐいぐいと引っ張り出した。
だが、そこはさすがにペスだ。幼児の力で引っ張られた程度では、物ともしない。チラリとエミルに視線をくれつつ、適当にあしらっていた。
「相手がペスだからいいものの、ハラハラいたしますわ」
アリツェは眉をひそめ、少しそわそわしながら我が子の行動を見つめた。
「ふふふ、可愛らしいじゃないですか」
サーシャは忍び笑いを漏らしつつ、エミルの傍に寄っていった。
「レオナがおとなしい分、エミルの活発さが余計に目立ちますわ……」
アリツェは隣ですやすやと寝入っている幼女を見遣りつつ、大きなため息をついた。この幼女レオナは、ガブリエラとシモンの子供だ。エミルよりも半年生まれるのが遅かったが、エミルよりもよっぽどおりこうさんだった。
「私がしっかり見張っておりますし、あちらでもガブリエラが目を光らせております。御心配には及びませんよ」
ペスの尻尾を掴んだまま離そうとしないエミルを引きはがしつつ、サーシャはアリツェに優しく声をかけた。
「身重で自由に動けないのが、もどかしいですわ」
アリツェは大きくなった自身のお腹に手を当てた。幾度か掌に衝撃を感じる。お腹の子が、元気に動き回っているのだろう。
「あきらめておとなしくなさっていてください。エミル様のためにも、ね。弟になるのか、妹になるのか、まだわかりませんが、元気なお子を産んで、エミル様を喜ばせてあげてください」
サーシャはエミルを抱きかかえ、苦笑を浮かべながら、アリツェの座るソファーへと戻ってきた。
「もちろん、そのつもりですわ。ただ、ちょっと退屈過ぎて」
レオナのつやつやの黒髪を撫でつつ、アリツェは口を尖らせた。
「旦那様がいらっしゃらなくて、お寂しいんですね。わかります」
「本当ですわ! あぁ、ドミニク成分が不足中ですわ!」
サーシャの言葉に、アリツェは両眉を上げ、嘆きの声を張り上げた。
「でも、旦那様の今回の視察、重要な案件なんですよね?」
サーシャはアリツェに相対するようにソファーへと腰を下ろし、そのすぐわきにエミルも座らせた。エミルは不満げな声を上げるも、サーシャがおかっぱの金髪を撫でてやると、途端におとなしくなる。
……アリツェは解せなかった。自分の言うことは全然聞かないくせに、サーシャに言われれば素直に従う我が息子。少し、サーシャに嫉妬をしてしまう。思わずぎゅっと口を真一文字に結び、サーシャにジト目を向けた。
アリツェの視線に気づいたサーシャが、何やら勝ち誇った微笑を浮かべている。悔しい……。
「お兄様から、大司教一派に関する情報が入りましたの。我が領のはずれに、世界再生教の破却された施設が取り残されていて、最近そこに何者かが出入りしているのではないかと」
アリツェはため息交じりにサーシャに語ると、テーブルに置かれたクッキーを一つまみ取って、口に運んだ。
「公爵領内で、何か悪だくみでもされていたら嫌ですね……」
サーシャはちらりとエミルに目を向け、不安げな表情を見せた。
退屈さに負けたのか、エミルはいつの間にか眠っていた。サーシャに寄りかかりつつ、可愛らしい寝息を立てている。
「まったくですわ。……領民のためにも、そして、わたくしの愛する家族のためにも、心配の芽は確実に摘んでおかねばなりませんわ」
すやすやと寝入っているエミルを、アリツェは目を細めながら見つめた。
アリツェは誓う。この子たちのためにも、やれるだけのことはやろうと。アリツェは願う。この子たちの悲しむ姿は、決して見たくはないと。
「大司教たちの行方、相変わらず決定的な情報は入ってきていないんですよね?」
サーシャはアリツェに顔を向けなおし、首を傾げた。
「残念ながら……。クリスティーナが王太子妃になって身動きが取れず、わたくしも身重で動けません。ドミニクも発展途上の領の領主なので、おいそれと領外には出られません。今、大司教捜索に動き回れているのが、お兄様配下の、かつての導師部隊だけですわ」
アリツェは頭を抱えながら、力なくつぶやいた。
大司教捜索は、今完全に行き詰っていた。時折ラディムから、今回のように怪しい場所に関する報告は入る。だが、今のところそのすべてが不発だった。
