35 / 43
第1章 河北決戦編
第1章 第5節 河北決戦編 その2
しおりを挟む
第5節 河北決戦編 その2
河北王劉合は代州にいて袁紹に敗れた公孫瓚の一族を保護し遼西太守に任命し、遼東太守の円岳と合わせて朝鮮半島と満州の西部の攻略を任せていた。
彼らは協力して楽浪郡等3群を再び建設し、南朝鮮を支配する大和国とは講和して国境線を定めた。
満州にあった高句麗、沃祖、扶余等の諸国も配下に加えて、鮮卑国にも痛打を与えて東部方面の鮮卑族を従えた。
一方冀州に於ける袁氏の勢力が強く支配が及ばないので、袁紹を無味無臭の毒ヒ素を使って毒殺し、反抗的な袁譚、袁尚も攻め滅ぼす。
温厚なお気に入りの袁煕と勇猛な高幹に荓洲を任せた。この当時青洲には15万余の戦力があり、冀州には20万余、荓洲には10万余、幽州には15万余の戦力があり、総兵力60万余に及んでいた。
燕王劉合も配下の軍師や参謀、将軍達を集めて軍議を重ねていた。燕王軍はほぼ60万余、宋王軍もほぼ60万余の戦力だ。
劉備率いる徐州・豫洲の戦力30万余が軍師沮授、田豊、郭図に率いられ徐州北部に集結していた。
又左将軍林典熊が指揮する荊州・揚州の戦力30万余が洛陽から陳留にかけて布陣していた。ここに曹操軍10万余が加わる。更に水軍5万余の訓練も終了していた。この地には左将軍の直属軍5万余を加え50万近い戦力が集結していた。
ただ、宋王劉備の同盟軍曹操軍15万余の分だけの戦力差が開いていたので劉合はこの不足分を満州の高句麗や北辺の鮮卑の勢力を取り込むことで戦力差を埋めようと企画し、公孫瓚や円岳を取り込んでいたのだった。
期待通り円岳と公孫瓚は楽浪郡など3群を回復させ、高句麗を討ち、東部鮮卑族に打撃を与えて勢力下に取り込む。予定通り15万余の戦力が強化された。
燕王劉合率いる幽州、青洲の軍30万余は青洲南部に集結していた。更に冀州と併州の35万余に鮮卑や満州軍、匈奴軍15万余を加えた50万余が冀州南部に集結している。
後は最後に宋王が加えた揚州の戦力は10万程で他に傷病兵も多く、将来的には増加する見込みがあり決戦は急がれる。
両者はほぼ同じ戦力に近かった、こうなると指揮する将の才能の差が戦局を分けることになる。
自信家の劉合は全体の指揮を執りたがったが戦場が2か所に分かれ距離があるのでこの時代の通信設備では難しい、この為主力軍たる冀州方面軍の指揮を劉合が取ることになり。青洲方面は従弟たる劉勢が指揮することになる。
劉勢は若いが進退を弁えたかなりの良将の部類に入るが、経験が足りないので危ぶまれた。この為老獪な軍師王朗と欄銀の2名が配され、さらに副官にも老練な崔無京と郷伸栄の2上将軍が配下についた。
先手の勇士として青洲5将の生き残り新明高力佐と公明梁俊、東明文牛に加えて兪焦史、柱然、相玉方、雲栓らの若手七将が加わった。
宋王劉備は自らが前には出ない性格なので、軍師の沮授や太傅の田豊が徐州北部軍を指揮していた。その下には郭図や荀甚、陳珪、陳宮らの謀士がいて、5勇将関羽、張飛、張遼、張哈、趙令以外にも趙雲、馬超、黄信、菊武、源高才らと勇将が多くいた。
陳留方面には左将軍林典熊と軍師逢紀、陳登、陳羣らがあり、顔良、文醜、高覧、菊武、厳網らの猛将が従っていた。
林典熊は20年以上秦王劉星玄に従い、匈奴や鮮卑、姜族の反乱を平定してきた勇将の一人で彼の愛用の蛇棒は数百,数千の敵の猛者達を葬ってきた。
将軍以下の指揮する将たちの質は宋王劉備軍が遥かに勝っていた。燕王劉合も人材登用には努力したがこればかりは差が大きかった。
これらの大軍が来年2か所の戦場で激突する!燕王劉合と宋王劉備の何方に勝利の女神がほほ笑むかわからぬが、両者は最後の年末を各々の領地で迎えていた。
河北王劉合は代州にいて袁紹に敗れた公孫瓚の一族を保護し遼西太守に任命し、遼東太守の円岳と合わせて朝鮮半島と満州の西部の攻略を任せていた。
彼らは協力して楽浪郡等3群を再び建設し、南朝鮮を支配する大和国とは講和して国境線を定めた。
満州にあった高句麗、沃祖、扶余等の諸国も配下に加えて、鮮卑国にも痛打を与えて東部方面の鮮卑族を従えた。
一方冀州に於ける袁氏の勢力が強く支配が及ばないので、袁紹を無味無臭の毒ヒ素を使って毒殺し、反抗的な袁譚、袁尚も攻め滅ぼす。
温厚なお気に入りの袁煕と勇猛な高幹に荓洲を任せた。この当時青洲には15万余の戦力があり、冀州には20万余、荓洲には10万余、幽州には15万余の戦力があり、総兵力60万余に及んでいた。
燕王劉合も配下の軍師や参謀、将軍達を集めて軍議を重ねていた。燕王軍はほぼ60万余、宋王軍もほぼ60万余の戦力だ。
劉備率いる徐州・豫洲の戦力30万余が軍師沮授、田豊、郭図に率いられ徐州北部に集結していた。
又左将軍林典熊が指揮する荊州・揚州の戦力30万余が洛陽から陳留にかけて布陣していた。ここに曹操軍10万余が加わる。更に水軍5万余の訓練も終了していた。この地には左将軍の直属軍5万余を加え50万近い戦力が集結していた。
ただ、宋王劉備の同盟軍曹操軍15万余の分だけの戦力差が開いていたので劉合はこの不足分を満州の高句麗や北辺の鮮卑の勢力を取り込むことで戦力差を埋めようと企画し、公孫瓚や円岳を取り込んでいたのだった。
期待通り円岳と公孫瓚は楽浪郡など3群を回復させ、高句麗を討ち、東部鮮卑族に打撃を与えて勢力下に取り込む。予定通り15万余の戦力が強化された。
燕王劉合率いる幽州、青洲の軍30万余は青洲南部に集結していた。更に冀州と併州の35万余に鮮卑や満州軍、匈奴軍15万余を加えた50万余が冀州南部に集結している。
後は最後に宋王が加えた揚州の戦力は10万程で他に傷病兵も多く、将来的には増加する見込みがあり決戦は急がれる。
両者はほぼ同じ戦力に近かった、こうなると指揮する将の才能の差が戦局を分けることになる。
自信家の劉合は全体の指揮を執りたがったが戦場が2か所に分かれ距離があるのでこの時代の通信設備では難しい、この為主力軍たる冀州方面軍の指揮を劉合が取ることになり。青洲方面は従弟たる劉勢が指揮することになる。
劉勢は若いが進退を弁えたかなりの良将の部類に入るが、経験が足りないので危ぶまれた。この為老獪な軍師王朗と欄銀の2名が配され、さらに副官にも老練な崔無京と郷伸栄の2上将軍が配下についた。
先手の勇士として青洲5将の生き残り新明高力佐と公明梁俊、東明文牛に加えて兪焦史、柱然、相玉方、雲栓らの若手七将が加わった。
宋王劉備は自らが前には出ない性格なので、軍師の沮授や太傅の田豊が徐州北部軍を指揮していた。その下には郭図や荀甚、陳珪、陳宮らの謀士がいて、5勇将関羽、張飛、張遼、張哈、趙令以外にも趙雲、馬超、黄信、菊武、源高才らと勇将が多くいた。
陳留方面には左将軍林典熊と軍師逢紀、陳登、陳羣らがあり、顔良、文醜、高覧、菊武、厳網らの猛将が従っていた。
林典熊は20年以上秦王劉星玄に従い、匈奴や鮮卑、姜族の反乱を平定してきた勇将の一人で彼の愛用の蛇棒は数百,数千の敵の猛者達を葬ってきた。
将軍以下の指揮する将たちの質は宋王劉備軍が遥かに勝っていた。燕王劉合も人材登用には努力したがこればかりは差が大きかった。
これらの大軍が来年2か所の戦場で激突する!燕王劉合と宋王劉備の何方に勝利の女神がほほ笑むかわからぬが、両者は最後の年末を各々の領地で迎えていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
なお、スピンオフもございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる