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第4章 開戦編
第1章 開戦編 その8
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第1章 開戦編 その8
12月17日0400
後1時間で戦が始まる。流石に艦橋内部もピリピリしていた。誰もが気合が入っていた。
既に天雲偵察機の誘導で攻撃隊艦戦64機艦爆64機は発進していた。間も無く敵第2任務部隊の上空に達するだろう。
第11潜水戦隊も位置に付いたようだ。最終確認の暗号発信が送られてくる。
第17水雷戦隊からも送られてきた。3つの部隊は定位置に着いた様だ。
相手側もミッドウェー島攻撃部隊が発進準備中だろう。
大混乱に陥る敵部隊が予想できる。
04:55攻撃隊の天雲偵察機が攻撃開始の暗号をFM波で送ってくる。
いよいよ海戦が開始される。
05:00数十キロ先で火花が上がった。敵空母に天星艦爆の500キロ爆弾が命中した証拠だ。
この時攻撃隊4個中隊は1個中隊16機がそれぞれ正規空母エンタープライズとレキシントン、サラトガを目指していた。
残る1個中隊は予備で3隻の空母が損傷がなければそれを攻撃する。3隻とも被害を受けていれば直掩の軽空母を狙う事が決められていた。
赤外線に反応する暗視装備を持っている天雲偵察機は夜明け前の暗闇でも誘導を間違う事が無い。
これ迄の訓練で充分効果を上げていた。イギリスとの戦いで検証されていた。
3個中隊がそれぞれ目標の空母に突入したようだ火柱が3個上がっている。
更に小さい火柱が2個上がった。軽空母も2隻が損傷したようだ。
更に潜水艦か駆逐艦の雷撃で多くの火柱が吹き上がる。
敵の第2任務部隊はほぼ壊滅だろう。
日本海軍の水雷戦隊は後にサイレントキラーと呼ばれて連合国側に恐れられた。
酸素魚雷は無航跡で特に暗闇では見えないのだ。
この日アメリカ第2任務部隊は悲惨な状況に陥っていた。
スプレイグ少将は予定通り06:00のミッドウェー島攻撃部隊
各空母より艦爆36機艦戦18機54機の3個攻撃隊162機が発進する予定だった。
残るのは艦戦18機艦攻18機偵察用の艦爆9機のみであった。それらも攻撃隊の結果次第で出撃するかもしれなかった。
04:55夜明けまであと1時間全ては予定通り進んでいる。
レーダー係が所属不明の航空機が現れました。と告げた。
その直後旗艦レキシントンに乗座するスプレイグ少将は甲板に何かが突き刺さる音がして、目の前の飛行甲板が爆発と炎で包まれる。
艦橋にも爆弾が命中し哀れスプレイグ少将は海戦初日に戦死した。
日本軍の艦爆隊は旗艦レキシントンに8発、サラトガに7発、エンタープライズに6発が命中し、飛行甲板に展開しているミッドウェー島攻撃部隊に引火して大爆発を起こし炎上した。
丁度前世のミッドウェー島海戦をやり返した形になった。
3隻の空母は間も無く大爆発を起こし炎上して沈没していった。
4隻の軽空母も最初に2隻が爆撃され、残る2隻は潜水艦の攻撃で大破した。
更に水雷戦隊の酸素魚雷も到着し、殆どの艦艇は轟沈していく。
07:00アメリカの第2任務部隊が居た海域には炎の塊が残っているだけだった。
1隻残らずの壊滅であった。アメリカ第2任務部隊はこの世から消滅した!
12月17日0400
後1時間で戦が始まる。流石に艦橋内部もピリピリしていた。誰もが気合が入っていた。
既に天雲偵察機の誘導で攻撃隊艦戦64機艦爆64機は発進していた。間も無く敵第2任務部隊の上空に達するだろう。
第11潜水戦隊も位置に付いたようだ。最終確認の暗号発信が送られてくる。
第17水雷戦隊からも送られてきた。3つの部隊は定位置に着いた様だ。
相手側もミッドウェー島攻撃部隊が発進準備中だろう。
大混乱に陥る敵部隊が予想できる。
04:55攻撃隊の天雲偵察機が攻撃開始の暗号をFM波で送ってくる。
いよいよ海戦が開始される。
05:00数十キロ先で火花が上がった。敵空母に天星艦爆の500キロ爆弾が命中した証拠だ。
この時攻撃隊4個中隊は1個中隊16機がそれぞれ正規空母エンタープライズとレキシントン、サラトガを目指していた。
残る1個中隊は予備で3隻の空母が損傷がなければそれを攻撃する。3隻とも被害を受けていれば直掩の軽空母を狙う事が決められていた。
赤外線に反応する暗視装備を持っている天雲偵察機は夜明け前の暗闇でも誘導を間違う事が無い。
これ迄の訓練で充分効果を上げていた。イギリスとの戦いで検証されていた。
3個中隊がそれぞれ目標の空母に突入したようだ火柱が3個上がっている。
更に小さい火柱が2個上がった。軽空母も2隻が損傷したようだ。
更に潜水艦か駆逐艦の雷撃で多くの火柱が吹き上がる。
敵の第2任務部隊はほぼ壊滅だろう。
日本海軍の水雷戦隊は後にサイレントキラーと呼ばれて連合国側に恐れられた。
酸素魚雷は無航跡で特に暗闇では見えないのだ。
この日アメリカ第2任務部隊は悲惨な状況に陥っていた。
スプレイグ少将は予定通り06:00のミッドウェー島攻撃部隊
各空母より艦爆36機艦戦18機54機の3個攻撃隊162機が発進する予定だった。
残るのは艦戦18機艦攻18機偵察用の艦爆9機のみであった。それらも攻撃隊の結果次第で出撃するかもしれなかった。
04:55夜明けまであと1時間全ては予定通り進んでいる。
レーダー係が所属不明の航空機が現れました。と告げた。
その直後旗艦レキシントンに乗座するスプレイグ少将は甲板に何かが突き刺さる音がして、目の前の飛行甲板が爆発と炎で包まれる。
艦橋にも爆弾が命中し哀れスプレイグ少将は海戦初日に戦死した。
日本軍の艦爆隊は旗艦レキシントンに8発、サラトガに7発、エンタープライズに6発が命中し、飛行甲板に展開しているミッドウェー島攻撃部隊に引火して大爆発を起こし炎上した。
丁度前世のミッドウェー島海戦をやり返した形になった。
3隻の空母は間も無く大爆発を起こし炎上して沈没していった。
4隻の軽空母も最初に2隻が爆撃され、残る2隻は潜水艦の攻撃で大破した。
更に水雷戦隊の酸素魚雷も到着し、殆どの艦艇は轟沈していく。
07:00アメリカの第2任務部隊が居た海域には炎の塊が残っているだけだった。
1隻残らずの壊滅であった。アメリカ第2任務部隊はこの世から消滅した!
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