日本には1942年当時世界最強の機動部隊があった!

明日ハレル

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第4章 開戦編

第1章 開戦編 その2

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第1章 開戦編 その2

ハワイ諸島の外れの岬で年長で麦わら帽子被ったちょっと太目の男と若い赤いアロハシャツの若者が昼過ぎから釣りをしている。

近くを地元の人たちが声を掛けて行く、如何だい?釣れるかい?

いやぁ、中々手ごわいね、隣の島からこの辺で釣れるよって聞いたんだけどね。流ちょうな英語で答える。

まぁ、頑張んなよ!きっと釣れるぜ!地元の二人組は離れていった。

二人組は物陰に隠れ、さっきの二人組見かけない顔だな。

隣の縞から来たと言っていたが、照会してみるか?

一々調べていたら日が暮れるぜ!あれ程流ちょうに喋れるんだ、地元の人間だろ。

二人は私服の刑事らしい、見かけない人間がいたらチェックするのが彼らの仕事だった。

二人の釣り人は夕方までに少し釣れたようで、物足りなそうで帰って行った。

二人はゴムボートに乗り、エンジンのスイッチを入れて隣の島の方へ向かっていった。

島の陰に入ると其処には薄い銀色の布に覆われた大きな物があった。銀色の大きな布はレーダー波を吸収する。

ゴムボートを空気を抜いて片づける、大きな布に覆われた物はゼロ式観測機であり、伊号潜に搭載された水上機だ。

敵さんの3個の任務部隊は夕方18:00にはすべて出港した。

既に定時連絡で伊号198には通信を送っていた。

如何やら敵さんも予定通りらしいな。

こちらは暗闇に紛れて、退散、退散!大きな布を折りたたみ。

ゴムボートのエンジンを物入れにしまい込み、二人は夕やみに紛れて水上偵察機をゆっくり発進させ、外洋に出たら飛び上がる。

20キロ先で伊号198は水中懸垂で待機している。早く帰って飯に有り付こう。

2名のパイロットは無事に任務を果たし帰還した。

13:00ハルゼー率いる空母機動部隊、第2任務部隊がホノルルより出港!艦隊速度16ノット

13:30キンメル率いる戦艦部隊が同じく出港!艦隊速度14ノット。

両艦隊は此れより演習モードに突入セリ!敵の援軍が来る迄後10日かかる見込み。

キンメル、ハルゼーの両部隊はそれ迄訓練に励むらしい。

ウェーク島とハワイの間には第4潜水戦隊伊号潜水艦16隻が哨戒任務に就いていた。

ほぼ100キロ前後間隔で水中20メートルに自動懸垂でシュノーケルを出しながら待機している。

逆信に反応があれば、潜望鏡深度まで浮上して敵迄の距離が判れば本部に報告し、離れていれば水上偵察機が確認に行く。

軽快なロ号潜16隻第6潜水戦隊も今回は襲撃の機会を狙い待機していた。

海軍軍令部総長左近寺中将は今回は空・海・水の3方向から敵を攻めようとしていた。

即ち空は空母艦載機そして水上の高速雷撃隊と水中からの潜水艦による雷撃である。

現在第1護衛隊は第1艦隊と共にミッドウェー島攻略の為前進していた。

アメリカの対応が余りにのんびりなのでこの機会に手薄なミッドウェー島も占領しようとしていた。

現在ミッドウェー島にはアメリカ陸軍のP-40やP-39戦闘機40機とB-25双発爆撃機20機、水上偵察機10機程がある。

海軍機は配備されていない様だ、現地のスパイからの定時連絡では増援は先の事らしい。

ハワイに開戦直後の増援がこれからなので、更にその先の小さな島への補給は半年先ぐらいになるだろう。

如何にアメリカが強大でも軍事物資の生産が整うには最低でも1年から2年は係る。

其れまでにハワイを占領し、パナマ運河を確保できれば日本の勝利が見えてくる。

まずはアメリカ太平洋艦隊の撃滅が課題だ!

 
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