調査に霊素持ちをもっと大々的に投入をしたいところなのだが、現状では厳しい。クリスティーナもラディムも、自らの役割にがんじがらめとなっているし、アリツェも妊娠中で派手に動けない。
ラディムが編成しなおした、かつてのザハリアーシュの導師部隊。彼らだけが、アリツェたちの希望の星だった。
「この広い大陸中央部をくまなく探すのも、二十人くらいの元導師たちだけでは、厳しそうですね。奥様と同い年ですよね、霊素持ちということは」
サーシャは唇に人差し指を当てながら、考え込むように視線を上に向けた。
「えぇ。ですので、面倒な話ではありますが、田舎に行けば霊素持ちの力を知らない者も多数です。どうしても年齢で侮られ、非協力的な態度を取られたり、聞き込みなどもうまくいかないケースが多いと聞いております」
アリツェは現状の手詰まり感を嘆き、ため息をついた。
霊素や精霊術の普及教育も、満足に進められてはいない。精霊教が国教化されたとはいえ、地方に行けば精霊術を見たことのない者が圧倒的になる。元導師たちは、アリツェと同い年の二十歳。その年の若さを嘲り、若造の言うことなど聞けるかと口にする頭の固い人間も、まだまだ多いようだ。
「バカバカしいですね……。大司教たちを野放しにしていれば、世界が再び乱れるかもしれないのに」
サーシャは苦笑を浮かべた。
「まったくです。……わたくし自身が動ければ、もっと話は早いのですが」
アリツェも同感だった。こうもままならない現状を思うと、胸が締め付けられる。いっそ、アリツェ自らが出向いてしまえば、一挙に物事が解決するのではないか、との思いに駆られそうになる。
「だ、ダメですよ、奥様!」
サーシャは泡を食って声を張り上げた。
その声に驚いたのか、エミルはびくっと身体を震わせ、薄目を開けた。
サーシャは少しばつの悪そうな表情を浮かべつつ、すかさずエミルの頭を撫でる。エミルはそのまま、むにゃむにゃと呟きながら、再び寝息を立て始めた。
「もちろん、わかっております。今のわたくしは、まず自らの領と家族の安寧を、第一に考えねばならない立場ですから……」
アリツェはサーシャとエミルのやり取りを、目を細めつつ眺めた。
今エミルの元を離れるわけにはいかない。お腹の中に赤ちゃんもいる。自らの現状は、しっかりと認識しているつもりだった。
「ただ、それでも、遅々として大司教の行方の捜索が進まない現状に、わたくし頭が痛いですわ」
頭ではわかっていても、叫び声を上げたくなるほどの焦燥感を抑えるのは、なかなかに苦しい。胸も痛む。
「ラディム陛下から、もっと確定的な知らせが入るといいですね」
サーシャの言葉に、アリツェは首肯した。
「ただ待つ身というのも、大変心苦しいものですわね。……今も、この空の元で、大司教たちが邪悪な謀をしているのではないかと思うと……」
自らの力で打開をできない現状。周囲を信頼し、今はただひたすら、待ちの姿勢を貫かねばならない。
アリツェは知らぬうちに、服の裾をきつく握りしめていた――。
0
あなたにおすすめの小説
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
偽りの呪いで追放された聖女です。辺境で薬屋を開いたら、国一番の不運な王子様に拾われ「幸運の女神」と溺愛されています
黒崎隼人
ファンタジー
「君に触れると、不幸が起きるんだ」――偽りの呪いをかけられ、聖女の座を追われた少女、ルナ。
彼女は正体を隠し、辺境のミモザ村で薬師として静かな暮らしを始める。
ようやく手に入れた穏やかな日々。
しかし、そんな彼女の前に現れたのは、「王国一の不運王子」リオネスだった。
彼が歩けば嵐が起き、彼が触れば物が壊れる。
そんな王子が、なぜか彼女の薬草店の前で派手に転倒し、大怪我を負ってしまう。
「私の呪いのせいです!」と青ざめるルナに、王子は笑った。
「いつものことだから、君のせいじゃないよ」
これは、自分を不幸だと思い込む元聖女と、天性の不運をものともしない王子の、勘違いから始まる癒やしと幸運の物語。
二人が出会う時、本当の奇跡が目を覚ます。
心温まるスローライフ・ラブファンタジー、ここに開幕。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる